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2011年1月

2011年1月31日 (月)

福島県へ

準備に時間が掛かり、家を出たのは9時。本当は昨日出発する予定でしたが、やることが山積みで、どう頑張っても無理でした。
月曜日の午前中なのに、首都高は空いています。30分後、東北道を北へ向かっていました。
今年に入ってから旅が続いているので、今、心と体が疲れています。少しでも眠くなったら、サービスエリアに車を停めて寝る!と、自分に言い聞かせました。
那須を過ぎたあたりでモーレツな睡魔に襲われます。キタキタキタと思いました。大声で歌を歌いながら15キロ先のサービスエリアまで行き、車を停めると同時にシートを倒し、目を閉じました。20分ほど爆睡、ある怖い夢を見ました(^_^;)。

その後、頭がすっきりし、ドライブが超快適になります。磐越道に入ると、あたり一面銀世界。もう一度サービスエリアに車を停め、担々麺&ライスを食べます。体が温まりました。

夕方、福島県の会津若松市に入ります。まずはホテルにチェックイン。まだ外は十分な明るさがありましたが、雪が激しく降ってきたので、今日の撮影は諦めました。明日は晴れるでしょう。

石垣島では、子供たちがTシャツ半ズボン姿で遊んでいました。でもこちらは大雪で、氷点下の世界です。日本って、ホント、すごい国ですね。こんなにもバリエーションに富んだ風景を持つ国って、他にないですよ。
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2011年1月30日 (日)

ケース、ハードディスク

1月9日のブログで書いたiPod-touch用の手帳型ケースですが、早くも裏の隅にほころびが出ました(^_^;)
1月27日のブログで書いたiPad用のカバーが届きましたが、2つの問題があり、すぐに返送しました。まずは交換してもらい、それでもダメだったら返品します。
まあ、僕の場合、通販でのトラブルは慣れっこになっているので、たとえ何があっても目くじらを立てて怒らないようにしています。

それにしても、携帯情報端末のケースって、どれもイマイチですね。量販店で売っているiPod-touch&iPad用のケースを片っ端からチェックしてみましたが、どれ一つとして心ときめくケースがありません。
例えば文具専門店に行くと、皮で出来た素晴らしいシステム手帳や名刺ケースがたくさん売られています。それらは、何年も使えそうで、使い込んでいくと「味」が出ていく感じがする。
是非とも、それらの一流品を生み出しているメーカーや職人さんたちが、携帯情報端末のケースも作ってもらいたいです。たとえそれが2〜3万になっても、僕は買います。だって、いいものはいいから。
まあでも、携帯情報端末は1年でモデルチェンジします。それに合わせてケースも変えていかなければならないので、この早い流れって、職人さんたちは嫌がるかもしれませんね。だから作ろうとしないのかな。

今日は、明日からはじまる国内取材の準備に追われました。
夕方、足りない写真用品を買いにヨドバシカメラへ。
あっ、外付けのハードディスクも買わなきゃ、と思い、2階の売り場へ。
2TBで2万、4TBで4万……。これを3台も4台も買わなければいけないと思うと、「あ〜、デジタルライフはお金が掛かって大変だなあ〜」と溜め息ばかりが出てしまい、結局、財布の紐をほどきませんでした。
デジタルカメラって、とても便利です。作品作りが容易になった。
でも問題は、撮影データを保存するためのハードディスクなんです。これを買っていくのが大変で、大変で……。写真家の誰もが同じ悩みを抱えています。
いつの日か、10TBのハードディスクが1万円くらいになればいいのに(^_^;)

写真集『MAGIC HOUR』

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写真集『CEMENT』

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2011年1月29日 (土)

講演会 02

Img_7837 第二回目の講演会、終了いたしました。
たくさんの方にお越し頂きました。新幹線、飛行機で遠くから来られた方もおり、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

今日のテーマは「いままでの旅について」。
やはり、とても、とても難しかったです。
23年間の写真人生を、1時間で語るのは難しい……。あれもこれも伝えたいという思いばかりが先行し、話を詰め込み過ぎてしまったかな、と反省しています。日本についての話はカットしてもよかったのかもしれませんね(>_<)。

明後日から国内取材に入ります。ブログは毎日更新し、取材記をアップします。
5日(土曜日)は、写真展会場に足を運びます。

2011年1月28日 (金)

明日の講演会について

今日は頑張って夕方から時間を生み出し、明日の講演会の準備をスタートさせました。テーマは「いままでの旅について」。
講演で何が一番大変かというと、1時間という時間が与えられたら、その1時間ぴったりに終わらせることなんです。つまり自分の持ち時間が30分だったらとしたら、30分ぴったりで終わらせる。これがとても、とても難しい。何年やっても慣れない。

写真選びは、どんな講演でも、まずは1000点以上選びます。そこから500点に削り、300点に削り、150点に削り、そして100点まで絞り込んでいく。100点の写真を見せると、およそ1時間です。ただ、話にリズムをつけることによって、40分にもなり、1時間半にもなる。
今もまだ作業を続けていますが、明日は1時間15分喋り、残りの15分を質疑応答にあてようと考えています。やはりカナダも語り、ヨーロッパも語っていれば、1時間では終わらないですね。
というわけで、今日も朝まで頑張ります!

明日は2回目なので、サイン会はそれほど混雑しないと思います。
前回同様、上の階の講演会場では「MAGIC HOUR」と「BLUE MOMENT」を、下の写真展会場では、その他の本を販売しています。もちろん下で買って、上にお持ちいただければ、サインを書きます。ご自宅にある写真集の持ち込みもOKです。

僕は17時半まで写真展会場にいます。17時前後は、会場内も落ち着き、お客さんはまばらになりますよ。先週もそうでした。

2011年1月27日 (木)

iPadのケース

写真展会場に足を運びたくて仕方ありませんが、仕事が山積みで、身動きが取れません。本当に申し訳ありません。土曜日の講演の準備もしないと……

昨年末、ITO-YAさんに、万年筆のペン先交換(太字→細字)を依頼しました。取材中、仕上がりました、と留守電にメッセージが入っていましたが、ピックアップしにいく時間が取れずにいます。眼鏡の方も仕上がっているみたいです。こちらの方もピックアップは2月に入ってからですね。
今日はずっと仕事場に籠もってデスクワークを行っていたので、かなりストレスが溜まりました。気晴らしにAmazonでネットショッピング。
ふと、iPadのケースを交換し、気分を変えてみよう、と思い立ち、あれこれ検索してみました。
手帳型が理想ですが、ゴムベルトやベロがついているケースは絶対にいやなんです。実に使いにくい。
30分ほど悩んだ末、SGPというメーカーのレーザーケース(黒・Argos Series)を選びました。明日、Amazonから届きます。
やっぱり気晴らしにネットショッピングするのは楽しいですね(^_^;) 癒されました。

