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2011年5月

2011年5月31日 (火)

懐かしいデータ

今、ホームページのリニューアルを行っています。昔のホームページのデータを整理していたら、懐かしいファイルが出てきました。
改めて自分で見て面白かったので、今日のブログにアップします。
フレンチリバーと、ルーネンバーグと、ニューファンドランドの氷山と、写真展「光ふる郷」のパノラマです。

10年〜15年前、このブログをはじめる前です。ホームページに「今日のつぶやき」というコーナーがあり、そこで2〜3行の日記を書いていました。写真やムービーもときどき発表していたんです。懐かしい〜

「01.mov」をダウンロード
「02.mov」をダウンロード
「03.mov」をダウンロード
「04.mov」をダウンロード

※Quick Timeです。MacのSafariだとスムーズに動きますが、他のブラウザではカクカクになってしまうかも。


2011年5月30日 (月)

プリントの重要性

近頃、「写真をプリントする」ことの重要性をひしひしと感じています。
デジタルカメラで撮影した写真は、モニターでチェックしていても、その写真の善し悪しがわかりません。でも、気になる写真をプリントし、そのプリントを見ると、その写真の善し悪しがすぐにわかるのです。
先週も何点か写真を選ぶ作業があり、何千点の写真をモニター上でチェックしていたら、だんだんと頭が混乱し、やがてすべての写真が同じに見え、しまいには、「あ〜、もうイヤになった〜」とプツンと切れました。
で、気になる写真を300点くらいCD-Rにコピーし、ラボにプリントをお願いしたんです。そのプリントを使って写真選びをしたら、すんなりと選定できました。

30〜50枚くらいなら自分でプリントしますが、100枚を超えると、いつもラボに依頼してしまいます。数万円掛かってしまいますが、自分でプリントする手間を考えると、安いもんです。
セブンイレブンのネットプリントもよく使っています。でもこれって、書類のプリントがメインですね。1ファイル2メガまでしか送信出来ないので、写真のプリントはまず無理なんです。データを圧縮するなどして何度か2メガで実験してみましたが、写真の画質は粗くて使いものになりませんでした。せめて5メガにしてくれないかな。

2011年5月29日 (日)

カメラ機材

6月の海外取材が近づいています。
出発2週間くらい前から、持っていこうと考えている機材をテーブルの上に並べています。カメラはすんなり決まるのですが、いつも頭を悩ませるのはレンズです。標準ズームでも、どちらを持っていこうか最後の最後まで悩むのです。重い方か、軽い方か。
機材が少なければ少ないほど被写体に集中できるので、結果、いい作品が生まれます。
例えば昨年からスタートした故郷信州を撮るプロジェクト。思い入れのあるこの地は、あの懐かしいカメラでいこう!と決め、この1年で何十回と行った旅では、あのカメラしか持っていきませんでした。
花が咲き乱れる美しい風景と出会ったとき、いつも使っている645カメラ+ベルビアの組み合わせでじっくり撮りたいと思ったこともあります。でも、撮りませんでした。信州をどのように料理するか、今はまだ内緒です。
あと、今年はいくつかのテーマを決め、4×5と8×10の大型カメラを使って精力的に撮影していこうと考えていましたが、震災から何かと大変な日々を過ごしているので、しばらく大型カメラによる撮影は休みます。大型カメラはとにかくお金が掛かるから……。

2011年5月28日 (土)

今から10年前、リンゴの里、アナポリス・ヴァレーを追い掛けていたとき、必ず5月20日前後に現地入りし、リンゴの花の開花を待っていました。
最初、B&Bに宿泊していましたが、朝日を撮りに出掛けていると朝食の時間に戻ってくることができません。そこで、町中にあるモーテルに拠点を移しました。当時は確か1泊50ドル、常連の僕にはKazプライスというがあったので、1泊40ドルだったと思います。今は1泊80〜100ドルはするでしょう。
ある年、冷たい雨ばかりが続き、リンゴの花はなかなか開花しませんでした。毎日イライラしながら、ショッピングモールへ行ったり、部屋で本を読んで過ごしていました。7日後、ようやく雨があがり、花のつぼみが膨らみます。でも満開にはあと数日必要で、その年は泣く泣く帰国しました。
東京は雨ばかり、もう3日も降り続いています。どんよりした空を眺めていたら、ふと、あの頃の自分を思い出しました。仮に今日本を撮影している外国のカメラマンがいるとしたら、きっと当時の僕と同じようにやきもきしているかもしれませんね。

2011年5月27日 (金)

携帯電話

ふと、近頃ネットショッピングばかりだな……ということに気づきました。
例えばこの前、お客さん用の折り畳みベッドを買ったのですが、ホームセンターなどをチェックしても、結果、楽天のお店が一番安かった。
数日前のブログで書いた車用のシャープのプラズマクラスター搭載イオン発生機も、Amazonが最も安いです。
ネットショッピングでも、オークションまで視野を広げれば、もっと安く買い物が出来ると思うのですが、なかなかそこまで時間が取れません。
何かモノを買う時、検討に検討を重ねてから買う方なので、実際手にしてからあまり後悔はしません。
でも携帯電話は失敗した。当時最も高かったタッチパネル式の携帯を、2年縛りの分割で手に入れました。(本当はiPhoneにしたかったのですが、ソフトバンクのiPhoneは今だデザリングが出来ないので、見送ったのです。他の国は出来ます)
で、その携帯ですが、どうしようもないくらい使い勝手が悪いのです。色々な機能をゴテゴテに詰め込んでいるので、急いでいる時は超苛つきます。ゲーム感覚で様々な設定が出来るスピンぐるメニュー、こんなものいらん!って感じ。
で、この携帯を使うとストレスばかりが溜まるので、半年前、パケット定額などを解約、通話だけにしてしまいました。月1000円ちょっとの支払いでOKですが、今だ請求書は、5000円のまま。なぜなら分割で勝った機種代が引かれているから。今日も請求書を見て、ふ〜と溜め息です。
今年の11月に、ようやく2年縛りから解放されます。すぐに折り畳み式のシンプルな携帯に乗り換えるつもりです。
逆に手に入れてよかったな、と思うのは、やっぱり万年筆です。文字はワープロが中心ですが、請求書の宛名とか、一筆とか、今だ手書きも多いのです。万年筆を使うと、文字に気持ちを込められる気がします。

