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2011年7月

2011年7月31日 (日)

優先順位

●このところ毎日天気予報とにらめっこです。信州のあの風景はどうしても晴れで撮りたい。おひさまマークならすぐにでも旅立ちますが、残念ながら今週も雨か曇り。
こんな状況のとき、東京での打ち合わせはすべてダブルブッキングです。つまり「取材」と「打ち合わせ」を同時にスケジュール帳に書き込むのです。当然、晴れたら取材の方が優先。打ち合わせはキャンセルになりますが、もちろん予定を入れるとき、「もし天気がよければ撮影に出掛けますので」と断っています。先方は快く了解してくれます。

●今、ある写真機材を手に入れようか、迷っています。価格は15万くらいです。
ただ、これがなくても取材が出来ます。でもこれがあると、もっと取材が便利になるのです。もう、3ヶ月くらい迷っている。
写真家の場合、旅費(交通・宿泊など)が最優先です。次にフィルムなどの消耗品費。機材に掛ける費用は3番目くらいです。だからいつもなかなか結論が出ない。さて、どうしよう……。

●2012年度版の販売用カレンダー、制作します。ベストショット集になるのでご期待ください。今その制作を行っており、来月には仕上がります。販売開始は秋頃です。
実は写真選びのとき、2012年のことばかり考えていました。来年の海外取材はまだ白紙状態ですが、ヨーロッパではあの国、北米ではあの場所に行ってみたいです。

●先日松本から、数匹のカブトムシを持ち帰ってきました。昨年のブログにも書きましたが、実家にはたくさんいるのです。ブルーベリーの関係で。
実はカブトムシやクワガタの飼育は得意です。子供の頃、毎年やっていました。おそらく来年の夏、我が家では20〜30匹のカブトムシが誕生するでしょう。

2011年7月30日 (土)

喫茶店で仕事

ここ数年、原稿書きやメール仕事は、すべて喫茶店で行っています。バッテリーの持ちがよくなったので、パソコンは4〜5時間ONにしていても全く問題なし。
週末は、どの喫茶店も家族連れで混み合うので、まずは場所取り合戦からはじめます。今日の午後は出遅れてしまったせいで、2軒の喫茶店で場所取り合戦に敗れました。仕方なし、車で10分のところにある巨大ショッピングモールのフードコートまで足を運びます。ここも凄い人ですが、たくさんのテーブル席があるので、奥にいけば必ず座れます。4人用のテーブルを確保、マックのアイスコーヒーを飲みながら3時間ほどキーボードを叩きました。

お知らせ
「日本カメラ」8月号に、6月に行ったイタリアの写真を1枚発表しています。簡単な文も書いています。是非ご覧下さい。

2011年7月29日 (金)

信州まつもと空港

朝から雨です。
昨日、ある被写体を発見しました。でもこれは、曇りか薄晴れで撮影したい。よって今回はシャッターを押さず、東京に戻ることに決めました。
実家に立ち寄ります。ある方からもぎたてのトウモロコシをもらえることになったので、待ち合わせ場所となった空港近くのコンビニの駐車場へ。
せっかくここまで来たのだからと、松本空港で飛行機を眺めました。松本って、すごいんですよ。福岡と新千歳への直行便が毎日飛んでいる。それもジェット機です。
つまり、滑走路と、ジェット機の機体だけをアップにして見れば、松本は大都市なんです(^_^)v

さてさて、時刻表はこんな感じです。

福岡10:15→松本11:45
松本12:15→新千歳13:45
新千歳14:15→松本15:50
松本16:30→福岡18:05

つまり、福岡と新千歳を結ぶ便に松本が加わった、ということになりますね。なるほど、なるほど。
20代の頃、福岡に移住しようと思ったことがあります。第二候補は札幌だった。仮に移住していたら、里帰りはこの便を使っていたでしょう。
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2011年7月28日 (木)

パズルのよう

安曇野、大町地区を巡り、被写体を求めます。でもあまり心響く風景を見つけることが出来ず、2カットしか撮影できませんでした。今回は空振りかもしれません。
写真は、パズルのピースを埋めていく作業に似ています。
今、故郷信州をテーマに撮影している。そしていつかは写真展を開催したいと夢見ている。
だいぶ作品が溜まってきたら、一度全作品を見返してみるのです。このとき、作品発表のこと、つまり構成を考えながら見ると、あとどんな作品が足りないか、直ちに判明します。例えば道の写真が少ないとか、夜景の写真が1枚もないとか、すぐにわかる。あとは、その足りないピースを撮影していけばいいのです。
そしていつか、複雑な「信州」というパズルが完成する。
こんなところにも、写真の面白さがあると言えますね。

2011年7月27日 (水)

長野県へ

夕方、車を駆って長野県へ。1回の休憩を挟み、3時間半で目的地に到着しました。
天気予報では、これから数日間、雨の予報。であるにも関わらずなぜ取材に出掛けるかというと、雨と曇りと晴れの合間に、魅力的な風景(光)が出現することを知っているからです。
風景写真は晴れがベスト、というのは間違いです。晴れるとコントラストが強くなり、日向と日陰の部分の露出のコントロールがとても難しくなる。また、青空だけが際立ってくるので、何を撮っても美しい「絵葉書写真」「観光写真」になってしまいます。
もちろん僕は、「晴れ」が好きですが、同じように「曇り」と「雨」と「雪」と「嵐」も大好きです。この中で一番好きなのは「曇り」でしょか。なぜなら、地上に降り注ぐ光が均一になるから。
例えば『Sense of Japan』の表紙の写真。このベストショットは曇りだから生み出せた作品です。僕に言わせると、パーフェクトな曇り空です。この風景を晴れで撮っていたとしたら、一枚の「作品」にはならなかったでしょう。

