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2010年12月

2010年12月31日 (金)

再び雨

朝から雨です。朝日の撮影を諦め、再びベッドに入りました。
9時から行動開始。オタゴ半島を巡ります。入江があり、確かに美しい場所ですが、風景としての魅力がない。そうこの国の風景って、どこかシンプル過ぎてしまうんですよね。歴史が浅い国だから仕方ないのかもしれません。
先端の灯台まで行ってみますが、あまり写真を撮りませんでした。
雨脚が強くなってきたので、ダニーデンの町中に戻ります。昨日のジャパニーズで、味噌ウドンとサーモンロールを食べました。味噌汁の中に硬いウドンが入っているだけでしたが、汁を全部飲んだから体があたたまりました。
マックでコーヒーを飲みながらiPod touchでメールチェック。「写真家たちの日本紀行」を観たよ、というメールが何通か入っていました。へー、僕の番組が再放送になったのですね。リクエストしてくださった皆さん、ありがとうございました!

ホテルの部屋で5時間ほど待機、雨が上がるのを待ちます。が、夕方まで雨は降り続きました。
夜はまたジャパニーズレストランへ。サーモン弁当を食べました。その後、マックに移動し、コーヒーを飲みながらメールチェック。
店内に流れていた曲が気になったので、iPod touchに曲調べのmobion musicというアプリを入れ、サーチします。あっ、すごい! 洋楽もすぐにヒットしました。感動です。
それにしても、ニュージーランドまで来ていったい何をやっているんだか……。

2010年12月30日 (木)

黄色い電車

_mg_53787時30分、チェックアウト。マックへ直行します。朝食をホテルで食べない理由は、高いから(^_^;)
マックでは、ホットケーキとホワイトコーヒーをオーダーします。これで7ドル60セント!
6号線を一気に180キロ南下しインバーガーギルの町に入ります。う〜ん、いまいちかな。オセアニアの町って、ヨーロッパの町と違い、何かこうグッと人の心を引き寄せられる力が欠けているんですよね。
有名な水道塔を撮った後、30キロほど南下しブラフへ行ってみます。う〜ん、ここも絵にならない。
_mg_5396世界各国の主要都市までの距離が書かれた看板が立っていました。日本はTOKYOとKUMAGAYAでした。東京はわかりますが、何で熊谷なの??

いったんインバーガーギルの町に戻り、マックで仕切り直し。近くにはバーガーキングやケンタッキーやサブウェイがありますが、マックだけWi-Fiが無料なので、ついついマックに吸い寄せられてしまう。マックって、ホント商売がうまいですね。
この町に一泊するのはやめようと結論を出し、200キロ先のダニーデンまで行くことに決めました。
1号線を西へ。ノンストップで車を走らせたら2時間程でダニーデンの町に到着します。大きな町です。
まずは宿を確保。少し街中から離れたモーテルにしました。一泊120ドル。
ダウンタウンまでは徒歩15分とのことだったので、機材を最小限に絞り、歩いて町中まで行ってみます。
曇り空、時折小雨です。立派な教会や市庁舎の建物にカメラを向けますが、今ひとつ手応えがありません。
体が冷え、体力が消耗してきたのでジャパニーズレストランに入ります。焼き肉弁当をオーダー。ライスの他に、焼いた牛肉と、トンカツと、チキンの手羽先がついていました。文字通り、焼き肉弁当です(笑)。ああ、もっと野菜を食べなければダメだよな……と一人ぶつぶつ呟きがら口に運びます。
_mg_5492食後、駅へ行ってみました。立派な建物です。待合室が絵になったので、じっくり撮影しました。
ホームには黄色い電車が停まっています。これも絵になったので、数カット撮影しました。

2010年12月29日 (水)

朝日を撮る

_mg_5186目覚ましを使って6時に起き、湖畔へ。対岸の山の稜線から朝日が昇るのをじっと待ちます。寒い、寒い。我慢できなくなり、いったんホテルのロビーに避難します。
体をあたためてから再び湖畔へ。6:55、眩しい朝日が顔を出しました。ただ太陽を撮るだけでは面白味に欠けるので、柳の木を手前に置いて絵作りをします。

朝食後、クイーンズタウンの郊外を巡ります。雲一つない快晴の青空。待ったかいありました。でも、晴れは「観光写真」の量産を意味まします。「作品」を生み出すべく、慎重に被写体探しを行いました。
午後は町中を歩きます。ゴンドラに乗り、クイーンズタウンの町を山の上から眺めたりもしました。

写真屋でレリーズを一本買います。何と35ドル! インド料理屋でカレーを食べます。20ドル! 帰りにガソリンを満タンにしたら小型車なのに70ドル!(日本だったら満タンで3800円くらいかな)。
ニュージーランドはホント物価が高い国。まあ税込みだし、それに今1ドル70円くらいなので、必ずしも高いとは言い切れませんが、財布の中から50ドル100ドル紙幣がどんどん消えていきます。
ちなみにこの国では100ドル紙幣が使えます。日本で1万円札が普通に使えるのと同じ感覚。欧米では、100ドル紙幣は受け取ってくれません。偽札の恐れがあるからです。だから欧米旅行では20ドル紙幣を中心に持っていきましょう。

今日の夕景はいまいちでした。MAGIC HOURの時間帯になっても、美しい色が出ません。ある場所でカメラを構えて待機していましたが、結局一枚も写真を撮りませんでした。
明日の朝日は、たぶんダメだろうな……。

2010年12月28日 (火)

クイーンズタウンへ

今日も朝から激しい雨です。
6時に起き、7時に近くのレストランで朝食。7時半、チェックアウト。雨の中、8号線を西へ移動。マウントクックへ行きたかったのですが、この雨だと山は見えないだろうと推測し、諦めました。4年前に訪れた時にたくさんの写真を撮ったので今回はいいかな。
3時間後、クイーンズタウンに到着。
予約を入れてあったホテルにチェックイン。う〜ん、ニュージーがしゃべる英語って、時々わからないことがある。「部屋が用意出来るのは2時からよ」という簡単な英語を、「もう一回」と言って2回も聞き返してしまいました。そういえばガソリンスタンドの若者が言った「8ドル」もわからず、「How much?」と尋ねてしまったっけ(笑)
英語を勉強するなら、やはりカナダがベストのような気がします。

2時間ほど時間を潰さなければなりません。土砂降りの雨の中マックへ移動し、ハンバーガーを食べました。レジェントチキンバーガー、なかなかです。コーヒーwithクリームというのがうまく伝わらず、結局出てきたのは、牛乳でした(笑)体にいいからまあいいや、と簡単に諦めます。
後から知ったのですが、僕が望む飲み物は、「ホワイトコーヒー」と言わなければダメなんですね。所変われば呼び名が変わる。面白いです。
で、NZに来てから何故好んでマックばかりに入っているかというと、Wi-Fiが無料だからです。出来るのはホームページの閲覧のみで、メールソフトでのメールの読み込みは出来ませんが、Gmailがあるから大丈夫。海外ではいつもGmailに助けられています。

