iPad写真集『Wonders of Japan』配信スタート
本日から、iPadで、吉村和敏写真集『Wonders of Japan』の配信がはじまりました。
昨年、『Sense of Japan』という写真集(紙の)を発表しましたが、その第二弾となる日本風景の作品集です。iPadのみの発表です。
まずは英語版と日本語版です。(英語版は、iPadの言語環境をEnglishにすると切り替えができます。新たな料金は発生しません)
『Wonders of Japan』は今日産声をあげましたが、今後アップデートの度に生まれ変わっていきます。まえがきを長い文章にしたり、個々の写真のタイトル&キャプションをつけたり、日本地図を入れることも検討中。幾重にも変化していくというのが、この作品集の魅力の一つになっています。
写真集の内容は、タイトル通り、Wonder(驚異・驚き)な日本の風景です。
今までの海外作品集のような、パッと見で美しく、心癒されるような作品は1枚もありません。ただこれらはすべて、僕が4年にわたる日本の旅の中で出会った心揺さぶる風景であり、僕が考える日本の「美しさ」です。そんな僕の視点を、世界に向けてアピールしてみようと考えました。
『Sense of Japan』の時もそうでしたが、今回も様々なご意見・ご感想が寄せられるでしょう。楽しみです。
『Wonders of Japan』
by Kazutoshi Yoshimura(吉村和敏)
定価350円(無料版は近日中に配信予定)
http://itunes.apple.com/jp/app/id378498206?mt=8
制作/ウィブックス
あぁぁ(;_;)、iPad限定なんですね。
Sense〜とはまったく違った作品を見られるとのことで、大変惹かれますが、iPad購入の予定はないし…(>_<)。
どこかで観られないかなぁ(u u。
投稿: mari | 2010年6月30日 (水) 21時01分
本屋さんで、いろいろな写真集を見かけます。きれいばかりとは限りません。雑然とした感じや混沌とした感じのものから、ただきれいにするという意識がないだけの光景も、ある人にとっては郷愁であり、ある人にとっては心を落ち着かせるものであり、ある人にとっては驚愕であり・・・興味の対象となります。人はさまざまですね。
我が家に来る人が、時々「写真を撮らせてもらってもいいですか」と聞きます。もちろん、その人たちは、戦場と化しているキッチンのシンクやとりあえずベランダに出したごみを写したりしません。来客のために私なりにアイデアをめぐらしたところを写してくれます。そういう形で尊厳に配慮されることを感謝します。でも、きっとプロのカメラマンを招待したら・・・私の気の緩んだところに目を留められるのでしょう・・。プロというのはそういうことなのかも知れないと、最近感じています。大変な形相の競技中のスポーツ選手の写真などを見るとき、思いやりはどこに・・と思って、プロって・・人に厳しいな・・と。当たり前のきれいよりも、インパクトのあるものに価値を見出されるのではないかと・・・。吉村さんをそのような人だとは思いません。そうでなければ、ここにはこないでしょう。
ただ、カメラマンの視線ではなく、一人の主婦としての目で見ると・・・、パッと見できれいで癒される状態を保つのは簡単なことではないことを良く知っていますので、そのような画像の背後に、毎日の良い日課や、清潔や美しさを保とうとする品性や、周りとの調和のための譲り合いや、他の人に対する気遣いなどの、良い人間性が見えます。人間が作り出す美しい風景にも、さりげなく多くの教訓が含まれているのです。写真や映像を見たあと、なんとなく部屋の中を見回して、カーテンを調えたり、クッションを置き換えたりする・・・・そういう刺激を受けるので、パッと見きれいな写真集が大好きです。家事に気持ちが乗らないとき、まず紅茶を飲みながらPEIの写真集などをみて、モチベーションを高めること良くあります。
投稿: masa | 2010年6月30日 (水) 11時33分
こんばんは(^-^)
いよいよ液晶画面での写真集「Wonders of Japan」の配信が始まったんですね!
