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2010年1月

2010年1月31日 (日)

写真展、終了

_1310639 丸ビルの行幸地下ギャラリーで開催されている写真展『PASTORAL』、今日が最終日です。
僕は20時45分に会場へ。ポツンと一人、作品を鑑賞されている方がいます。声を掛けると、北陸からいらしたとのことでした。
21時ちょうどに終了。
21時01分から撤去作業がはじまります。プロの方々によって1点1点丁寧に作品が外されていきます。僕は見ているだけでしたが、その手際のよさに感動してしまいました。
Img_3062カラフルな色彩を失った行幸地下ギャラリー。しばらく見つめていたら、クリスマスの飾りのこと、サイン会のことなどが走馬燈のように蘇ってきました。

今回、たくさんの方々に足をお運びいただきました。この場を借りてお礼いたします。ありがとうございました。

2010年1月30日 (土)

友人と再会

2週間前の国内取材、デジタルと同時に少しだけフィルムでも撮影しました。今日ラボに立ち寄り、現像済みのフィルムをピックアップします。
ライトテーブルとルーペを使って全写真をチェックしてみましたが、ガ〜ン、ガ〜ン、2つの致命的な失敗がありました。写真は何年やっても慣れません。失敗ばかり。いつも難しいなあ〜と感じています。
デジタルカメラの場合、モニターで画像が確認できるので、たとえ失敗してもすぐに気づきます。でもフィルムは、現像が上がるまでわからない。つまり取材が終わってからはじめて失敗が見つかるのです。だからショックも大きい。
でも、この失敗の繰り返しこそが、写真技術向上に役立っているのかもしれませんね。デジタルでは写真がうまくならない、と言われていますが、的を射た表現かも。

夜、丸ビルの写真展会場へ。
仕事で上京してきている高校時代の親友と会い、6階のレストランで楽しい鍋&お酒。ちなみに彼の長男はもう20才です。
今年は信州に何度も足を運ぶので、疎遠になっている友人たちと会うことができそうです。

2010年1月29日 (金)

倉庫を解約

今日は東京で借りている倉庫の解約日です。
車で5往復し、すべての荷物(メインは写真額)を運び出しました。今、仕事場の前の廊下に高く積まれていますが、これらもすべて新しく借りた信州の倉庫へ移動します。

アップルからiPadが発表になりました。このようなデバイスを待っていたので、僕は発売と同時に購入します。WiFiかWiFi+3Gか、悩みますね。もうこれ以上通信の費用を払いたくないので、+3Gはやめておこうかな……。
1週間分の郵便物の中に、携帯電話会社からの請求書がありました。3万円近かったので、ふ〜と溜息をつきます。
日本国内だけの使用であれば月7000円くらいですが、料金を押し上げているのは、海外からの通話料と通信料です。今月はフィンランド取材のぶん。
今、iPhoneをはじめ多くの携帯が世界対応ですが、本当に海外でバリバリ使っている人っているのかな〜といつも疑問に感じています。
僕のように毎日少しずつ使ってもパケット代で2〜3万いくのだから、海外でインターネットをやったり、テレビ電話をしたりしたら、あっという間に5〜10万はいってしまうでしょう。
でも携帯電話って、トラブルや緊急事態の時には役立つので、持っているだけで心の安心感に繋がります。

2010年1月28日 (木)

写真展7日目(最終日)

今日は最終日。
6日間宿泊したホテルをチェックアウト、近くのヤマトからスーツケースを東京へ送り、写真展会場へ。
雨が降っていたせいか、10時半頃まで会場内は閑散としていました。11時を過ぎてから混みはじめます。でも今日は人の流れが平均していたので、声を掛けてくださった皆さんとゆっくりお話することが出来ました。
Img_30543時ちょうどに終了。
額は箱詰めされ、信州の倉庫へ向かいます。
富士フイルムのスタッフの方々をはじめ、足を運んでくださった皆様方にお礼いたします。ありがとうございました。

地下鉄に乗って梅田へ。ヨドバシカメラに立ち寄り、近日中に購入予定のあるプロ機材を物色します。ついでにカタログをもらいました。
その後、新大阪駅に移動。ふらりと売店に立ち寄ると、せんとくん携帯ストラップを発見。自分のお土産として買いました。
新幹線乗り場のカレー屋で簡単に夕食を済ませ、ひかり528号に乗って東京に戻ります。

2010年1月27日 (水)

写真展6日目

Img_30443時頃まで、人は途切れることはありませんでした。会場内には常に2〜5人いるといった感じです。12時前後がいちばん混みました。
残り2日ということもあり、今日は仕事をさぼって来た、という方が多かったようです。6時を過ぎると、残業せずに来た、という方も多くなりました。また、最後にもう一度オリジナルプリントを観に来た、というリピーターの方も何人かいました。
「次の個展はいつですか?」という質問を多く受けます。正直なところ、まだ未定です。東京は1〜2年後、大阪は5〜6年後でしょうか。でも、突然個展の開催が決まることもあるので、その時は必ず案内状を送ります。住所変更は常に受け付けていますので、メールでご連絡ください。
昨日も書きましたが、今回の一番人気は「祈りの扉」です。あるおじさんは、「これ、ポストカードにして売れば儲かるんちゃう?」とアドバイスをくれました。関西は商売熱心な方が多いようです。
海外をテーマにした写真集は完売しましたが、「Sense of Japan」はごっそり売れ残りました(笑)。今回、とても難しいテーマでしたが、それでも本を買ってくれた方々に、この場を借りてお礼いたします。この本、少部数出版なので、何年後かに価値が上がると思います。
吉村さんの『BLUE MOMENT』の写真集を観て、自分も写真をはじめてみた、という方がたくさんいました。エプソンのテレビを観て、またはキヤノンのテレビを観て写真をやってみたくなった、という方もたくさんいました。趣味として最も取っつきやすいのが写真なのかもしれません。カメラって、持っているだけで幸せ気分になれる、不思議なツールです。
今回、たくさんのアマチュアカメラマンの方々とお話しました。皆さん、僕らが考えている以上に、デジタルとフィルムの違いをはっきりと認識し、被写体によって使い分けているようです。アマチュアの方々のレベルの高さに、ただただ感心しました。
まれに、書道をやられている方、書道のプロの方もいらっしゃいます。そんな方々は、タイトル文字をパッと観ただけで、「ん? この書は凄いぞ」とわかるようです。芸術って奥が深いですね。菊池錦子さんの個展、大阪である時は僕のブログで書きます。
今日は、個展に関する感想のお手紙をたくさんいただきました。先ほど友人との食事を終え、ホテルに戻りました。これからすべてに目を通します。ブログのコメントも、きちんと読んでいます。
そうそう、「私が書いたコメント、どのくらいの人が読んでいるのかしら?」とある女性から質問を受けました。24時間以内で、2000〜2500人くらいです。

