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2010年9月17日 (金)

紙の文化

10月初旬に小さなフォトエッセイ集を出版しますが、先日、初校が上がりました。今日は都心の出版社で初校の戻しを行います。
初校の戻しとは、この写真はこのようにしたい、という指示を印刷会社の方に伝えていく作業です。
1週間後、再校が出ます。まだ不満の場合は、念校まで取る。その後責了、印刷となるのです。

もちろん、今回のフォトエッセイ集も、とても少ない初版部数です。でも、これをすべて売り切るのは大変なこと。今、多くの人が本を読まなくなってきているので、本がほんとうに売れない時代なのです。
売れているのは、ほんの一握りの作家のみ。1%もいないんじゃないかな。
新聞などを見ると、「何万部突破!」と派手な広告がありますよね。これって、実際に売れているわけではなく、初版の刷り部数のことなんです。数ヶ月後、書店からごっそり返本されるわけですから、正確な実売部数は誰にもわかりません。

近頃色々な人に、「吉村さんも紙媒体は諦めて、発表の場をすべてデジタルに切り替えれば」とアドバイスされます。
でも僕は紙が好きなんです。だからたとえ少部数であっても、紙の本を作り続けていきたい。紙の文化を皆さんに届けたいのです。
今、学校の教科書をiPadなどのデジタルにするかで揉めていますよね。教科書がデジタルになったら、もう紙は完全にアウトでしょう。デジタルで育った子供たちは、大人になって紙の本を選ぶわけがないのです。
まあどんなに紙派が頑張っても、50年後、100年後は、絵本や教科書はすべてデジタルに切り替わっているでしょう。
僕はやっぱり、紙を使って自分の作品を表現できる今の時代が好きです。

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コメント

最近強く思うのですが、やはりいいプリントを観る機会が少ない、これが一番の問題と思います。いいプリントは「ワオッ」って言わせる力があります。

電子式反射媒体で正確にフルカラー表示出来るものが出来ない限りは紙媒体が人の目には一番良いのではないでしょうか。だって人の目は反射媒体に慣れてますから。

いっそ、反対方向に走って欲しいです。最高級の紙を使って最高のプリントを追求して部数限定とか。高価になるでしょうが、今のうちに残しておかねば出来なくなるような気がします。

同じように思います。日々のつつまやかな流れの中、空を見上げなくてはおられない時や古い紙のページをめくらずにはおられない時、やっぱり生きているんだなあ。自然はただ美しいなあと。

たった今、教科書をiPadでの件で現役の学生さんから指摘を受けました。iPadですと授業の内容の書き込みができないと…でも、それもいずれは出来るようになるような気がしますが…
もう一点、私は化学など平面で分かりにくい構造などを立体で見ることが出来ると理解が深まるのではないかと考えましたが、それをすると平面を脳の中で立体に構築する能力が更に失われるのではないかと言われました。
なるほどぉ~と思いました。確かに明確にする分、想像力が失われる可能性もあるかも知れませんね。最近、うちの子供達もしっかりして来て、うれしいやら悲しいやら複雑です(^_^;)

教科書にまでデジタル化はあってはならない気がします。
そのうち電気アレルギーとか発生しそうですよ。

ただ紙も限られた資源ですから、デジタル化絶対にNO!とも言い切れない悲しさはあります。

というか電気だって無限ではない訳ですから、突き詰めればどちらも…はぁ、この手の話しは虚しい気持ちになります。

話しが飛躍しすぎかもですが、いずれ昭和初期くらいの暮らしに戻らざるえない時が来るでしょう。

現代はそれまでのつかの間の夢…そんなふうに思うのは私だけ?


お姉たまにチ○ポもてあそばれただけなのに!!
そんで諭吉さん7枚も貰えるとかwwww

仕事クビになってニートしてたけど、これでお金に困ることナッシングwww
ていうか前より給料多くなってる件!!(*゚∀゚)=3
http://tiki.pupipo.net/vk9bby4/

私には専門的なことは分かりませんが、デジタルの画面から美しさは十分に伝わると思います。でも吉村さんの作品は、それに暖かさのような感情も加えて表現されているのではないかと思います。紙の方が、その暖かさが伝わりやすいような気がします。
また写真集という物質の形が、私の所有欲を満たしているような気もします。この写真集は私の写真集よ!って感覚です。デジタルでは、その感覚は持てないかなぁって思いますが、どうなのでしょうね…
しかし、こんなに急速にiPadが自分の身近に迫って来るとは思いませんでした。医学の世界でもかなり活用されているようですよね。私のいる世界でもどのように活用するかなんて記事を多く見かけます。娘もバイト代で買おうかなぁなんて思案しているようです。
大学で使うようなの専門書については、早くデジタル化して欲しいです。半期ごとに増えていく専門書を見るとため息が出ます。
小中学生の教科書については、どうなのかしら?と思いますが、化学の教科書とかiPadのような媒体で表現されていたら楽しめるでしょうね。