2011年7月26日 (火)

ゲームにはまる

僕はコンピューターゲームにはまったく興味がありません。今まで遊んだことがないし、これから先も遊ばないでしょう。
ちなみにパチンコは、18才のとき、同僚に誘われ、1回だけやりました。ビギナーズラックで、大量の玉が出ました。

先日、病院に行ったら、何と1時間待ちだったのです。たまたま手持ちの本がなかったので、仕方なしに、iPadに「prope discoverer」というゲームのアプリを入れてみたんです。ゲームをダウンロードするのは生まれてはじめて。
3枚のカードを探し出し、門を開いて次の場所に行く、というゲームですが、メチャクチャ面白く、思わず没頭してしまいました。
動きは一昨日のブログで書いた「世界ふれあい街歩き」に似ています。そしてグラフィックはもの凄く美しいです。
今日も、2時間半パソコン仕事をし、30分ゲームをする、という感じで4回ほど遊んでしまいました(^_^)v
今まで1回だけ飛行船が飛びました。でも何度やってもなかなかカードが見つからない。そして最後の3つのボタンが超難しい〜

もちろん、これを機にゲーム好きになった、というわけではありません。たまたまprope discovererにはまっただけです。おそらくこれから先、他のゲームをダウンロードすることはまずないでしょう。
でも、prope discovererは、とにかく凄いですよ。iPhone版もあります。
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2011年7月25日 (月)

タッチペン

Imgp2017近頃、手書きメモはすべてiPadです。考えてみれば、もう10年以上も前から原稿はキーボードなので、手書きメモはデジタルにすんなり移行できました。
今日もある打ち合わせで4〜5ページのメモを取りましたが、紙を使っているような感覚でした。これはきっと、Noteshelfという優れたアプリがあるからですね。他のメモアプリもすべて試しましたが、やっぱりこれが一番です。先日アップデートされ、ますます使いやくなりました。

手書きのデジタル化で一つ残念なのが、タッチペンです。どのペンも本当に使いにくい。まず気に入らないのは、ペンのサイズです。どのペンも、普通のペンに比べ、2〜3割こぶりにできています。メーカーさん、普通のペンのように長くしてください! このようなところが、メーカーの商品開発の甘さなんです。ユーザーの気持ちがわかっていない。
そして、書き味もまだまだですね。特にペン先がゴムになっているのはどれもダメ。
今、タッチペンの最高峰は、ワコムのスタイラス(Bamboo Stylus)と言われています。実はこれが欲しくて仕方ないのですが、ヨドバシでもビックでもAmazonでも、発売からずっと品切れ状態が続いています。製造が間に合わないみたいです。
で、次にいいと言われているのが、パワーサポート社のスマートペンです。書き味はワコムのペンとほぼ同じだよ、という人もいます。実は、僕はこれを使っています。ペン先はゴムではなくシリコーンなので、反応がいいですね。
いずれにしても、タッチペンは需要があるので、これからも次々と優れた製品が登場してくるでしょう。

※吉村さん、Facebookを始めたけど、全然活用していませんね、というお叱りメールをいただきます。申し訳ありません。近頃バタバタしており、まだ心の余裕が生まれないのです。あるとき突然はじめますので、もうしばらくお待ちください。友達承認は、もちろんOKです!

2011年7月24日 (日)

世界ふれあい街歩き

先日購入したテレビ、録画予約が簡単です。また、ハードディスクが増設できるので、容量を気にすることなくガンガン録画できる。だから気になる番組を保存することが多くなりました。
先週のNHK『世界ふれあい街歩き』は、イタリアのチンクエテッレだったので、早速録画。で、今日その番組を見ました。
数ある旅番組の中で、この番組がベストです。現地の空気感までお茶の間に運んできてくれる。これを見てしまうと、芸能人が現地で馬鹿騒ぎし、料理を食べて終わり、という旅番組がいかにくだらないかを再認識します。テレビ東京は、比較的いい旅番組を作っていますが、映像はごく普通なので、視聴者は旅先の知識を吸収できても、旅をしている気分にはなれない。『世界ふれあい〜』にはかないません。
イタリアのチンクエテッレは、5つの村の総称です。この中でヴェルナッツァとマナローラが、「イタリアの美しい村」に登録されています。だから僕も、近い将来、訪れるでしょう。
映像からも伝わってきましたが、地元の人は、海で魚をとって、畑で葡萄や野菜や育て、日々の暮らしを楽しみながら、大切に生きています。
人が生きる上で何が一番大切かを改めて気づかせてくれる旅って、やっぱりいいなと思います。だから僕は旅を続けているのかも。
何かあると、このような素朴な暮らしを根こそぎ奪い取ってしまう原発は、やっぱり怖いです。

2011年7月23日 (土)