2010年1月26日 (火)

写真展5日目

Img_3039_3 ●東京でも大阪でも、一番人気の写真は、「祈りの扉」。二番目は軽トラックが3台並んでいる田んぼの写真、三番目は表紙にも使われた「真冬の漁港」です。
●10年前、15年前に仕事をしたことがある方々とは、今は年賀状のやり取りだけですが、このような写真展で再会することが出来ます。17年前、岡山のある専門学校の仕事をしたことがるのですが、今日は当時の校長先生とお会いすることが出来ました。
●あるおじさんに、「なぜ大阪の写真がないのか?」と質問されました。実は写真展の構成を考えている時、東京の街中の写真も1点入れてみたんです。でもトーンが変わってしまうので、あえて街中の写真は外しました。街は街でいつかの機会に撮影し、別の写真展で発表しようと考えています。
Img_3042_3 ●会場入口に置かれている富士フイルムフォトサロン全体の案内状。ここにも小さく「Sense of Japan」のバスの写真が使われているのをご存じですか? たくさんありますので、是非お持ち帰りください。
● 夕方、1時間ほど外出し、徒歩10分圏内にあるギャラリーを巡ってみました。まずはオリンパスギャラリー。その後、Port Gallery TとThe Third Gallery Aya。
Img_3046_3 ●街歩きをしていると、大阪と東京の違いに気づきます。大阪の方が、街中に黄色、赤、青などの原色が多く使われています。折り畳み自転車、つまりミニサイクルの普及率も大阪の方が高いです。この自転車、街中にはぴったりだと思うのですが、不思議と東京ではあまり見掛けません。

2010年1月25日 (月)

写真展4日目

出発前にテレビを観ていたら、缶コーヒーのCMでおニャン子クラブを目にしました。わかる人にはわかるし、わからない人にはわからないこのCM。
おニャン子クラブと言えば、僕が高校3先生の時です。ふと、写真に目覚め写真に燃えていたあの頃の自分を懐かしく思い出しました。
放課後になると、学校周辺の風景を片っ端から撮影していたような覚えがある。でも当時は、個展を行えるような写真家になるとは、これっぽっちも想像していませんでした。
でも、作風は全然変わっていないんです。初めてフォトコンテストに入選した写真は、「電柱と電線」を撮った写真です。今回も似たような作品を展示していますよね。
_1220594_2 10時ちょうどに会場へ。平日ということもあり、近くで働くサラリーマンの方々が中心です。
2003年に阪神百貨店の画廊で『光ふる郷』の写真展を行いました。その時初めて吉村の写真を知り、ファンになってくれた方々が、今回の個展にも足を運んでくださいました。7年も忘れずにいてくれたって、やっぱり嬉しいです。涙が出るほど嬉しい。
夕方、とっても暇になりました。4時半前後、30分くらい会場内は無人になります。パソコン仕事にも飽きたので、コンビニで週刊誌を買い、一人部屋で読みふけります。明日は長編小説でも買ってこようかな。
_1250605 夜は、以前仕事でお世話になった方々と食事&お酒。関西のおじさんが4人もいたので、とても楽しかったです。やっぱり大阪はノリが違う。

2010年1月24日 (日)

写真展3日目

やはりトークを2回やると疲れます。昨晩はブログが書けなくて、申し訳ありませんでした。
きちんと睡眠を取ったら、今朝からいつもの吉村和敏に戻りました。朝食を済ませ、ホテルを後にします。
遅く出たつもりが、早歩きのせいで、今日も15分ほど早く会場に着いてしまいました。コンビニのカフェで時間を潰し、10時ぴったりに会場にin。
10時台はたくさんのお客さんが入りました。日曜日はここで待ち合わせをし、写真展を観てからどこかへ行く、というパターンが多いようです。
Img_302011時、12時台はとても暇で、会場内は0〜2人という状況。僕の方は奥の部屋でパソコンを立ち上げ、ずっとメール書きの仕事を行っていました。書きかけの原稿やプリンターなど、仕事に必要なものはすべて持ってきたので、myオフィスになっています(笑)
Img_30271時を過ぎると途端に入場者は増えましたが、それでも2〜5名という状況で、僕は受付でずっと暇していました。お陰で声を掛けてくださった皆さんと会話することが出来ます。


この富士フイルムフォトサロンの入場者を観察すると、7〜8割が熟年の写真愛好家の方々のようです。その半数近くの方が、肩にカメラをぶら下げています。きっと撮影途中に立ち寄っているのでしょう。持っているカメラを観察してみると、フィルムカメラとデジタルカメラは半々でした。

四国在住の方がたくさんいらっしゃいます。大阪からすごく遠いイメージですが、実際は電車やバスで数時間の距離なんですね。勉強になりました。

ふらりと立ち寄って、「あっ、何だか凄い」と心打たれ、そして写真集を買ってくれた若者がいました。とっても嬉しかったです。

今回、のど飴をたくさんいただきます。ご心配お掛けしました。すでに風邪は完治しています。

2点の写真額、どう頑張っても展示することが出来ず、受付の背後にある壁に飾りました。「あんたがそこに座っとったら、写真が見えへんやんか!」と、あるおじさんに怒られました。「申し訳ありません、、、飾るスペースがなかったんです」と言うと、「冬のコーナーに2つ空いている場所があるやないか」とさらに怒られます。「はい、すみません」と謝りつつ、テーマごとに額の色が違うので、そこには飾りたくないんです、、、と心の中で呟きました。

