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2011年12月26日 (月)

今日も0枚

朝から吹雪。
急遽、北への移動を取りやめ、このホテルにもう一泊することに。フロントで宿泊料金を払います。
近くのローソンで朝食、今日も肉まんとカレーまん。
雪降る中、余市の港へ。
車の中で1時間ほど待機し、雪がやむと同時に車から出て、カメラを担いで港を歩きます。
漁船を修理していた漁師に声を掛けられます。やはりおじさんも、「あんた、写真で食っていけるのか?」とお決まりの質問をしてきました。
地方を巡り、地元の人に声を掛けられると、決まってこの質問が飛んできます。これは信州でも、九州でも、四国でも、東北でも、石垣島でも同じ。
ちなみに、「あんた、平日に写真なんか撮りに来て、仕事は何やっているんだ?」という質問も多いです。
30分ほど港を歩いてみましたが、心に響く風景が見つからず、写真を撮りませんでした。
吹雪の中、海沿いに点在するいくつかの村を巡ってみます。いいな、と思う被写体は見つかるのですが、吹雪いているので写真を撮ることが出来ません。
どの道も、雪と氷でツルツルです。カナダ仕込みなので、車の運転は全く問題なし。やっぱり車高の高い四駆に乗っていてよかったな、と雪国に来る度に思います。駐車場の吹き溜まりでも、グングン入っていくことができる。
夕方までに300キロくらい走りましたが、今日も一枚も写真を撮りませんでした。
ホテルに戻り一息ついた後、歩いて小樽運河まで行ってみます。なるほど、確かに「るるぶ」か何かで見た写真と同じ風景。橋の上には、たくさんの外国人観光客がいました。

お詫び
池袋ジュンク堂のクリスマスパネル展。以前、1月31日まで、とお伝えしましたが、昨日終了したようです。本当に申し訳ありませんでした。心よりお詫びいたします。

お知らせ
写真展『Shinshu』、次の会場が正式に決まりました。朝日村の朝日美術館です。期間は、2月18日〜3月25日 講演会は松本市中央図書館(2月26日、定員80名、申込受付は2月1日より)で行います。
詳細は1月に入ってからお伝えいたします。

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コメント

今日も0枚とおっしゃられても、何か心の中に秘かな余裕があられるのかなと思いました。
余市は行った事がない場所ですが、ノスタルジーな気分に浸れそうな港町ですか?
吹雪にはばまれると、セピア色の遠い昨日を考えたりもしますね…なんて年の瀬なのでお許しください(笑)
声を掛けてくださった漁師さんは、どんな毎日を過ごされているのかなと思いました。素朴な疑問ですが…

こんにちわ!!苦戦しているようですね。
質問にはなんてお答えになられるのかしら?
吉村さんの事だから、会話も楽しんじゃうのかしら?
運河に行かれたのですね。バリカンですけど私は好きだな~~。
私もカレーまん大好き!!私、中華街とかのお高い肉まんより、ヤマザキの肉まんじゃなきゃ食べれないんです。ピザまんはちょっとゲロっぽくて嫌い(汚くてすみません・・)
雪の中の撮影・車の移動、気をつけて下さいね~~。

写真で食っていけるのか?という質問をしたくなる気持ちはわかります(笑)写真が趣味という人の数は物凄く多いですよね。昔は(今でも?)、日本人を揶揄する時のイラストなどでは、必ずカメラを首からぶら下げてメガネをかけている姿をしていましたよね。それほど日本人は写真を撮ることが好きな民族なのでしょうか?世界的にみて。

写真を趣味にしている人は自分の周りを見ても多いし、一体この日本に何十万人(何百万人?)の写真ファンがいるのでしょうね。

その中で、写真だけで食べていける人なんて、ごく一握りですよね?

だから、田舎のオジサン達が聞きたくなる気持ちもわかる気がします。それだけ凄いことなのだと思います。

ところで、その後おいしいラーメンには巡りあえましたか?
僕が住んでいた札幌の南区には、僕の中では誰がなんと言おうと 日本一!と思うラーメン屋があります。何の変哲もない店構えなのですが、そのラーメンの味で育ったようなものなので、忘れられないのです。僕と同じように、その地を離れてもその味が忘れられずに東京など遠方からわざわざ食べに来てくれる人がいると言っていました。僕も毎日でも食べたいです。

昨日も0枚ですか。大変だ。吉村さんのブログは毎日読んでいます。私の感性に合っていますね。応援しています。

今日も0枚だったんですね!っていうか、昨日ですね。日にちを遅らせてのブログ、う~ん、頭が混乱してます…(^_^;)
おじさん達の質問に対して、「写真家という仕事をしています。お陰様で食っていけてますよ。」って感じで、お答えなさるのでしょうか。確かに、あまり人も訪れない場所に、大きなカメラバックを下げて物々しく撮影をしていたら、誰もが不思議に思うかもしれませんね。
人に質問されて答えるのが億劫に感じた時、私は逆に同じ質問を返します。笑顔で「おじさんは、お仕事何なさっているんですか?へ~儲かるんでしょうね?」てな感じ。相手も答えたくないんだなと思ってくれるし、自分に興味を持ってくれているんだと思うと、誰しもうれしいものです。それで、相手がベラベラ喋り始めちゃったら、携帯でも鳴ったふりして逃げちゃって下さい!う~ん、それとも、お喋りを吉村さんも楽しんでいるのかなぁ…その辺は、よくわかりません!
慣れた雪道でしょうが、十分にお気をつけ下さいね!私が心配の書き込みをするのは、吉村さんの心に警鐘を常に鳴らしていてもらいたいからです。毎日毎日何年間もレジを打っているレジさんでも、違算を出すことは稀ではありません。ミスのない人間なんてあり得ないからです。

吉村さん、今日もお疲れ様でした。
白い世界を走り抜けるニューポートブルーのスバル、ワンポイントは電柱で羽を休める黄色い嘴の大鷲・・・
空想のファインダーをのぞいていたらこんな風景がみえてきました(笑)
そして、Sense of Japanの表紙を思い出しました。青、黄、白の景色・あの黄色い船は今年も同じ場所で春までの深い眠りについているのでしょうか・・・

吹雪の景色は、北海道の厳しさを感じるシーンではありますが、撮影には…(^^;)。
この寒波や冬型の気圧配置は、そう簡単には去ってはくれないですね。

吉村サン、必ず聞かれる質問には、どうお答えしているのですか。
「写真家」という職業は、かなり希少な職業なので、皆さん興味津々なのです。
質問したくなる吉村サンのお人柄もあると思います。
その写真家としてのメリットを生かしたのが、「Shinshu」写真集のP99の「木曽観光連盟の人たち」です。
トークショーで拝見した、7人の皆さんの後姿を撮影できたのは、さすがです(笑)。

雪道の北海道、運転し慣れたマイカーで行ったのは、正解でしたね。

次回2月の写真展、「朝日美術館」開催が決まり、良かったですね。

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