2011年5月26日 (木)

ハードディスクが故障する

さて仕事しようとパソコンを立ち上げたら、外付けのハードディスクが認識しません。接触不良かなと思い、ケーブルを確認してみますが、特に問題はなし。
ハードディスクの故障。
いつもだと、さーっと血の気が引きますが、データはバックアップを取ってあるので、それほど焦りませんでした。

今、全写真データを、3つのハードディスクに保存していますが、やっぱり3つだと不安ですね。4つか5つが理想です。そしてその4つか4つは、別のパソコンに繋げ、出来れば別の場所(実家とか)で保管しておくのがベストです。
あの小さなハードディスクがダメになると、10年分の写真データがすべて消えてしまう。考えただけで恐ろしいことです。
ちなみに僕の友達で、パソコンに保存していた子供の成長記録の写真が、パソコンの故障によりすべて消えてしまった、という人が何人かいます。
記念写真はマメにプリントし、アルバムに貼る、というのは大切ですね。

というわけで、今日は秋葉原に行って、ハードディスクをもう1台購入しました。
デジタルは大変です。デジタルはフィルム以上にお金が掛かります。。。

2011年5月25日 (水)

喫茶店で仕事

夕方は1時間ほど喫茶店に籠もり、パソコン仕事をするのが日課になっています。よく使う駅では、どこに喫茶店があるか、だいたい頭の中にインプットされている。
今日ある駅で、AとB、二つの選択がありました。Aの方が落ち着いて仕事が出来ますが、問題はコーヒーのマズさ。よって、Bに入ります。ミスタードーナッツです。
ミスドやマックのコーヒーって、美味しくなりましたよね。劇的に味が変わったと思う。

今、常に考えていること。それはホームページのリニューアルです。この5年あまり、ずっとほったらかしにしていましたが、今年はいよいよ手を入れます。もちろん制作はプロに任せています。自分では出来ません(^_^;)
一般公開は、7月初旬を予定しています。

2011年5月24日 (火)

黄色

「CAPA」6月号に、黄色&オレンジ色の作品を数点発表しています。この前のノルウェーの写真も1点あり。
やっぱり黄色は好きです。街中で、スズキの真っ黄色なスイフトスポーツを見ると、やっぱり激しく心がときめきます。色に。「オーナーの気持ち、わかる〜」って感じ。

ここ数年、黄色いモノは買っていません。2年前のカメラが最後。
でも常に、何かきっかけがあれば黄色を買ってもいいかな、とは考えているんです。
万年筆を手に入れたときも、黄色にしようか悩みました。でもスカイブルーにした。気に入っています。
この前もふと、黄色い財布を買おうと思いました。昔ある方に、「黒や茶は絶対にダメ、黄色にしなさい」と言われたことがあるからです。その言葉がずっと頭の中に残っていた。
でも、黄色い財布を持つって、勇気がいりますよね。いや、たまたま東急ハンズに黄色い財布が売っていなかったから、買わなかったんだ。あれば買っていた。

そう言えば、黄色いiPadのカバーって、あるのだろうか……。
ネットで検索。
あっ、一つヒットした。
でもこのケースはいまいち。
やっぱり次は白いケースにしよう。
13332


2011年5月23日 (月)

信州の魅力

時間を作り、信州で撮影した写真をチェックします。
珍しく、手応えがある写真が多い。いつもだと、これはいいぞ、と思う写真は2〜3点ですが、今回は6〜7点もありました(^_^)v
おそらく、撮影地の選択がよかったのでしょう。
1週間で、軽井沢→飯田→戸隠→長野→上田→美ヶ原→浅間→松本→木曽→田川高校→諏訪と移動しましたが、現地に着き、ここは違うと判断したら、即、次なる撮影場所を探しました。
たとえば美ヶ原高原。美しの塔へ行く途中、ふと、たぶんここからは作品は生まれないだろう……と思ったのです。そこでいったん山をおり、松本に出て、再び山を登り美ヶ原のテレビ塔へ。ベストショットをゲットできました。
安曇野は、花とアルプスが美しかったな。信州は撮り尽くされていると言われていますが、決してそんなことはない。まだまだ魅力的な風景が山ほど眠っています。

僕は都道府県の中で、長野県が一番好きです。生まれ故郷だから、という理由もありますが、長野県ほど色々な要素が詰まった県は他にないと思う。海だけありませんが、川や湖が多いので、別に気にならない。
何年掛かってもいい、まずは長野県をしっかりとした形でまとめたいです。これは僕の使命です。
終了後、この日本で、また別のテーマを見つけます。次はあそこかな。うん、たぶんあそこ。とにかく、すごいところなんです。

2011年5月22日 (日)

12ヶ月点検

愛車の法定12ヶ月点検。今回は2万円でした。
早いもので、車を乗り換えてから4年経ちます。来年は2回目の車検です。担当のSさんと少し話ましたが、車検ではそれなりの費用が掛かるだろうとのこと。
雪国へよく行くので、ブレーキとマフラーはサビだらけです。タイヤの溝もなくなってきたので、間違いなく交換になるでしょう。車検費用を含め、30〜40万は覚悟しておいた方がいいかもしれません。ちなみに、今の下取り価格を聞いたら、買った時の1/4まで落ちていました。
東京の駐車場は月3万円、取材に出るとガソリン代は1日6000円、点検費用、保険代、税金、高速代と、車って本当にお金が掛かりますね。
そうそう、車と言えば一つ狙っている製品があります。それはシャープの高濃度プラズマクラスター搭載イオン発生機車載用カップです。使っている人に聞くと、誰もが「これ、いいよ」と言います。車特有の嫌なニオイは確実に軽減するとか。車内に置く芳香剤が嫌いな人には、まさにぴったりの製品と言えるでしょう。
量販店ではまだ1万円くらいしますが、Amazonで刻々と価格が下がっており、今、6885円まできています。今日はクリック寸前までいきましたが、他に欲しい商品があったので、買うのはやめておきました。

2011年5月21日 (土)