Img_3024会場入口には緩やかな起伏があり、10人に1人は必ずここでこけます。「段差あり、足下にご注意下さい」の注意書きの位置を少し変えてみました。

「私の考える吉村さんの作品世界と違うので、今回の個展は無視するつもりでしたが、結局来ちゃいました」という女性の方がいました。見終わった後、「次の個展はいつも通りの海外の美しい風景でお願いしますね」と言われてしまいます。やはりこの日本の風景にショックを受けたのでしょう。

写真集は「Sense of Japan」と「PASTORAL」以外はすべて売り切れました。こんなことなら、もっと事前に買っておけばよかったです。最近どの出版社も事前買い取りが原則なので、吉村事務所は売れ残りを恐れ、大量注文を躊躇してしまうのです。他の写真集も欲しいという方がたくさんいらっしゃるので、テーブルの上に「他の写真集でサイン本ご希望の方は郵送でお送りいたします」の貼り紙を出しました。

2010年1月23日 (土)

写真展2日目

少し早く着いてしまったので、隣のコンビニのカフェコーナーでコーヒーを飲んで時間を潰します。
10時ぴったりに写真展会場へ。
2時から1回目のトークショー。4時半から2回目のトークショー。
どちらも無事に終了しました。
友達と食事し、ホテルに戻ったのが10時過ぎ。
さすがに今日はとっても疲れ、まさに意気消沈といった感じだったので、パソコンを立ち上げることもせず、そのままベッドに倒れ込みます。
5時間寝たら、元気復活。というわけで、このブログは24日の朝に書いています(笑)
これから写真展会場へ向かいます。
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お知らせ
本日、トークショーが行われます。入場無料。
1回目2:00〜3:30
2回目4:30〜6:00
予約制で、定員各80名ですが、2回目の方は若干空きがあります。(予約TEL 06-6205-8000)
会場は2階のホールです。時間ぴったりに会場のドアを閉めますので、時間までにお越し下さい。
写真集の販売&サイン会は、2階のトークショーの会場で行うことになりました。

2010年1月22日 (金)

写真展1日目

10時ぴったりに正面ドアの鍵が開き、写真展が始まりました。
Img_3022大阪会場も、結構人が入ります。会場内には常に3〜6人いるような状況が夕方まで続きました。
「Sense of Japan」、関西の人にとっても受けがいいです。「すきやわ〜」「この世界、すごく共感できる」と言ってくださる人がたくさんいました。
でも、写真集はあまり売れません(笑)。今日は何と2冊でした。他の写真集はよく売れます。「フランスの美しい村」は夕方には在庫切れ。明日の午前中必着で13冊取り寄せました。

今日はたくさんの人とお話しました。その内容をまとめてみると、、、

「確か2年ほど前にテレビに出ていた人ですよね? ヨーロッパを女優さんと旅していた番組だったような」
→この質問を一番多く受けます。今日は20人以上に言われました。それにしてもテレビの力って凄いですね。びっくりです。

「コンパクトデジタルカメラ、どのメーカーのどの機種を買えばいいんですか? 吉村さんのお勧めを、こっそり教えてください」
→全国の写真展で、最も多く受ける質問の一つです。今日も10人以上の方から質問されました。

「ブログに書かれていた黄色いカメラは今回持ってきたんですか? 見せてください」
→はい、持ってきました。実物を見せると、みんな「お〜」と言って感動してくれます。レンズは自分で黄色く塗りましたが、使っているとペンキが剥がれてくるので、皆さんは絶対に塗らない方がいいですよ。塗ると後悔します。

「吉村さんって、若いんですね。もっと熟年の写真家さんかと思っていました」
→「42才です」と答えると、「あっ、結構いっているんですね」と言われます。でも写真界では、40代はまだまだ若手の部類に入ります。だからよくプロフィールで若手の写真家〜という表現を使っているのです。45才くらいまで使おうかな、と考えています。

Img_3014「新幹線に置き忘れた荷物、無事に見つかってよかったですね」 
→ありがとうございます。今日の午前中、岡山駅からペリカン便で届きました。着払いで、900円でした。

「写真集、消費税はいらないんですか?」
→はい、定価で大丈夫です。100円と500円玉、たっぷり用意してきたつもりでしたが、今日もおつりがなくなり、2回ほどコンビニに走りました。隣にコンビニがあるので助かっています。

「デジタルがいいんですか? フィルムがいいんですか?」
→どちらもいいんです。二つは全くの別ものです。ただ、何十年も歴史を積み重ねてきたフィルムは「完成された世界」ですが、デジタルはまだ「発展途上の世界」です。色味が不安定だし、やけにシャープネスが効いてしまう点も気になります。だからデジタルで「人に感動を与える風景写真」を撮るのはとてもとても難しい。でも僕はトライしています。いつかデジタルオンリーの写真展を行ってみたいですね。
ちなみに「Sense of Japan」は、すべてフィルムです。このナチュラルな感じを出すには、今のデジタルでは100パーセント無理なんです。
皆さんもどっちかではなく、双方の良さを引き出すような感じで、使い分けてみてください。

2010年1月21日 (木)