ホテルの部屋で雨が上がるのを辛抱強く待っていたら、夕方、雲が切れ青空が顔を覗かせはじめました。ああ、よかったと安堵します。
車のエンジンをスタート。まずは20キロ先のアロータウンに行ってみます。ありきたりのスナップ写真ですが、数カット撮影できました。
クイーンズタウンに戻り、ホテルに車を置いた後、徒歩で町中を歩き回ります。
_mg_5231目の前には、エッセイ集『小さな村は、聖なる鐘に包まれていた』の48ページと同じような光景が広がっています。湖にカメラを向け、数カット撮影しました。
夜8時を過ぎてもまだ明るい。空腹感を覚えたので、以前来た時に入ったテイクアウトのジャパニーズトレストランを探します。でも見つからない。仕方なくベトナム料理屋に入り、ナシゴレンのようなライスを注文し、胃袋に入れました。まずかった。
9時を過ぎ、太陽が沈むと、MAGIC HOURの時間帯になります。湖畔で寒さと戦いながら数カット撮影しました。終了後、逃げるようにホテルの部屋に戻ります。すかさずヒーターを強にして、しばらくその前でじっとしていました。

2010年12月27日 (月)

激しい雨音で目が覚めます。同時に、ああ、今日の撮影はダメだ……と肩の力が抜けました。
ホテルの部屋で、物事を考えたり、本を読んだりして、8時間ほど潰しました。ちなみにWi-Fiは有料だったので、インターネットには繋ぎませんでした。
夕方、雨が少し小降りになったので、思い切って外に出ます。いくつかのポイントを巡ってみますが、空はどんより暗く、強風が吹き荒れていたので、ちっとも写欲が沸きません。
ホテル近くのジャパニーズで、弁当(定食)を食べます。周りにはたくさんの日本人観光客。家族連れもいれば新婚さんもいる。皆、雨でがっかりしていました。
南島の日暮れは夜9時過ぎです。マジックアワーでも撮ろうと、車を飛ばしてマウントクックの方まで行ってみます。雨はいっこうに上がる気配を見せません。途中から土砂降りの雨となったので、諦めて引き返しました。
天気ばかりは仕方ありませんね。かなり気落ちしています。

2010年12月26日 (日)

レイク・テカポ

10:30、定刻通りクライストチャーチに到着。入国審査とカスタムはいたってスムーズにいきました。
予約してあったレンタカーをピックアップ。メーカー名は知りませんが、ドイツの小型車です。この国もオートマになると料金が跳ね上がるので、もちろんマニュアル車を選びます。
1号線を南下。NZは日本と同じ左走行で右ハンドル。海外では右走行、左ハンドルに慣れているので、逆にハンドルを握っていて変な感じがします。
150キロほど一気に飛ばし、ティマルへ。ここのマックでランチ。マックはコーヒーが美味しくなったので、ついつい入ってしまいますね。
_mg_5156その後、 8号線を西へ。40分後、レイク・テポカに到着。湖畔にあるホテルにチェックインしました。
曇り空です。あまり写欲がそそらなかったのですが、湖や教会など、数カット撮影します。

NZはとびきり物価が高い国として知られています。ホテル近くのレストランのメニューを見たら、どの料理も26〜30ドル。結局、ガソリンスタンドにあるコンビニで、サンドイッチやバナナを買って食べました。それでも16ドル。海外に出ると、日本の物価の安さを改めて認識します。ホットモットやコンビニの弁当って、安いですよね。

2010年12月25日 (土)

ニュージーランドへ

午後一のリムイジンバスで成田へ。年始年末前の土曜日です。出国ラッシュで相当混んでいるだろうと思っていたら、拍子抜けするほど空いていました。便も空席があったので、当然アップグレードはなしです。カンタスのラウンジも、僕が入った時は誰もいませんでした。
NZ90便は、18:30、定刻通り成田を離陸。本を読みウトウトを繰り返していたら、逆に目が覚めてしまいます。0時を過ぎてもちっとも眠くなりません。よって機内での熟睡は諦めます。
プライベートモニターの映画は充実していました。
まずは『ソルト』を観ます。まあまあ面白かったです。
次に『アバター』。こちらもまあまあ面白かったです。やっぱりこの作品は3Dで観るべきかな。
邦画は『ハナミズキ』や『悪人』など4〜5本ありましたが、『悪人』は神戸の映画館で観たので、今日は『ハナミズキ』にチャンネルを合わせます。
若者向きの恋愛映画って全く興味がないのですが、僕の故郷ともいえるペギーズコーブやルーネンバーグが出てくるので、いつかは観なければいけない作品だと思っていました。で、感想は……
いい作品だと思うのですが、脚本に少し無理がある気がしました。母と娘がカナダ生まれ? 彼がマグロ漁船に乗っている? 取って付けたような話やシーンは、カットしてもよかったと思います。色々な要素を詰め込み過ぎている気がしました。

海外取材中

今、ニュージーランドを取材中です。
ブログは帰国後(1月4日以降)にまとめて更新します。
ホテルにWi-Fiがあれば、時々Twitterで呟きます。
吉村和敏

2010年12月24日 (金)

定員に達したため、講演会の申し込みは終了しました。 詳細はこちら
案内状を送りました。 詳細はこちら
2011年カレンダー(PE島、オリジナルカレンダー) 詳細はこちら
2011年カレンダー(富士電機) 詳細はこちら

写真展 2日目

午後1時、写真展会場へ。
今日も、常に4〜5人はお客さんがいる、という状態が続きました。皆さんとお話することができます。
ご自宅にある写真集にサインを希望される方がたくさんいます。もちろん大歓迎です!!
来月の講演会の時、終了後にMAGIC HOURのサイン会を行いますが、おそらく長い列が出来るだろうと予測します。5〜10冊お持ち込みの方は、列がなくなってからまとめて書きますね。1時間ほどお待ちいただくことになってしますが、必ずすべての本にサインを書きます。2〜3冊お持ち込みの方はそのまま列にお並びいただいても大丈夫だと思います。

夕方、お客さんが一人もいなくなったので、喫茶ルームへ。
エスカレーターを上がった所に、カメラのショールームがあり、その奥に、主にグループ展を行っているもう一つの写真展会場があります。そのまた奥に、開放感があるセルフサービス式の喫茶ルームがあるんです。ここ、穴場ですよ。コーヒー1杯150円!(確かジュースもあった気がする)
Dsc00353棚には、数千冊の写真集があり、自由に閲覧することができます。ここで数時間過ごす常連さんもいるとか。
写真展を観た後、喉が渇いたのでちょっとお茶でも、という時は、是非ご利用ください。2〜4人で行っても大丈夫。テーブル席は比較的空いています(^_^;)