ローレンシャンの魅力

新幹線に乗って名古屋へ。
最後に名古屋に来たのはいつだろう……と振り返ってみたら、確か昨年の秋、「美しい村」の総会のときでした。名古屋で乗り換え、白川郷へ向かったのです。
名古屋駅に到着、地下鉄で栄へ。徒歩5分ほどのところにある栄ガスビルへ行きたかったのですが、出口を間違えたのか、道に迷います。今回はグーグルマップに助けられました。
まずは適当なレストランに入って1280円のランチセットを食べます。味は20点。アイスコーヒーもスープもダメ。久々に思いっきり外します。
その後、会場へ。
2時からクラブツーリズムさんの秋ツアーの旅行説明会がはじまり、ゲストスピーカーで呼ばれていた僕は、約30分間、100名の前で、ローレンシャン高原の美しさについて語りました。
液晶プロジェクターが素晴らしかったので、写真がとても綺麗に描写されます。昨年の会場も、確か液晶プロジェクターは凄かった。
全国のどのイベント会場にも、このような業務用の機種(数百万はする)が置かれていればいいのですが、なかなかそういうわけにはいきません。特にホテルがダメ。高級ホテルと呼ばれるようなところも、液晶プロジェクターにはお金を掛けておらず、「えっ、これって会議やプレゼン用のプロジェクターじゃん」とがっかりすることもしばしばです。

ローレンシャンの紅葉は、とにかく素晴らしいです。この地の色彩美に取り憑かれた僕は、毎年通い、シャッターを押し続けました。2005年に『ローレンシャンの秋』という写真集を出版することが出来ましたが、見た人から、「本当にこんな色をしているの?」と質問されます。はい、本当です。この美しさは実在するのです。
定宿のオーナー、スザンヌさんも、この写真集の出版を心から喜んでくれました。夏にこの地を訪れる観光客に僕の写真集を見せ、「秋はこんな表情をしているのよ」と語っているとか。写真家冥利に尽きますね。

2011年5月20日 (金)

自転車

節電の影響で、家の近くにあった銀行のATMはすべてクローズ。だから振り込みのたびに、1キロほど離れた駅前の銀行まで足を運んでいます。よって、このところ自転車が大活躍。
考えてみれば、自転車だけは、常に自分の側にありました。高校は自転車通学。写真に撮りに行くときも、山に登るときも常に自転車。
20才のときプリンスエドワード島に約1年住みましたが、実は80ドルの安いマウンテンバイクを購入し、車の後部座席に入れていたんです。ガソリン代が大変だったので、シャーロットタウンから遠く離れた町まで移動したら、そこから自転車に切り替え、写真を撮っていました。
35才までに、カナダから3台の自転車を持ち帰りました。そこそこのマウンテンバイクが100〜180ドルほどで買えたので、購入と同時に分解&箱詰めしてもらい、そのまま帰国便に乗せたのです。当時、機内預けの荷物は2個までだったので、何ら問題なし。成田からは宅急便でアパートへ送りました。
もちろん今は、海外で自転車を買うことはありません。日本で買った方が安いからです。
あと、置き場所の問題もあります。マンションの場合、駐輪場は抽選で、有料です。今乗っている小さな自転車は、玄関ポーチの狭いスペースに押し込んでとめています。

2011年5月19日 (木)

気になるモノ

たまに、「腕時計が欲しいなあ〜病」に掛かります。
3年前、C社のあのゴツゴツした腕時計がどーしても欲しくなり、ポイントで買ってしまいました。でも今は、S社のシンプルな針の時計を使っています。
なぜC社の時計を使うのをやめてしまったのか。その理由は、時刻合わせが大変だからです。
C社のあのゴツゴツした時計って、時刻合わせが超面倒なんです。まず左上のボタンを押して、次に右下、そして右上で調整していく……というような感じで、その操作の仕方は説明書を見なければまずわかりません。
で、僕は海外に行くたびに時間を変更しますよね。つまり時計の説明書を持って海を越えるというのが、だんだんと馬鹿らしくなってきました。
その点、シンプルな針の時計は、左のリュウズを回すだけで時刻合わせができます。超楽です。
トシを重ねるたびに、機械の面倒な操作が嫌になってきます。シンプルが一番。だからアップル製品が好きなのですが、まだいつもの話題に戻ってしまうので、今日はこのへんでやめておきます(笑)
さてさて、近頃気になるモノをリストアップしてみました。

ワイヤレスワンセグチューナー
これでようやくiPhoneやiPod-touch、iPadでテレビを見ることができます。充電器になる点もgood。今までの製品は、本体に取り付けるタイプだったので、あまり購買意欲をそそりませんでした。

バッテリーチャージャー
どんなバッテリーでもこれ一台でOK。旅で荷物を減らしたい僕にはぴったりの製品かも。

電子ペーパー
今市販されているS社のブックリーダー、確かにいいと思うのですが、ページを捲るときに白黒反転すのが、どーしても嫌なのです。だからこの製品は、期待しています。反転の問題が解決していたら、速攻で買います!

ベルトポッド
三脚を使えない場所での撮影に役立ちそうです。鉄道やスポーツなど動きのある被写体を撮るとき、望遠レンズを使うときに使ってみようと思います。すでに手に入れました。

iPad 2のカバー
シンプルで、デザインもよく、いい感じですね。いま「白」がマイブームなので、白を買ってみようかな。ちなみに今は、通販で買った茶色の皮のケースを使っています。とても気に入っています。iPod-touchやiPadのケースは、服を着替えるように毎月替える。これが僕の趣味です。

名古屋でトーク

お知らせ
21日(土曜日)、カナダの紅葉ツアーの旅行説明会(in名古屋)に、ゲストスピーカーで呼ばれています。どなたでも参加可能です。(無料)
詳細・お申し込みはこちら

2011年5月18日 (水)