おめでとうございます
私もiPad持っていないので、見れませんが、このブログでのお知らせを見たらワクワクしてきました(*^_^*)
時代の流れの中で、吉村さんのことだから、もちろん紙の写真集にも拘りながら、液晶画面での写真の配信など、どんどん新しいことにも挑戦して開拓するパワフルな吉村さんも応援したいです(*^^)v
世界に向けて、日本独自の斬新な風景を発信する先見性って素晴らしいですね。
海外の方々にはどんなふうに写るんだろう…?すごく興味が沸きますね。
いろんな色が散らばって、雑多で統一のない日本の風景ですが、古い時代の名残も残っていて、懐かしく、愛おしい風景なのでしょう。。。
いつか私もiPadを手に入れる日がくれば良いなぁ~(^u^)
投稿: yuuko | 2010年6月29日 (火) 21時16分
以前、「紙にこだわりたい」と書かれていたので、コッチには興味がないと思っていました。このためにiPadを買わなければ...iPhoneじゃダメですか
投稿: NAT | 2010年6月29日 (火) 10時40分
やったぁ〜!世界の吉村和敏になる第一歩という事でしょうか…
そうですよね…観光で日本にいらした外国の方って、何を撮っているんだろうという所にカメラを向けていたりしますよね。それと同じ視点でとらえた作品なのですから、海外の方の目にとまる可能性は十分なのでしょうね。
私がiPadを手に入れた時には、びっくりするような世界が完成しているかもしれないですね。その日を楽しみにしていましょう…
私って、ひとつ引っかかる事があると、どーしても黙っていられないたちで…で…現在までの数々のご無礼になるのですが…
私は、ぱっと見の美しさだけで写真に惹かれている訳でないですよ…
私が吉村さんの作品で好きなものは、私の想像力を働かせてくれるもの…
確かに美しいわぁ〜と感動するのは第一歩なのですが…海外の美しい街並みにどんな人たちが住んでいるのだろうかとか…窓辺の花の飾り手は素敵な感性の持ち主だろうとか…吉村さんは何を思い撮った作品なのかとか…美しい風景に融合して写り込んでいるおじさんはどういう人なのかとか…こんな不思議な形が自然界にあるんだぁとか…いろいろです。
でも私は捻くれ者なので、写真家さんに意図的にこれでもか〜って意思を押し付けられるのが嫌いです。だから、吉村さんの作品でも美しい風景の中に、押し付けがましくなく写り込んでいる意思が好きです。
Sense…の写真集でも、表紙の船の写真、土手の草刈り、祈りの扉などは大好きな作品です。
その辺は私の好みなのですが…
でも想像力という点から言えば、この作品たちは、海外の方のイマジネーションを呼ぶ作品として日本への逆輸入という形で評価される可能性はあるかも…ですよね…
わぁ〜長くなってごめんなさいでしたm(__)m
投稿: 花水木 | 2010年6月29日 (火) 00時47分
『Wonders of Japan』を楽しんでます。
ブログ掲載写真は、長野県伊那市お花見の屋台で写真集の中では一番カラフルな一枚ですね。
普段見慣れてる風景を一枚の絵として切り取っていく、その人の感性でその絵の好き嫌いが分かれるでしょう。確かにパッと見で美しく、心癒されるような作品は1枚もありません。
しかしながら写真の中に入り込めば、36枚の中にそれぞれ物語を感じます。
Wonderなバージョンアップを期待しています。
投稿: モリモリ | 2010年6月28日 (月) 22時58分
写真集の配信スタート、おめでとうございます。

今日誕生した『Wonders of Japan』はこれからも変化(成長?)していくのですね。そして、いろんなところに繋がっていく可能性も秘めてる…すごく魅力的ですね
『Sense of Japan』の時もそうでしたが、なぜか心惹かれる吉村さんの「日本の美」…私もいつか出会いたいです
投稿: 和世 | 2010年6月28日 (月) 22時12分