結局今日は、17時20分まで会場にいました。
その後、近未来都市のような品川の夜景を眺めながら駅へ向かいます。
Dsc00355

 

2010年12月23日 (木)

Todo

TOKYO FMから出演依頼。すぐにTwitterで告知。電車で移動中の方から「聴きます!」とレスがあったりしました。Twitterって、こんな時便利ですね。
で、本番2分前にスタッフから自宅に電話があり、少々お待ちくださいの後、パーソナリティの望月さんとお話します。今の会話が全国に流れているって、何だか不思議な感じがしました。

電車に乗って新宿へ。あるTodoを済ませます。僕はiPod-touchで、domo Todo todo+というアプリを使いGoogleカレンダーと同期させていますが、用事が済んだら「Done」という電子スタンプが押せるんです。今日は3つ押しました。
やっぱり、スケジュール管理、Todo管理は、紙の手帳より、電子手帳を使った方がはるかに便利ですね。
このブログで何度も書いているように、僕は作品発表に関しては「紙」に強い拘りを見せます。が、スケジュールのような簡易的なものに関してのデジタル化は、大賛成です。

Dsc00348その後、「今、品川で写真展をやっています」というお知らせを兼ね、ペンタックフォーラムに立ち寄りました。Aさんから、吉村さんにとっておきのクリスマスプレゼントがあります、と言われ、ミニK-xをもらいました。
このオモチャ、先月ガチャガチャで発売したら、アッという間に完売したらしいです。
これは絶対に正式に商品化すべきですよ、という話で盛り上がりました(^_^;)。

今日は雲一つない快晴です。空気がとても澄んでいる。夕方、とびきり美しいMAGIC HOURを見ました。東京からも富士山の稜線がくっきり。
旅に出ていたら間違いなく撮影していたでしょう。

2010年12月22日 (水)

写真展 初日

Dsc00331 今日から写真展です。約1年ぶりの個展。
初日ということもあり、たくさんのお客さんが入りました。会場内には常に3〜7人いるといった感じ。広い会場なので、ざわついた感じはなく、誰もがじっくりと作品を鑑賞できます。
今回の写真展、雰囲気や作品の見せ方、照明の色やプリントの質、とてもいいですよ。何度も書きますが、各作品をスポットライトで浮かび上がらせる展示って、前からやりたくて仕方なかったのです。だから僕自身、とても嬉しい(^_^)v

たくさんの写真集にサインを書きました。『MAGIC HOUR』は、見返しから写真がはじまっているので、サインを書くスペースがありません。よって、奥付のプロフィール下の小スペースにサインを書いています。ツルツルした紙なので、筆ペンがのりません。よって油性のサインペンを使っています。
もちろん、手持ちの写真集の持ち込みも大歓迎です。何冊でもサインを書きますよ。今日も5〜6冊お持ちになられた方が数名いらっしゃいました。写真集は重いのに、本当に申し訳ありません。

今日はたくさんの方々とお話出来ました。また、ご質問もいただきました。で、恒例の質問ランキング。特に多かった質問をまとめてみました。

質問
1
 写真が浮かび上がっているようですが、後ろから光を当てているのですか?

 →透過光ではなく、天井にあるスポットライトで写真を照らしています。
2 次の海外取材、どこへ行かれるんですか? ひょっとしてドイツのクリスマス?
 →いえ、南半球にある国です。
3 Wi-Fiルーター、いかがですか?
 →最高です。iPod-touchやiPad、MacBookAirが実に快適になりました。これを機に、スケジュール管理とtodoをデジタルにました。すべて同期させ、僕もついにクラウドです。2011年は、紙の手帳は使わないでしょう。
4 1月の講演会、もう間に合いませんか? どうしても行きたいのですが……。
 →600名、満席です。キャンセル待ちもすごい数なので、仮にウエイティングされても確率は低いと思います。でもまだ1ヶ月前なので、今後、数十名単位で空いてくる可能性もあります。
5 この写真のこれって、何ですか?(写真集「MAGIC HOUR」のP.53)
 →川の流れをスローシャッターで撮ると、こうなります。ちなみに、マジックアワーになる前に同じ場所で撮った写真が、「ローレンシャンの秋」P59の作品です。
6 この写真の白い線は何ですか?(写真集「MAGIC HOUR」のP.8)
 →飛んでいる鳥たちです。スローシャッターで撮るとこうなります。休んでいる鳥の他に、飛んでいる鳥もたくさんいました。
7 近くにトイレはありますか?
 →出て、すぐ横です。ちなみに手洗いの水は、ボタン一つで温水と冷水を切り替えることが可能です。
8 撮影時、カメラの撮影モードは? 絞り値はどのくらい?
 →僕は「絞り優先オート」を好んで使います。露出補正で、標準、-0.7、-1.3の3枚撮れば、どれかは当たります。絞り値は、F16かF22です。
Dsc00338 9 芳名帳はどこですか? 感想ノートは?
 →入ってすぐ左にあります。お名前&ご住所を残していただくと、次回の写真展の前に必ず案内状を送ります。感想ノートは、奥の部屋の丸テーブルの上です。(暗くて見にくかったので、夕方、スポット照明を入れてもらいました)
10 近頃、雑誌に写真を発表されていますか?
 →はい。まず、今回の写真展のグラビアは、「日本カメラ」1月号「CAPA」1月号にも風車の写真が1点載っています。キヤノンフォトサークル誌「moments」のグラビアでは、この前のアメリカ取材で生み出した作品が掲載されています。(これは会場内で買えます)「フォトテクニックデジタル」1月号には夜景の写真2点、「風景写真」1〜2月号の付録に四国の漁村の写真が1点掲載されています。


※写真展のご感想は、このブログの一番上のコメント欄にお願いいたします!