今日は気合いを入れ、朝まで仕事します。

2011年1月26日 (水)

石垣島→東京へ

目覚まし時計を使って6時半に起床。窓の外を見たらまだ真っ暗だったのでびっくりしました。
7時にホテルを出て、車で近くの海岸線まで行ってみます。残念ながら曇り空でしたが、1カット、朝らしい面白い作品をゲットできました。
ホテルで朝食、その後チェックアウト。初日に訪れた灯台へ行ってみます。晴れたり曇ったり。気温は20度くらいで、湿度は80パーセント。岬を歩いて写真を撮っていたら大汗をかき、途中からTシャツ一枚になりました。

海岸線を通って町に戻ります。この島の車の平均スピードはかなり遅いですね。逆に飛ばしているのは観光客が運転する「わ」ナンバーのみ。日本にもこんなゆったりした場所があったんだ〜と新鮮な驚きでした。
ちなみに、今回借りた車は若者に人気のアレです。僕は生まれて初めて運転します。エンジンはまずまずですが、内部のレイアウトがどうしても好きになれません。この車、自分だったら絶対に買わないだろうな。でも、燃費のよさには驚きます。まるでハイブリッド車のようでした。

港に車を停め、荷物の詰め替えを行います。カメラバッグに入れた機材を、一つ一つ梱包し、スーツケースに詰め込んでいくという作業です。30 分ほどで終了。その後レンタカーを返却し、石垣空港に向かいました。
ロビーで出発便を待っていると、外は土砂降りの雨になります。まるでナイアガラの滝のよう。石垣空港は、ジェット機が15分〜30分おきに離発着を繰り返しています。こんなにも忙しい地方空港を見たことがない。観光のパワーって、すごいですね。
466飛行機が滑走路から飛び立つ時、結構迫力があったので、何枚か写真を撮りました。望遠系のレンズはすべてスーツケースの中、つまり手元にはありません。仕方なし、標準レンズで撮り、パソコン上でトリミングしてみました。(クリックすると拡大します)

そうそう、石垣島では、物価の安さに驚きました。駐車場もフェリーも食事も、何でも安かった。でも僕は、地方はあえて物価を高くしていいと思うのです。暮らす人がどんどん豊かになっていけば、大都市から移住する人も増えるのではないでしょうか。
JTA便は定刻通り石垣空港を離陸。那覇で乗り換え、2時間後、東京に到着します。この街はまだ冬でした(^_^;)

2011年1月25日 (火)

竹富島へ

曇り。でも、明るい曇り空です。たぶん大丈夫。
午前の早いフェリーで、竹富島に渡りました。30分くらい掛かるのかな、と思ったら、何とたったの10分(^_^;)

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素朴な島です。伝統的な赤瓦の屋根を持つ民家が点々としています。もちろんどの屋根にも必ずシーサーがちょこんと乗っている。集落の道はすべて砂地です。
まずは自転車をレンタルします。ママチャリの前かごにカメラを入れ、レンズが入ったカメラバックはたすき掛けにして肩からさげました。それでも重い。
心に響く民家を正面からストレートに切り取っていきます。しばらくしたら、雲の切れ間から太陽が顔を出しはじめました。ラッキー。急に気温も上昇し、目の前をアゲハチョウが横切ります。
日本語の看板がなければ、どこかアジアの島を巡っているような感じ。様々な表情を持つ日本って、やっぱり凄い国だなあ〜と思いました。
3時間ほど村巡りをしたらクタクタに疲れました。自転車を返却、2時のフェリーに乗って石垣島に戻ります。

再びどんよりした曇り空。
夕方、鍾乳洞に行ってみました。まあそれなりに凄かった。
その後、岬巡り。
夜は港で夜景を撮影します。たくさん撮ったので、1枚くらいはいい作品があるでしょう。

2011年1月24日 (月)

曇り、雨

朝が訪れる前に起きましたが、外はどんよりした曇り空。撮影を諦め、再びベッドに入りました。近頃ハードワークが続いているので、とにかく1時間でも多く睡眠を取らないと体が持ちません。
8時起床。レストランで朝食を食べました。
9時、車のエンジンをスタート。
曇り、時々雨……。ため息ばかりです。
まずは国道を北上し、島の先端にある平久保崎灯台へ行ってみました。
岬はカメラと三脚が飛ばされるくらいの強風です。ああ、晴れていれば最高の場所なんだけどな……と呟きながら足早に車に戻ります。少し寒い。
もちろん曇りや雨でも写真は撮れます。でも、今日のような照度が低く、うっすらと霞がかかった曇りはダメなのです。何を撮っても暗い写真になってしまう。だからなかなかシャッターが押せません。

結局、今日は1枚も写真を撮りませんでした。
天気予報では明日も曇り&雨。明後日も曇り&雨……。
せっかく高いお金を払って石垣島まで来たのに、今回は空振りになりそうです。
気分が沈みます。。。

2011年1月23日 (日)

石垣島へ

4時半起きです。う〜ん、昨日の疲れがまだ取れていない。。。
急いで準備をし、家を出て、電車に乗って羽田空港へ。
チェックインの後、売店に併設する小さなレストランで山菜ソバを食べました。ちょうどマジックアワーの時間帯。空港と朝の光って、ぴったり合いますね。
JAL903便は、8:15、定刻通り羽田を離陸します。すぐに睡魔に襲われ、コーヒーも飲まず目を閉じました。熟睡は出来ませんでしたが、飛行中、ずっとうつらうつらしていました。
国内線はあっという間のフライト、というイメージですが、さすが沖縄は遠いですね。約2.5時間。まるで海外に行くような感覚でした。
11:10、那覇空港に到着します。生まれて初めての沖縄、感動です。
外の風景を見て、ああ、夏の光だ、と思いました。ヒートテックとフリースを着てきたことを後悔します(^_^;)
1時間後、28番ゲートから出るJTA607便に乗り、石垣島に向かいます。今回沖縄でなく石垣島にしたのは、沖縄は僕にとって大きすぎる気がしたので。たった2日間だけなので、小さな島の方を選びました。
実は那覇には移住した友達が何人かいるのです。今回再会出来ると思ったのですが、またの機会ですね。
1時間後、石垣空港に到着。スカイレンタカーで車を借り、まずはホテルにチェックイン。
少し休んだ後、車で海岸線を走ってみました。
東京の5〜6月といった感じです。子供たちはみんなTシャツ、半ズボン姿で元気に遊んでいます。
まずは観音崎灯台へ。
とても開放感がある場所で、ああ、石垣島って、なんかいいかも、と思いました。持っていたカメラで数枚の写真を撮ります。