大阪へ

30分寝坊したので、大急ぎで準備をし、家を飛び出します。東京駅で新幹線に飛び乗り、ホッと一息。外の風景を眺めたり本を読んだりしていたら、京都を過ぎたあたりで突然の睡魔。到着のアナウンスを耳にし、ギリギリセーフで新大阪のホームに降り立つことができました(笑)。
地下鉄御堂筋線に乗り込みます。その直後、新幹線の座席網ポケットに、仕事関係の大切な書類や原稿をすべて置き忘れてきたことに気づきます。パニックになり、JRの忘れ物センターに電話。すぐに車内捜索を行ってくれ、15分後「吉村さん、見つかりました!」という電話が入りました。ホッと一安心。
荷物は明日、岡山駅から着払いで写真展会場に送ってくれるそうです。ちなみに、JRの忘れ物センターさんの対応は、とても素晴らしかったです。
ホテルに荷物を置いた後、富士フイルムフォトサロンへ。
3時半から飾り付け開始。写真の並びが決まると、スタッフの方々が丁寧に飾り付けを行ってくれました。3時間後、無事に終了。写真額を2段掛けにすることによって、全ての額を展示できました。
Imgp0843写真展「Sense of Japan」、いよいよ明日10時からスタートします。是非お立ち寄りください。ただ、今までの吉村和敏の世界とは、全くの別世界です。
宿泊ホテルは会場からかなり離れていますが、何だか歩きたい気分だったので、携帯のGPS機能を頼りに歩いてホテルへ向かいます。会場前の大通りのイルミネーションが綺麗だったので、「日本のクリスマスって1月下旬までなんだよなあ〜」と呟きながら、パチリと一枚写真を撮りました。
Imgp0855_2
お知らせ

●ここ数日、案内状に関する問い合わせメールをたくさんいただきます。今回の案内状は、昨年10月に全国の登録者全員にお送りした東京展の案内状(黄色い漁船の写真)と全く同じです。ただ、開催時期と地図部分を刷り直したものを、1月初旬に関西在住の方に再送いたしました。全員にお送り出来ず、申し訳ありません。

●写真展開催中、僕は常に会場にいる予定です。いなければ1〜2時間以内に戻ります。よって、サインはいつでも大丈夫です。また、土曜日のトークショーの後はサイン会を行いますが、この日はかなりバタバタしてしまうかもしれません。

●会場内で写真集を販売していますが、今回僕自身が会計処理を行うので、もし可能であれば1000円と100玉でお支払いいただけると、とてもとても助かります。一応、昨日銀行で両替したので十分なおつりは用意してありますが……。

2010年1月20日 (水)

フォトコンテストの審査

昨年に引き続き今年もスカンジナビア政府観光局主催、「スマイルフォトコンテスト」の審査を依頼されました。
出張が多く、写真雑誌の月例フォトコンテストの仕事は受けられないのが現状ですが、年に1度のフォトコンテストの仕事は、時間が許す限り受けるようにしています。なぜならアマチュアの皆さんが生み出した作品と接するのはとても面白いし、勉強になるからです。
で今日の夕方、政府観光局のオフィスに足を運び、審査を行ってきました。
集まった数百点の写真、1枚1枚時間を掛けてじっくりと拝見させていただきました。まずは50点、次に30点、20点と絞り込んでいき、最終的に入賞者17名を選び出しました。その中から、グランプリ1名と、各国の賞3名を決めます。どれも本当に素晴らしい作品です。
入賞者には、近日中に電話連絡がいきます。また、来月になると、スカンジナビア政府観光局のホームページで入賞者の作品が発表されるので、是非チェックしてみてください。
このスマイルフォトコンテスト、来年も行われるでしょう。スカンジナビアに旅行される方は、是非写真を撮って応募してみてください。上位入賞者の賞品、とてもいいですよ。

今日はこれから写真展の準備を行い、明日の新幹線に飛び乗って大阪へ向かいます。

2010年1月19日 (火)

もうすぐ大阪で写真展、6年ぶり

22日からはじまる写真展「Sense of Japan」(富士フイルムフォトサロン/大阪)の準備に追われています。今日は大きな段ボール箱を3つ、大阪へ送りました。
今回会場で販売する写真集は『Sense of Japan』『フランスの美しい村』『PASTORAL』です。絶版になった写真集『光ふる郷』『林檎の里の物語』も各10冊ずつお持ちいたします。
22日〜28日の期間中、僕は常に会場にいる予定です。ただし23日の講演中は、会場内は無人になります。
25日〜27日の間、午後の2〜3時間、留守にするかもしれません。

丸ビルの「行幸地下ギャラリー」で行われている写真展、登録者全員に案内状をお送りいたしましたが、「富士フイルムフォトサロン(東京)の写真展で芳名帳に名前と住所を書いたのに案内状が届きません……」というメールが数多く寄せらています。
申し訳ありません。芳名帳のデータはまだ未入力です。

2010年1月18日 (月)

コンサート

ケベック出身の著名なピアニスト、スティーブ・バラカット。彼が生み出す曲はどれも素晴らしく、世界中に多くのファンがいます。
実は彼とは親交があります。ケベック・シティ滞在中に各地を案内してもらったこともあるし、僕の写真展に彼が立ち寄ってくれたこともあるのです。
スティーブ・バラカットのコンサートが、3月に日本で開催されます(愛知、岐阜、三重)。僕は写真で協力することになりました。是非お立ち寄りください。

詳細はこちら↓

http://www.min-on.or.jp/play/index.php
(検索欄に、スティーブと入力し、検索ボタンを押してください。公演スケジュールと詳細が出ます)
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A012581.html
(ベスト盤に入っているどの曲も素晴らしいですよ。僕が一番好きな曲は「ケベック1608」です)

2010年1月17日 (日)

カメラの傷

新しいモノは、最初の傷って気なりますね。でも、一度大きな傷がついてしまうと、途端に緊張感がとけ、2回目、3回目の傷を意識しなくなってきます。
たとえばカメラ。
撮影に熱中していると機材のことまで意識が回らないので、レンズ交換時、ボディとレンズをぶつけたり、落としたりとしょっちゅうです。だから数年間写真家に使われたカメラはどれも傷だらけ。
写真展の時、いつか機材も一緒に展示したいなあ〜と夢見ています。きっと皆さんは、カメラってここまで使えるんだ! と驚くでしょう。
で、ピカピカだったキヤノンEOS-5、ペンタックスK-x、オリンパスPENのボディには、どれも最初の大きな傷が付いてしまいました(涙)。ちなみに、12月に機種変更をしたばかりの携帯電話の側面にも、最初の大きな傷がつきました。