2010年12月21日 (火)

展示 2

午後、写真展会場へ。
作品の展示は昨日完璧に終わったので、今日は最終チェックと、書籍を並べる作業を行いました。
終了後、一人でじっくりと作品を鑑賞します。薄暗い会場内に、世界のMAGIC HOURの風景が浮かび上がっているようです。思わず感動してしまいました。
会場内は4つの部屋にわかれています。奥の二つの部屋はこんな感じです。↓
20101221_3

さて、今回の写真展で販売する写真集のリストです。

『MAGIC HOUR』 new!
『BLUE MOMENT』
『PASTORAL』
『小さな村は、聖なる鐘の音につつまれていた』
new!
『CEMENT』 new!
『Sense of Japan』
『クリスマスツリー』
 new!(現在在庫切れ。年明けに入荷予定です) 
『「フランスの美しい村」全踏破の旅』
『プリンス・エドワード島七つの物語』
『Gift』
new!
『草原につづく赤い道』

『光ふる郷』
『林檎の里の物語』

『2011年版・プリンス・エドワード島カレンダー』 new!
『ポストカード・セット』

絶版になった『光ふる郷』(2800円)と『林檎の里の物語』(2800円)は、僕の手持ちを数十部おわけいたします。この2冊はテーブルの上に置かれていませんので、ご希望の方は、受付スタッフに声を掛けてください。

2010年12月20日 (月)

展示

Img_702911時半頃、写真展会場へ。
僕が到着した時には、スライド式の壁が移動され、レイアウトが出来上がっていました。そう、「MAGIC HOUR」では、4つの小部屋に分けるというレイアウトを作用してみたのです。
額屋さんたちの職人芸で、次々と作品が壁に飾られていきます。今回、パノラマ写真のコーナーも、組写真のコーナーもあります。
Img_6976僕は、作品たちを高い位置に飾るのはあまり好きじゃありません。通常の1.45mではなく、1.4mでいくことに決めました。
この会場には、写真サイズにあわせて光の角度を変えられるスポット照明があるのです。薄暗い中で、個々の作品を光によって浮かび上がらせるという展示スタイルは、僕の長年の夢でした。
Img_7001 でも、光の角度調整はかなり大変だったみたいで、額屋さんたちは4時間以上も試行錯誤を繰り返していました。

PM5時、ついに写真展会場が完成します! 照明をON。個々の作品が、あたたかみのある光によって浮かび上がりました。プリントの色艶があまりに綺麗で、本物の夕焼け、朝焼け空を眺めているよう。思わず体に震えがくるくらいの深い感動を味わいました。
今回の写真展「MAGIC HOUR」、とてもいいですよ。是非お立ち寄りください!

Img_7056さて、年内の吉村のスケジュールです。

22日(水)——10:00〜17:30まで会場にいます。
23日(木)——祝日のためクローズ
24日(金)——午後、2〜3時間会場にいます。
25日(土)——この日から海外取材に出掛けるため、会場には立ち寄れません。
26日(日)——日曜のためクローズ
27日(月)——吉村不在ですが、OPENしています。
28日(火)——吉村不在ですが、OPENしています。
29日〜    年末休みです。

※ 吉村不在でも、写真集は購入出来ます。

2010年12月19日 (日)

明日は写真展の展示です

いよいよ明日、写真展の展示です。
これで何度目の写真展になるのだろう……。
確か生まれて初めての個展は、1998年、僕が30才の時でした。
写真家になるためにはどうするか、と考えた時、個展しかない、と結論を出し、思い切ってギャラリーの審査に出しました。そしたら運良くパス。当時審査してくださった写真家の先生たちのお名前は、今でも覚えています。とてもとても感謝している。
個展の審査が通ると、凄く嬉しい。その反面、ヤバイ、お金をどうしよう……と誰もが悩むんです。当時、僕も頭を痛めました。でもどうにか大金をかき集め、40点のプリント写真と案内状を制作。予定通り個展を開催することができました。
もちろん個展というのは、自己アピールの場なので、一銭も儲かりません。利益を生み出すどころか、100万くらいの持ち出しです。
でも、芸術家になるためには、個展開催はある種の儀式のようなもの。現に会場ではたくさんの方々とお話し、また仕事関係では何人かと名刺交換をし、写真家になるきっかけを掴むことができました。
実は、個展の前の日は、相当緊張していました。個展が始まってからも気分が落ち着かず、2日目、夕食で食べたカキがあたって入院。3日目は個展会場に足を運ぶことが出来なかったのです(笑) 懐かしい思い出です。

この最初の個展「ある日、凪ぐ時」から、ずっと僕の個展に足を運んでくださる方が何人かいらっしゃいます。22日からはじまる「MAGIC HOUR」にもいらっしゃるでしょう。
そんな方々は、インターネットとは無縁の世界にいます。僕のブログのブの字も知らないと思う。案内状を郵送で送ることに拘る理由は、実はこんなところにも隠されているのです。

今日も3通の案内状希望のメールが届きました。明日、事務所の方から送りますね。

2010年12月18日 (土)

ケーブルボックス

●今、欲しくて仕方ないモノは、シャープのプラズマ・クラスターイオン発生機 IG-B100。
何十万枚というポジフィルムを保管してある部屋に、是非これを置きたい。
というのも、やっぱりフィルムって退色していくんです。20年前に撮影した写真を見ると、ああ、少し色がヘンになってしまったな……と、軽い失望感ばかりを味わいます。
少しでも自分の作品たちにいいことをしたいなあ〜と常々考えているのです。

Dsc00324 ●部屋の片隅、デスクの下は、超たこ足配線です。前からどうにかしなきゃ、と思っていました。
先日、ヨドバシカメラに立ち寄ったのを機に、ケーブルボックスを購入。今日はじっくり時間を掛け、そのボックスにゴチャゴチャの配線を詰め込んでいきました。
お陰で部屋がすっきり、心までもすっきにりなりました(^_^)v。
忙しい時ほど、部屋の整理をしたくなる。不思議です。
Dsc00327

2010年12月17日 (金)

本を買う

今も昔も、本だけはよく買っています。月に1〜2万円は使っているかな。もちろん今は本を読んでいる時間が取れないので、海外取材のときにまとめ読みをするという形です。
日々情報が溢れた暮らしの中で、あっ、この本を読んでみたい、という出会いがたくさんあります。そんなときはすぐにiPod-touchでAmazonを呼び出し、検索し、カートに入れます。そしてある日、まとめ買いする。ちなみに今、カートの中には8種類の本が入っています。
この買い物の仕方、実に便利ですよ。是非皆さんも真似してみてください。
もちろん、書店に入ったときは絶対にやりません。気になる本を次々とAmazonのカートに入れるなんて、書店さんに対して実に失礼な行為です。書店で出会った本は書店で買う、を心掛けている。

実は今日も打ち合わせの帰りに都心の大型書店に立ち寄り、自分の『MAGIC HOUR』を購入しました。明日、どうしても1冊必要なのです。もちろん著者は出版社に申し込むと定価の2割引きで買うことが出来ますが、注文から入荷まで時間が掛かってしまうし、送料の関係で最低でも10冊以上の注文が望ましいので、数冊必要になったときはよく自分の本を書店で買っているんです(^_^;)。

帰りに小説売り場をチェックすると、好きな作家の新刊を発見! 速攻でレジに持っていきました。ちなみにこの作家が誰かは内緒です。
今何かと話題の『KAGEROU』も平積みというか、山積みになっていました。興味のない本でも、一応手に取り、デザインや紙、奥付などをチェックしてしまうところが、出版界にいる人間の悲しいところですね。
村上春樹の『ねむり』に目がとまりました。短編とイラストとのコラボレーション。でも紙が硬くて、ページが開きにくい。つまり読みにくそう。デザイナーは、どうしてこんな紙を選んだワケ? 急に購買力が失せ、書棚に戻しました。