1時間ほどで町に戻りました。それなりに大きな町ですが、日本のどこにでもあるコンビニやファーストフードなどのチェーン店がないので、町の風景がとても新鮮です。
港の近くで見つけた食堂に入りました。
す、すごい。メニューの半分が、生まれて初めて目にする料理。迷いに迷いましたが、たまには贅沢をしてもいいだろうと思い、海の幸、ソバがセットになった2000円の料理をオーダーします。海ぶどうをはじめて食べました。イクラとはまた違った味。

2011年1月22日 (土)

講演会01 「マジックアワー」

1時半ぴったりに講演会がはじまりました。
1時間、マジックの魅力を語ります。その後、30分の質疑応答。今日は難しい質問が多かったです(^_^;)
終了後、サイン会。最終列の方は2時間以上も待つ結果となってしまいました。本当に申し訳ありません。。。

今日はたくさんの方にお集まりいただき、ありがとうございました。

今、旅の準備に追われています。明日、朝の便で沖縄へ発ちます。
取材記は東京に戻ってからまとめて更新します。

2011年1月21日 (金)

明日の準備に追われています

PM3時から会場に入ります。17時頃まで、たくさんのお客さんでした。明日は混むだろうということで、家にある本にサインをお求めになられる方が多かったです。

明日はお昼頃から混雑するでしょう。
僕は12時過ぎに写真展会場に行きますが、すぐに上で準備に入ってしまうため、最初は皆さんと交流することができません。申し訳ありません!

さて、今日はこれから朝方まで講演の準備を行います。

2011年1月20日 (木)

写真展会場へ

夕方、5日ぶりに写真展会場へ。会場は常に1〜5人ほどのお客さん。皆さんとお話することができました。
終了後、担当者さんと、土曜日の講演会の打ち合わせを行います。

講演会場は、写真展会場の上、つまりエスカレーターを上がったところにあります。当日は300人以上来るので、写真展会場はかなり混雑すると思います。作品をじっくり鑑賞したい方は、やはり平日に再訪された方がいいでしょう。
JR品川駅の改札からSタワーまでは、徒歩7〜8分、早歩きで4〜5分です。講演は、13時30分、ぴったりに始まります。僕が1時間10分ほどしゃべり、その後、質疑応答の時間を設けます。質問がある方はどうぞ。
自由席ですが、大きなスクリーンなので、後ろの席の方もよく見えます。
講演終了後、出口付近のスペースでサイン会を行いますが、ここでは『MAGIC HOUR』と『BLUE MOMENT』を販売します。その他の写真集は、下の写真展会場で販売しています。
サイン会は1時間以上掛かると思います。ご自宅からお持ちになられた本にサインを希望される方は、もしかしたら2時間以上お待ち頂くことになるかもしれません。本当に申し訳ありません。

2011年1月19日 (水)

東京に戻り、眼鏡を買う

昨日の夜は、横川サービスエリアで、峠の釜めしを食べました。釜めしだけでは足りないような気がしたので、蕎麦がつくセットメニューにします。
うん、釜めしは確かに美味しい。出来たての温かい釜めしって、最高です。以前テイクアウトして東京で食べたことがあるんです。その時は、まあ、こんなもんかな、と思っただけ。
次の取材でも横川サービスエリアに立ち寄ります!

高速を南下。
危険な運転をしている人をたくさん見掛けます。
こちらが追い越し車線を快適に走っているのに、それでもどけどけと煽ってくる人って、いったい何を考えているんだろう。会社の車、つまりライトバンを運転している人たちも結構飛ばしますね。営業の人かな。
どうせ会社の車だからいい、早く仕事を終えて家に帰りたい、運転慣れしているのでスピードを出してもへっちゃら、Hシステムやループコイルの場所はわかっている……ということでしょうか。
そもそも、ライトバンのような車は高速で飛ばすには無理があります。タイヤだっていいのを履いていないし。だから、140キロ以上出すのは絶対にやめた方がいいと思う。僕が仮に覆面パトカーを運転していたら、捕まえてお灸を据えたい車が何台もいました。
交通事故を減らしましょう、ではなく、ゼロにしましょう、です。日本も早くデイライトを義務化した方がいいのにな、と、車を運転するたびに思います。今だ無灯で走るのは、先進国の中で日本だけですよ、きっと。ニュージーランドでも、義務化ではないにしろ、多くの車が日中でもヘッドライトをONにして走っていました。デイライト運転をスタートされれば、確実に交通事故が減少するのに。
デイライトに関しては、これからも何度もこのブログで言い続けます。

僕は、夜暗くなると、眼鏡を掛けて運転しています。今日はその眼鏡に妙な違和感が。外してみると、鼻あてが取れていました。
東京に戻り、近くの眼鏡屋さんに駆け込みます。すぐに修理してくれました。
それにしても、眼鏡って安くなりましたね。フレームとレンズのセットが1万円弱。
予備でもう一つ持っていても悪くないな、と思ったので、その場で眼鏡を衝動買いしてしまいました。+3000円で非球面レンズが選べたので、トータルで12800円です。僕の場合、たまにしか眼鏡をしないので、これで十分。
視力検査をしたら、5年前と同じでした。昔は両目1.5でしたが、サラリーマン時代の細かな版下制作で、一気に視力を落としてしまったのです。

2011年1月18日 (火)

軽井沢でアウトレット

午前中、長野県へ入りました。頭を切り換え、いつもの信州取材をはじめます。うっすらと雪化粧した小諸の風景を数カット撮影。2枚は手応えあり。いつか行う写真展で作品が発表できそうです。
夕方、軽井沢へ移動。コーヒータイムとトイレ休憩を兼ね、好きで好きでたまらないアウトレットモールに立ち寄りました。
L.L.BeanとTimberlandとTHE NORTH FACEとColumbiaのお店をサクッとチェック。そう、アウトレットモールが好きと言っても、僕はアウトドア系のお店しか興味がないんです。
L.L.Beanで、前から欲しかったフリースのベスト(2800円)を1枚購入(^_^)v
三井アウトレットパーク入間も、行きたくて行きたくて仕方ありません。なぜならここにあのフェールラーベンがあるから。
でも、入間は足を運んでいる時間がない。今日のように旅先の近くにあればいくらでも立ち寄れるのですが、今のところ入間周辺での撮影予定はないんです(笑)

2011年1月17日 (月)

