ふと思う
なでしこジャパインの快挙、連日テレビで放映されています。十分な活動資金がなかったんですね。それでも世界一になったというのは、とにかく凄い。刺激を受けます。みんなの夢や想いが一つになれば、それが目に見えない巨大な力になり、頂上まで駆け上がっていける。とっても感動しました。
これって、規模は小さいですが、僕らの写真の世界でも同じことが言えます。一冊の写真集が形になるまで、たくさんの人が関わります。「いい本をつくりたい!」というみんなの情熱があれば、結果、すばらしい作品集が誕生するのです。
だから今は、物作りの現場では、そんな熱き想いを持った人としか付き合わないようにしている。僕はこう見えてもイエス、ノーがはっきりしています。
連日テレビや新聞で政治のニュースを見ると、暗澹とした気分になりますね。みんな足の引っ張り合い。意見がバラバラで、まとまりが全然ない。せめて党内だけでも一つにまとまってよ、って感じです。首相が退陣するしないなんて、それほど重要なことではない気がする。
こんなときだからこそ、一つの大きな力となって動いていかないと、日本はいつになってもよくならない気がしています。
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同感です。日々の政治のニュースには本当にうんざりし、苛立ち、また怒りをおぼえますね。目先のことしか考えていないようで、誰のために、何のためにやっているのかを真摯に考えている人はいるのだろうかといいたくなってしまいます。大きな組織の上に立つと、保身に走ってしまい、足元がみえなくなってしまうものなのだろうかと、そこそこの大きな会社の中で上に立つ人たちの都合に振り回されている自分の状況を重ね合わせながら私なりに考えます。このまま日本に暮らし続けていくことに希望を持てるのだろうかと欝々としていたところに、日本もすてたものではないな、まだ大丈夫なんだと思わせてくれたなでしこジャパンの活躍でした。一人一人の力は小さくても歯車がうまくかみ合いまとまっていくとすごい力が生まれるものなんですね。そんなことをあらためて教えられました。自分ができることはほんの些細なことしかないですが、今自分にできることを一生懸命に考え、やれることをほんの少しづつでもやっていきたいです。
投稿: たんぽぽ | 2011年7月24日 (日) 23時13分
吉村サン、なでしこジャパンの皆さんの試合に挑む姿勢や強い意思、体力は、素晴らしいですね。
きっとその熱意(情熱)が、スーパーシュートに繋がったのでしょう。努力、練習の賜物であることは、周知の通りです。
一つのことを成し遂げる時に、同じ思いがあると何倍もの成果が出ます。写真集の形も、一つ一つこだわっていることが、伺えます。
きっと吉村サンの周りには、情熱のある方々が集まっているのでしょう。
類は友を呼ぶ。
時には、意見の違いがあっても、良くしたいという気持ちが一緒だと分かりあえるますし、そこからのひらめきもうまれるかも。
大切な環境、大切な仲間ですね。
会社や政治家の世界になると、この関係が難しいのもまた事実。個々の力比べをしているようで、捨て身でみんなが同じ思いで成し遂げようとは、思っていない以上良い結果は生まれない。
被災地から見ると、政治家の皆さんの行動が誰のためにしているのか…と思います。
一刻も早い復興と 安全に暮らせる場所、仕事ができるようにしていくことに、一心不乱に取り組んで欲しいと思います。
投稿: サラ | 2011年7月24日 (日) 22時25分
そのとおり、同感です。
私個人的には福島の子供たちには皆避難してもらいたいです。
国会中継みてると、イライラするので、最近みないようにしてます。
投稿: のん | 2011年7月24日 (日) 22時22分
おそらく皆んなが吉村さんと同じように感じているのだと思います。それなのに何故上手く行かないのでしょうね。国という大きな組織を動かすことは、そう単純なことではないのかもしれません。
私の勤務する会社も、そこそこ大きな組織です。私は末端に属しますが、時には中枢を垣間見ることもあります。中枢に属し非常に評判の悪い人間でも、近くで見るとその言動や想いは意外に好感の持てるものだったりします。なぜ結果が違う形として響いてきてしまうのか、不思議に感じる時があります。
歯車の噛み合わせが、利権というもののせいかどうかはわかりませんが、少しずつズレるのが原因かもしれません。組織が大きく複雑であればある程、その狂いは大きいのかもしれません。
歯車のひとつひとつは責められる対象ではないと感じますが、私も歯車同士は、上手く噛み合う努力をすべきだと思います。
吉村さん、こう見えても!って…いえいえ、心配いりません!吉村さんは、どこからみてもYes、Noがハッキリしているタイプにお見受けいたします(^_^;)!
投稿: 花水木 | 2011年7月24日 (日) 18時41分
毎年この時期に近くのショッピングモールで開催される“絵本のイベント”を楽しみにしています。
赤毛のアン関係の絵本・星野道夫さんの写真絵本など、手にとってじっくり読むことができるからです。
ただ流行があり今年は、星野さんの写真絵本が1冊のみ…ちょっと期待して『クリスマスツリー』を探しましたが、季節に合わなかったようです。
真夏の『クリスマスツリー』も中々いいですよ。
こんな世の中なのに、絵本にじっくり接する事の幸せを感じています。
投稿: ちー | 2011年7月24日 (日) 17時13分
W杯の決勝戦も観戦しておりました。PK戦前にエンジンを組んだ両チームの表情は対照的でした。アメリカチームは、険しく追い詰められた余裕のない表情でしたが、日本チームの監督の笑顔はとても印象的でした。失うものがない強みでしょうか。日本チームの最後まで諦めないハングリー精神に勝利の女神が微笑んだのだと思います。
政治家の皆さんも、自分たちの失うものだけに目を向けず(全ての方ではありません)、震災や原発の被災者の皆さんが希望を持てるように垣根を越えて力を合わせていただきたいと願わずにいられません。
投稿: まー | 2011年7月24日 (日) 16時50分
ホントにホントにその通りだと思います。
国民の この声が 何時になったらあの人たち(政治家さんたち)に届くのか 牛を手放し 田畑を手放し 老いた祖母 母を置いて避難しなければならない人の 今になったら「ごせやげる」(方言で ものすごく腹が立つ) しなくていい仕事だ!と涙をこらえて引っ越しの準備をされていた あの人たちのことを 爪の先ほど思ってくれているのだろうかと 傷みのの分かる人が今の政治家に居るのだろうかと 日本のこれからが心配になります。
あのスポーツマンシップを政治家さんたち みて 学んでくださいね!!・・・と私も思いました。
投稿: ちよさんです | 2011年7月24日 (日) 13時11分