体調はすこぶるよくなったのですが、まだ喉がイガイガしています。東京は乾燥していますね。長野県の雪国と全然違います。

2010年1月16日 (土)

村々の撮影

_1160559雲が激しく動き、時折青空が顔を出します。雪は降ったり止んだりの繰り返し。
ホテルを出た後、国道292号線を北上します。柳沢、虫生、東大滝などの小さな村に立ち寄り、心に響く風景を求めました。
カメラを構えていると雪かきをしているおじさんが「何、撮ってる?」と声を掛けてきます。少し話をするのですが、30〜40年前、このような大雪はしょっちゅうだったとか。そういえば栄村の駅前に、〈日本最高積雪地点7.85メートル〉の棒が立っていました。7.85メートルですよ。どこかへ行く時は、雪かきというより、トンネル掘りになりますね。ちなみに今年はまだ3メートルくらいでしょうか。
_1160548村全体が深い雪で覆われているので、何か撮りたいと思う風景を発見しても、1〜2メートルの雪の壁がじゃまになり、なかなか構図が決まりません。
また、国道の路肩が完全に雪に埋もれているので、路肩を歩くことも立つことも出来ません。なぜならトラックがスレスレに通過していくから。国道沿いで、どうしても撮りたい山肌があったのですが、泣く泣く諦めました。
栄村では1時間ほど歩いてみました。2枚、手応えのある写真が撮れましたが、もしかしたら大幅に撮影スタイルを変更するかもしれないので、作品として発表するかはまだ未定です。
_1160568おじさんが屋根の雪下ろしをする姿にカメラを向け、今回の冬の旅に終止符を打ちました。
国道117号線を北上します。353号線で峠を越えようと思ったら、雪崩で通行止め。十日町まで出て、253号線を走って南魚沼に出ます。そして六日町インターから関越道に乗りました。
3時間後、東京に戻ります。駐車場で、車にまだ雪が付着していることに気づきます。このままとけなければ、明日の朝、近所の人は驚くでしょう。

2010年1月15日 (金)

野尻湖へ

雪は降り続いています。
9時、ホテルをチェックアウト。3キロ先にあったセブンイレブンで缶コーヒーを買い、グビッと飲み干します。その直後、駐車場近くの風景にときめきました。すかさずカメラを構え、4カット撮影。激しく雪が降っているので、カメラはびしょ濡れに。
ホテルの部屋に青いフリースジャケットを忘れてきたことに気づきます。すぐにフロントに電話すると、部屋をチェックしてみるとのこと。
_1150523ホテルに戻り、ジャケットを引き上げた後、国道18号線を北上し、野尻湖まで足を運んでみました。大雪のため観光客は誰もいません。ボートも動いていませんでした。静かな湖畔が絵になったので数カット撮影。でも手応えなし。
さらに北上し、妙高高原に入ります。雪を被った妙高高原駅が絵になったので、さて撮るぞとカメラを構えた時、今いる場所は新潟県であることに気づきました。
今回、信州がテーマなので、新潟県の写真では困るのです。器用な写真家は2つのテーマを同時進行で出来るかもしれませんが、僕には無理。というか、色々やってしまうと、1つが弱くなるのです。国内で1つ、海外で1つが基本です。
撮るのをやめ、長野県に戻りました。
いったん中野市に戻り、ランチ。今回の旅で3軒のラーメン屋に入りましたが、どこも太い縮れ麺で、スープの味もまあまあでした。信州ラーメンって、わりかしいけるかも。まあ僕は、全国どのラーメンも大好きです。あっ、○○ラーメンだけは、食べたら100パーセントお腹を壊すので、絶対に食べないようにしています。
_1150529再び撮影に入ります。4時半頃、黒姫である被写体を発見、数カット写真を撮りました。でも辺りが薄暗かったので、あまりいい作品にはならないかな。
7時、昨日とは別のビジネスホテルにチェックイン。部屋が広く、LANがあるので、快適です。
風邪、だいぶよくなりました。

2010年1月14日 (木)

大雪

昨晩は60センチの積雪。朝、駐車場に行ってびっくり。車がすっぽり雪に埋もれていました。必死になってブラシで雪を払い、20分後、脱出に成功します。
カナダで買ったスノーブーツはまったくの役立たずです。カナダでは保温重視。でもここ日本では、大量の雪や水対策が重要になってきます。まずは近くのホームセンターに立ち寄り、長靴を買いました。
_1140506 国道や県道を精力的に走り、心に響く風景を求めます。ある村で数カット撮影しましたが手応えはなし。その後もひたすら雪道を車で走り、被写体を求めました。
10枚撮っても20枚撮っても、「これだ」という作品が生み出せません。というか、他の写真家が撮った「信州の冬景色」と一緒になってしまうのです。自分だけにしか撮れない作品を形にしたいのに、なかなかその策が見つからない……。
まさに生みの苦しみです。確か「Sense of Japan」の時もそうでした。あのスタイルが決まるまで、1年以上も掛かったのです。
午後、雪原に車を停め、「このまま今の撮影スタイルを続けていていいのだろか……」と真剣に悩みます。
1時間後、「ひとまず、今回の旅はこのスタイルでいってみよう。東京に戻り、仕上がった写真をモニターで確認してから再考しよう」と決断を下し、再び撮影に入りました。
夕方、雪が本降りになります。まさにホワイトアウト状態の国道を走り、新潟県との県境、栄村まで行ってみます。
大雪警報が発令されました。家の屋根には1.5m、いや2m以上もの雪が降り積もっています。これほどまでの大量の雪を間近にするのは生まれて初めて。
それにしても4WDの車に乗っていてよかったです。タイヤは17インチのスタッドレス。雪道をグイグイ走ってくれるし、他の車が立ち往生する駅前の広場も、難なく脱出することができました。
夜、激しく雪が降る国道を40キロほど南下し、中野市へ。こちらには雪がほとんどありません。ビジネスホテルにチェックイン。安ホテルなのでLANはなし。今日、ブログの更新は休みます。
_1140492