テスト撮影旅行

撮影旅行はよく行いますが、「撮影テスト旅行」もたまに行います。文字通り、撮影のテストです。ちなみに今回の旅もテスト旅行。
実は今、テーマにしたい被写体があり、それをどのように撮ればいいか、暗中模索を繰り返しています。東京であれこれ考えていても答えが出ない。そんな時、実際被写体にカメラを向け、何枚か撮影すると、「よし、こうしよう」と簡単に答えが見つかります。
次のテーマは日本風景です。撮影が順調にいくと、3〜4年後に作品を発表出来るでしょう。

そうそう、写真展の会場で「吉村さんは、外付けハードディスクはどのメーカーをお使いですか?」という質問をよく受けます。
数年前から、ウェスタン・デジタルのHDを使っています。今のところ故障は一度もなし、Macとの相性はばっちりです。
すでに6台くらい買ったかな。空き容量がなくなったので、来月、RAIDの2テラを3〜4台購入予定です。

僕自身、趣味はありませんが、以前、AUTOartのモデルを集めようとしたことがあります。時々HPをチェックしている。
今、東京駅の地下通路にたくさんのモデルがディスプレイされているとのこと。先日、丸善に行くついでにフラリと立ち寄ってみました。
お〜、すごい、すごい。見ていたら、あの車とあの車のモデルがまたまた欲しくなってきました(^_^)v
確か、ジャンボジェット機のスケールモデルもこの会社が作っていたはず。機内でカタログを見る度に、ANAの747のモデルを手に入れようと思っていたら、いつしか製造が終わってしまいました。
今主流となりつつある777は、あまり格好いいとは思いません。やっぱり僕は747が好き。
747-8って、いつ登場するんだろう。日本の航空会社が購入したら、間違いなくスケールモデルが出るはず。今度こそ、速攻で購入します。

2011年1月16日 (日)

書評

Twitterでもお知らせしましたが、写真集『CEMENT』の書評が、今日の朝日新聞の朝刊に載りました。文は荒俣宏氏です。
自分が生み出した本がこのような形で取り上げられると、やはり嬉しいですね。 朝刊を5部も買ってしまいました(^_^)v。
『CEMENT』は多くの方が興味を持ってくださり、朝日新聞の他にも、北海道新聞(北海道版)、読売新聞(北海道版)、セメント新聞に著者インタビューという形で取り上げられました。
今月20日発売の「アサヒカメラ」、「日本カメラ」、「フォトコン」にもインタビューという形で載る予定です。
あと、昨日から紀伊國屋書店でも販売がはじまりました。取り扱い書店はこちら

15年前から使っている洗濯機が、今日完全に壊れました。数年前に製造をやめてしまったM社製。もしかしたら修理が可能かもしれませんが、買い替えた方が色々な意味(消費電力、節水など)でお得でしょう。
昼頃、仕事場のカラーレーザープリンターも壊れました。6年ほどしか使っていませんが、寿命がきたのかもしれません。こちらも本体が安い機種なので、修理に出すより買い替えた方がお得です。まあでも、吉村事務所はインクジェットプリンターがメインなので、カラーレーザープリンターはなくてもいいかな。
夕方、ヨドバシカメラに行って、洗濯機だけを買いました。何も考えずにH社製を選びます。
今年の冬、まだ一度も使っていない家電は、オイルヒーターです。今期は絶対に使わないぞ、と決めました。これ、あたたかくて最高ですが、電気代が大変で、大変で……。

今日の午後、車で北国へ旅立つ予定でした。が、やることが山積みで、まだ旅立てない。明日かな……。

2011年1月15日 (土)

生茶

9時に家を出て、まずは都心のヨドバシカメラへ。文具売り場で、サイン用のサインペンとあて紙(書道用紙)、そして4色ボールペンを買いました。4色〜の方は、感想ノート用です。書くときに色を使い分けたいという人がいると思ったからです。
買い物が終わってから1階の携帯電話売り場に立ち寄り、BM-SWU300の実機をチェックします。今僕は、日本通信という会社に注目しています。この会社、色々な意味で凄いと思う。simフリーのスマートフォン、実に魅力的な商品ですね。モバイルルーターにもなるらしい。simフリーなら海外にいるときに海外のsimも使える。う〜ん、これって凄い。もしかしたら買ってしまうかも。

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予定通り、10時半に写真展会場に到着。午前中は1〜5人でした。
お昼は近くのファミリーマートで、パスタとおにぎりと肉まんを買います。何と、レシートで当たりが出ました! 生茶を1本もらいます。「当たりって、結構出るんですか?」と尋ねると、「いや、滅多に出ません」とのこと。
すごく嬉しくなり、会場に戻ってから受付の女性陣に自慢しました(^_^)v

2〜3時台は、たくさんのお客さんが入りました。会場内は常に8〜20人ほどです。でも20人いても、全然圧迫感がありませんね。ここは、パーフェクトな広さの会場です。
何人もの写真愛好家の方々と話をしましたが、質問内容は「この写真はどうやって撮ったのですか?」という技術的なことが多いです。外国で個展をやったことのある人の話を聞くと、「なぜこの被写体にカメラを向けたのか?」「この作品で最も伝えたいことは?」というような質問ばかりで、技術的なことは一度も聞かれなかったとか。文化の違いですね。
その他の質問では、「この写真パネルは買えるのか?」「何故、本はすぐに絶版になってしまうのか?」「カレンダーは来年も作るのか?」「吉村さんは、週刊ポストの袋とじは開けて見たのか?」「流れている音楽は何か?」というのがありました。

午後、カフェでAさんCさんと打ち合わせを行いました。「Sense of Japan」を作った時に使ったネガフィルム、製造中止というショッキングなニュースを聞きました。いいものがなくなっていくのは、実に悲しいことです。

2011年1月14日 (金)

感想ノート

まずは駅の売店で『週刊ポスト』を買いました。早速ページを捲ります。あった! 確かにMAGIC HOURがグラビア7ページで特集されていました。紙が違うと、また違った印象ですね。
電車に揺られながら、「フェイスブックは中高年の救世主だ」という記事を読みます。なるほど、なるほど、勉強になりました。フェイスブックに関しては、あまり興味がないのですが、一応、それがどんなものか、知る努力はしています。なぜなら、海外の空港やマクドナルドやホテルのロビーでパソコンをやっている人を見ると、その8〜9割がフェイスブックのページをチェックいているから。とにかく海外では凄いことになっているんですよ。日本にこのブームが来るのかな。日本の文化は独特だから、まだわかりませんね。

Dsc00396_211時から都心で打ち合わせ。その後Aさんとランチを食べ、地下鉄とJRに乗り写真展会場へ。2時頃、到着しました。
会場に入ったら、まず上の階にあるカフェでコーヒーを買い、一息入れます。これが日課となりました。コーヒーが落ちるのを待っている間、写真集を棚から出して見ます。ここには貴重な本がたくさんあるんです。今日何気なく手に取ったのが、稲越功一氏の手作り感がある写真集。あの超有名な作家の自筆の絵葉書が載っていました。へ〜M氏はこんな字を書くんだ〜って感じ。
たまに写真集を眺めるのもいい。ここで1日潰せそうです。

