今回、席のアップグレードがなかったので、心は沈んでいます。窓側の狭いシートで、ひたすら我慢しました。
プライベートモニターで映画を4本観ました。行きに観た『手紙』のような感動はありませんでしたが、どれもそれなりに面白かったです。
出発前に空港のTSUTAYAで買った内田康夫の『棄霊島』を読みました。軍艦島がテーマですが、先月訪れた五島列島も出ていたので、この偶然に驚きました。
でもよくよく考えてみると、僕は九州と縁があるのです。20代の頃から、友達は九州在住の人が多かったし、年に1〜2度は足を運んでいました。今回のテレビのロケ、阿蘇白水郷美術館での写真展もそうですよね。仕事関係でも、九州出身の方がたくさんいます。
もしかしたら僕の前世は、九州と関係があるのかもしれません。
着陸便が詰まっており、千葉上空を30分も旋回。4時20分、ようやく成田に着陸できました。エコノミーなので、クタクタです。ビジネスクラスとエコノミー、天と地との差があるのです。
プライオリティタグをつけてもらったのに、僕のバッグは一番最後に流れてきました。特殊サイズで、30キロという重さがあるからでしょう。(どんなバッグを使っているかは、『デジタルカメラマガジン』1月号P.112をご覧ください)
リムジンバスとタクシーに乗って自宅に戻ります。そうそう、はじめてプリウスのタクシーに乗りました。静かでした。