2010年1月13日 (水)

雪景色の撮影

11時間も眠りました。お陰で朝起きたら体が軽く、熱も下がっています。奇跡的な快復力。
10時から撮影開始。いよいよ信州を撮るプロジェクトがスタートします。各地の町や村を巡り、心響く故郷の風景にカメラを向けていきました。
「Sense of Japan」とは違った撮影スタイルなので、最初、カメラの操作に戸惑います。高校生の頃のカンが取り戻せません。何度も失敗を繰り返しました。
途中、撮影時に必要なあるモノが壊れます。そろそろ買い換えなきゃダメかな。あ〜、また8万円の出費……。
体調が悪いし、機材が故障するしで、東京に戻ろうかな……とも考えましたが、今撮影を行っておかないと次にいつ信州に来ることが出来るかわからない。結局、撮影を続行します。
2時頃、雪が激しくなりました。辺りは真っ白です。でも30分ほどでやみ、青空が広がりました。日本海側は大荒れですが、ここ信州の山国は風もなく穏やかな気候です。
今日はたくさんの写真を撮りましたが、初日ということもあり、どのカットも全く手応えなし。まあ、最初はこんなもんでしょう。写真の世界は、「100の失敗、1の成功」なのです。
まだ少し体調が悪いのですが、今晩ゆっくり休めば、明日の朝までには本調子に戻るでしょう。
Imgp0831

2010年1月12日 (火)

風邪でダウン

朝起きた時、「あっ、風邪を引いたかも……」と感じたのですが、予定通り荷造りし、家を出ます。
首都高、関越道を走り、新潟県の塩沢石打で高速を下ります。体がだるく、節々が痛く、寒気がします。やはり風邪を引いてしまったようです。
近くのラーメン屋で味噌ラーメンを食べて体をあたため、薬局で風邪薬を買い、国道117号線を南下して長野県へ。夕方、フラフラになりながら飯山市のホテルにチェックイン。
部屋に入るとすぐにベッドに倒れ込みました。いったん7時に起き、頑張って焼き肉定食を食べて体力をつけます。
部屋に戻り、風邪薬を飲んでブルブル震えながら眠りました。

2010年1月11日 (月)

新宿へ

Img_2999国内取材の準備に追われています。
午後、新宿へ。
まずは新宿眼科画廊で行われている書道家・菊池錦子さんの個展を観ました。とても素晴らしい作品の数々で、感動します。残念ながら今日が最終日。もっと早くにこのブログでお伝え出来ればよかったです。
歩いてペンタックスフォーラムへ。
以前、黄色いカメラ(K-x)に取り付けるレンズを自分で黄色く塗った、と書きましたよね。ラッカーがはみ出してピントリングとズームリングのゴムが汚くなってしまったので、その修理(ゴム交換)をお願いしたのです。
Img_3006やはりレンズは自分で塗らない方がいいですね。レンズの角を少しぶつけるだけで、ラッカーがはげて黒の下地が目立ってきます。レンズは黒いままで使っていた方がよかったかも……。ちなみに、ボティの塗装は絶対にはげたりはしません。かなりの特殊コーティングだとか。
ペンタックスの担当者さんと少し話をしました。通常、100パターンもあると売れない色もあるらしいのですが、今回に限っては全色売れているとか。やはり多くの人が、自分だけのカメラ、つまり個性ある一台を求めているということですね。ちなみに一番売れているのはホワイトだとか。黄色もよく出ているとのこと。で、僕が2番目に気に入っているライトブルーも人気があるそうです。
その後、ヨドバシカメラへ。
写真用品やフィルムなどで数十万円使いました。ふ〜、写真ってお金が掛かり、いつもため息ばかりです。
そうそう、ついにeneloopを買いました。充電器、4980円の方か3980円の方か迷ったのですが、結局安い方を選びます。予備で電池を8本買いました。いつかコメントで教えてもらったカラーモデルは、残念ながら売り切れでした。
仕事場に戻り、早速充電。
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2010年1月10日 (日)

荷物整理

Img_2994写真家の悩みの一つに収納問題がある、ということは、何度かこのブログで書きました。本や雑誌、資料など、今一つの部屋を潰して保管していますが、足の踏み場もないほどゴチャゴチャしています。
今日ついに、荷物整理をはじめました。
数年前、段ボール箱を大量に購入し、そこに次から次へと詰め込んでいきました。が、これは失敗。段ボール箱は積み重ねるとふにゃと潰れてしまうのです。それに箱いっぱいに本を詰めると、重量が30キロを超えてしまうため、持ち上げることが出来ません。無理に移動しようとするとギックリ腰になります。
やはり折り畳コンテナしかないな、と悟った僕は、先日カウネットで、折り畳コンテナ蓋付50Lを20個購入。これなら永遠に使えるし、積み重ねもOK。
Img_2996今日はこのコンテナに、大量の荷物を移し替えていきました。
手を動かしている途中、「ああ、こんな雑誌にも写真を発表したよなあ〜」と懐かしんだりもします。でも自分の写真の掲載ページがなかなか見つからないので、ここで3〜4分のロスタイム。
そう僕は、掲載ページにフセンを貼るのが嫌いなのです。フセンは年月が経つとノリの部分がベタベタになり、変色し、紙を傷めてしまう。だから、保存版には絶対にフセンを貼りません。
でもこの荷物整理、永遠に終わらないような気がしてきました。

※昨日サイン会があったからでしょうか。今日、たくさんのメールをいただきました。住所登録&変更、ご意見&ご感想、携帯で撮った写真など。すべてに目を通しています。ありがとうございました。

2010年1月 9日 (土)

サイン会

_1090398 丸の内の写真展会場へ。2時からサイン会。
30人くらいかな、と予測していたのですが、120人以上の方が並び、長蛇の列。僕がサインを書くスピードが遅いため、列がなかなか動きません。寒い中1時間以上もお待たせしてしまい、本当に本当に申し訳ありませんでした。
今日一番多かったのは、「次はどこへ行かれるんですか?」という質問でした。 3月にアメリカ取材を考えていますが、まだ未定です。ちなみに来週は国内取材です。大阪の写真展会場にはフルで詰める予定でいます。
終了後、東京駅から電車に乗り、自宅に戻ります。
今日はありがとうございました。心より感謝いたします。(頂いたお手紙、すべて拝読いたしました)