お客さんが切れたとき、じっくり感想ノートを読みました。ありがとうございます。この感想ノートが、写真展の一番の思い出になるのです。僕の宝物。最初の個展から、すべての感想ノートを大切に保管しています。

明日土曜日は、10時半頃から会場に入ります。おそらく先週と同じ、会場には常に2〜10人くらいだと予測します。最初の部屋の真ん中に小さなテーブルと椅子を置いてもらいました。受付が混乱するので、サインはここで書きますね。

2011年1月13日 (木)

レセプション

東京は寒い、寒い。当然、外を歩くときは100%マスクをしています。風邪の予防というより、マスクをしていると顔があたたかいから(^_^)v。冷たい風もへっちゃらです。マスク大好き人間になってしまいました。

電車に乗ると、モーレツに本が読みたくなる。自宅から品川までの移動時間は約30分。その間ずっと活字を追っていれば、約1週間で1冊読み終わる計算ですね。明日は久しぶりに単行本と文庫本を大人買いしてみようかな。
ソニーのブックリーダー、迷います。今日もAさんが買ったという情報を入手。そう、画面は紙といっしょ、目が疲れないからいいんです。基本的に僕は目が疲れるのが苦手。3Dテレビとかはまだ苦手。

旅行会社に立ち寄り、23日からはじまる国内取材の航空券を買いました。今度はあそこへ行きます。初めての地です。この地を選んだ理由は、何となく惹かれたから。僕の旅って、いつもこんな感じです。でも行き先選びって、何となくでいいと思うんです。それが、不思議な力に導かれている、ということに繋がるから。
毎日取材記を書きます。お楽しみに。

お昼はカレーうどん。好きなんです。冬は体があたたまるから。一度好きになったら、2〜3週間続いても全然平気。ただし、ハンバーガーやフライドポテトのような、脂っこいものは続けてはダメです。たまに食べるから美味しいのでしょう。

今日は2時頃、写真展会場に到着。お客さんは常に5〜10人でした。
6時半から、上のカフェでレセプションがはじまります。仕事でお世話になっている50〜60人の方々にお集まりいただきました。皆さん、お忙しい中ありがとうございました。
何と、その方たちも写真展を観ることが出来るように、写真展会場は今日だけ特別に8時半まで開けてくださっていたのです。近くで働くサラリーマンの方で、仕事帰りにフラリと立ち寄られた方は、ラッキーだったと思います。キヤノンさんに感謝、感謝です。
次のイベントは22日の講演会(1)ですね。マジックアワーのどんな話をしよう……。まだ何も準備をしていませんが、またいつもの調子で熱く語ります。

明日、ある週刊誌のグラビアに、マジックアワーの写真が載るそうです。このブログの読者で、誰が一番最初に気づくかな。雑誌名は、明日Twitterで書きます。

2011年1月12日 (水)

雑誌を読みながら品川へ

今日も2時から会場へ。お客さんは常に1〜5名くらい。昨日と同じです。珍しく5時15分過ぎはO人でした。
会場を独占し、作品をじっくり観ることができるので、今回の個展は特にお勧めです。
明日、13日の夕方は混むでしょう。夜、レセプションがあるからです。

このところ毎日電車に乗り写真展会場に足を運んでいるわけですか、やっぱり僕には規則正しい生活は無理ですね。仮に満員電車だとしたら、半年で挫折するでしょう。これからもずっとフリーです。マイペースで生きていく。好きな時に旅に出る。

電車の中で、携帯の画面、つまり僕の場合iPod-touchを見るのって、完全に飽きました。今まで飽きなかったのは、電車に乗るのがたまにだったからです。やっぱり情報収集は紙ですよ、絶対に紙。
今日は駅の売店で『日経トレンディ』を買いました。この月刊誌、自分の意見を持っているから好きなんです。タイアップ広告が少ない点も気に入っている。雑誌を読んでいたらあっという間に品川です。明日は『週刊文春』を買います。明後日は『週刊ポスト』かな。その次は『ベストカー』。電車通いの楽しみが見つかりました。

今日はじめて『トイレの神様』を聴きました。なるほど、なるほど。
実は、ここ2ヶ月くらい、テレビを観ていません。ニュースは全部ネット。NHK、フジ、TBS、テレビ朝日のニュースサイトは時々チェックしています。
テレビで観たい番組(例えばテレビ東京の『空から日本を見てみよう』など)は幾つかあるのですが、時間がないんですよね〜。1日の中で1時間という時間はどう頑張っても生み出すことが出来ない。
でも、今の時代、きちんと座ってじっくりとテレビ番組を観ている人って、少ないんじゃないかな。多くの人が、何か別のことをしながらテレビを観ているような気がします。

2011年1月11日 (火)

寒い東京

今日は1時〜5時半まで会場にいました。お客さんは常に1〜5名ほど。やはり平日は静かです。よく、アマチュアカメラマンの方から、技術的なことに関しての質問を受けます。僕の場合、基本は「絞り優先オート」、絞りはF16〜F22くらいです。もちろん100%三脚を使っています。

皆さんからの頂き物。この場を借りてお礼いたします。一人一人にお礼することが出来ず、本当に申し訳ありません。。。ちなみにロッテ「パイの実」は今日現在で12箱を超えました。全部食べています。

それにしても東京の冬は寒いですね。あまりの寒さに驚いています。僕は究極の寒がり人間なので、今年は信州並みに着込んでいます。家の中でもダウンのベスト着用です。確か子供のころ、はんてんを着ていました。東京ではんてんを着る人っているのかな?

