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2010年4月30日 (金)

フォトコンテストの審査

今日は別のフォトコンテストの審査。雑誌『写真ライフ』です。
八丁堀にある編集部の会議室で、集まった約800点の作品を拝見させていただきました。
1枚1枚丁寧に見ながら、まずは予選通過作品を選び出します。その後、検討に検討を重ね、金賞1点、銀賞4点、銅賞15点を決めました。どれも素晴らしい作品ばかりです。
山ほど集まった作品の中から、優れた作品、素晴らしい作品、心に響く作品、アッと驚く作品、よく撮ったなと思う作品、写真技術が高い作品を選んでいく作業はとても楽しい。どこか、自分の写真集を作る時の、作品選びに似ています。つまり今回の賞に輝いた作品群が、「ある一つの作品集」なんですね。(誤解なきように言っておきますが、決して個人の趣味では選んでいません。全てのジャンルを平均して見ています)
審査の仕事はとてもやりがいがあるので、本当は月刊誌の審査もやりたいのですが、これを受けてしまうと長期の海外取材に行けなくなってしまう……。仕方ありません。

プロとアマの違いはどこにあるのか、と時々考えることがあります。
1点の力強い作品を生み出す腕は、アマだって決して負けてはいない。でも、構成力はプロの方があります。作品発表の場を、写真展や写真集の「まとまり」として考えているからでしょう。何かの依頼仕事でも、先方はあれとあれとあれの写真を必要としているだろう、ということがすぐにわかるのです。
アマの皆さんも、写真の腕がある程度までいったら、次は自分の作品表現を一つのまとまりで考えてみると面白いかもしれません。そう、写真展や写真集を目指してみるのです。
コンテストの審査をやっていると、ああ、もうこの人はプロでやっていけそうだな……と思う人がチラホラいます。

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コメント

以前から自分の写真を人に見てもらうことはよくありましたが、コンテストなどに応募したことは一度もないんです。
何かのウェブサイトで軽い気持ちで1度だけ応募したことはありましたが・・・
妻が写っていたのですが、内緒で勝手に応募したのですが、サイトのトップページに出てしまって焦ったことがあります!
いまだにその事実は妻は知りません(笑)

一度写真雑誌などのコンテストに応募するのも面白いかなぁとも思っているのですが・・・
めんどくさいと思ってしまって(笑)
所詮その程度の情熱しかないのかもしれませんけどね。
または完全に自己満足で終わってしまっているのか。
1枚で人を感動させられるような写真は、まだ無いと自分では思ってるんですよね。
写真を見せた人は、素晴らしいと言ってくれるのですが、コンテスト入賞者のハイレベルの作品をいつも見てる自分にとっては、こんなのたいしたことないと思ってしまって。

連日のフォトコンテストの審査は、楽しくも大変な作業だったことと思います、本当にお疲れ様でした!
以前カメラのキタムラさんのフォトコンテストについて書かれていた時、"吉村さんに審査していただけるなら応募してみようかしら" なんて、無謀なことが一瞬頭をよぎったのを覚えています 
応募したアマチュアの方それぞれの個性を称賛して、一点一点の作品を大切に審査されている、誠実な吉村さんの様子が文章からも伝わってくるようです

ある有名な作曲家の方は、「良い作品を一曲生み出しただけではプロとはいえない。たくさん作り続けられてこそプロである」みたいな事を語っていたそうです。
私には大好きな料理研究家の先生がいるのですが、たくさんの書籍の中に年4回出版される季刊誌があります。私は購入すると真っ先に次号予告を見てしまうのですが、3ヶ月先の内容が既に決まっているって凄いことだなぁといつも思うんです。季節に応じた料理のレシピなど、毎年違うものを作り続け提案し続けるって大変な事で、でもそれでこそプロと呼べるのですよね。

自分の力だけではどうしても限界がきてしまう…そんな時に支えになってくれる、信頼し尊敬できる人の存在って本当にありがたいですよね。 プロであってもそうでなくても、何事も極めようとすれば奥が深いし、勉強に終わりはないのだと思います。
私は先週から数日間、仕事の関係で東京へ行っていたのですが、やっぱり東京の地下鉄は複雑ですね 事前に路線図を見て理解したつもりでも迷ってしまったり 移動はほとんど一人だったので、あまりキョロキョロして目を付けられないように(誰に?って感じですが^^;)いかにも慣れたふうに颯爽と歩いてみましたが、内心ドキドキでした(笑)

審査のお仕事お疲れサマでした
たくさんの応募作品に接して、吉村さんにもよい刺激になられたのでしょうね。
今はアマチュアでもとても高い技術と感性を持った方々がいらっしゃるのですね。私はまったくのシロウトなので、ただただすごいなぁと思うばかりです。
アマのカメラマンの方のブログに以前からお邪魔しているのですが、その方もとっても素敵な一瞬を切り取られます。
プロ、アマの枠に関係なく、普段の何気ない一瞬のひとコマに気づける方が、心に響く作品を残せるのだなぁと思います。
それをテーマを持った作品群として作りあげることの出来るのが、プロ。なるほど〜と思いました。

おはようございます フォトコンテストの審査お疲れさまでした私は先生の写真が表紙になっている[WINTER号]を店頭で偶然目にして 大事に持っています あの写真は間違いなく[PASTORAL]に載っていた ドロミテ じゃないと、手にとると先生の名前が嬉しくってアルバイトの女性の方に 「私この方の写真集持っています」と、自慢したい衝動を押さえて帰ったのを覚えています 毎回賞に選ばれた皆さんの作品は本当に素晴らしい物ばかりですね 沢山の応募数から選ぶのも大変なお仕事ですね
ご苦労さまでした

Hi
I would like to know that how many shot do you take per scene.
I guess pro people takes numerous
numbers that amateur can't afford.
Would you tell ous?
Thanks

そうです!まさにそんな構成力や編集力、そして自分の世界観とコミュニケーション力のある人に撮影していただきたい。まぁ、吉村さんは高嶺の花とわかってるのでお声がけもできませんが。

今日も審査のお仕事だったのですね。お疲れさまでした。でも、大変そうというより何だか楽しそうですね。心から好きな事に携わってらっしゃるからでしょうか
作品表現を「まとまり」として考えたり、要求されてることを的確に捉えたり…どんな分野でもそうかもしれませんが、プロとして生きるには様々な能力が必要なのですね。
『写真ライフ』、是非チェックしてみたいです

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