2010年12月16日 (木)

今日も忙しかった

1月22日と29日の講演会、どちらも定員に達したため、申し込み受付を終了いたしました。どのような写真を見せて、どのような話をしようか、今、頭の中で構成を考えています。年末年始に行う海外取材で生み出した最新作も発表しますので、ご期待ください。

夕方から仕事場でデスクワーク。ストレスが溜まってきたので、ラジオをONにします。色々な曲を聴きましたが、一度聴いただけで耳に残る曲ってありますね。そんな曲を生み出す人、歌う人は凄いなあ〜と感心ばかりしています。今日は、たむらぱんのラフという曲が心に残りました。

我が家には毎日のように宅急便の荷物が届くのですが、ある業者は夜10時過ぎです。どんなことをしても指定日に届ける、って感じなのかな。日本人の勤勉さには、全く頭の下がる思いです。

近頃デスクワークばかりなので、今、モーレツに写真が撮りたいです。特に日本の風景が撮りたい。
年末の海外取材が終わったら、国内取材を行います。山形、新潟、そして秋田と移動していこうかな。冬の佐渡にも興味がある。

2010年12月15日 (水)

これ、最高です

新しいものが出ると、すぐに欲しくなり、契約してしまう。これ、僕の悪い癖です。
実は先日、1年間の通信費の合計が出たんです。その額を見てびっくり。えっ、こんなに使っているんだ……と、軽いショックを受けました。
翌日、「よし、削れるものは削っていこう!」と心に決め、ビシバシ解約。携帯は基本料金に戻し、iPadの3Gも2年縛りの違約金を払って解約し、Wi-Fi専用機にしました。

で、新たに契約したのがWi-Fiルーターです。ポケットWi-Fiという呼び名でイーモバイルからはじまったこのサービス、ついにSoftBankとdocomoが参入し、俄然市場が活気づいてきました。
パソコンや携帯などのデバイスが5〜6個Wi-Fiに繋げ、月の使用料は約5000円。これほどお得な話はありません!
サービス内容、通信エリア、料金は各社異なるので、僕はじっくり吟味し、○社と契約しました。(旅が多いので、通信エリアの広さを最優先とした)

これ、いいです。すごくいい。
外出時、ルーターをONにしておけば、その時に持っているノートパソコン、iPad、iPod-touchが常にWi-Fiの電波を拾っています。デバイスを立ち上げた時はすでにWi-Fiに繋がっている状態なので、その都度ネットワークを選択するというかったるさがありません。
そう、あのiPod-touchが、極めてiPhoneに近くなるのです。いや、こちらは3Gのあのイライラ感がないので、iPhoneより快適と言えるかも。もちろん通話は出来ませんが、スカイプやフェイスタイムを使えばどうにかなる。(もちろん、Wi-Fiと言えども元は3Gの電波であることは知っています)
実は先日の信州取材でも使いました。どんな田舎にいっても僕の身の回りは常にWi-Fi、メールチェック、添付ファイルチェックなど、とても仕事がはかどりました。
どこでもWi-Fiというのは、まさに僕が長年夢見ていた世界です(^_^)v

問題があるとすれば、あの卵形をしたルーター本体のバッテリーの持ちの悪さですね。僕は外出時、常にONにした状態なので、夕方までにはバッテリーが完全になくなってしまいます。
で、ネットで調べたら、容量が2.5倍になるバッテリーがあったので、すぐに注文を入れました。

日本は次々と新しいサービスがはじまっていく。重い腰を上げてでも、ベストなものに乗り換えていくことが大切ですね。何よりお金が節約できます。
国内の旅や出張が多い人、たくさんのデバイスを持っている人、節約志向の人には、Wi-Fiルーターは超お勧めです。

何だか今日はセールスマンになった気分(^_^;)

2010年12月14日 (火)

お礼

●本が出版されると、よく取材依頼があります。今日の午後も、ある雑誌のインタビューを受けていました。
取材は、とても、とても嬉しいです。自分が生み出した作品集に興味を持っていただけるって、実に名誉なことだと思う。だから、どんなに忙しくても、取材は受けるようにしています。
記事には、撮影の秘話、僕自身がこの作品に込めた想いのようなものが書かれます。つまりインタビュー記事と作品集を同時に見ることによって、自分がこの作品集で伝えたいことがより明確になっていく。当然、僕自身も記事はすべてファイリングしています。

●夕方、運転免許試験場に立ち寄り、国際免許証の更新を行いました。1年に1回、これは僕にとって恒例行事です。
国際免許証があれば、海外でレンタカーを借りることが可能です。でも、必ず日本の運転免許証も忘れずに持って行ってください。今、多くのレンタカー会社で、日本の免許証の提示を求められます。つまり、国際免許証と日本の免許証の二つがないと、レンタカーを借りることが出来ないのです。

謝恩価格本フェア、明日15日で終わります。たくさんのご注文、ありがとうございました!(といっても、このフェアと僕とは何の関係もないのですが・笑)
全出版社が出した本の中で、ずっと売り上げナンバーワンでしたね。信じられない気持ちでいっぱいです。ホント、今まで生きてきた中で、一番なんて一度もなかったんですよ。だから、とても嬉しいです。
あまりに嬉しかったので、このホームページをプリントアウトしてしまいました(^_^)v ファイリングし、永久保存版とします。
皆さんのお陰です。ありがとうございました!

●案内状希望メール、Gmailのフィルタリグ機能は優秀なので、今のところ問題なく全メールを受け取れているようです。docomoやauから送られてくるメールも、無事に届いています(たぶん)。
スタッフに確認したところ、今日のお昼頃までにいただいた分は、案内状を2時頃ポストに投函したとのことでした。

●iPhoneとかiPod-touchのガラス面に貼るフィルム、色々試しましたが、AFP クリスタルフィルムセット(パワーサポート)がお勧めです。指紋がつきにくく、滑りがいい。他よりも少し高めで、買う前に少し躊躇いましたが、やっぱりいいものは高くて当たり前ですね。実は今日の午後、2年ぶりにシートを張り替えたのですが、このフィルムにしたら、iPod-touchの操作性が向上しました!