当時の思い出

今日の東京はポカポカ陽気で、まるで夏のようでした。
例年だと、電車内はエアコンをガンガン効かせていますが、当然いまは窓を開けることによって車内温度を調整しています。特に地下鉄は、窓を開けていると、かなりの音がしますね。いつも都心に出るときに使っている電車、まるで別の乗り物のようでした。
上京したときは板橋区に住んでいたため、都営三田線を使っていました。当時、電車内にはエアコンがありません。Eさんと電車に乗って巣鴨へ向かっているとき、激しい騒音のため、Eさんの喋る言葉がよく聞き取れなかったことを思い出します。偉い方だったので、「えっ?」と何度も聞き返すことが出来ず、わかったふりをしてずっと相槌を打っていました(笑)
僕が最初に借りていたアパートにも、エアコンはありませんでした。二夏過ごしましたが、夜、暑くて眠れなかったという記憶がありません。網戸で十分でした。やはり東京の夏の気温は確実に上昇していますね。
ちなみに電話もありませんでした。あの頃、電話の権利を取るのに7万か8万掛かったんです。つまり初任給11万の僕には、電話なんか高嶺の花。
確か2年目の夏のボーナスをもったとき、電話を契約したはず。嬉しかったです。
そう言えばミニコンポも、12〜15万くらいしたはず。月8000円払いのローンで手に入れたときも、嬉しかったです。
22才の頃から、ワープロが普及しはじめました。どれを買おうか悩みましたが、カメラがキヤノンだったので、キヤノンのワープロを選びました。
そのワープロ、23才で再びカナダで暮らすと決めたときに持って行ったのです。カメラ以上の大荷物でした。そして1年後の帰国のとき、持って帰ってきました。
数年後、小型のワープロに乗り換えました。あの大きなワープロ、どうしたんだろう……。そうだ、高野君にあげたんだ。懐かしいです。

2011年5月17日 (火)

Gmail プレビューすると、リストから消えてしまう

友人知人から届くメールのアドレスを見ると、Gmailを使っている人が多くなってきました。
もちろん僕も使っています。ただし、全メールを転送でGmailへ送り、メールのバックアップとして、です。やっぱり僕は、プレビュー画面があった方がいい。だからGmailのようなリスト式は少々使いにくいのです。
まあでも、Gmailには随分とお世話になっています。特に旅先で、ホームページしか見られないような場所では、何度Gmailに助けられたことか。だからこれからもずっと使い続けるでしょう。

PhotoさてさてiPadですが、実はiPadにはGmailのアプリがあり、きちんとプレビュー画面も備わっています。これ、とても見やすいですよ!
ただ、Googleの「アプリ」のリストからアイコンを登録すると、Gmailそのものを表示させる形になるので、新着メールをプレビューし、次のメールに移動すると、読後のメールがリストからパッと消えてしまいます。
もちろん、メールそのものが消えるわけではないので、仮にリストからなくなっても何ら問題はありませんが、Gmailの頭のよさからくるこの機能、僕はあまり好きになれません。
これを回避する方法があります。メニューから「受信トレイ」を呼び出し、受信トレイが表示されたら、そこで「ホーム画面に追加」ボタンを押してGmailのアイコンを作ってあげるのです。つまり受信メールそのものがリスト表示されることになるので、新着メールをプレビューしても、読後のメールがリストからパッと消えることはありません。
実はiPhoneやiPod-touchでも同じことが言えます。新着メールをいったん表示させると、そのメールはリストから消えてしまう。しかし受信ボックスからGmailのアイコンを作ってやると、メールは受信箱に残ったままです。(まあ、当たり前のことですが・笑)
そう、このようにアイコンを登録をするだけでもいくつかの方法があるのです。皆さんは使い勝手がいい方を選んでください。

2011年5月16日 (月)

高校に立ち寄る

ちょっとした用事があったので、母校である田川高校へ。
来年、開校30周年をむかえるそうです。つまり僕は第一期生だったので、卒業してから27年経過したことに。近年、卒業生の子供たちが入学してきているというのも頷けます。
せっかくだったので、車の中に入っていたカメラで、校舎の写真を数枚撮りました。高校で、30年ぶりにシャッター音を響かせます。
ちなみに、僕とKが立ち上げた〈写真クラブ〉は健在で、今は13人の部員がいるとか。いつか撮影指導をしてあげようと思います。いつもの調子で、写真とは何か、熱く語ろうかな(笑)
3階にある図書館にも立ち寄りました。いい本がたくさんありますね〜。小説は作家別に並び、ほぼすべての作家の本が揃っていました。この前僕がお勧めした『原子炉時限爆弾』もちゃんとありました。
カウンターの横に、沖縄に関する本が50冊くらい並んでいました。不思議に思い尋ねてみると、修学旅行は沖縄に行くのだとか。このように、何かのコーナーを作るとしたら、50冊くらい簡単に集まってしまう。まさに学校図書館は知の宝庫ですね。
今だったら、図書館に毎日通い、気になる本を片っ端から紐解いていくと思うのですが、なぜ高校生の頃、本の面白さに気づかなかったのだろう……。
今の高校生には、もっともっと図書館の本を読んでもらいたいな、と心の底から思いました。小説って、インターネットや携帯よりも面白いよ。

午後、諏訪に移動し、撮影をスタートさせます。今、何かと話題の「万治の石仏」にも立ち寄りました。確かに素晴らしい。
夜、中央道を走り、東京に戻ります。
が、八王子から大渋滞。何と、新宿まで2時間も掛かりました。5月は集中工事ということをすっかり忘れていた……。イライラ度、200%でした。

2011年5月15日 (日)

白馬へ

朝、24時間営業のガソリンスタンドに立ち寄り、ガソリンを満タンにする。これが取材中の日課です。国内でも海外でも同じ。つまりどんなに取材費をセーブしても、毎日6000円は必ず掛かるのです。やっぱり燃費のいい車が欲しいですね。プリウスワゴンでオフロードもガンガン走れるSUVが出ればいいのに。僕はこれからの時代はハイブリッド車かディーゼル車だと思います。
まずは安曇野へ。細い田んぼ道を好んで走り、アルプスと水田の風景から絵になりそうな被写体を探します。数カット撮影できましたが、全く手応えなし。
カメラを構えていると、地元の人が声を掛けてきます。
「写真とってるだ?」
この一言に、信州人ならではのイントネーションがあります。僕も18才までは自然に言えたのですが、今はダメ。無理して信州人のイントネーションを真似ると、東京の人が関西弁を喋っているような感じになってしまいます。
お昼頃、木崎湖近くのコンビニの駐車場で弁当を食べていたら、自転車に乗った外国人の二人組が日陰で休んでいました。自転車で日本を南北に横断しているのだとか。青春していますね。今の日本の若者も、もっともっと彼らのような冒険をすればいいのにな、とふと思いました。
中綱湖を過ぎると、山がぐっと近くになり、新緑が押し寄せてきました。菜の花も美しい。僕は安曇野の中で、ここから白馬へ続くルートが一番好きです。
30分後、白馬に到着。国道を離れ森の中に入ると、ここはヨーロッパ? と錯覚するほど洋風建築の立派なペンションが建ち並んでいました。どれも5000万、1億としますよね。オーナーはどうやって資金を生み出したんだろう……。不思議で仕方ありません。
せっかくここまで来たのだからと、スキーのジャンプ台を見学。ここには珍しく5組のカップルがいました。デートスポットなのかもしれませんね。
夕方、僕の好きな美麻村を巡り、心ときめく風景を探します。ある場所で3カット撮影。その後、撮影に終止符を打ちました。

