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2010年6月22日 (火)

カメラバッグ

日本へ向かう機内では、取材を振り返り、反省点をメモしています。
イタリア取材で「ああ、失敗したな……」と感じた点、それはカメラバッグでした。
フランスやイタリアの村の取材は、基本的に歩きです。村に辿り着いたら3時間も4時間も歩き回ります。
普段使っている肩から下げるタイプのカメラバッグだと、たとえ斜め掛けにしても、腰や背骨に相当な負担が掛かります。僕の場合、もうこれ以上背骨をS字に曲げたくないので、このバッグは避けるべき。
そこでリュックスタイルのカメラバッグが適すると思い、出発前、あるメーカーの大型バッグを買って持っていきました。
で、実際に村歩きで使ってみたら、確かに体への負担は軽減したのですが、実に撮影がしにくくなりました。僕は、35ミリカメラと中判カメラを使っています。カメラの切り替えやレンズ交換の度にリュックを下ろしてファスナーを開けるので、それを50回も100回も繰り返していたら、かなりストレスが溜まりました。
また、ポケットが少ないリュックを選んだのも失敗でした。写真は、レリーズとか予備バッテリーとか、とにかく小物が多い。それらを分散して入れることが出来ないというのは、致命的です。
滞在3日目に、通常のカメラバッグ(予備で一つ持っていった)に戻しましたが、案の定、20キロもあるので、夕方には首と肩と腰がやられてしまいました。
さて、次の取材はどうするか……
今度は、腰に固定するスタイルのカメラバッグにしてみようかな、と検討中です。そう、よくアメリカ人のカメラマンが好んで使っているバッグ。thinkTANKとか。
腰に固定するタイプは容量が小さいのでカメラ1台とレンズ2本くらいしか入りませんが、1台は首からさげるなどして工夫してみるつもりです。
ちなみに、三脚も常に持ち歩いています。手持ち撮影をする時は、三脚を路上に置いています。三脚をガチャンと腰ベルトに固定出来るジョイント金具のようなものがあればもっと便利になる。東急ハンズで探してみるつもりです。

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コメント

吉村さん、こちらは如何でしょうか!?
http://www.tosca28.com/mensfoulweather.htm

不肖 宮嶋さんのサイトで知り、購入しました。
個人的には凄く気に入って使っています。
肩掛けのような肩よりや、リュックのような出し入れの面倒くささはありません。
私はその時の状況に応じてレンズを入れたり、小物を入れたり、暑い地域ではペットボトルを入れたりします。
ベルト部分に携帯ホルダーや小物ホルダーなども追加できます。
荷物が多いときはこれプラス小さめのリュックにしたりしています。

戦場カメラマンが使うだけあって凄く丈夫ですし雨にも強いです。
負荷は肩と腰に分散されますので吉村さんの悩みも解消されるかと思います。

ただし、軍人さんが持っている鞄?のような形にも見えるので、街中では他人の視線が気になるかもしれません。
今回の取材のように街の中に人がいない。と言う所ではお勧めです。

ちなみに私はお店のまわし者ではありません ^^

遅くなりましたが…
吉村さん『お帰りなさい』
既製のカメラバックで『これだ!』と言う物に出会えないんですね…
他の方も書かれているように、やっぱり吉村さんが考案したら…って思いました
もしかしたら異業種職の方も『いいバックだ』って感じる逸品になるかもしれませんよ

私は田舎生活なので、福岡市内に行く・運転するのも全身緊張します
やっぱり人と車の多さに圧倒され、流れが速い数車線の運転は怖いです

この問題は、ずっと以前からありますね。
なぜキャリーはだめなのですか?
私がカメラマンだったら、腰に下げて首にかけて、三脚も取り付けて・・・なんて・・・したくないなあ・・・。考えただけでも疲れます。
・・・それで、ちょっと時間があったので、吉村さんのためのキャリーバック考えてみました。笑いながら見てください。
もっといいアイデアをお持ちの方は、是非発表してください。
 このブログから、世界のカメラマンのために、吉村ブランドの三脚つきカメラバッグ・・・もしくは・・カメラバッグつき三脚、発信しませんか? なんて・・・。