2010年12月13日 (月)

写真展の案内状について

雨の高速を走り、東京に戻りました。
さて、明日から、写真展の準備を再開させます。

登録者全員にお送りした案内状ですが、3週間が経過したので、すでに全員に届いたと思います。住所変更や宛先不明の戻りも、吉村事務所のポストに入らなくなりました。
案内状が届かなかった方は、何らかの理由で、データが登録されていません。
ご希望の方は、下記のアドレス(専用アドレスを作りました!)に住所&氏名をお送りください。メールをいただいた翌日に、事務所スタッフが案内状をポストに投函します。普通郵便で出しますので、1〜3日後には届くと思います。それでも届かない方は、こちらにメールが届いていないということになります。携帯からだと弾かれてしまう率が高くなりますので、パソコンからメールを再送信してみてください。
専用アドレスです↓
kaz.yoshimura.office@gmail.com


お知らせ

「吉村さん、写真展会場にはいついらっしゃるんですか?」という質問メールがたくさん寄せられます。申し訳ありません。まだ未定です。12月22日の初日は足を運びます。その後、海外取材です。年明けは、可能な限り、平日の午後は足を運ぶようにいたします。(スケジュールは必ずブログで書きます)
1月22日の講演会は、定員に達したため、申し込みを締め切りました。1月29日の講演会はあとほんの少し余裕があります。ご希望の方は、HPから予約をお願いいたします。こちら
皆様からの質問メールのナンバーワンは、今も昔も、「吉村さんのブログ、過去の日記はどうやって読むのですか?」です。
このブログの顔写真の下に、「バックナンバー」というのがありますよね。この文字をクリックすると、過去の日記がすべて月別のリストとなって出てきます。
携帯電話の場合、初期画面には5日分の日記が出てきますが、一番下にある「次へ」をクリックすると、その前の5日分が出てきます。たとえば1年前の日記を読むとしたら、この作業を永遠に繰り返さなければならないので、かなり大変です。やはり、パソコンからアクセスされた方がいいでしょう。

『Gift』

1215124文・秋月菜央 写真・吉村和敏 
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『クリスマスツリー』

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『小さな村は、聖なる鐘の音につつまれていた』

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2010年12月12日 (日)

日本の風景は凄い!

一度は行ってみたかった地獄谷野猿公苑へ向かいます。上林の駐車場に車を停め、重い機材を担いで林道を歩くこと25分、小さな温泉郷に到着しました。(冬場は、渋温泉からここまでミニバスが出ているようです)
お〜、確かにサルたちが温泉に入っている。どのサルも、気持ちよさそうな表情をしています。人慣れしているので、こちらが10センチくらいまでカメラを近づけても気にしない。
地獄谷野猿公苑って、すごい所だと思います。今までの人生、動物園であまりときめいたことがない僕は、ここではじめてときめきました(^_^;)
日曜日ということもあり、たくさんの観光客がいました。外国人も多かった。確かにここは喜びそうですね。友達が日本に来たら連れてこようと思います。

その後、国道19号線を南下して行きます。僕が子供の頃、この道が松本市と長野市を結ぶ唯一の動脈でした。高速が出来てから交通量はめっきり少なくなり、道沿いの小さな町や村は年々寂れていく感じがします。

途中、ジンギスカンで有名な信州新町に車を停め、村の雰囲気を何枚か撮影しました。それにしても寒い、寒い。外気温は4度です。手袋と帽子を持ってくるべきでした。

サルが温泉に入っていたり、山肌にスキー場があったり、国道沿いにダムがあったり、住宅街の一角に巨大なプラントがあったりと、日本の風景って、とてつもなく凄い。こんなにも被写体のバリエーションに富む国って、世界広しといえども、日本だけです。日本の風景の凄さは、住んでいる日本人は気づかない。外国に出て、戻って来ると、その凄さにはじめて気づくのです。
僕は完全に、日本風景の虜になってしまった……。

お知らせ

「CEMENT」発売日。早いお店で12日から店頭に並びます。
有隣堂(各店)、ジュンク堂(池袋本店・新宿店)、丸善&ジュンク堂(渋谷店)、リブロ(渋谷店)、丸善(丸の内オアゾ店)。Amazonの予約注文分は、入荷次第、発送されるでしょう。

2010年12月11日 (土)

大町周辺を撮影

昨日、無理な姿勢で後部座席に置かれたパソコンを取ろうとしたとき、首に違和感を覚え、一瞬固まりました。ドライブ途中、それほど痛みは感じなかったのですが、今朝起きたら最悪の結果に。そう、昨日は、起きているときに寝違えてしまったのです(^_^;)
朝から、首が痛くて痛くて仕方ありません。で、首と肩に、湿布をペタペタ貼ってのスタートとなりました。
20代の頃は、こんな体の変調、絶対になかったんだけどな。もちろん心は30代前半です。でも近頃、モーレツに仕事をした後、一晩寝てもなかなか疲れが取れないのが一番悔しい。

北アルプスの麓、大町地区から撮影をはじめます。
残念ながら雪山は分厚い雲に覆われています。絵になる公園を見つけたので、まずはワンカット撮影。今日は調子がいいなと思ったら、その後、なかなか被写体が見つからず、お昼になりました。車の中でランチを食べます。温かいお茶を飲んだらホッとしてしまい、シートを倒し15分ほど仮眠しました。

午後になり、首の痛みがだいぶ治まってきたので、午前以上に気合いを入れて被写体探しを行います。山の道にはうっすらと雪が降り積もっています。オールシーズンタイヤ&4WDなのでどうにか走れますが、こんなことならスタッドレスに交換しておくべきでした。
美麻地区、木崎湖周辺を巡ります。夕方までに8カット撮影。うち1枚は手応えあり。
シーズンオフこそ、いい作品が生み出せる。僕はそう信じて撮影活動を続けています。

カーナビとiPod-touchに入っている曲はどれも聴き飽きたので、今日はずっとFMラジオをつけっぱなしにしていました。AKB48の歌、はじめて聴いた。いきものがかりの「ありがとう」って、NHKの連続テレビ小説で流れていた曲ですね。歌詞の持つ意味や力をしっかりと歌で伝えることができるから、いきものがかりは人気があるのかもしれないな、なんてことを考えながら曲を聴きました。
普段あまりテレビを観ない自分は、流行を全くと言っていいほど知りません。歌は、年末の紅白が勉強の場。しかし今年の年末は日本にいないので、急に今、ラジオを聴いて勉強しておこうかな、という気になったのです。

2010年12月10日 (金)

信州へ

2時までデスクワーク、その後、自転車で駅近くの携帯ショップへ。モバイルWi-Fiルーターを契約しました。思い立ったら即、行動です。
仕事場に戻り、数分で設定完了。2つのノートパソコン、iPad、iPod-touchは、どこにいても、バリバリWi-Fiで繋がるようになりました。この使い勝手に関しては、後日ブログで詳しく書きます。

3時42分。大急ぎでパッキング。4時ぴったりに車のエンジンをスタート。10分後には首都高を走っていました。
今回も目指す先は信州。金曜日の夕方なのに、首都高も、中央道もガラガラです。
八王子を過ぎたあたりで、美しい夕焼け空と対面します。ああ、撮りたいな、と思った瞬間、心がフッと豊かになり、撮影モードに切り替わりました。
7時、目的地に到着。このところ2〜3時間睡眠が続いていたので、今日は早くベッドに入ります。