Dsc003832日前のブログで書いたiPod-touchモバイルスイカ計画ですが、iPod-touchの裏にフラックスカードを貼ってスイカを挟み混んだら、見事に成功しました。改札ではエラーが出ません。超快適ですよ。

白物家電が壊れるのって続きますね。我が家はどれも10年以上経っているので仕方ありません。エアコンに引き続き、洗濯機が壊れました。メーカーは、HにするかTにするか迷いますね。ちなみにエアコンは、皆さんからのアドバイス通り、あのメーカーにしました。確かに素晴らしいですね。満足しています。

1月23日(日) PM11時〜 bayfm78に出演し、マジックアワーについて語ります。

2011年1月10日 (月)

出会い

ハタチのとき、思いきって仕事を辞め、カナダに飛び出してよかったと思います。たくさんの写真を撮り、プリンスエドワード島と出会い、写真家になるきっかけを掴むことが出来たからです。また、この1年間の旅で、たくさんの人と交流することができました。今、これが一つの財産です。
当時の宿泊先は、ユースホステルが中心でした。ユースの場合、ドミトリーで、キッチンは一つなので、他の旅人といくらでも交流できます。誰とでもすぐに会話が弾み、友達になることができました。

PE島での最初2ヶ月間はシャーロットタウンのユースで暮らし、「ユースの主」と言われるようになっていました。毎日旅人を迎えていましたが、100人以上と交流したかな。うち何人かは、今でも年賀状のやり取りを続けており、写真展で会うこともあります。
当時の生活の様子は、最初のエッセイ集『緑の島に吹く風』に詳しく書かれています。(すでに絶版ですが、アマゾンの中古で手に入ります)

今の自分は、旅に出ても新しい出会いを求めなくなっており、どちらかというと、一人の世界ばかりを好んでいます。宿泊先は、ホテルの個室でないと絶対に嫌です。
たぶん他にやることが多く、旅先での交流を面倒に感じているのかもしれません。本当は、人と話をするのが大好きな人間ですが(笑)

前のブログでも書きましたが、僕には夢がありません。写真展開催、写真集出版の目標を決めたら、それに向かって必死に生きているだけです。
でもあえて夢を探すとしたら、やはり個人美術館を持つことですね。田舎の自然の中に、自分の作品をいつでも展示できる写真美術館が欲しい。(展示スペースは、今回の写真展会場くらいあれば十分です)
写真家は一生お金に苦労すると思うので、写真美術館はたぶん叶わぬ夢ですが、自分がお爺ちゃんになり、万が一この夢が叶っていたら、今までの旅で出会った人を招いて、ゆっくり話をしたいですね。ハタチのときの自分のように。

2011年1月 9日 (日)

着せ替え

Dsc00375写真展にいらっしゃるお客さんの携帯をチェックしてみると、やっぱりiPhoneが圧倒的に多いですね。そして皆さん、それぞれ違ったジャケットを着せているから面白いです。
で、僕のiPod-touchは……
最初、真っ白なジャケットを着せていました。光沢と半光沢があったので、滑りにくい半光沢を選びました。この清潔感があるジャケット、とても気に入っていましたが、日に日にヨゴレが目立つようになり、ニュージーランドから帰ってきたら、もはや白ではなくなってしまったのです(笑)
また、僕はよくiPod-touchを落とします。それに、ポケットの中に他のデバイスを一緒に入れたりするので、ガラス面にキズがつくことも心配。

Dsc00371だんだんと皮の手帳型ジャケットが欲しくなってきました。でも手帳型の問題点は、ボタンやバンドがついていることです。開くたびにボタンやバンドを外すのって、結構面倒ですよね。ホント、メーカーの人は、ユーザーの心がわかっていません。
でもネットで検索してみたら、ありました、ありました、ボタンやバンドがない手帳型ジャケットが。
アマゾンでも売っていたので、すぐに購入します。(やはりこれが売り上げNo.1でした)
今、この手帳型ジャケットで、十分満足しています。iPod-touchと手帳の隙間にスイカのカードを差し込むことができるので、モバイルスイカとしても使えます。

Dsc00376ただし、iPod-touchとカードが干渉しあってエラーが出るので、フラックスカードを新たに買う必要があります。もしくは、文具店で売っているカードケースを両面テープで貼り、カバーの裏面に差し込むというのも手です。これだとエラーが出ません。

いずれにしても、スマートフォン(僕の場合はiPod-touchですが)は、色々な着せ替えが出来るから、楽しいですね。携帯電話にはない魅力があります。
Dsc00373_2

←ボタンやバンドがないから、とてもシンプル。マグネット式なので、瞬時に開けます。

 

2011年1月 8日 (土)

土曜日です

Dsc00365品川駅を後にすると、周辺に近代的な高層ビルが連なる長い連絡通路を歩きます。やがてガラス張りのモダンなSタワーが現れる。エスカレーターを下りた左に写真展会場があるのですが、一歩会場内に入ると、そこにはモダンとは掛け離れた、全くの別世界、あたたかさを感じる光の空間が広がっているのです。このギャップが面白いですよ。
今回の写真展で、改めて感じました。僕の生み出す作品は、スポットで照らして見せる方式がベストだということを。
他のギャラリーが行っているような、会場全体を昼間のように明るくし、作品を白い蛍光灯で煌々と照らす方式は、何かが違うような気がしてきました。

今日は10時半から会場に入ります。お昼頃から混みはじめ、会場内には常に10〜15人いるという状況が続きました。
皆さんとお話し、写真集にサインを書き、握手をしたり、記念写真を撮っていたら、あっという間に夕方になりました。
17時15分、ピタリとお客さんがいなくなったので、めずらしく30分ぴったりに会場を出て、電車に乗りました。満員電車ではなかったので、一安心。はじめて座れます(^_^)v。

肩からカメラをぶら下げた方も多くいらっしゃいます。僕はカメラが大好きなので、ついつい目がいってしまいます。今日はキヤノンNew F-1を触らせてもらいました。ニコンF-3、ペンタックスLX、オリンパスOM-4……。20〜30年前のカメラって、いいですよね。
高校生の時は、すべてオリンパスで揃えていました。カナダに1年住んだ時は、新宿のミヤマ商会で買った中古のオリンパス2台とズイコーレンズ6本。
でもすべての機材を、お金に困っていた時に売ってしまったのです。23才の時。
今まで生きてきた中で、最大の後悔です。無理してでも、思い出のカメラは残しておくべきだったな。はじめてフォトコンテスに入選した時に賞金で買ったレンズ、プリンスエドワード島でのファーストショットのカメラを、どうして手放してしまったのだろう……。
そうだ、当時は、自分が写真家になれるとは思ってもいなかったから。写真ではどうせ食べられない、会社で働くとしたら、何の仕事に就こうかな、そんなことばかりを考えていました。
もちろん両親に買ってもらったオリンパスOM-10+標準レンズは、今でも手元にあります。これは僕の宝物。一生キープします。

2011年1月 7日 (金)

信州出身

帰国早々、時間に追われています。とにかくやることが山積み。
でも空いた時間を見つけて講演会の準備をしています。話の内容を考えながら写真を選び、スキャニングして、並び順を考えていく……。通常1時間の講演で、1週間くらいの準備期間が必要です。22日が近づいてきたので、だんだんと焦ってきました。
講演会の問い合わせが今でもたくさんあるようです。キャンセル待ちもすごい数。その方々が入れる確率は、今の段階でかなり低いです。本当に申し訳ありません。。。
年内中にまたどこかで大きな講演会を企画しますので、次の機会をお待ちください。
僕の生き甲斐は、「写真展」「講演会」「本の出版」、この3つです。だから講演会は必ず行います。