お知らせ
写真展の会場で、インタビューを受けました。
http://blog.apagard.com/roslyn.php

2011年5月14日 (土)

木曽

今日は南信の木曽を攻めます。木曽は何度も訪れていますが、再訪することによってまた違った作品が生み出せると思い、足を運んでみました。
奈良井宿と妻籠宿、どちらも好きです。今日は奈良井宿の方でたくさんの写真を撮りましたが、残念ながら、あまり手応えは感じませんでした。でも、いつか信州を写真集でまとめるとき、今日撮ったような弱めの写真も必ず必要になってくるのです。作品発表は、強弱ある「波」が大切です。
どちらの宿場にも、たくさんの観光客がいました。NHKの連ドラ効果ですね。「おひさま」は週一くらいしか見ていませんが、連ドラの王道をいっている素晴らしいドラマだと、僕は思います。前の「てっぱん」は、無理してストーリーを作っている感じがしました。
大滝村にも足を運びました。ダム湖の畔にある小さな村です。途中、サルの群れと遭遇。30頭くらいのサルが路肩にいてじっとこちらを見つめている光景は、なかなか迫力がありました。いかにも山国信州って感じです。そうそう、3年前、Sense of Japanの撮影で琵琶湖を訪れたとき、森の中で巨大なサルと鉢合わせをしたのです。思わず、わっ、と大声を上げてしまいました。僕は犬派です。だから昔からサルは苦手です。
夕方、木曽福島に入る手前で、おおっ、と興奮する被写体を発見。カメラを構え、心を込めてシャッターを切りました。
これはたぶん、僕にしか見えない風景です。地元の人や信州の写真愛好家は常に目にしている風景ですが、見方を変えなければ被写体として見えてこないでしょう。
僕はどんな旅でも、自分だけにしか見えない風景をたくさん持っています。だから旅と写真が楽しいのです。

2011年5月13日 (金)

美ヶ原高原

長野県で上田は知名度が低い場所ですが、この街には魅力的な被写体がたくさん眠っています。
今日は白馬へ抜けるつもりでしたが、急遽予定を変更。美ヶ原高原へ行ってみることにしました。訪れるのは23年ぶりです。
和田峠、ビーナスラインを走り、標高約2000メートルにある懐かしの美ヶ原高原に到着します。
駐車場から徒歩20分のところにあの有名な「美しの塔」がありますが、今回は行くのをやめました。観光写真ならまだしも、あの塔は自分の作品には向かないような気がしたからです。
逆に向こうの方に建つテレビ塔に惹かれたので、足を運んでみることにしました。ここから徒歩1時間ほどの距離ですが、デジカメなどの機材を担いでの歩きは無理。車で行くこにします。
いったん山を下り、松本の浅間温泉へ。美鈴湖からのびる美し原スカイラインを走り、王ヶ頭へ。2時間も掛かりました(笑)
駐車場に車を停め、息を切らしながらトレイルを歩き、テレビ塔の真下まで行ってみます。高校生の頃、何度も松電のバスに乗って来て写真を撮ったテレビ塔です。当然あの頃より、アンテナの数は増えていました。
テレビ塔の近くで、ある被写体を発見! 興奮しながらシャッターを押します。手応え120%の作品を生み出すことに成功しました。 来てよかった!

2時間ほど、Wi-FiルーターとiPod touchを持たずに自然の中を歩いていたら、とても作品制作に没頭できることに気づきました。
ふと、取材中に自分の考えや想いを発表するのはよくないことだな、と思い立ち、しばらくTwitterをやめることに決めました。
もちろん今までも、たとえ呟いていても、皆さんからのレスはあえて読まないようにしています。いつも夜にまとめてじっくり読んでいます。
だから呟いていると言っても、外部からの情報を遮断しているに等しいので、それほど作品制作に影響はないのですが、写真家が、写真を撮っているとき、カメラ以外のもの、つまり携帯電話やiPod touchを持っていること自体がおかしいのです。こんなものはいらん。
今日、自然豊かな美ヶ原高原で写真を撮っているとき、今までの自分の甘いスタイルを深く反省しました。Twitter、Facebookと流行ですが、時代に流されたら負けです。常に「写真を撮る」という基本を忘れないようにします。

いつも自分勝手で申し訳ありませんが、ご理解ください。もちろん、東京に戻ってからはまたガンガンとTwitterで呟きますね。

2011年5月12日 (木)

戸隠へ

昨日の雨はすっかりあがり、美しい春の青空が広がっています。
ホテルをチェックアウト、国道を5分ほど走った所で、ある被写体と出会いました。数カット撮影。
すぐ近くで、また別の魅力的な被写体を発見します。すぐ横は、交通量の多い交差点。路肩に三脚を設置し、車に注意しながら、ある被写体をじっくり撮影しました。手応えあり。
外国だと、こんなとき、行き交う車からクラクションと野次の嵐(今までFからはじまる言葉を何百回も浴びせられた)ですが、日本は誰一人として写真家をからかってくるドライバーがいない。日本人って、素晴らしいです。
お昼頃、妙高山を眺めました。スタイルが美しい山ですね。アメリカのグランド・ティトンを思い出します。
缶コーヒーをグビッとやりながら、何度かTwitterで呟きました。よくよく考えてみれば、Twitterはあくまで呟きなので、完璧な文章である必要がないんですよね。たとえば、「あっ」、「、、、」「、。こ、。」「でも、明、」でもいい。仮に「テレビ、おっ、パナ、地、(*^_^*)、、。、ヨドバシ」と呟いたとしたら、「ホテルの部屋にある液晶テレビ、映りが綺麗だな、パナソニックもなかなかいいじゃん。秋に買い換えるとき、選択幅に入れよう」を意味しているのです。
よし、これからも素直な気持ちで呟いていこう。

