ブライスキャニオン
朝日を撮ろうと早起きしたら、残念ながら曇り空。どうやら天気が崩れそうです。
12号線を南下、雪山を越えます。
4時間後、ブライスキャニオン国立公園に到着。サブウェイで軽くランチを済ました後、25ドル払って公園内へ。
まずは一番奥にあるレインボーポイントへ行ってみました。見晴らしはよかったのですが、吹雪になったので、数枚撮影しただけに車に戻ります。それにしても寒いですよ〜。ここは標高2000メートル、今日は風が冷たく、真冬並みの寒さでした。
その後、ブライスポイント、インスピレーションポイントと巡り、シャッターを押していきます。岩の形がユニークで、おまけに鮮やかな色をしているので、とても絵になりますね。写真家はみんなこの渓谷が好きです。その理由が何となくわかりました。
公園入口にあるホテルにチェックイン。
夕方、再び撮影に出かけます。
サンセットポイントから崖下まで行けるトレイルがのびていたので、早速歩いてみることにしました。雪と泥でグチャグチャです。一歩踏み外せば崖下に落下。でも子供たちも平気で歩いています。
どんよりした曇り空で、時折雪もぱらつきましたが、それはそれでいい。岩をアップにした構図で、20カットくらい撮影できました。
8時ホテルに戻り、夕食を取るためにレストランへ行ってみます。すると満席で、ウェイティングも20人以上。近所のガストより待ちそうだったので、車でひとっ走りし、ランチを食べたサブウェイへ。こちらはガラガラでした。
再びサンドイッチをオーダー。あ〜、もう北米のファーストフードの味は飽き飽きしたな……。マック、バーガーキング、ケンタ、サブウェイ……、今まで何万個食べただろう。でも他に食べる場所がないので、仕方ありませんね。(こんな寒い日は、温かい味噌ラーメンか担々麺が食べたい……)
↓写真はクリックすると拡大します。

ホテルをチェックアウト後、再び国立公園へ。昨日時間がなくて立ち寄れなかったウィンドウズセクションへ行ってみます。
眠くなると車を停め、外に出て大きく背伸びと深呼吸。360度、どこまでも延々と連なる大地。この場所には僕一人だけ。これぞまさに開放感ですね。
夕方、パークアベニューの巨大岩を、一つ一つ丁寧に撮影していきました。どれもスケールが大きいので、写真を撮りながら「すごいなあ〜、すごいなあ〜」と呟いてばかり。2時間ほど、この場所で過ごしました。
太陽が傾く頃、ダブルアーチへ行ってみます。岩が不思議な生き物みたい。崩れてきたらどうしよう……という怖さもある。でも、美しい。真下に立ち、シャッターを押しながら、言葉に言い表せないくらいの深い感動を味わいました。
朝4時起床。30分車を飛ばして岩まで行ってみます。文庫本を読みながら車の中で待機。やがて空が明るくなり、時間後、中央の岩の向こうからまぶしい朝日が顔を出しました。
ユタ州に入り、163号線を北上していきました。途中、メキシカンハット・ロック、グースネック州立公園を撮影します。ダイナミックな景観はいたる所にあるんですね。261号線は断崖絶壁。谷底に落ちないよう、ゆっくり車を進めました。

4WDで砂の大地を走ること15分、渓谷に辿り着きました。一歩中に足を踏み入れ「お〜、これは凄い!」と驚きの声を発します。色彩、形、そのすべてが美しい〜



17:05、ANA008便は定刻通り成田を離陸。エコノミーですが、足が伸ばせるシートで隣は誰も来なかったので、それほど苦痛ではありません。



今回、1時間という長めの持ち時間があったので、たくさんの美しさをお伝えすることができました。最後のしめは、「Sense of Japan」から抜粋した日本の美。
PENTAXブースの正面に、645Dを使って生み出した僕の作品が2点展示されていました。銀塩の4×5を超える描写力。是非目を近づけてご覧ください。びっくりしますから。
とっても雰囲気がよく、そう、ちょうどリビングの窓からケベックの美しい風景を眺めているような感じ。そうか、このような写真の見せ方があったか! と新鮮な気分を味わいました。
それにしても、所々で雪解け水が凄い勢いで流れています。コンデジでパチリと一枚撮りました。