2010年12月 9日 (木)

Wi-Fiルーターにするかも

先日スクーターを売ってから、ネット環境にもメスを入れはじめました。通信に関しては、3つも4つも色々な会社と契約をしています。
まずは、Wi-Fiのサービスを一つ解約しました。数年前、海外取材で役立つと思って契約しましたが、実のところ、海外では繋がる場所が極端に少なく(フランスのホテルで2~3軒あった程度)、日本にいる時も、週に数時間しか使いませんでした。

今日は、ランチの後に駅前の携帯ショップに立ち寄り、我が携帯の料金プランの見直しを行います。すると、あるサービスを解約することによって、月に4000円ほど浮くことが判明。携帯ではネットやメールをすることはあまりないので、来週、思いきってプラン変更を申し込もうと考えています。(違約金9000円を払っても、長い目で見ればこちらの方が断然お得です)
その後、A携帯ショップとB携帯ショップにも立ち寄り、モバイルルーターの料金を調べました。ノートパソコン、iPadやiPot-touchなどのデバイスが増えると、通信の環境を一つにまとめることができるルーターは確かに便利ですね。
我がiPadは3Gですが、もしかしたら3Gを解約し、ルーターを使ってネットに繋げることになるかもしれません。どちらがベストか、国際ローミングのことなども考慮に入れ、じっくり検討してみるつもりです。
来年は旅が多くなりそうなので、今から準備をしているのです。

相変わらず仕事が山積みですが、明日頑張って時間を作り、撮影の旅に出掛けます。

カレンダー

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2009年、2010年に引き続き、来年(2011年度版)も富士電機さんのカレンダーに採用されました! 企業カレンダーですが、購入することも出来ます。
ご希望の方は、富士オフィス&ライフサービス(株)さんに直接メールでお申し込みください。在庫がなくなり次第終了となりますので、くれぐれもお早めに!

お申し込みメールアドレス↓
富士オフィス&ライフサービス(株) 藤田さま宛
fis-zenkoku@fujielectric.co.jp
(メールに、お名前、ご住所、電話番号を明記してお送りください)

カレンダー本体は1部400円です。この他にヤマトのコレクト便の送料441円(これは都内近郊の値段)と代引き手数料315円が掛かります。(送料と代引き手数料は3本まで同じ金額です)

送料と手数料を節約したい方は、富士オフィス&ライフサービスさん(所在地は東京都品川区大崎1-6-1 TOC大崎ビ ル10F)で引き取ることも可能です。その場合、事前連絡をお願いいたします。
TEL 03-5435-7327(担当・藤田さま、柳澤さま)
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2010年12月 8日 (水)

案内状について

11月25日に一斉に発送した写真展「MAGIC HOUR」の案内状、今週になってからようやく届いた方もいるようです。なかなか届かない方は、12月11日までお待ちください。その後、何らかの方法を考えます。

実は今回、A4チラシの他に、縦長のハガキを入れるか入れないか、迷いました。でも、今までの写真展のハガキを、すべて集めている方もいる。やはりハガキはどんなことをしても入れたい、よし、思い切って3セットでいこう! と結論を出しました。
前回お送りした案内状は、確か昨年の12月、丸ビルで行ったクリスマス写真展の前だったと記憶しています。それから1年以上経過してしまいました。やはり1年のブランクがあると、引っ越しをし、郵便の転送期間が終わっている方も数多く出てくるので、「転送期間終了」「住所不明」で戻ってくる案内状もたくさんあります。このところ毎日、80〜100通くらい仕事場のポストに入っています。

先日のブログで書いたように、「写真展の情報は郵送じゃなくて、メールで欲しい!」と希望されている方が年々増えてきましたが、僕はやっぱり紙の方が好きなので、これからも郵送に拘っていこうと思います。

一つお詫びです。
挨拶文の中にある休館日、日曜・祝日・1/29〜1/4となっていますが、この箇所、もちろん間違いです(>_<)
書いた後、しっかりとチェックするべきでした。本当に申し訳ありません。。。

2010年12月 7日 (火)

平積み

色々な人から、「東京駅前、オアゾ丸善さんには吉村さんの写真集がたくさん平積みになっていますよ」と言われます。
いつかチャンスがあったら、丸善さんに立ち寄り、売り場の担当者さんにお礼を言いたいと思っていました。
今日の午後、京橋で打ち合わせがありました。思いきって東京駅で電車を下り、丸善さんに向かいます。
3階の写真集売り場を見てびっくり。僕の写真集がたくさん平積みになっていました。す、すごい!
数年前に出した『プリンス・エドワード島七つの物語』と『「フランスの美しい村」全踏破の旅』もありました。あっ、『Sense of Japan』もある!! 『MAGIC HOUR』もあり、来週は『CEMENT』も加わるでしょう。

僕の写真集を注文し、並べて下さっている担当者さんとお会いすることができました。感謝、感謝です。
写真撮影の許可をもらいましたので、コンデジでパチリと1枚撮影します。
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2010年12月 6日 (月)

多忙

とても、とても忙しいです。よって、今日はつぶやきブログです。

●打ち合わせの合間を縫って、伊東屋さんに立ち寄り、万年筆のインク量を絞ってもらいました。1500円。確かに書きやすくなりましたが、インクの色は薄くなりますね(笑) やはりペン先を細字に交換しようかな。迷っています。

●写真集『CEMENT』の見本が届きました。素晴らしい出来です。

●文具、ネットで注文するとその日に届くカウネットって、本当に便利です。今日も封筒が夕方届き、急ぎの荷物を送る時に助かりました。

●メール文の最後に署名があると、便利ですね。電話番号や住所が必要になったとき、住所録や携帯の電話帳からわざわざ検索しなくていいからです。僕も仕事関係のメールには署名をつけるように努力していますが、たまに忘れます(笑)

●スタバのコーヒー豆(ブレックファーストブレンド)が切れたので、近頃はコンビニで売っているドリップです。薄い。朝の目覚めがよくありません。

●疲れがたまってきたので、パイの実を一箱いっきに食べました。世界一のお菓子をあげろと言われたから、僕の場合、パイの実かな。

2010年12月 5日 (日)

メールか郵送か

先日、皆様にお送りした写真展案内状のダイレクトメールですが、このところ凄まじい勢いで戻りはじめています。住所変更、宛先不明などの理由で。
この封筒の山を見ると、「郵送」に拘っていることがはたしていいのだろうか……と気持ちが揺らぎます。
でもやっぱり、味気ないメールでのお知らせより、紙の方が絶対に気持ちが伝わると思うのですが……。
たまに、「郵送の案内状なんていらないので、写真展の情報はメールで知らせてください!」というお叱りもいただくんですよ。年々増えてきた気がする。特に20代、30代からは多い。