ふと思う

なでしこジャパインの快挙、連日テレビで放映されています。十分な活動資金がなかったんですね。それでも世界一になったというのは、とにかく凄い。刺激を受けます。みんなの夢や想いが一つになれば、それが目に見えない巨大な力になり、頂上まで駆け上がっていける。とっても感動しました。
これって、規模は小さいですが、僕らの写真の世界でも同じことが言えます。一冊の写真集が形になるまで、たくさんの人が関わります。「いい本をつくりたい!」というみんなの情熱があれば、結果、すばらしい作品集が誕生するのです。
だから今は、物作りの現場では、そんな熱き想いを持った人としか付き合わないようにしている。僕はこう見えてもイエス、ノーがはっきりしています。
連日テレビや新聞で政治のニュースを見ると、暗澹とした気分になりますね。みんな足の引っ張り合い。意見がバラバラで、まとまりが全然ない。せめて党内だけでも一つにまとまってよ、って感じです。首相が退陣するしないなんて、それほど重要なことではない気がする。
こんなときだからこそ、一つの大きな力となって動いていかないと、日本はいつになってもよくならない気がしています。

2011年7月22日 (金)

Yahooの画面

整理整頓は好きな方で、仕事場の机の上はいつも片付いています。もちろん、パソコンのデスクトップも綺麗です。
ブラウザを立ち上げたとき、まず表示されるページは、Yahooです。ここでニュースや天気をチェックするのが日課。
ご参考までに、僕のYahooページをご紹介します。

左段は、「路線検索」「今日の天気」「今日の電気」
中段は、
「ニュース(トピックス)」「ニュース(信濃毎日新聞)」「交通情報」
右段は、
「広告(これは仕方ない)」「自分のブログ」「自分のTwitter」「地震情報」

以前は色々なコンテンツを載せていましたが、結局、使わないんですよね〜。iPadのアプリと同じです。だから今は、必要最低限のものしかトップページには出していない。
この中で、信濃毎日新聞社のニュースというのがミソです(笑)
数年前、信州を撮り始めた頃から、常に地元のローカルニュースをチェックしているのです。花の開花とか、撮影で役立ちますよ。
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2011年7月21日 (木)

Facebook

Facebookをはじめてみました。ずっと疎遠になっていた友達とまた繋がりが持てるって、ある意味、素晴らしいことですね。
もちろん僕は、作品を生み出している創作の現場では、人との繋がりを持ちたくはありません。一人でコツコツやっていくのが好きだし、何より孤独が好きだからです。だからこれからも、取材先からは一方的に意見や考えを発進するだけです。皆さんからいただくメッセージは、東京に戻ってからまとめて読みます。

それにしてもFacebookって、使いにくいですね〜。ページのレイアウトからして全然ダメ。アメリカで満足度60%というのも頷けます。どうしてもっとシンプルに出来なかったのか。色々な機能を詰め込んでもいいと思うのですが、それはオプション設定にして、隠してしまえばいいのです。今後、Google+の方が力をつけていくのではないでしょうか。

今の時代、色々な表現手段、コミュニケーションツールが誕生していますが、やっぱり僕はブログが一番好きです。長い文章を書くって、妥協のない世界だから。責任感もある。
ブログの文章は過去に遡っていこうという気になれますが、常に流れていくTwitterやFacebookの短文は、過去の文はどうでもいいや、って感じです。まあ、それがいいところなのかもしれませんが。
だから僕は、これからもブログを柱としていきます。

2011年7月20日 (水)

Kazutoshi Yoshimura Official HP open!

http://www.yoshimurakazutoshi.com/
http://www.yoshimurakazutoshi-onlineshop.com/

本日、新しいホームページが立ち上がりました!
作品を海外の人にもアピールしていこうと思い作ったサイトなので、すべて英語です。日本語の予定はありません。
Flashを使ったサイトです。携帯電話、iPhone、iPod touch、iPadでは見ることができません。(アプリ「Puffin」を入れると、見ることができます)
同時に、写真集が買えるショッピングサイトも作りました。海外から、吉村和敏の写真集を購入することができます。日本からの購入は出来ませんので、ご注意ください。(日本在住の方は、書店かAmazonでお買い求めください)
更新は、年に一回のペースで行っていきます。写真集の数は徐々に増やしていこうと思います。
Facebookも始めました。実はまだ使い方がよくわからないのですが、徐々に慣れていくでしょう(^_^;)

2011年7月19日 (火)

六本木へ

日比谷のプロラボに立ち寄った後、地下鉄に乗って六本木へ。
ガレリアは11時OPEN。少し早く着いたので、スタバに入り、エスプレッソをオーダーします。うん、美味しい。このガツンとくる苦みがたまりません。今度、ダブルにしてみようかな。
ガレリアB1の特設会場で開催しているX100展へ。
Dscf1123かなり大きなグループ展だったのでびっくりしました。まずは自分の作品2点を、時間を掛けてじっくり見ます。このノルウェーの自転車の作品、よかったですね。ベルゲンの路地裏を散策しているとき、何故かこの自転車に惹かれ、咄嗟にカメラを構えました。カップルは偶然通り掛かったのです。もちろん手持ち撮影。
ペンタックスフォーラムで行われている大規模な645D展もそうですが、このような写真展が東京だけで終わってしまうのは実に惜しいですね。

