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2009年10月 1日 (木)

バスに乗ってみる

打ち合わせで都心に出た帰り道、駅前のバス乗り場に停まっているバスをチェックするようにしています。なぜなら、「えっ、ここから〜行きのバスが出ているんだ!」という新鮮な発見があるからです。
タイミングよくバスが待っていたりすると、僕は迷わずそのバスに乗り込みます。もちろん運転手さんに「〜までは何分掛かりますか?」と尋ねてから乗りますが。
で今日も、滅多に行かない山手線の駅に行ったのですが、その駅前のバス乗り場で、自宅方面に向かうバスを発見。咄嗟の判断で乗り込みました。
電車の風景は見慣れていますが、バスの風景は新鮮です。東京の町ってこうだったんだ、というオドロキばかりで、とても楽しい40分間でした。
途中、あるときめきを発見しました。それは20代の頃、何にカメラを向けていいか迷っていた時、そうだこれを撮ってみると面白いかも……と閃いたある被写体です。長い間忘れていましたが、今日再発見し、よし、いつかテーマにしてみよう、と夢が膨らみました。
被写体探しのコツは、同じ道を走らないことです。例えばプリンス・エドワード島にいる時、僕は毎日のように車でフレンチ・リバーやケープ・トライオン、喫茶店ブルーウインズへ足を運んでいますが、行きに2号線を使ったとしたら、帰りは13号線か225号線を使います。その過程で多くのベストショットを生み出してきました。
東京では違った路線に乗って家に帰るというのはなかなか難しい。だからバスルートを発見したらバスに乗ってみる、というテクを使うのです。

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コメント

お忙しくされつつも、言葉ひとつひとつからお志がほとばしっておられるようですね。先日いつもの生活道を真っ直ぐ行ってみると、昔ながらの川に架かる橋があり渡ってみると、清々しくかすかに誇らしい風に吹かれました。ささやかな幸せをまたひとつ見つけられますように。写真展に行けますように。

バスもいいですね。
私は今、善光寺さんのまわりを歩き回るのが楽しいです。はたからみたら、ただの徘徊?昔の建物を壊さないで……と、独り言をいいながら。
次は初めての道を開拓してみます♪カメラを片手に。

バス…学生時代、バス通学で、毎日同じバス時間で同じ路線で通学していましたが、最近は、めっきりバスに乗る機会が減りました。

今は、ほとんど自分で車を運転しての移動手段だから、ゆっくり景色を味わうことはなかなかできないんですよね(^_^;)
加えて、方向音痴でもあるため、吉村さんのように、世界各国を自由自在に1人で移動するというアクティブな行動は私にとっては、本当に尊敬の対象です☆凄いことです。

フランスの美しい村を撮影したときもミシュランの地図が1回目でボロボロになるほど使いこなし、たくさんの苦労を重ねた吉村さんの、いつもながらの素晴らしい行動力と地道な努力に拍手、感動です゜.+:。(*´v`*)゜.+:。

なるほど~。私は普段ほぼ車で移動してますが、時々違う道を使ってみるのは良さそうですね。いろんな発見が刺激になって、今まで一つの方向からしか見てなかったものを、別の視点から見れるようになりそうです…
バスを使ったり、道を変えたり…ずっとやわらかな感性を保つための秘訣ですね、きっと

こんにちは

初めてのバスって、緊張します

都内なら一律料金の前払いだからまだ安心ですが、地方だと、目的地までいくらかかるか分からず、どんどん上がっていく運賃表を見ながらハラハラドキドキ

終点までならゆっくり車窓の風景を見ていられますが、途中のバス停で降りる時は、いつそのバス停名がアナウンスされるかとずっと意識していないといけないし・・・

行きに降りたバス停の反対側に帰りのバス停があるとは限らず、見つけられなかったり・・・

私は粗忽者なので、乗り込む時に券を取るのをよく忘れ、乗ったバス停の名前も良く覚えていないなんて事もありました
まぁ、何とかなるもんですけど・・・

たまには、そう言う刺激を与えた方がいいんですね

とても共感します。脳を活性化させるためにも、そういうことは大事だそうです。いつも常に同じ経路で行き来してると、どんどん脳は退化するらしいです。毎日同じ作業の繰り返しとかも。と言いつつ、僕はほとんど毎日同じ経路で会社を往復していますが(笑)でも、ここ10年で5回は引っ越してるので、そのことで随分リフレッシュできています。
吉村さんのように頻繁に海外に行って、美しい景色に心ときめかせ作品を生み出し、まして途方もない距離もいつもご自分で運転なさっているような方は、脳が常に活性化されていると思います。だから、若々しいのだと思います。

なるほど、バス!なかなか乗る機会ないですよね〜。
そこで再発見があったとのこと。20年たって未だにときめく風景ってどんなところでしょう。
日本にも素敵な風景ってまだまだあるのですね。私は去年、初めて田んぼになる稲穂に触れてみました。長年住んでいたのに、近くに田んぼがあることも知らなかったんです。ちょっとした感動でした。
そうやってちょっと普段と違った目線で見るだけで、新鮮な景色っていくらでも見つかるんだなぁと思いました(u∀u)

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