本当に難しいところですよね、この問題は。
ワンショルダーのリュックは体の前に回して、地面に下ろさずに出し入れが出来ますが、あれは常に1つの肩に負担がかかるので、肩から提げるカメラバッグよりはマシかもしれないですど、結局片方だけに負担がかかってきますしね。

こうなったら吉村さんが世界最高のカメラバッグ(リュック)を考案してみたらどうでしょう?
で、特許料でウハウハみたいな(笑)
取材費も捻出できますし、一石二鳥です!

バックの事は難問ですねリュックもイマイチでしたか…
最終的にはやはり影の薄い(?)アシスタントをお願いする事になるのでしょうか。吉村さんのアシなら喜んでやりたい方はたくさんいそうですが…
出費はかさみますけど
今のところはとりあえず、私も花水木さんのガンダムに一票!…
すいません、笑ってるばあいじゃないですね、でもホント、物理的には体により密着している方が負荷は軽いはずですよね。
何か良い解決策はないでしょうか。
あ、来年のカレンダー!
PEIという事で、王道ですね〜!楽しみです

腰タイプのものを利用したことがあります。
数ヶ月でやめました。
腰がやられました。
ものにもよると思いますがお気をつけください。

先生、ほんとにお疲れさまですー
私も花水木さんのコメント読んで思わずニンマリ…
何年か前に見た光景を思い出しました!若いイケメンが電車の中でダボダボ迷彩パンツの太もものワッカみたいのに傘を装着して立ってました(@_@)
妙にかっこよかったです
ちなみに車内はがらがらなのに彼はスクッと立ってました

花水木さん、ごめんなさい!
私も大笑いしてしまいました。
吉村さんにとって重大な問題なのに……。よい解決策があることを願います。

機材との格闘なんですね・・。
ご自分の希望バッグなんて特注ができたらいいですね。
花水木さんごめんなさい。とても真面目に考えてらっしゃるのすごくわかるのですが、読んでいて吹きだしてしまいました(´,_ゝ`)プッ

20数年前、良さそうだと思ったウエストバックを一夏使ってみましたが、やはり腰の負担が大きすぎてその夏限りの話でした。
やはり「大物(交換レンズなど)はショルダーバッグ。小物はウエストバッグ」くらいが適当なのかも。

なんか…ガンダム並の装備になりそうですね…(^_^;)
荷物って、体に密着していた方が楽ですよね…おんぶした赤ちゃんが、寝ちゃうときついみたいに…
そして力のかかる部分を分散させた方が絶対いいと思う。リュックと併用した方がいいと思うけどな〜
夏だと洋服のポッケが少ないのも敗因かなぁ…カメラマンさんってポッケの多いベスト着てるイメージがあるけど…
もうこうなったら、太ももとかに三脚をつけちゃうってどうかしら…映画とかで銃を太ももとかに装備してるじゃないですか〜うわぁ〜かっこいい…♪
頑張ってガンダム並になっちゃって下さい。
決してふざけている訳ではありません。私は大真面目です…m(__)m

ご帰国早々、吉村さんはフル回転されてるようですね。いつも先を見ている姿勢に、改めて尊敬♪です(^ー^)
20キロもの器材はお体に負担も大きいのでしょうね。
早くピッタリなバッグが見つかりますように!

帰国されて間もないのに、吉村さんの頭の中では、もう次に向けての思考が始まってるのですね。やっぱりスゴイです~
三脚…使わない時はほんとに「荷物です」って主張してくれますよねジョイント金具のようなもの、見つかりますように…。
お体の負担が軽減され、そして撮影がスムーズに行える…そんな吉村さんのスタイルにピッタリのバッグに出会えるといいですね

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