モノクローム in プリンスエドワード島
写真集『Shinshu』、皆さんからたくさんのメールやコメントを頂いています。もっとも多い感想は、「美しい!」です。カラーの写真集では、美しいという感想は少なかったのですが、モノクロの作品集になったら、途端に増えました。これには僕自身も驚いています。やはりモノクロの世界は、色彩を「感じる」からでしょうか。
もちろん、モノクロの写真表現は初めてではありません。高校時代はモノクロが中心だったし、20代の頃もたくさんのモノクロ写真を撮りました。
作家を目指している人は、自分の背丈ほど原稿用紙に文章を書いていると言われていますが、写真家も同じです。僕も、過去にはたくさんの写真を撮りました。そのうち、発表出来た写真は、1割にも満たないです。
もちろん今でも、せっかく撮ったのに企画倒れ→お蔵入り、という写真が山ほどあります。何かを表現していくって、それほど厳しい世界です。
僕の第2の故郷、カナダのプリンスエドワード島。一時期、モノクロ写真にはまったことがありました。
写真集『Shinshu』で、皆さんからたくさんのコメントを頂いていますので、そのお礼として、今日は特別に8枚の「モノクローム in プリンスエドワード島」を発表します。
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