ミッドタウンに行くと、帰りに必ず立ち寄る場所があります。それは、ホテルアイビス、ミニギャラリー。ここでも毎月ミニ写真展が開催されているのです。僕も2008年に「プリンス・エドワード島を巡る旅」という個展を行いました。

プロラボのクロマートに立ち寄り、その後、仕事場に戻りました。

2011年7月18日 (月)

カルピス

●なでしこジャパン、感動しました。日本は、そして日本人は凄い、と思った。

●今年の夏は冷たいカルピスで乗り切ろうと思い、スーパーでカルピスを大人買いしました(5箱)。今、60%脂肪分カットというカルピスもあるんですね。試しに1箱買ってみます。さて、味はどうか……。
脂肪分カットの食品って、だいたいダメなんです。脂肪分カットのコーヒーフレッシュは、どうしようもないくらいマズイ。捨てるのはもったいないので、普通のコーヒーフレッシュと合わせて使っています。(いつもミルクは2個入れる)

●新しいホームページ、最終調整に入っています。あと数日お待ちください。

2011年7月17日 (日)

自転車がない

自宅に戻り、あれっ、と首を傾げました。なぜなら、自転車置場にMY自転車がなかったからです。咄嗟に、盗まれたか! と考えましたが、マンションでそんなことがあるはずがない。だったら、何処かに置き忘れてきたはず。その場所は何処だろう……と、信州へ旅立つ前、つまり火曜日の行動を振り返ってみました。
午前中は打ち合わせがあったので都心に出ました。昼頃仕事場に戻り、3時間のデスクワーク。そして夕方にも、旅で必要な写真用品を買いに都心に出掛けたのです。その時、駅まで徒歩で行ったか、自転車で行ったか……。どんなに考えても思い出すことが出来ません。(日頃、徒歩と自転車の比率は半々くらい)
やがて、帰りは駅側のTSUTAYAに立ち寄り、信州のことが書かれたある小説を探したことを思い出しました。ということは、歩いて仕事場に戻ったことになる。つまり、火曜日は駅へまで自転車で行ってそのまま置き忘れてきた、 という結論に達したのです。
で、今日の午後、駅まで行ってみると、「放置5日目」の場所に、MY自転車が置かれていました(笑)。
おじさんに5日分の500円を払い、引き上げます。
「何日まで保管してくれるですか?」と質問すると、ちょうど1ヶ月とのこと。
こうも暑いと、ミスが多くなりますね。気合いを入れ直します。

2011年7月16日 (土)

塩尻、上田

塩尻へ。
塩尻と言えばブドウです。あるブドウ園を撮影しました。
高校の同級生とランチ。自動車販売会社の社長です。
なぜ今の若者はスイフト・スポーツのような走りを楽しむ車を買わなくなったのか、スズキのkizashiは素晴らしい車なのに何故日本ではあまり売れないのか。そんな車の話で盛り上がりました。

三才山トンネルを抜けて上田へ。ある場所である風景を撮影。
せっかくここまで来たのだから安楽寺の国宝八角三重塔を見学しよう! と立ち寄ったら、屋根の葺き替え工事中で足場が組まれており、近くまで行くことが出来ませんでした。工事は10月までかかるそうです。年末にまた戻ってきます。

夜、佐久インターから高速に乗り、東京に戻りました。

今回の信州取材、ブログにスナップ写真を掲載できなくて、申し訳ありませんでした。撮影に集中していると、コンデジでスナップ写真を撮るのを忘れてしまうのです。

2011年7月15日 (金)

飯山、小川村、長野市

長野県は縦に高速が走っているので、県内の移動が苦ではありません。
まずは飯山へ。細い山道を走り、ある場所である被写体を撮影しました。今回の旅では、カメラを向ける風景を事前にリストアップしてあるのです。
終了後、高速に乗って長野市へ移動。車内はエアコンを効かせていますが、フロントガラスを通して入っている太陽光が強烈で、頭の部分は常にもわっとしています。よってすぐに眠くなる。5キロほど走ったところでモーレツな睡魔に襲われたので、サービスエリアに入って休憩。パイの実&生茶でホッと一息ついた後、助手席に移動し、シートを倒して目をつむりました。
30分でシャキッと復活。やっぱり昼寝はいい。やる気が沸いてきました。
小川村に移動し、ある場所である被写体を撮影します。山に囲まれた小川村には、いかにも長野県という風景が広がっています。この村の高台から眺めるアルプスの眺めとにかく素晴らしい。AKB48みたいに信州の村の総選挙があるとしたら、僕は小川村に一票を投じるかも。
夕方長野市へ移動。
ナビにメモリーされている音楽は聴き飽きたし、FMラジオもゲストの話が面白くない。何か音楽CDを買おうとTSUTAYAに立ち寄ります。でも何を買っていいのかわからず、本売り場へ移動。店内に流れていた女性ボーカルのアルバムがなかなかよかったのです。通常TSUTAYAは、レジカウンターに「今、この曲を流しています」のCDケースが置かれていますが、このお店はあまりませんでした。店員に聞くのも面倒だったので、心残りのままお店を後にします。
長野市ではあの風景を撮影しようと、iPadのマップで検索。5カ所ヒットしたので、ナビをたよりに1カ所ずつロケハンしていきます。2時間後、よしここで撮ろう! という最高の場所が見つかったので、カメラを構え、心を込めてシャッター押しました。
長野市もなかなか絵になりますね。
夜9時、高速のサービスエリアで夕食。さすがに今日はクタクタです。


2011年7月14日 (木)

諏訪、塩尻、安曇野

諏訪へ。
ある場所で、ある被写体を撮影。日本人だけでなく、外国人にもファンが多い、知名度の高い場所です。2カット、手応えのある作品を生み出せました。
終了後、諏訪大社に立ち寄ります。樹齢1200年(推定)のヒノキ、素晴らしかった!