今日も数人のお客さんとお話をしました。
信州出身の方が3人いらっしゃいました。僕が生まれ育った美芳町のことを知っていたので、とても親しみが沸きます。ちなみに、小学生の時は長野市栗田にあった国鉄宿舎にいました。栗田舞台。懐かしいです。
「今、信州を撮っているんです。いつか写真展で作品を発表します」と言うと、とても喜んでくださいました。

6時35分、会場を後にします。
帰りはいつも満員電車。「MacBookAirがボキッと折れるので、押さないでください〜」って感じですよね。ノートパソコンはバッグの中に横で入れるのではなく、縦で入れなければダメですね。勉強になります。
でも、満員電車の怖さって、地方で暮らしている方は想像できないだろうなあ〜

2011年1月 6日 (木)

文庫

都心に出るのは週に1〜2度です。ある意味、写真展があると毎日都心に出るようになるので、外回りの仕事がはかどります。いつもはラボでフィルムの現像があがっても何週間も引き上げに行かないのですが、今は翌日です(笑)。今日もラボのAさんに、「あれ、吉村さん珍しく早いですね」と言われてしまいました。

電車での移動中、iPod touchでメールやニュースを読むのは飽きてしまったので、駅の書店に立ち寄り、文庫本を買いました。何にしようか迷った末、手にしたのは内田康夫。あまり頭を使わずスーっと読め、それでいて面白いので、電車内で読むにはぴったりです。
浅見光彦シリーズはほぼ全部読んでいます。「ほぼ」というのは、どの作品を読んで、読んでいないのか、わからなくなってしまったから。
ちなみに今日買った『不知火海』は、少し読んでから、以前読んでいたことに気づきました。結末を忘れているからまあいいやという感じで、また最後まで読むつもりでいます。
そういえば、近年、作家の全集って出なくなりましたね。今は空前の出版不況、出しても売れないからでしょう。
内田康夫こそ、早く全集を出してもらいたいです。10万円以下なら買ってもいいかな。浅見光彦シリーズをじっくり、全部読むと、日本全国の地理や歴史や文化が相当詳しくなると思う。

2011年1月 5日 (水)

夕方、写真展会場へ

朝からバタバタ続きだったので、仕事場を出たのが2時、日比谷でいつくかの用件を片付け、山手線で品川へ、3時には写真展会場に入ることができました。
到着してまず行うのは、「感想ノート」のチェックです。皆さんがお書きになった感想をじっくり時間を掛けて読みます。その後、芳名帳のチェック。

今日は5時23分まで会場にいました。お客さんは常に1〜5人ほど。今回の個展、いいですよ。なぜなら会場内を一人占めというか、二人占め、三人占めにできるから(笑)。もちろん、10〜15人いる時もあります。
22日と29日の講演会の前後は凄まじく混むと思います。ちなみに講演会場は、さらにエスカレーターを上がったところにあります。とても広く立派な会場です。

講演会終了後、出口付近のスペースで『MAGIC HOUR』と『BLUE MOMENT』を販売し、サイン会を行います。1時間くらい掛かるでしょうか。
その後、僕は下の写真展会場に移動します。ここには、それ以外の写真集が販売されています。もちろんサインOKです。
この日はクローズする5時半まで会場にいますので、なんなりと声を掛けてください!

2011年1月 4日 (火)

電子ブック

以前、海外取材では、ハードカバーを2〜3冊、文庫本を5〜10冊持って海を越えました。当然スーツケースの重量は、機材+本になるので、40キロ以上です。
10年ほど前は、この重さでも何ら問題はありませんでした。重くて申し訳ありません、と一言謝れば、仕方ないわね、と見逃してくれたのです。
でも今は100パーセント無理。どの航空会社も荷物の重量制限が厳しく、数キロオーバーしただけで、「お支払いは現金、それともクレジットカード?」と尋ねてきます。係員は誰一人として見逃してくれません。
よって以前のように、本を10冊も20冊も持っていくことが出来なくなりました。せいぜい文庫本を3〜4冊。
だからこそ、今流行の電子ブックに魅力を感じているのです。
はたして自分は電子ブックを受け入れることができるだうか……。
Dsc00358少し不安を抱いた僕は、今回のニュージーランド取材で、300ページの本をiPod-touchで読んでみました。
その結果は全く問題なし。きちんと内容は頭に入るし、物語特有のページを捲るハラハラドキドキ感も味わえるし、読み終わった後、ああ、面白かったな、と満足感に浸ることもできました。
ただiPod touchやiPadで活字を追うと目が疲れるので、液晶画面の照度をギリギリまで下げるのがコツです。

先月発売になったソニーの電子ブックリーダーは、素晴らしい製品ですね。こちらの方は紙と似ているので、目が疲れません。
ヨドバシカメラにプリンターのインクを買いに行ったついでに、電子ブックリーダーの実機をチェックしてみました。大と小があるけど、選ぶとしたら小の方かな。
さすがソニー、と思わせる製品ですが、唯一ひっかかるのは、ページを捲った時の反転現象ですね。黒画面を見ることによって思考が途切れてしまうのです。ソニーの技術を持ってしても、これは解決出来ないのでしょうか。いつかは解決してほしいな、と思います。
次の海外取材は春か初夏。それまでにこの電子ブックリーダーを買ってしまうかも。

2011年1月 3日 (月)

乱気流

5時起床、6時チェックアウト、シャトルバスに乗って空港へ。片道35ドル。
9時15分、NZ99便は定刻通りオークランド国際空港を離陸します。満席かと思ったら、エコノミーにはちらほら空きがありました。
さて映画です。
まずは『ウィール・ストリート』。何年も前にやった『ウォール街』の続編です。さすがオリバー・ストーン、面白かったです。
次はジョージ・クルーニの『ザ・アメリカン』。イタリアの小さな村が舞台なので、興味津々で観ました。まあまあ面白かったです。
『ザ・ソーシャル・ネットワーク』は、フェイスブックを生み出した男たちの物語を映画化したものですが、つまらなかったです。そもそも僕は、フェイスブックには全く興味がありません。
銀行強盗の『ザ・タウン』。まあまあ面白かったです。
ジュリア・ロバーツの『食べて、祈って、恋をして』。つまらなかったです。
続いて邦画。
『踊る捜査線3ヤツらを解放せよ!』を観ます。このシリーズ、1も2もなかなか面白かったのですが、この3は駄作でした。無理して前作と関連づけているからいけないのです。新しい事件で脚本を書けばよかったのに、どうしてこうなってしまったのだろう……。最後まで観るのが苦痛でした。

