雲が多く、小雨交じりのぐずついた天気です。
朝食後、車のエンジンをスタート、国立公園のゲートを潜りました。その時係員に、「西口ゲートは昨晩の大雪で閉鎖になっているから行かないように」と注意されました。9月の大雪……。確かにこの寒さだと雪も降りますね。
まずは昨日のオールドフェイスフルに行ってみます。ここがイエローストーンの目玉。いくつもの間欠泉があり、その温水の吹き上げや造形美を楽しむことができるのです。
巨大な駐車場はたくさんの車が停まっていました。
案内所で地図をゲットし、いつものようにカメラ機材が重い重いと呟きながら、奥へ続くトレイルを歩きはじめます。
なるほど、確かにたくさんの間欠泉があります。う〜ん、でも絵になりにくいかな。色は綺麗ですが、造形美がいまいち。なかなかシャッターが押せません。
日本人観光客の姿もチラホラ見掛けました。話に耳を傾けていると、「日本人だったら絶対に温泉を作るわよね」という言葉がチラホラ聞こえてきます。納得(^_^;)。
1時間後、トレイルの先端にあるモーニンググローリープールに着きました。曇っているせいもあり、色はそれほど鮮やかには見えません。それに思っていた以上に小さい。
違うトレイルをまた1時間掛けて歩き、出発点に戻ります。タイミングよくオールドフェイスフルガイザーからお湯が噴き出すところを見ましたが、まあこんなもんかな、といった感じ。感動はありません。
その後、車で少し北上し、ミッドウエイガイザーベイスンへ行ってみました。が、駐車場の場所取り合戦で、なかなか空きスペースを見つけることが出来ません。
明日の朝早くに戻って来ることにし、その場を立ち去りました。
それにしても、この国立公園はすごい交通量ですね。所々、渋滞も発生しています。その原因は動物。動物が出ると、何台かの車が停まり、写真を撮る人が現れるのです。すると後ろの車がつまってしまう。時に30分以上もノロノロ運転になり、まるで中央道の小仏トンネル付近のよう。
余談ですが、日本にいる時、何かの雑誌で、北米ではスバルのアウトバックが売れまくっている、というニュースを読みました。なるほど、確かにアウトバックをよく見掛けます。トヨタやニッサン以上にスバル車が多い。
アウトバックとレガシーは、この前のフルモデルチェンジで、北米サイズ(大型化)にしたこと、販売価格をグッと下げたことが売り上げアップに繋がったと言われていますが、あの個性あるフロントのデザイン、日本人にはさっぱりでも、アメリカ人には受けがいいのでしょう。
トヨタでもニッサンでもスバルでも、海外で発売されている日本車が羨ましいですね。だって、ボディカラーに個性ある中間色が揃っているから。日本は白、黒、シルバーがベースなので、今ひとつ車選びに気合いが入りません。
ホテルで一息ついた後、近くのレストランで巨大なピザを食べ、夕食としました。まあまあ美味しかったのですが、やっぱり油っぽかった。冷たいコークをゴクゴク飲んだのもいけなかった。夜、思いっきりお腹を壊しました。