せっかくここまで来たのだからと、戸隠神社に立ち寄ってみました。そう、信州人でありながら、戸隠だけは訪れたことがなかったのです。
まずは戸隠神社の三本杉に感動。その後、少し離れた場所にある奧社にも行ってみました。お〜、これが杉並木ですか、、、素晴らしい! 信州は凄い!と思わず叫んでしまいました。
ただ、昨日の雨で参道がぬかるんでいたため、靴と靴下はびしょ濡れになりました。長靴を履いてこなかったことを後悔します。
ランチは近くの食堂で蕎麦。
その後、戸隠バードラインを南下して長野市へ。
駐車場に車を停め、さて撮ろうか、と車から出たら、突然激しい雨が降ってきました。根性で近くの風景を1枚だけ撮影し、大急ぎで車に戻ります。ここでもびしょ濡れ。
高速を走って上田へ。ネットで安いビジネスホテルを検索し、予約。
ホテルへ向かう前にイオンに立ち寄り、2980円の靴を買いました(^_^;)
夜はリンガーハットで長崎ちゃんぽん。野菜が多いので、体にいい。
ホテルの部屋で、一昨日、ある方からもらったバナナを食べます。あまりに美味しかったので、一気に5本も食べてしまいました。

2011年5月11日 (水)

長野へ移動

雨の音で目が覚めます。
今日は一枚も写真を撮りませんでした。たまにこんな日もあります。
シャッターが押せない日は、やはり焦ります。旅をはじめて間もないと、余計に焦る。逆に1〜2週間経ってからだと、全く気になりません。
今長野市の近くにいます。小学生の頃、4年間暮らした街です。国道58号、千曲川に架かる橋を渡ったとき、「そういえばこの近くの森でカブトムシやクワガタを捕ったなあ〜」と、懐かしく思い出しました。
浅瀬で遊んでいたとき、10センチ以上の巨大おたまじゃくしを見つけたのです。学校でその話をしても、誰一人として信じてくれませんでした。でも、絶対に見たんです。今でもあの巨大な頭と尻尾の形が脳裏に焼き付いています。

話変わって、、、
iPhoneやiPod touch、iPadの表面に貼る保護フィルムは、アンチグレアフィルムがお勧めです、と先日書いたら、これに関してたくさんのメールをいただきました。旬の話題なんですね(笑)
もっと詳しく書くと、アンチグレアフィルムは、言葉からもわかるように、半光沢のフィルムです。テカテカしているのは、AFPクリスタルフィルムです。お間違いのないように。僕はiPod touchの方でAFPクリスタルフィルムを使っていますが、こちらも指紋がつきにくいです。
で今、パワーサポートのホームページを見たら、iPad 2用の保護フィルムが発売になったようですね。東京に戻ったらすぐに手に入れます。

2011年5月10日 (火)

軽井沢を撮影

朝方バタバタしましたが、8時には家を出ることが出来ました。
不思議と首都高の渋滞はゼロ。それにしても、近頃、平日は混まなくなりましたね。新しいルートが次々と誕生しているから、日本の経済が足踏みしているから、そのどちらかでしょう。
関越道、上信越道を走り、長野県を目指します。途中、モーレツな睡魔に襲われたので、サービスエリアで一休み。お〜いお茶の濃いめを手に取り、お菓子売り場の前で迷いに迷いましたが、結局今日も「パイの実」を選んでしまいました。
パイの実の魅力。そう、チョコがあまり甘くないからいいんです。僕は甘すぎるチョコが大の苦手。パイの実の中に入っているチョコくらいの甘さがちょうどいいんです。パイの実は、何百個食べても飽きない。今日も2分で一箱全部食べてしまいました。

碓井軽井沢インターで一般道に下り、軽井沢の町中に入ります。
ちょうどお昼どきだったので、スーパーマツヤに入ってみます。美味しそうな焼き肉弁当を発見。何と250円! 東京にも200円弁当はありますが、やっぱり200円だよな、と食べてからがっかりすることが多いです。でも今日の焼き肉弁当はとても美味しかったです。さすが軽井沢。
実は軽井沢で、どーしても撮りたい被写体があったのです。午後、その被写体の前に移動し、1時間ほど掛けてじっくりと撮影しました。デジカメは、撮った写真がすぐにチェックできるから便利ですね。まあまあの成果でした。
その後、3時間ほど軽井沢を巡って被写体探しを行ったあと、アウトレットに立ち寄ります。
L.L.Bean、Timberland、The NORTH FACE、Columbiaのお店をサクッとチェックしてみましたが、今回、アウトドア用品の掘り出し物は見つかりませんでした。また、どのお店もサイズM(日本のサイズはL)の服はほとんど売り切れ。やっぱり連休後に来てもダメですね。
夕方、ネットでホテルを検索。さすが軽井沢、どこも高い。しかし旅人のカンと嗅覚で、一泊4500円の宿を発見。すぐに電話して部屋を押さえました。

2011年5月 9日 (月)

明日から国内取材

プリンス・エドワード島のプリント(印刷物)、今朝Amazonを見たら、再入荷していました。
10年前、なぜこの作品を制作したかというと、写真集を2冊買い、そのうちの1冊をバラして、気に入った写真を額に入れて飾っている方がたくさんいることを知ったからです。だったら最初から額に入れることを想定した上で作品を作ろう、と考えたのでした。今は2000円ですが、当時はもっと高い価格設定だったと思います。
いずれにしても、個々の写真は、マットを切って、額に入れると引き立ちます。額の色を変え、3つ4つと並べて展示する形もお洒落ですよ。

テレビや新聞ではなかなか真実がわからない。だからこの1ヶ月間で、原発に関する本を5冊ほど読んでみました。一番印象に残ったのは、『原子炉時限爆弾』広瀬隆・著(ダイヤモンド社)です。本が出たのは昨年の8月、ジャーナリストって色々な意味で凄いな、と思います。

