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2010年6月 7日 (月)

イタリアの高速は怖い

ホテルをチェックアウト。車で空港へ。
バッグを乗せて来る便は30分のデレイ。仕方なく待合室で資料整理をして時間を潰します。
10分前、手荷物検査のゲートから荷物受け取り場に入り、ベルトの前で待ちます。さて出てくるか……。おっ、出てきた、出てきた。ホッと一安心です。
すでにお昼です。こんなくだらないことで半日も潰れてしまいました。空港の駐車場代15ユーロ、保険で下りるのかな。
高速A8号線に乗り、ミラノ方面へ向け車を走らせます。次はA4号線に乗って西へ、つまりベニスを目指しました。
イタリアの高速は怖いですよ〜。フランスの10倍くらい怖い。みんなかなりのスピード(130〜200キロ)を出し、おまけに運転が超粗い。たとえ130キロで走っていても車間距離は1メートル。時々後ろにぴったりとくっつかれます。3車線で、真ん中の走向車線を走っていても、遅いとパッシングされるし(追い越し車線があいているにも関わらず)、一番右のトラック専用車線を走ると、トラックのドライバーにどけどけとパッシング。
色々な国で車を運転してきましたが、イタリアが一番怖いです。皆さんがイタリア旅行されるとき、レンタカーの旅、特に高速を走行する旅はお勧めしません。海外の運転に慣れていない方は絶対にやめた方がいいでしょう。
車を運転中はとにかく緊張のしっぱなしで、サービスエリアで休憩する度にドッと疲れが出て、4時間後、250キロ先にあるPortogruaroの町に入った時は、まさにグッタリという状態でした。
まずは適当なホテルを見つけてチェックイン。ここに2泊します。バッグを開け、荷物の組み替えを行います。1時間後、ようやく撮影体制に入ることができました。
_mg_000120キロ程先にある「美しい村」へ行ってみます。ごく普通の村でしたが、夕陽の光を利用して数カット撮影しました。各施設はクローズしていたので、明日の午前中、また戻って来るつもりです。

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コメント

読んでて興奮しますね(笑)
やっぱりイタリア人は全般的に車好きなんですね。
F1を見ててもそれがわかります。イタリア人の熱狂ぶりは半端じゃないです。
みんなレーサー気分なのかもしれないですね!

記念すべきイタリアの村、第一弾ですね…数年後に出版されるイタリアの本の第一歩は、ここからだったと心に刻んでおきましょう。
運転だけで精神的にも肉体的にも消耗してしまいますね…そんなに広くない国なのに…そんなに急いでどこに行く…ってキャッチフレーズが昔ありましたね…(^^)
とにかくご無事でなによりです…

実は、今朝『消えた錬金術師』を読み終えたばかりの私…吉村さんの高速のお話は、なんだか物語の中のシーンと重なって感じられて…こわいですね~
事故に遭われることがなくて、ほんとに良かったデス

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