塩尻に移動。ある場所で、とてもカラフルな被写体を発見。塩尻の人は、誰一人として気にも止めないだろうなあ〜。僕の写真を見て、「ああ、なるほど。確かに綺麗」と初めて気づくはず。
別の場所で、ある被写体を撮っていたら、近くのお店にいたおばさんが声を掛けてきました。突然現れたカメラを持った人間に興味津々です。本場の松本弁は、心地よく耳に響いてきますね。ちなみにNHKの「おひさま」の人たちが喋っている松本弁は、何かが違います。ただ単に言葉の最後に「だ」や「ずら」をつければいいってもんじゃない。独特のイントネーションを持つ松本弁は、真似が出来ないくらい難しく、奧が深い世界なのです。
おばさんは、僕が松本出身で、プロの写真家であるとわかると、たくさんの質問をしてきました。もちろん「写真で生活できるだ?」とお決まりの質問もありました。
そう、日本国内を旅し、地元のおじちゃんおばちゃんと交流すると、必ず「写真で食えるのか?」と質問されるんです。10人中、8人は必ず聞いてくる。
僕はいつも「はあ、何とか」と笑いながら答えていますが、冷静になって考えてみると、好きなことでメシが食えること自体、本当に凄いことなのかもしれませんね。
でも僕らの世界は、これから先のことは何もわからないのです。ずっと支えてもらってきた出版界は、年々厳しい状況に追い込まれています。一見、電子出版で盛り上がっているように見えますが、これは利益を生み出すのが難しい世界。やり方をよっぽど工夫しないと、大失敗する危険な領域なんです。
色々な人から受ける「食えるのか?」という質問、数年前までは「好奇心」と受け止めていましたが、今は「心配されてる」と受け止めています(笑)

夕方、トイレ休憩を兼ね、松本空港に立ち寄りました。タイミングよく札幌からのジェット機が到着。展望デッキから着陸&給油の様子を眺めましたが、札幌、福岡と1時間ちょっとで結ばれている松本って、凄い場所だと思いました。FDAさん、是非東京便も作ってください!

アイス休憩の後、安曇野へ移動。ある場所である風景を撮影。実は数ヶ月前にもこの場所を訪れ、シャッターを押しているんです。でも今日の方が「光」が美しかった。入道雲の形もいい。
今回の作品を発表する際は、今日生み出したカットを使います。
あ〜、写真って、楽しい。

2011年7月13日 (水)

信州へ

朝はいつもバタバタしています。結局今日も家を出たのが9時でした。でもこの時間、首都高は渋滞していません。だから現地到着時刻は、渋滞する7時に出たときとほぼ同じなんです。
関越道を北上し、上信越道に入ります。外気温は32度、モーレツな日射しのせいでエアコンの効きが悪く、すぐに睡魔に襲われます。こんなときは無理せず休憩。サービスエリアで10分の仮眠。
長野県に入ると、まずは佐久インターで下り、ある場所である被写体にカメラを向けました。とても魅力的な被写体です。ホント、長野県はまだまだ知られていない魅力的なスポットが山ほど隠されていますね。
その後、上田へ移動します。コンビニで買ったアイス「爽」と冷たい「生茶」で体を冷やしていると、突然真っ暗な雨雲が流れてきて、滝のような雨になりました。慎重に車を運転してある場所へ移動。1時間ほど車の中で待機し、雨がやむのを待って、ある被写体を撮影しました。
すぐ近くにローカル線が走っていました。たまたま電車が来たのでカメラを向けましたが、電車は「動いている」ので、うまく撮ることが出来ません。風景の撮影は、三脚にカメラを固定し、絞りを32か22か16に設定して行います。当然シャッタースピードは遅くなるので、動きのある被写体をピタリと止めて撮影することが出来ないのです。もちろん絞りを開ければいいのですが、20年以上も「絞る」スタイルを続けていると、「開ける」勇気が出ない。僕は鉄道カメラマンにはなれませんね(笑)
夕立のせいで、大幅にスケジュールが変更になりました。今日は信州を代表する5つの風景を撮影しようと考えていましたが、消化出来たのは3箇所でした。
6時頃、安楽寺に立ち寄ります。5時でクローズ。中に入ることが出来ませんでした。

2011年7月12日 (火)

今日は珍しく忙しかった

●空き時間を見つけて、秋葉原で途中下車。裏通りにある小さなショップを巡り、ある商品を探します。3軒目でついに発見! 29800円でした。近日中に手にいれるつもりです。
秋葉原って、結構好きかも(笑)

●暑いときはアイスクリームですね。今日は3つも食べました。アイスはやっぱりバニラです。「爽」のバニラが一番好き。最も体が冷えるアイスだと思う。夜は麦茶ばかり飲んでいます。