明日から信州取材です。1週間掛けて、北から南まで各地を巡ります。ブログは毎日、夜か朝に更新します。

iPadの保護フィルム、指紋がついてイライラするので、今日、たまたま入ったお店で見つけた黒板拭きクリーナーを衝動買いしてしまいました(^_^)v 携帯ストラップになっています。
でも会う人みんな保護フィルムはつけていませんね。今日もiPhoneを持っている2人と会いましたが、ケースはつけていても保護フィルムは貼ってありませんでした。
でも、ガラス表面が無傷だと、下取り価格がアップするのです。パソコンでも何でも、僕は最初から売ることを想定して買っているので、出来れば最後までキズをつけたくないな、というのが本音です。
いずれにしても、アンチグレアフィルムの発売を待ちます。
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2011年5月 8日 (日)

アプリ

iPhoneやiPadは、自分の好きなアプリを入れていく方式です。今の時代は選択幅がたくさんあるので、その中から自分に合ったものを見つけていくのは楽しいですね。
例えばスケジュールのアプリにしても、僕はほぼすべてのアプリを試しましたが、やっぱりRefillsが一番使い勝手がいいです。ただiPad版はまだ出ていないので、今後に期待しています。
ニュースは、Bylineのアプリを使って、Googleリーダーを一気読みしていますが、使い勝手はいまひとつです。新聞社や通信社、テレビ局のページに直接アクセスした方が、いい感じがする。ただし、ITmediaだけ、iPhoneとiPad専用アプリが出ています。これがとにかく素晴らしい。
Twitterも色々なアプリを試しましたが、TwitBirdが一番お気に入り。呟きが吹き出しで表示されるので、読みやすいです。
僕はどんなアプリでも、広告表示が嫌なので、無料版で使用感を試した後、すぐに有料版を買うようにしています。有料版だと広告が消えます。
そうそう、iPadとは関係のないPCのブログですが、僕はやっぱりニフティのココログが最もお気に入りです。シンプルなデザインが気に入っている。
多くの芸能人が使っているアメブロは、なんかゴチャゴチャしていて読みにくいです。構成がよくわかない。読者登録をすると、もっとすっきりするのかもしれませんね。

お知らせ
先日お伝えしたプリンス・エドワード島ですが、再入荷したようです。

2011年5月 7日 (土)

頭痛

朝から晩までパソコンのモニターを見ながら作業をし、食事や休憩のときはiPadやiPod-touchでメールやネットを見る。つまりデジタル漬けになった翌日の朝は、決まって激しい頭痛です。
こんなとき、デジタルもほどほどにしないとな、と深く反省します。

実は過去に一度だけ、激しい頭痛が1週間も続いたことがありました。それはモントリオールとプリンスエドワード島で、フラワーガーデンを取材していたときです。
エッセイ集『緑の島に吹く風』で、カメラのシャッター幕の故障によって撮影したフィルムが全滅だった、という話を書きました。
実はこのとき、原因不明の頭痛もあったのです。頭痛が継続したのは、生まれて初めてでした。
神様が、「シャッター幕が壊れているぞ、そのまま撮るな、早く気づけ、気づけ」と教えてくれていたのかもしれませんね。もちろんこの不思議な体験に関しては、あえてエッセイではふれませんでした。

2011年5月 6日 (金)

iPad 2入荷

デスクワークをしていたらヨドバシカメラからiPad 2入荷の電話。3時の休憩のとき、サクッと電車に乗って引き上げてきました。
セットアップはすぐに完了。Airにバックアップしてあった全アプリも無事に移動でき、自分の側に常にiPadがあるという、数ヶ月間と全く同じ環境が出来上がりました。
メールをチェックしたり、写真を見たり、情報を収集したり……、今後仕事で大いに役立つでしょう。
(ちなみに、初代iPadは、数ヶ月前に手放しています。Winのパソコンも一台手放しており、その売り上げ金の合計でiPad 2を買いました)

今年は写真家にとって、とても、とても厳しい年になりそうです。しかし僕は前向きで頑張り、まずはホームページのリニューアルを目標にしています。7〜8月頃に立ち上がると思います。写真をたくさん使うので、皆さんびっくりしますよ。

で、iPad 2ですが、この1年毎日のように使っていたので、2を手にしたからといってそれほど目新しさは感じませんでした。軽さやスピードの早さも、意識しないとわからない。
画面には保護フィルムを貼ってあげたのですが、はっきり言って、今日買ったこのフィルムは失敗でした。指紋がつくし、滑りが悪い。今まで5社ほど試しましたが、その中で一番ダメです。
Twitterでも呟きましたが、保護フィルムでお気に入りは、パワーサポート社のアンチグレアフィルムです。他社に比べると1000円ほど割高ですが、その分の価値は十分にあります。
今回もこれにしようと思ったら、まだ2用が発売されていなかったのです。だから仕方なしに、他社のダメダメ保護フィルムを買った。
でも、みなさんがおっしゃるように、iPadやiPhoneは、保護フィルムナシで使うのが一番いいのです。指紋も目立たないし。
僕も思いきってナシにしようかな、と只今検討中。

2011年5月 5日 (木)

色見本をプリント

デジタルカメラで撮影した画像を入稿するとき、RAWデータをそのまま印刷会社やラボに渡しています。つまりオペレーターさんに、現像とレタッチをしてもらうのです。(写真家が画像処理したデータを渡すと、あまりいい印刷物が仕上がりません)
ただ雑誌のときは、自分で現像&レタッチしたデータを作り、TIFFで入稿しています。ただこの時も、レタッチは必要最低限にして、最後のつめは印刷会社やラボに任せています。
デジタルデータを扱うとき、注意しなければいけないこと。それは、「シャープ(アンシャープマスク)を絶対にかけない」ということです。みんなシャープネスを効かせてしまうから、いわゆる〈デジタルっぽい写真〉になってしまうのです。僕は今まで一度も使ったことがありません、というか、意地でも使わないようにしている。たとえデジタルカメラを使おうが、最終的にはフィルムで撮影したような〈自然な仕上がり〉が基本です。

さて、RAWデータ入稿のときでも、色見本は必ず添付するようにしています。
ある程度自分でレタッチし、インクジェットプリンターで出力したプリントを渡すのです。
そのために出力するプリントは、年間数千枚です。A3ノビまでプリントできる大きなプリンターも持っていますが、色見本はキャビネかA4か基本。数千枚のうち9割はA4以下ということに気づき、数ヶ月前、A4のインクジェットプリンターを新たに導入しました。
2〜3万円で買える、一般家庭用として販売しているごく普通のカラープリンターです。これがすこぶるいい。テカテカな光沢紙でプリントすると、すごく美しい作品が仕上がります。エプソンやキヤノンのプリンターは、間違いなく世界一ですね。