 紙というより、冊子本の形態(一世紀に発明されました)は人類究極の発明ではないかと思います。人間の目と手と脳の記憶領域が連動して、一冊の本から自分の見たいところを探すのにこの形は最高です。

 ただ正直に言って・・・・一枚ごとの写真は、やっぱりパソコンで見たほうがきれいだと感じます。大きさの点での迫力もありますし。透明感や空気感の表現力はインクに勝ると思います。
 でも、吉村さんは、写真を撮るだけの写真家ではなく、紙の中でそれを表現したいと考える芸術家であるということですね。それを分かる人は大勢いらっしゃると思います。
 と言いつつ・・・・もう一度ひっくり返して・・・わたしはデジタルがいいなあ・・・。

 学生時代、本屋さんに行くことが大好きでした。本からいろいろなことが学べました。本屋さんは、本に関する知識があって、時には内容まで教えてくださることもありました。客たちも知的な紳士や青年や女性たちがたくさんいて、全体として本屋さんは素敵でした。
 でも、今の本屋さんの主流は、漫画とハウツーものと精神上よくなさそうなカバーの付いたうるさい本・・・・。あとポルノまがいのもの。以前と違って、そういうものの売り場面積は、とても大きくなりましたよね。もっともそうでないと、やっていけないのでしょう。ふうっ。
 本屋さんはわたしにとって、もう素敵ではなくなりつつあります。たまにふらりと入っても、間違ってポルノのコーナーに紛れ込んだりしないように気をつけなきゃと神経を使ってしまいますし、つまらないです。
 と言うわけで、本屋さんをそんな風にしてしまった風潮に少し抵抗して、わたしはデジタルに一票。

わたしも紙が好きです。
やまねこさんのおっしゃるように、本を読みながら、写真をながめながら、ページをめくる音、さわり心地を五感で楽しんでもいるわけですから・・・。
風情といえば、最近の花火大会は、音楽とともに花火を楽しむものが増えてきましたよね。
個人的にはあれも好きではありません。
単にはやりの曲や、電子音が好きでないせいもありますが、花火はやっぱり、あの音を楽しみたい。いわば風情を味わいたいのです。
視覚や聴覚にすぐに訴えてくるものは、わかりやすい楽しさがある反面、そこに漂う気配や雰囲気を、感じ取りにくいような気がします。
吉村さんの写真を見て、ぼんやりとその地に思いを馳せることができるのも、そこに紙があるからのような気がします。

がーん。

学校の教科書をIPADにする・・・。
それはまずいんじゃないでしょうか。
と個人的に思います。

フォトエッセイ集楽しみにしています。
必ず買うつもりです。

私はブックカバーとかたくさん持っていて、本を手にいれたとき今回どれにしようかと思う楽しみもあるのになぁ。

吉村サン、「紙の文化は 不滅です!」と思っています。
50年、100年後は 分かりませんが、iPad等が無ければ見られないのは、どんなに普及しても限界が見えるように思います。いにしえの書物が発見され、読み継がれ、文化が受け継いでいく、これから先も 変わらないのではないかな。

デジタルで いつまでも色鮮やかな画質の写真と 思いや時を共に過ごしてきた紙の写真集 それもまた貴重な物になります。私の宝物です。
吉村サンの 紙の文化= 写真集は これからも続けて欲しい と個人的には思います

余談ですが、子供達の教科書は 眼の負担が無ければ、iPad等にした方が良いのではないかな と思いました。

写真はやっぱりプリントになってはじめて完成、と思いますね。
液晶で見ることができるのは素晴らしいことですが、写真がひとつのものとして完結するためにはプリント、という過程が必要なのではないでしょうか。
物質としての質感がある、ということは本当に大きいと思います。
フォトエッセイ集……またひとつ、先の楽しみが増えました。

紙の匂い、手触り、頁を繰る時のかすかな音…手元で五感を通して伝わってくるものって、とても大切だと思います。特に発達段階にある子どもたちにとってはなおさら…。
来月出版されるフォトエッセイ集、とても楽しみにしています。地方在住の私にとって、写真集は「吉村さんの世界」を身近に感じられる、とてもありがたい大切な存在です。
吉村さん、がんばってくださいね

私もやっぱり紙が好きです。

触り心地や香り、音、風情‥‥。

生きてるって、いろんなことを体験して味わうことかなと思います。

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