フォト

LINK

« グランドティトン国立公園 | トップページ | 雨の中、イエローストーンへ »

2010年9月 8日 (水)

朝日に染まる山並み

昨晩は23時にベッドに入りました。が、たった1時間で目が覚めてしまいます。典型的な時差ぼけの症状。
そのままずっと起きていて、まだ暗い4時にホテルを出て、国立公園へ向かいました。駐車場に車を停め、1時間ほど車の中で時間を潰します。
東の空が青くなると、ある撮影ポイントに移動します。すでにアマチュアカメラマンが2人いました。「おはよう」と挨拶し、彼らの横に三脚を立てます。
その後も1人2人と増えていき、あっという間に10人を超えました。みんな朝陽に染まる山並みの写真が撮りたいんですね。
Img_3295お互い無駄話をしながら、朝陽が昇るのを待ちました。
カメラの放列をチェックしてみると、100%デジタルカメラです。僕のように、デジタルとフィルムを両方使っている人は誰もいません。でもみんなこう言うんです。
「フィルム is ベター」
「だったら何で使わへんの?」の突っ込みを入れたくなりますが、デジタルの方が使い勝手がよく、後処理が簡単だからですね。そしてここアメリカでも、フィルムの現像所がどんどん少なくなっているのでしょう。つまり「時代の流れ」には逆らえないということなんです。
三脚は、マンフロットばかりでした。髭のおじさんが、僕のベルボンのカーボン三脚を見て羨ましそうにしていました。
雲台は、100%、自由雲台でした。パン棒がついた雲台を使っている人は誰もいません。確かに自由雲台の方が、持ち運びが楽で、セッティングが簡単です。僕は自由雲台が苦手ですが、アマチュアの皆さんは自由雲台を選ばれた方がいいでしょう。
やがて朝陽が昇り、山が染まります。一斉にシャッター音が鳴り響きました。この時だけは誰もが無口になる。写真って、面白いですね。

町に戻り、マックで朝食を済ませた後、ホテルの部屋で3時間ほど休憩。日本を発ってからほとんど寝ていません。ベッドの上で横になり、少し体を休めました。
_mg_4075午後は湖の周辺を巡りました。日中撮影すると、どうしても当たり前の観光写真になってしまう。だから、なかなかシャッターが押せません。
一つ失敗をしました。
カメラバッグを車の後部座席に押し込んだ時、肩から提げていた一眼デジカメをアスファルトの路上にガチャンと落としてしまったのです。レンズの前玉が見事に割れました。あ〜あ、1本30万のレンズがパー……。
取材3回に1回は、必ず何かの機材を壊したり、故障させたりしています。毎日朝から晩まで使っているので、仕方ないと言えば仕方ないのですが。
何度もこのブログで書いていますが、写真家はお金がいくらあっても足りません。

午後、彼方から真っ黒な雷雲が近づいてきます。大急ぎで車に戻りました。フィールドに出ている時、何が一番怖いかと言うと、雷です。頼むから車に落ちないでくれ〜と念じながら、土砂降りの雨の中車を走らせ、町に戻りました。

« グランドティトン国立公園 | トップページ | 雨の中、イエローストーンへ »

コメント

グランドティトン、本当に美しい山並みの風景ですね。
山脈の姿は様々な地形の魅力を見せてくれるのですね…
湖水にひっそりと映り見える山のラインや空の色合い、ひとひらの雲…とても綺麗な絵のようですね。

吉村先生の写真集『プリンス・エドワード島』リンゴの並木道の作品に、ひとすじの雲が登場していますね。
澄む青空に現われた一片の小さな雲…実際には見つけたことがないので、不思議と惹かれます。

三脚の並ぶ風景!…カメラ設定後は以外と背が高くなるのですね…

☆昨日のつぶやき、撮影時の《確認》のお話しから、さらに想像をたくましくしてしまいました♪

今回も素敵なお写真の取材ブログを、ありがとうございました

吉村サン、プロ&アマチュアカメラマンの機材の数々…。
三脚のがっしりした物など、カメラもレンズも…圧巻です。
皆様の横で、吉村サン始め撮影しているお姿を ずっと見ていたら、楽しいでしょうね。
立って撮影するのですね。
感度や シャッタースピードや 絞りを変えながら、撮影される と聞きました。意外に忙しい?
湖面に映った山脈と 緑は イメージ通りの美しさ!好きな風景です。

吉村サンらしさをプラスして 撮影ですね。

あっ!レンズが…(泣)取り扱い注意ですね。
ガンバ 吉村サン

形あるものは壊れます。レンズの替えは用意出来ますが、吉村さんの代わりはありません。だからレンズで良かったね~という事にしておきましょう…はい…って、でもやっぱため息が出るようなお話ですね(-.-;)
お写真の風景、美しいですね。どの風景を見ても日本とは違うものを感じます。

よく読んだらデジカメと書いてあるので、あのレンズではなくて、最近出た某メーカーの白いレンズですかね?70-200の。いずれにしても、30万のレンズを割ってしまったというのは一般人から見ればとんでもない事件に思えます・・・

ツィッターでつぶやいていらした、場所の取り合いのひとコマですね。
なんだかみなさん楽しそう~。微笑ましいです。
うわっ(。>0<。)30万のレンズ・・。私のパート代の何倍ですよ・・・。そんなにレンズって高いんですか・・驚きですw(゚o゚)w

ほんとにきれいに山並みが水鏡にうつっていますね~

うわぁ・・・・やっちゃったんですか・・・
もしかして、吉村さんが愛して病まないFA645 150-300/F5.6 EDですか・・?
もし一般庶民のアマチュアが同じことしたら、もう途方に暮れますよ。

それにしても、ため息が出るほど美しい景色ですね・・・
素晴らしい・・・

朝陽を待ってらっしゃる間、写真談義に花が咲いたご様子ですね。吉村さんの(心の中での)関西風つっこみに、思わず吹き出しそうになりました
レンズは残念でしたね。高価ですけれど、お家にずっと飾っておくものではないから仕方ないですよね。私の父の言葉を借りれば「使ってなんぼ」の世界ですものね。
水鏡に映る山並み、とても美しいですね。見とれてしまいました

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 朝日に染まる山並み:

« グランドティトン国立公園 | トップページ | 雨の中、イエローストーンへ »