2011年5月 4日 (水)

友人が東京を離れる

昨晩、友人から、震災後仕事が激減したので、思い切って地方へ移住することにした、というお知らせメールが入っていました。
友人は写真家ではありませんが、僕と同じフリーで仕事をしています。以前から「仕事って、どこにいても出来るんだよね」と口癖のように言っていました。ここにきて、ついに思い切ったというわけです。
家族3人が暮らせるいい家が見つかり、計算上、生活費は東京で暮らしていた時の約半分でいけるとのこと。

そうなんです。今の時代、フリーランスは東京にいる必要性は全然ないんです。仕事依頼はすべてメールになっているし、何かモノを送る時は翌日着の宅急便。1〜2ヶ月に1度東京に出てきて、仕事関係の方々とお会いする時間を作れば、培った人脈もキープできます。
いざ引っ越しとなると、面倒なのが住所変更ですね。出版社や得意先に登録してある住所はかなりの数、住所変更の通知を送っても、先方は面倒なのか、なかなか変更されないのが現実です(笑)
逆に、銀行口座の方は、変更がないので楽です。僕はいまだに18才のときに暮らしていた板橋のある銀行の支店の口座を使っています。事務所の口座も、今後何度も移転してもいいように、大きな街にある銀行の支店にしています。まあどの企業も同じだと思いますが。
今の僕は東京から離れる予定はありませんが、すぐに気が変わる性格なので、ある日突然移動することがあるかも (^_^;)
友人からのメールの最後に、「今後、マイペースで創作活動をしていくよ」と書かれていました。ここに名前を書けませんが、彼は素晴らしい仕事をする超天才なんです。地方に移住してからの活動が楽しみです。

2011年5月 3日 (火)

じゃまなコードをスッキリ

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デジカメなどのバッテリー充電器、僕はどうしても好きになれません。台座はいいのですが、そこからのびる固いコードが邪魔で仕方ないのです。特にこのコードをグルグル巻きにして旅に持っていくのが面倒で、面倒で。
Imgp1852←ただ、キヤノンの充電器のみ、コードなしの形状になりました。エネループの充電器はもちろん最初からコードなしです。素晴らしい!

Imgp1856で、今日、ヨドバシカメラでいい商品を見つけました。充電器とコンセントを直結できるプラグ(580円)です。(L字型もあります)

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早速家で、デジカメの充電器にさし込んでみましたが、各社、問題なく直結できました。これであの邪魔なコードとおさらばできると思うと、やっぱり嬉しいですね(^_^)v あと2〜3個、買おうかな。

アップルのノートパソコンを持っている人はわかると思いますが、アップルのACアダプタは、コードと直結プラグの両方が最初から用意されており、ユーザーが好きな方を選べる形です。そう、アップルは、こんな些細なことまで気を遣って商品を生み出しているのです。だから多くの人が、アップル製品の虜になっていく。
日本のメーカーも、まだまだアップルに学ぶべき点がたくさんあるのではないでしょうか。小さな拘りって、大切です。

2011年5月 2日 (月)

銀座で打ち合わせ

今日は珍しく11時半から打ち合わせ。Aさんとの待ち合わせ場所は銀座の日産ギャラリー前。
少し早く着いたので、当然のことように展示車をチェックします。電気自動車のリーフでした。運転席は近未来的。昔、SFでしかお目に掛かれなかったような車が、実際に街中を走る時代になったんですね。すごい。
次にビルの壁にもたれかかり、中央通りと晴海通りを走る車を眺めました。さすが銀座。何千万もするような高級車がたくさん走っています。
ベンツのEクラスのクーペ、格好いいなあ〜。25年前のトヨタ、ソアラ(つまり2代目)のような、心をうっとりさせるような優美さがある。ヨーロッパ車の中で一番デザインが好きです。逆にEクラスの4ドアの方はいまいち。まとまりがない感じがする。これだったらCクラスの4ドアのほうがいい。
ボディカラーは、インディゴライトブルーがベストだと思う。でも何でベンツって、日本仕様はオートマチック車になってしまうんだろう。ヨーロッパのようにマニュアル車の方がいいのに……。
あっ、スプリンググリーンの日産マーチ。今のマーチのデザインって、全然目新しさがない。一つ前の丸目の方がよかった。近頃の日産車のデザインって高く評価するけど、マーチだけは好きになれません。
あっ、フォルクスワーゲンのミニバン。僕の友人知人の多くが「フォルクスワーゲンはとにかく最高!」と言っているけど、僕はまだ一度も乗ったことがないんです。ヨーロッパ取材時のレンタカー、なかなかゴルフに当たらない。一度運転してみたいな。

……というような感じで車の流れを見て空想にふけっていたら、Aさんが現れました。近くの喫茶店に移動します。

2011年5月 1日 (日)

8枚のベストショット

もう何年も前、プリンス・エドワード島の8枚のベストショットを超ハイクオリティな印刷でプリントし、下に吉村のサインとエディションナンバーが入り、それらを額に入れてA社さんが販売していました。この方式、よくイラストや版画でありますが、写真でもトライしてみたいということで、相談を受けたのです。
この販売は半年ほどで終了してしまいましたが、今でもポツポツとお問い合わせをいただいているとのこと。
実はこの作品、Amazonで購入することができます。在庫セールなのでしょうか、8枚セットで2000円とかなりお安くなっています。(額はつきませんが)
Amazonのプレビュー画面ではよくわかりませんが、700線の高精細印刷なので、1枚1枚の作品は素晴らしいクオリティです。僕が保証します。
写真サイズより少し大きめにマットを切ってもらい、額に入れると引き立ちます。額装は、額屋さん(世界堂、東急ハンズなど)に相談してみてください。

Amazon 『プリンス・エドワード島 PhotoPrink Ver.1』

※「在庫切れ」と出ますが、すぐに入荷すると思います。僕の方からも、連休明けにパーソンズさんに確認してみます。

↓吉村事務所は、仕事場の壁にこのようにして飾っています。廊下や玄関にもあります。インテリアにぴったりです。額の表面は、ガラスよりアクリルの方が安全です。
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