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2010年5月21日 (金)

雨、晴れ、虹

日中はモーレツに眠いのに、夜になると目が冴えてくる。典型的な時差ぼけの症状です。昨晩は3時頃まで眠れなかったので、早朝から眠くて眠くて仕方ありません。
が、気合いを入れ、3時間ノンストップで車を飛ばし、再びヒロの町へ。まずはレインボー滝を撮影します。
せっかくハワイ島にいるのだから熱帯雨林を歩こうと思い立ち、森の中に入ってみます。濃い緑をした熱帯の植物を間近で目にすると、それはそれで迫力がありました。
いい感じでシャッターを切っていたら、突然雨になります。どの木も葉っぱが大きいので、雨宿りの場所は問題なし。激しい雨音を聞きながら、時折葉の隙間からポタンポタンと落ちてくる水滴を浴びてボンヤリ佇んでいる吉村和敏……。この姿って、何だかいいかも。日々の生活がストレスとの戦いの身には、随分と癒されました。
10分ほど待つと雨が小降りに。でも10分ほど歩くとまた激しい雨。椰子の木の下で雨宿り。そんな感じで車に戻りましたが、やはり全身びしょ濡れになりました(笑)。
あっ、今日もランチを食べ忘れている! 夕方5時、セブンイレブンに入り、冷やし中華とカレーマンを買い、ガツガツと胃に納めます。海外に出て、現地の料理を食べたいとは、これっぽちも思いません。そんな興味は20代の頃に完全に失せました。海外に出たらとにかく日本食、僕は一生日本食でいいんです。(でもパスタは好きだけど)

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ヒロの町を撮影しようと意気込んでいましたが、本格的な雨になってきたので断念します。200号線に乗ります。ワイパーフル稼働で西へ向かいました。
マウナ・ケア山に近づくと、途端に快晴になりました。そう、他がどんなに雨でも、ここは絶対に晴れているのです。世界各国の天文台があるわけですね。
そうそう、雨から晴れに切り替わる境目を通過しました。もちろん、巨大な虹が発生。何故ハワイが虹の島と言われているのか。それは雨と晴れの境目が至るところにあるからです。
もちろん車から降り、虹の写真を撮りました。が、カメラとレンズがびしょ濡れになったので、果たして綺麗に撮れているかは疑問です。機材をこんなに濡らしてしまっていいの?ってくらい、プロはカメラやレンズを雨に濡らします。
カメラ用のレインコート、レンズフード、レンズフィルター……。大切な機材を自然から守るために様々なグッズが用意されています。でもそれを好んで使うのはアマチュアカメラマンの方々なんです。多くのプロは、そのような面倒なモノは一切使わない。撮影中は「シンプル」を心掛けています。出来るだけ無駄な時間、無駄なことは省き、「撮る」ことに集中するのです。でないと、力強い作品が生み出せません。
どのカメラにもコテコテ色々な撮影モードが搭載されていますが、これもアマチュア用。プロは一切使いません。僕は撮影の9割が「絞り優先オート」です。

深夜、ホテルに戻りました。今日も10時間は車を運転したので、超クタクタです。
あ〜、データのバックアップ、面倒だなあ〜
ちなみに僕は、撮影データを3箇所にコピーしています。1つはエプソンのストレージ。残る2つはコンパクトハードディスク。そしてその3つを、別々のバッグに入れ、日本に持ち帰るのです。

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コメント

虹の島…雨と晴れの境目が多い島ってとても夢がありますね。そして南国の急な激しい雨の中の雨宿り…私もいつまでも懐かしいとなりのトトロの山深いバス停を思い浮かべました。気持ちがほっとほころびました。虹の島の厳しい暑さの中の雨、雨音、滴り、水の音…ふと「Sense of Japan」 のページをめくると「 桟橋」からは静かにうちよせる波の音、「昼休み」からは溝から流れ落ちる音、大好きな「土手の草刈り」からは一面緑のうつろいの中何段にもなって流れ落ちる小さな滝の涼やかな音が聞こえてくるような気がしました。吉村様の作品やブログを通してのたくさんの方々の言葉から、いつも、干からびた天の慈雨のように心にしみわたり水のように流れる潤いをいただいてます。そして激流かのごとき時代と環境の中で1日ずつ1日ずつ過ごしています。これからもプロのまなざしで美しいありのままの風景を伝えてください。

>> どの木も葉っぱが大きいので、雨宿りの場所は問題なし。

ここを読んで何故か唐突に大江健三郎の「『雨の木』を聴く女たち」を思い出しました。
20年ちょっと前に小説を読んだ時には、その光景をイメージ出来なかったのですけれどもね。

そうなんですね、プロの方の一瞬を切り撮るということに対する執念というか、そんなものを感じるお話しですね。
素人はやはりカメラを使いこなすつもりが使わされている。。。
シンプルに、最重要に集中できる技と経験を持っているのがプロですね。
他業種にも同じことが言えますものね。
なんだか妙に感動してます。
とにかくたくさん撮る事が上達のコツといつもおっしゃられていましたが、経験の中でしか学べないことがあるということですね。
吉村さんもきっとたくさんの失敗があって今日なのですよね。
あぁ・・・私も頑張ろう。

「森の雨宿り」の情景を思い浮かべてみると、心の休まるような癒された気持ちになりました。
人と森って、大昔はもっと仲良しだったのでしょうね…
ハワイ島には熱帯雨林が存在するのですね!なんだかあこがれます…

「赤毛のアン」のお話に、「森の中にひとりで出かけてゆくと、心通う友と会話しているように満たされるの…」というシーンがありますが、その意味が少しわかったような気がしました。

熱帯の森は、カナダの森とは違うと思いますが…雨音のもたらす心地よさもあるのでしょうか…
きれいな空気と深い緑、そして水の音…人に必要な基本要素がそろっているのですね。

吉村先生の作品や文章は、私にとっていろんな謎解きの道しるべとなっています
いつもありがとうございます。

「虹の島」…なんてきれいな響き…素敵な名ですね。

吉村サン、ブログとツイッターがようやくリンクしてきました。
私のイメージもかなり近いかな。葉っぱにあたる雨音…。
隣を見たら 大トトロとメイちゃんとさつきちゃん。 な〜んて膨らみます!

水の音、雨音、滝は 本当に癒されます

雨のいいショットが撮影出来たら、みんなもっと雨も好きになるかも。
雨の産物 虹は happy な気持ちになります!

熱帯雨林の中での激しい雨…とっても大変そうですが、その雨が吉村さんの中に溜まった澱のようなものを洗い流してくれたのかもしれませんね。
そして虹…大きな空に伸びやかですね~
(食も含めて)なりふり構わず撮影に没頭されてる姿、カッコイイです

僕も、雨宿りで佇んでいる吉村さんの姿を想像してしまいました。
なんかいいですねぇ。やっぱり南の島は癒しがありますね。

ハワイは虹の島と呼ばれているんですか。
それは知りませんでした。
たしかに去年行った時も、虹が何度も出ていました。
すごい完璧なダブルレインボーが見れたので興奮しましたし、虹の写真も何枚か撮りました。

『森の中、激しく降る雨、大きな葉っぱの下、雨宿りで佇んでいる吉村和敏…何だかいいかも。』
吉村さんが癒されている。とても嬉しいです。
このシーンに、私自身も癒されてしまいました。(^-^)

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