ブログらしい裏話を一つ。
実はサインを書き始めた頃、少し緊張していました。講演会では緊張することがない僕にとって、めずらしいことです。人通りが多い場所だったので、きっと照れてしまったのでしょう。通路を歩く多くの人が足を止め、「えっ、誰のサイン会?」「あの人って、誰?」「見たことない人だなあ〜」と覗き込んでいたのも原因です(笑) _1090389

2010年1月 8日 (金)

クレジットカード

カード会社から「ポイントの交換は1月31日までです。お早めに」というメールが送られてきました。「あっ、やらなきゃ」と思い、急いでHPからその手続きに入ります。
Img_2993 前にも書きましたが、僕はメインのクレジットカードはJRのVIEWカード(VISA)を使っています。なぜなら、たまったポイントをSuicaの電子マネーに移行できるから。
この額、結構ばかにならないんです。僕は海外取材中のレンタカーやホテル代などはすべてクレジットカード払い。年に数百万は使うので、サービスポイントもかなりの額、たまります。今日も400ポイントを5口、つまり2万円分チャージすることができました。いきなり2万円が携帯のSuicaにポンと入るのは、やっぱり嬉しいです。仮に新宿まで出て、自動改札の料金表示で残り19840円と出たりすると、このまま永遠にJRに無料で乗れるような気がしてきます。一瞬、心が豊かになる。
でも実は、まだこの2万円が自分のものになっていないのです。
今日も時間に追われたり問題を抱えたりしていたので、イライラが募っていました。そのため、HPでの手続き中、メールアドレス入力の箇所で、間違ったアドレスを入力してしまったのです。当然携帯には次のステップへ進むメールが届かず、それでいてポイントはしっかりと使ったことになっている。やばい、ミスって2万円が消えてしまった! とパニックになりましたが、カード会社に何度か電話し、どうにか問題解決。来週中にポイントをバックしてくれることになりました。
ちなみにVIEWカードは数字部分がプリント式。これ不便です。海外ではまだカードをガッチャンとやって複写するお店やホテルが多いので、「このカード、使えません」と返されることもしばしば。よって。海外旅行へ行く際は、数字部分がデコボコになっているクレジットカードも持っていくこと。皆さん、覚えておいてください。

■お知らせ■
明日の土曜日PM2時から、丸ビルの写真展会場でサイン会が行われます。
『PASTORAL』でなくてもサイン大丈夫ですか? という質問がたくさん寄せられています。はい、もちろんOKです。ただ、冊数が多い場合は、最後までお待ちいただくことになるかもしれません。必ずご希望の本にサインを書きます。

2010年1月 7日 (木)

ワイヤーロック

画像処理ソフトはPhotoshopを使っていますが、最新のCS4はホント、使い勝手が悪いです。前バージョンのCS3の方が何倍も人に優しかったような気がする。ソフトって、どうしてこうバージョンアップする度にややこしくなっていくんでしょうね。常にシンプルさ、使いやすさを追求しているアップルの姿勢を見習って欲しいです。
よって今日はお昼頃までイライラしっぱなし。気分転換を兼ね、自転車に乗って銀行とコンビニと弁当屋へ。
自転車、買ってよかったです。タイヤが小さなミニサイクルですが、東京の街中にはこのサイズがピッタリ合っているような気がする。マンションのエレベーターにも難なく入るし、階段も担いで上り下りできる。ドアtoドアの移動がとてもスムーズです。
夕方、電車で都心に出て、いくつかの打ち合わせ。途中、有楽町のビックカメラの自転車コーナーに立ち寄り、ワイヤーロックを手に入れました。
自転車を買った時、ワイヤーロックはサービスで付いていたのですが、鍵を使って開ける方式で、おまけに使い勝手が悪い。鍵をする度にイライラが募っていました。
Dsc00072今日新調したのは、4桁の数字を合わせるダイヤルキーです。800円。
僕はこう見えても、イライラがとっても苦手な人間なんです。少しでもイライラしたら、すぐにイライラしないように現状を変えていく。これって、健康を維持する秘訣にもなっています。

2010年1月 6日 (水)

野外の写真展

今写真展が行われている丸ビルの行幸地下ギャラリーは、常に人通りがある、いわゆるオープンスペースの展示会場です。実はこのような場所での写真展、ずっと憧れていました。
というのも、外国ではしょっちゅう路上や広場で写真展が行われているからです。モントリオールではダウンタウンの大通りで、オランダでは教会前の広場で、フランスでの村では城の広大な庭園で写真展が行われていました。
旅の途中にそんな個展と出会うと、当然足を止めてじっくりと作品を鑑賞します。どれも本当に素晴らしい個展でした。日本には、この作風で、このような上質な作品を生み出せる写真家は一人もいないよな。外国人の写真家って、どうしてこうも発想と感性が豊かなんだろう……と、僕自身、強く影響を受けたのです。
そんな貴重な写真展に出会えたのも、やはりオープンスペースで個展が行われていたからですね。つまり外国って、アートが人々の暮らしの中に自然に溶け込んでいるんです。
僕は常々、東京の大通りで写真展が開催出来ればいいのに……と思っています。銀座や表参道は、最高の場所ですよね。でも、日本では色々な規制があり、外国のようなアート展は厳しいのだとか。
そんな意味からも、誰もが好きな時間に作品を鑑賞できる行幸地下ギャラリーは、貴重な場所になっていると思います。
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←モントリオールの大通りで見掛けた写真展。写真表面は、雨に濡れても大丈夫なコーティングがしてありました。

2010年1月 5日 (火)

