フォト

LINK

« ゲームにはまる | トップページ | パズルのよう »

2011年7月27日 (水)

長野県へ

夕方、車を駆って長野県へ。1回の休憩を挟み、3時間半で目的地に到着しました。
天気予報では、これから数日間、雨の予報。であるにも関わらずなぜ取材に出掛けるかというと、雨と曇りと晴れの合間に、魅力的な風景(光)が出現することを知っているからです。
風景写真は晴れがベスト、というのは間違いです。晴れるとコントラストが強くなり、日向と日陰の部分の露出のコントロールがとても難しくなる。また、青空だけが際立ってくるので、何を撮っても美しい「絵葉書写真」「観光写真」になってしまいます。
もちろん僕は、「晴れ」が好きですが、同じように「曇り」と「雨」と「雪」と「嵐」も大好きです。この中で一番好きなのは「曇り」でしょか。なぜなら、地上に降り注ぐ光が均一になるから。
例えば『Sense of Japan』の表紙の写真。このベストショットは曇りだから生み出せた作品です。僕に言わせると、パーフェクトな曇り空です。この風景を晴れで撮っていたとしたら、一枚の「作品」にはならなかったでしょう。

« ゲームにはまる | トップページ | パズルのよう »

コメント

よくわかります。言ってみれば、雲がディフューザーの役目をするわけですよね。天然のディフューザー。使わない手はないですよね!

故郷に帰られて充実した時を過ごされているのですね!

私は、お天気は人が親しい人に見せる表情と
よく似ている気がします。
「晴れ」は、まわりを和ませ自分をアピールする
最高の笑顔。
そこから「雨」「雪」に変わりつつある複雑な過程が人を美しく輝かせる瞬間のような気がします。

「嵐」はちょっと怖くて遠慮したいですが(笑)
でも私もシンプルな晴れの笑顔が良いかな?
っていつも思っています。
これからも、色々な表情を見せてください。

こんばんは!数日、吉村さんのブログから離れていただけなのに、お久しぶりです!という気分です。
私も写真を撮り始めて、写真って難しいのだなぁ~!と感じます。今までは、感覚的に吉村さんの作品を拝見していたのですが、今は、ちょっと違う視点で、凄いんだなぁ~!と感じます。
吉村さんの感性が、作品に没頭されているのが、文章からダイレクトに伝わって来ます。前日の「ゲームにはまる」のブログの文章から受ける印象と今日のブログの印象は、別人のようだからです。どちらも、私の大好きな吉村さんです(^^)v
吉村さんの望む光りをいつでも差し上げたい私ですが、お天気だけは思い通りにならないものですね。神様が与えてくれるものなのでしょう。出会うタイミングというかチャンスというか、なにか運命的なものもあるのかもしれません。人との出会いのようですね。

吉村サン、お天気があまり良くない状況で 撮影取材に行かれたのは、このような理由もあったのですね。
なるほど。
これからは、「撮影日和の曇り空になりますようにー。」と書きます。
曇りも雨も雪も嵐も、OKと言って頂くとなぜかホッとします。

確かに、雨上がりに山々の谷間から霧が晴れていく感じの風景も素敵。
濡れた葉っぱや花が 瑞々しく見えます。
ゆっくり雨上がりや曇り空を、観察して見ます。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 長野県へ:

« ゲームにはまる | トップページ | パズルのよう »