到着40分前、千葉沖の上空で、飛行機は乱気流に突中。かなり揺れ、3回もカクンと落ちたのです。乗客たちから小さな叫び、機内はどよめき。
何百回と飛行機に乗っていますが、こんなのははじめてです。僕は、怖くて、怖くてどうにかなりそうでした。全身、汗びっしょり。
海岸線を越え千葉に入ったら雲が切れ、揺れもおさまりましたが、特に家族連れの子供たちが可愛そうだったな。僕の周りにいた子供たちはみんな乗り物酔いしていました。
それにしても、常に冷静沈着な客室乗務員の人たちは本当に凄いと思いました。尊敬します。

2011年1月 2日 (日)

北島のオークランドへ

Photo朝7時、ホテルをチェックアウト。レンタカーを返却。エアニュージーランドのカウンターでチェックイン。ここでも自動チェックイン機が主流でした。僕はこれが嫌いなので、アライアンスのゴールドメンバーの特権を生かし、係員がいるカウンターでチェックイン。預け荷物は23キロ以内、手荷物は7キロ以内にうまくまとめたので、スムーズに事が運びました。
世界中の空港が、自動チェックイン機になりつつあります。国際線がセットになった日本人のEチケットは決まってエラーが出るので、旅慣れていない人は、まずここでパニクるでしょう。側に係員がいればどうにかなりますが、海外の空港って結構いい加減なので、誰もいなかったりするんですよね。
人間はコンピューターに支配されているような気がします。10年前、20年前の方が、もっともっと旅が楽で、快適でした。

エアニュージーランドのラウンジに入ります。ここはWi-Fiが無料です!!
約8日ぶりにメールのダウンロードに成功します。(マクドナルドではGmailを使ってリードのみ行っていた)
Twitterの投稿も思う存分できるので、大急ぎでいくつか呟きました。皆さんの呟きも8日分、まとめて読みました。

9:40、定刻通り離陸したNZ514便に乗って、北島のオークランドへ。何故北島へ行くかというと、クライストチャーチから成田への直行便がないからです。
オークランドを訪れるのはこれで2回目です。こちらは雲一つない快晴の青空で、夏まっさかりでした。
シャトルバスに乗ってダウンタウンへ。予約を入れてあったスカイシティホテルにチェックイン。部屋に入るまでに、インフォメーションのおじさんや、チケット売り場のおばさんや、バスのドライバーや、ホテルのスタッフと少し話をしましたが、この国の人たちは誰もがフレンドリーですね。皆、こちらの質問に丁寧に答えてくれます。
アメリカやヨーロッパではなかなかこのようにはいきません。無愛想な人がたくさんいる。

_mg_5797今日は撮影をせずにホテルの部屋でゆっくり過ごそうと考えていましが、ついついカメラを持って外に飛び出してしまいます。4時間ほどダウタウンを歩き、スナップ撮影を行いました。
オークランドの街は、モダン過ぎて、風景としての魅力はありません。28ドル払ってスカイタワーにのぼってみます。あまり感動がない。展望台をグルリと一周しただけで下りました。

5ランチは、フードコートで寿司。アボガド&サーモンの手巻きセットを買って食べました。ちなみに、僕は大のアボガド好きです。
クィーンストリートに巨大なマックがあったので入ってみます。Wi-Fiが無料なので、みんなノートパソコンを持ち込んでいる。考えることは同じですね。
4ホワイトコーヒーを飲んだ後、いくつかの家電専門店に立ち寄ってみました。simフリーのiPhone 4、売っていました。びっくりするくらい高かったです。やっぱりこれを買うんだったら香港ですね。
でも今の僕は、モバイルWi-FiルーターとiPod touchの組み合わせに十分満足しているので、iPhoneの必要性を全く感じないんです。通話をほとんどしない人、いくつものデバイスを持っている人は、絶対にこちらの方がお勧めです。

1夜はパスタにしようと決め、ホテル近くにあったイタリアンに入ってみました。イタリア人がやっていたので、かなり期待していましたが、出てきたパスタはダメダメでした。味は23点。
口直しに、近くの売店でバナナを買って食べます。

夜はひたすらパッキング。明日は朝早いので、0時前には寝ることにします。

2011年1月 1日 (土)

クイーンズタウンに戻る

今日から2011年です。海外取材に出ていると、正月って全く意識しませんね。で、今朝もいつも通り、ホテルの裏にあるマクドナルドで朝マック(笑)。
雨は上がっています。まだ雲が広がっていますが、朝日が出そうだったので、車でダウンタウンへ。
_mg_5563昨日撮影した立派な駅舎の前にたたずみ、建物の屋根から朝日が差し込む瞬間を狙いました。7時10分、思い通りの作品が生み出せます。
いったんホテルに戻り、その後チェックアウト。1号線を北上して行きました。
_mg_5625雲が流れ、上空には青空が広がります。美しい海岸線で何度か車を停め、写真を撮りました。ニュージーランドで2011年最初の朝日を浴びるって、何だか贅沢かも。

まん丸の岩がある、モエラキ・ボルダーに立ち寄りました。ここは以前も訪れ、撮影しています。(写真集『PASTORAL』P40)
よって新鮮味はありませんでしたが、自然の不思議さに心打たれました。
_mg_5648ここにもいました、中国人の団体客。いや〜、チャイニーズの人たちって、すごいですね〜。
北米も、欧州も、そしてここニュージーランドも、どこに行ってもたくさんの中国人観光客を見掛けます。もしかしたら、地元の人たちより中国人の方が多く会っているかも。ホテルやモーテルで数十人、観光ポイントで数十人、町中で数十人、レストランで数十人、マックで数十人……。今回の旅でも、1日に100人以上は中国人と会っています。
今、中国のパワーって、とにかく凄いんですよ。中国にますます興味が沸いてきました。今年は初のアジア取材を行ってみようかな。

オマルの町にやって来ます。入江の風景が絵になったので、冷たい風を浴びながら20カットほど撮影しました。
その後、一気に180キロほど北上します。夕方5時、振り出しのクイーンズタウンに到着。まずは予約を入れてあった空港側のホテルにチェックイン。
部屋で荷物の詰め替えをやった後、カメラを1台に絞り、車でダウンタウンへ向かいました。
クローズのお店が多く、街中はかなり空いています。一通り回ってみましたが、あまり撮るものはありませんでした。ジャパニーズでサーモン丼を食べ、ホテルに戻ります。
夜、レンタカーを返却しに空港へ。1日ということもあり、駐車場やオフィスには誰もいませんでした。どこに車を停めればいいのか、どこにキードロップをすればいいのか分からなかったので、返却は明日の朝行うことにします。

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