ニュースを読む

ここ数年、ニュースはパソコンや携帯で読んでいます。朝、コーヒーが落ちる時間とか、電車での移動時間に読んでいるので、以前よりも世間の動きを詳しく知るようになりました。全く興味のない芸能ニュースも詳しくなったような気がする(笑)。
いずれにしても、モニターで文字を読むことにだいぶ慣れてきました。今春、アップルからタブレットが出るようですが、僕は速攻で買うと思います。
さて、ニュースを読んでいる時、たまに「え〜」と言ってしまうニュースと遭遇します。
年末に驚いたのは、ヘルシンキの銃乱射事件です。僕が毎日のように足を運んでいたショッピングモールではありませんでしたが、やはりこの出来事は衝撃的でした。銃社会は怖いです。
そして今日も何気なくニュースをチェックしていて、「え〜」と声を上げてしまいます。それはヘルシンキで、旅客列車がホテルに突っ込んだ、というニュースです。
幸いケガ人はいなかったようですが、ホテルは崩壊の恐れがあるため、宿泊者は全員避難したとか。
ちなみにこのホテルって、僕が6日間宿泊していたホテルです(汗)。

2010年1月 4日 (月)

池袋の思い出

午後、ある人と会う約束があったので池袋へ。
上京後、板橋からスタートし、20代の頃は板橋で過ごした僕にとって、池袋は青春の思い出がいっぱい詰まった街です。当時、銀座や渋谷はあまり行きませんでした。
30分ほど早く着いたので駅前をぐるりと一周してみましたが、それにしても変わりましたね。今は家電量販店が熾烈な争いを繰り広げています。
当時、写真機材はすべて、「カメラのさくらや」で買っていました。いい担当者がいたからです。
カメラマンとして駆け出しの頃は、当然、大型カメラや大型ストロボなどの使い方がわかりません。でも家電量販店にはたくさんの有能な社員(写真学校を卒業し、就職した)がいたので、そんな方々から操作方法を教えてもらいました。料理の撮り方など、カメラを買った直後に、15分くらいレクチャーしてもらったことがあります。
つまり僕にとっての写真学校は、家電量販店だったというわけです。当時、カメラのさくらやはサンシャイン60通りにありました。その先にある東急ハンズもよく行きました。近くの映画館にもよく入った。あ〜、懐かしいです。

2010年1月 3日 (日)

東京スカイツリー

Imgp0820出先から戻る途中、建設途中の東京スカイツリーを目にしました。持っていたカメラに望遠レンズを装着し、パチリと1枚写真を撮ります。
ついに200mを超えたとか。完成すれば634mになるそうですが、今でもエッと驚くほど、超巨大な建造物です。
東京スカイツリーって、今いる場所からどの方向になるんだろう……とふと考えます。北東でした。
普段の生活の中で、「西」と「東」は判断に迷います。そんなとき僕は、天才バカボンの「西から昇ったお日様が東へ沈む〜」の歌を口ずさみ、その反対、つまり太陽が沈む方向は「西だ」と理解するのです。
このこと、今の若い人たちに言ってもわからないでしょうね(笑)

2010年1月 2日 (土)

OLYMPUS PEN

_1020297_3 今日、東京の大気はかなり澄み切っていました。いてもたってもいられなくなり、夕方、撮影に出掛けます。どこに行こうか迷いましたが、会社が休みなのでビルあかりは期待出来ないだろう、だったら人が暮らす場所……。月島を選びました。
2010年度の初シャッター。フィンランド取材で余ったフィルムを使い、15カットほど撮影します。現像してみるまでわかりませんが、1枚は手応えのある作品が生み出せたでしょう。
そうそう、先日、新しいデジカメを買いました。今、話題のオリンパスPENです。
ヘルシンキやタリンでクリスマス市を取材しました。このような街中でのスナップ撮影は、一眼デジカメでは厳しいんです。なぜなら機材が大げさになりすぎて、撮られる側が意識し、構えてしまうから。だから自然な表情を引き出すことが出来ません。 スナップ撮影にはコンパクトデジカメがベストです。でもセンサーが小さなコンデジだと、生み出した作品を、印刷物(写真集や雑誌の見開き)や写真展に使うのはまず無理。
Img_2992_3で以前から、何かスナップに適したカメラがないかな……と探していたのですが、オリンパスPENがベストだ、という結論に達し、思い切って手に入れたというわけです。
軽量コンパクトなこのカメラは、デザインを含め、とてもコンデジに近いし、もちろん撮った作品を出版物や写真展に使うことも可能です。
今はテストを兼ね、このペンでありとあらゆるものを撮影していますが、うん、確かにいいカメラです。特に人がらみのスナップ撮影で威力を発揮します。きっと海外でも活躍してくれることでしょう。
何度もこのブログで書いていますが、僕はオートフォーカス機能を使わない主義の写真家です。フィルムカメラもデジカメも、今まで一度も使ったことがありません。ピント合わせはマニュアル(手動)が基本です。
ただ、顔認識機能が搭載されているカメラの時は、オートフォーカスを使う場合もある。このPENには搭載されているので、ここ数日、ずっとオートフォーカス機能をONにして撮影しています。
街を歩いていると、このカメラを持っている人をたまに見掛けますが、多くの人がストラップは肩からの斜めがけですね(笑)。確かにその方がかっこいい。僕も近日中に、ヨドバシカメラで長いストラップを購入します。

2010年1月 1日 (金)

2010年、スタート

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いたします。
昨年は写真展や写真集などで作品を発表する年だったので、2010年は精力的に撮影を行う年にしようと考えています。

春から「イタリアの美しい村」の取材に入ります。200個近くあるので、すべてを撮影するのに5年は掛かるでしょう。余力があれば、「日本の美しい村」の取材も行います。
昨年、「信州を撮る!」と宣言したので、1月から旅をスタートさせます。今までとはガラリと撮影スタイルを変えていきます。(カメラなど)
もちろんブログは、365日、書き続けます。どこかでTwitterをはじめます。
ヨーロッパの「あの国」と「あの国」へ行こうと考えています。ただ、旅や取材がしにくい国なので、まだどうしようか迷っています。

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