●旅から旅、明日から信州取材です。夜、今まで撮影した信州の写真をチェックしてみました。だいぶ作品が溜まってきた感じがする。
故郷信州を撮るって、難しいんです。なぜなら、多くの人に撮られている被写体だから。花咲く安曇野の風景にカメラを向けると、よくある風景写真になってしまう。さてどうするか……。
信州が好き、写真が好き、という想いを大切にしながら、各地を巡り、カメラを向けています。
作品は、いつかまとめて発表します。

合同写真展のお知らせ

富士フイルム X100の合同作品展が六本木ではじまりました。
「X100展」7月12日〜7月19日
東京ミッドタウン/ガレリアBiF特設会場
詳細はこちら

僕は、ノルウェーの作品とイタリアの作品、計2点を出展しています。どちらの作品も気に入っています。特にノルウェーの手持ちで撮影したスナップ写真は、今までの吉村の作風とちょっと違います。
今新宿で開催している645Dの合同作品展と合わせて、是非、お立ち寄りください。僕も早く足を運びたくて仕方がないのですが、明日の朝から信州取材です。

2011年7月11日 (月)

カメラのキタムラ・フォトコンテスト

_igp0836_2数ヶ月前、カメラのキタムラ・フォトコンテスト「自由部門」の審査を行いました。今日、結果発表のチラシが届きましたが、自分が選んだ上位入賞作品を見たら、やっぱり素晴らしい作品だな、と改めて感じました。
キラムラさんのフォトコンテストは、とにかくレベルが高いことで知られています。自由部門だけでも3000枚以上集まるので、その中から選ばれる作品の質が高いのは、当然といえば当然のことですね。
グランプリ(1名)、特選(2名)、準特選(3名)、入選(20名)の順ですが、特選や準特選は、どれがグランプリになってもおかしくない見事な作品ばかり。順位は、すごく、すごく悩みました。入選20名の作品は、他のどのコンテストに応募しても、間違いなく上位入賞に輝いていたでしょう。ちなみにグランプリは賞金30万です。
審査は丸2日掛けて行います。もちろん審査員は、第一次審査の段階から、送られてきた全作品に目を通します。上位にいくだろうな、と思う作品は、この時にわかるんです。作品を手にした瞬間、ビビッとくる。
この結果発表のチラシは、カメラのキタムラさんに貼られているか、置かれていると思います。是非ご覧になってみてください。

2011年7月10日 (日)

取り急ぎ、感想

新しいテレビが届きました。
映像、美しいですね。たまたま世界遺産の番組をやっていましたが、あまりに映像がシャープで色彩も綺麗だったので、まるで自分が本物の風景の前に立っているような錯覚を受けました。
普段観ていたテレビ映像がこんなにも美しかったとは、ある意味、驚きです。加えて、この美しさに興味がなかった自分を、反省したりもしました。
なぜなら、映像の制作者は、最新の機材を使い、最高の映像を生み出し、それを視聴者に届けているから。写真家の僕は、もっと早く、それを素直に受け止めるべきでした。
僕も、写真集のクオリティには徹底的に拘っている人間です。美しいものは、美しいまま届けたいと常に願っている。だから写真集の制作に少しの妥協もない。静止画と動画は全く異なりますが、美しさの追求という面では同じですね。

テレビの機種、店員さんのアドバイスによって買う直前にコロリと変えてしまいましたが、やはりこのメーカーのこの機種にして正解でした。僕が買う予定だったあの機種では、ここまでの美しさは出なかったと思う。たぶん。
このブログではメーカー名が書けなくて申し訳ありませんが、僕の買ったこの機種はとにかくお勧めです。使い勝手もいい。
それにしても、テレビって安くなりましたね。前は1インチ1万円で、40型だったら40万、50型だったら50万はしたはず。今は当時の1/4。もうこれ以上下がることはないでしょう。

地デジ化、反対している人も多いみたいですが、僕は大いに賛成です。でも新しいテレビか来たからといって、これからもあまりテレビは観ないと思いますけど(笑)

2011年7月 9日 (土)

テレビget

テレビはどれがいいか——
色々な人の意見を総合すると、3社に絞られますね。カタログを読んだり、店頭で画質をチェックするなどして、自分でも調査研究してみました。
よし、これにしよう! と、ある社のある機種に決め、昨日、都心の量販店に買いに行ったのです。そしたら、某メーカーの人がいて、その人と色々話していたら、別の機種にも魅力を感じはじめ、じゃあこれでいいや、と即決してしまいました。
「3D機能はいらない」「価格は10万円前後」「待つのが嫌いなので即納」という3つの条件はクリアしていました。
我が家のブラウン管テレビは15年以上前のもので、ここ数年、ブ〜ンという音がしていました。たまに映像が止まるときがあり、そんなときは昔のテレビみたいに「バン」と横から叩くと元に戻ります。あと数ヶ月は持ちそうでしたが、地デジ化って買い替えにはいいチャンスなのかもしれないな、と考えたので、思い切って購入に踏み切ったというわけです。
カメラやレンズには拘ります。パソコンや携帯端末にも拘る。車は、「200万前後」「たくさんの荷物が積める」という範囲内で拘っている。でもテレビの世界は拘りがありません。映像が綺麗に映ればいいや、って感じです。普段、あまりテレビを観ないし。