企業から送られてくるお知らせメールって、今、当たり前になっていますよね。僕も数えてみたら、12の企業・団体・施設からのメールが届いていました。基本的に好きな企業ばかりです。興味のない企業からのメールは、たとえ送られてきても、すぐに登録解除の依頼をします。
でも僕は、たとえ好きな企業から送られてきたメールでも、文章をサッと斜め読みし、すぐにフォルダに移動してしまいます。そう、丁寧に読んだりはしない。ましてプリントアウトすることは絶対にない。それほど、メールでのお知らせって、軽い存在なのです。

パソコンソフトのバージョンアップのお知らせは、今、どの社もメールですが、ジャストシステムやアジェンダは、メールとほぼ同時期に、郵送でも届くんです。ハガキを受け取ると、よし、バージョンアップをしよう、という気になるから不思議ですね。だからこの2社のソフトはいつも最新です(^_^)v。

2010年12月 4日 (土)

まるで、パズルのよう

写真展まであと18日です。細かく書くと、写真展の「展示」まであと16日。(展示日は20日です)
よって、かなり焦っています。
プリント制作は、今、ラボの職人さんたちが頑張ってくれています。
僕の方は、今、必死になってレイアウトを考えている。これが決まると同時にプリントサイズも決まります。今回は、1m×1.5mの大判サイズもたくさんあります。
ギャラリーの担当者さんが、展示会場のミニチュアを用意してくださいました。小さく切り抜いた写真を、あーでもない、こーでもないと一人呟きながら、何度も並べ直し、紙に張り直しています。まるで終わりのないパズルのよう。
で、今日は8時間もこの作業に没頭していたら、夜はぐったりしてしまい、ベッドにバタンQでした。
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2010年12月 3日 (金)

キャプションを書く

数ヶ月前、iPad専用の写真集『Wonders of Japan』をアプリ(無料版と有料版)として出しました。少し視点を変えて撮影した日本風景だったので、半分は日本で、半分は海外(主に欧米)でダウンロードされたようです。
ここ数ヶ月、あまりに忙しかったので、この写真集から遠ざかっていましたが、先日、別件の打ち合わせで制作者のAさんとお会いしたとき、『Wonders of Japan』の近況を聞きました。すると、今でもアプリはポツポツダウンロードされているとか。
この日本で、そして海の向こうでも、膨大な数のアプリから吉村写真集と巡り会い、ダウンロード(または購入)してくださる方がいる……。
僕は感動のあまり、ジ〜ンとしてしまいました。同時に、しばらくこの写真集のことをおろそかにしていた自分を反省しました。ダウンロードしてくれた皆さん、本当に申し訳ありません。
そう、iPad用の写真集は、キャプションをつけたり、写真の見せ方を変えたり、音楽を入れたりと、バージョンアップしていけることも魅力の一つなんです。

で、今日は頑張って早起きし、前からやろうやろうと思っていた、個々の作品の解説を書きました。なぜ日本は軽トラックか、鳥居とは何か、お地蔵さんの意味は、など、外国人の読者を意識した文にしました。
全作品のキャプション、お昼には書き上がったので、すぐにAさんに送信します。
もうしばらくすると、英訳され、アップルの審査を経て、「バージョンアップのお知らせ」として皆さんの元へ届くでしょう。あと数週間お待ちください。

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2010年12月 2日 (木)

万年筆

2年ほど前のブログで、万年筆について書きました。欲しくて欲しくて仕方ないと。当時、暇さえあれば、伊東屋かヨドバシカメラの万年筆売り場に立ち寄り、ショーケースの中を覗き込んでいました。
でも何故かその夢はすぐに覚めたのです。万年筆のことなどつい最近まで意識していなかったのですが、先日編集者さんと「今、万年筆ブームが巻き起こっている」という話をしてから、また心が揺れ始めていたのです。

で、ついにmy万年筆をゲット(^_^)v
中字か、細字か、迷いました。どちらがいいかは、店頭でどんなに試し書きをしてもわからない。しばらく使ってみないと、判断のしようがないんです。
結局、僕は中字を選びました。で、1週間ほど使ってみたら、インクが出過ぎるのが気になりはじめてきた。そこで今日、打ち合わせの合間にある文具店に立ち寄り、店員に相談してみたのです。
出るインクの量を調整してくれるサービスがあるみたいですね。メーカーが1200円でやってくれるそうです。ちなみに、ペン先を中字から細字に交換する場合は、5700円でした。
今どうしようか迷っていますが、来週メンテナンスに出すつもり。

万年筆、いいですよ〜。手書きが楽しくなります。持つ喜びも感じますね。今、ブームなのがわかります。
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2010年12月 1日 (水)

ブログについて

「吉村さん、近頃どうしてブログを更新しないのですか?」という質問メールがたくさん届きます。
最初の方に、写真集の情報&感想コーナーを設けたせいで、下にある日記(毎日更新しています)を見落としている方が多いようです。
特に携帯電話では、最初にアクセスすると、5項目しか表示されません。「次へ」をクリックしない限り、その先にあるブログに気づかない。
そう、このブログ、年々携帯電話やiPhoneなどのスマートフォンで読む人が増えているんです。ついに半数を超えたかな。
携帯をメインにしている方は、自宅のパソコンをほとんど使っていない。気がついたら1週間ONにしていなかった、という人もたくさんいるようです。
近い将来、パソコンは仕事だけになり、家庭用のパソコンはなくなってしまうのではないか、と予測している専門家がいますが、何となく、僕も同じように感じています。

先日、吉村事務所の1年間の経費をまとめてみました。出張費や消耗品費がダントツで多いのですが、通信費もばかになりませんでした。
もっと節約できるような気がしています。明日、WiFiのサービスを一つ解約します。これで年2万円が浮く。
ホームページでは、kaz-yoshimura.comという専用のドメインを取得しています。この管理費も高い。1年も2年も更新していないし、今後も更新する予定はありません。よって、キープしていてもしょうがないのですが、さすがにこれだけはなかなか解約できない。
実は来年、新たなホームページを作る予定でいます。こちらの方はマメに更新していこうと考えています。もしかしたら、今のkaz-yoshimura.comはクローズするかもしれない。
そうそう、10年以上前、まだブログがなかった時代、ホームページで「今週のつぶやき」というのを書いていたんです。とても恥ずかしい文章のオンパレード(^_^;) 確か当時の読者は、1日50〜80人でした。
このブログは2005年7月からスタートしていますが、その頃の文章も、今読むと恥ずかしいですね(^^;) コメントが1通でも入ると、とても嬉しかったです。もちろん、今でも嬉しいです。

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