2011年7月 8日 (金)

言霊

「言霊(ことだま)」ってあると思います。
昨日、「そういえば、今年はまだゴキブリが出ていないな……」と呟きました。
そしたら今日、洗面所に巨大なゴキブリがはいずっていたのです。これ、本当の話。
我が家には、玄関の棚にゴキジェットプロがあり、そこからすぐに取り出して噴射できる体制を整えています。
もちろん今日も20秒後にはゴキちゃんをやっつけることに成功しました。それにしても大きかった……。
昨日の言葉が、本物のゴキブリを呼び寄せたのでしょう。偶然とは思えません。

昨日サービスエリアで海鮮丼を食べました。ある貝の刺身を口に運んだとき、「ん?」と思い、これを食べたらたぶんヤバイな、と考えました。でも構わず食べてしまった。
そしたら案の定、夜中に大変なことになり、昨日は2〜3時間しか眠ることが出来ませんでした。こう見えても、僕の胃腸は繊細です。
予想通りの結果になったわけですが、体調を悪くすることは、考えただけで、口には出さなかった。だからこれは言霊ではありませんね(笑)

2011年7月 7日 (木)

ニオイ退治

東北道を走って栃木県宇都宮市へ。宇都宮を訪れるのは生まれて初めてです。
カーエアコンをONにして車を走らせると、途端に燃費が悪くなります。夏はリッター7〜8キロ走ればいい方です。
かと言って、ヨーロッパのように、窓を開けて風を取り入れる気にもなれません。日本の風は、じっとりと肌に絡みついてくる感じ。心地よく感じないのです。
Sharp_igcc15b今日、車にあるものを入れました。前から欲しくて仕方なかったシャープのプラズマクラスターイオン発生機です。
車内って、独特の匂いがしますよね。しょっちゅう弁当を食べるのがいけないのか、もしくはエアコン内のカビに原因があるのか、年々ニオイがきつくなっていく感じがします。今まで色々な芳香剤を買って試しましたが、どれも不快な香りばかり。
色々な人に「いいよ」と勧められていたプラズマクラスター、ネットの口コミでもいい意見ばかりなので、ついに買ってしまいました。
これ、Amazonが他のどこよりも安いです。価格は変動しており、6000円台まで落ちたときを狙ってポチりました。
で、早速使ってみたのですが、はい、確かに効果あります。イオンの力が働くのか、ニオイは消えてなくなります。ハイパワーにすると動作音が気になりますが、我慢できる範囲です。
やっぱりシャープのプラズマクラスターはいいですね。オフィスの写真保管庫にも一回り大きな機種を入れるつもり。ポジの変色&カビ防止になるでしょう。

2011年7月 6日 (水)

質問の答え

ペンタックス645D作品展
詳細はこちら
新宿ペンタックスフォーラム
6月22日〜7月18日
何点か作品を入れ替え、再び合同作品展がはじまりました。僕の、ノルウェー、ロフォーテン諸島で生み出した作品はまだ展示されています。
パソコンルーム横に展示されている縦長のタペストリーも大人気です。「私の好きな吉村作品をこのような感じでタペストリーにしていただけますか?」というお問い合わせメールが毎日のように届きます。
はい、制作&販売は可能です。ラボに見積もりを取ってみないとはっきりしませんが、オリジナルプリントよりはお安くできるかもしれません。

4月15日のブログで告知した募金の話はどうなりましたか?」というお問い合わせメールをたくさん頂きます。
関係者と打ち合わせを繰り返しています。ネット販売だと混乱してしまうので、どこかの会場で販売することになるかもしれません。スタートまで、あと数ヶ月お待ちください。

「7月に入りましたが、新しいホームページはいつ頃出来上がるのですか?」7月に入ってから、このようなお問い合わせメールを3通もいただきました。
今、デザイナーさんが必死になって作っています。一般公開まであと2週間といったところでしょうか。
新しいドメインを取得しました。www.yoshimurakazutoshi.comです。

「来年も販売カレンダーは制作しますか?」 
はい、作ります。制作・販売会社はかわりますが、今年と同じように12ヶ月物のクオリティの高いカレンダーが形になります。

2011年7月 5日 (火)

走りの魅力

高速を走って東京に戻ります。平日の上信越道、関越道はガラガラでした。
イタリアで3週間毎日走り、帰国して自分の車を運転すると、日本車ってあまり運転が面白くないな、と感じます。
日本車はオートマチック車が主流なので、車は「人を快適に目的地に運ぶ」もの。しかしヨーロッパはマニュアル車が主流なので、車は「荒馬を巧みに操り目的地まで早く移動する」もの、といった感じです。その荒馬を手なずけてしまうと、車の運転に喜びを感じるようになる。そう、運転が楽しくなるのです。

今日本では、若者の車離れが進んいます。これは日本の車メーカーにも責任があると思います。次々とマニュアル車の製造をやめているし、加えて、走る喜びを感じる車がちっとも誕生してこない。ここ数年で、おっ、これは運転が面白そうだな、とときめいた車は、スズキのスイフト・スポーツ(5MT)と、ホンダのCR-Z(5MT)くらいです。スバルのSTIもありますが、300万を超えてしまうので、若者はなかなか買えません。

欧州車はとにかく造りががっしりしています。日本でも多くのファンを獲得していますが、一つ気にくわない点は、日本の正規代理店が販売する欧州車は、何故かオートマチック車のみになっていることです。これでは、本来の欧州車のよさが半減してしまう。どんなに大きなベンツやボルボでも、絶対にマニュアル車がベストです。
今、運転してみたい車は、フィアット500です。イタリアではベストセラーカーで、たくさん走っていました。このマニュアル車は、とにかく走りが素晴らしいです。半端じゃないくらい運転が面白い。
今、フィアットのホームページをチェックしてみました。オートマチック車が主流ですが、5速マニュアル車もあるみたいですね。
イタリアではミニクーパもたくさん走っていました。ミニも日本ではマニュアル車が買えますが、僕にはちょっと車体が大きく感じる。やっぱり走りを楽しむには、フィアット500の方がいいです。

2011年7月 4日 (月)

情けない

朝、関越道、上信越道を走り、長野へ移動しました。
今、長野市内のホテルに宿泊中です。
このブログでは、あえて政治の話は書かないようにしています。でも今日は書かずにいられない。
あの何とか大臣って、どうしようもないですね。どうしてこんな情けない人間が政治家なんだろう。
特に呆れるのは、「これはオフレコです。書いたらその社は終わりだから」という発言。僕が記者かカメラマンでその場にいたとしたら、ここで思いっきりブチ切れていると思う。
実は、僕はこう見えても、3〜4年に一度、人間関係の中で、思いっきりブチ切れることがあるんです。実は昨日もプールの監視員の人を馬鹿にしたような高飛車な言動に腹が立ち、沸点までいきそうになりました。泳ぎながら、グッとこらえた。
でも僕自身、20代より30代、30代より40代の方が穏やかになってきているような気がする(笑)

2011年7月 3日 (日)

炭酸水

海外取材中に毎日買うもの。それはペットボトルの水です。朝買い、午後買い、ホテルに入る前に必ず買います。大陸は乾燥しているので、水のない旅は考えられません。
ご存じのように、ヨーロッパで水と言えば二種類あります。普通の水と炭酸入りの水。
レストランでも必ずどちらにするか質問される。
実は、炭酸水が苦手です。飲めないことはないのですが、あまり美味しいとは思わない。特にぬるくなってからがダメです。
よって、可能な限り普通の水を選んでいますが、イタリアのような言葉がまったくわからない地では、この見極めが難しいんです。今回の取材でも、スーパーでまとめ買いした水が、全部炭酸水だったことがよくありました。買う前に容器を振ってもわからないんですよ。それほど上手く水の中に炭酸が溶けています。
日本にいるときは、毎日冷たいお茶ですね。今日もコンビニでお茶のペットボトルを買いました。

2011年7月 2日 (土)

テレビ、どうしよう

ある旅行会社の旅行説明会で、秋の東部カナダの魅力を語りました。途中、自分で自分の写真を見ていたら、やっぱりカナダはいいな、すぐにでも行きたいな、と感じました。今年は秋に行く予定を立てていますが、もしかしたらあの国にするかも。

終了後、近くにビッグカメラがあったので立ち寄ります。もうすぐ地デジ化ですね。テレビコーナーは人だかりがしていました。
我が家はまだアナログテレビです。もうすぐ放送終了ですが、正直、全然焦っていません。少しの期間テレビを見なくたって問題ないし、どうしてもニュースなどの情報が欲しいときは、携帯のワンセグで事足ります。
もちろん、テレビは好きな方です。NHKの連続テレビ小説はなかなかいいと思うし、「空から日本を見てみよう」は素晴らしい番組です。たまに、いいドキュメントもやっていますよね。数年前、僕がテレビに出たときにお世話になったディレクターさんから、時々「私が担当した番組です」とBCCでお知らせメールが届くんです。その番組は必ず見るようしています。
逆に嫌いなのは、7時台の芸能人が馬鹿騒ぎしてゲームをやっている番組。頭にくるほどくだらない。これこそ節電対象にすればいいのに、と思います。
で、来月どのテレビを買うか、一通り見て、店員と客の話に耳を傾けながら、検討してみました。今、液晶とプラズマ、半々くらいなんですね。やっぱり液晶の方かな。う〜ん、迷う。メーカーも、迷う。

2011年7月 1日 (金)

オリーブの木

我が家のベランダにはなかなか植物が育ちません。その理由は、夏は灼熱地獄になるから。よって、北海道から届いた樅の木も、熊本から届いたバラも、残念ながら枯れてしまいました。
イタリアでは20軒以上のホテルに泊まりましたが、多くのホテルでベランダに植物が置かれていました。最終日に泊まったホテルでは、チェックインのときオーナーに、「写真家さん、このホテルの屋上から村の全景を撮ったらどうだい」と勧められました。すぐに行ってみると、そこにはたくさんの鉢植えの木があり、まるで小さな森のような環境ができあがっていたのです。風景より、そちらの方に感動しました。
イタリア、トスカーナ地方で最も多く目にした木は、オリーブでした。カラカラな大地でも逞しく成長していたのです。それを見て思いました。「我が家でもオリーブの木なら可能性があるかもしれないな」と。
というわけで、時間が取れそうなときにホームセンターへ行き、オリーブの木を買ってきます。

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