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2011年12月16日 (金)

次のテーマ

今、次のテーマについて考えています。
信州を旅しているとき、次はあれを撮ってみよう、という「ときめき」はいくつかありましたが、それをどう撮り、自分の作品としていくかは、今の段階では回答が出ていません。
まずは、撮りはじめてみようと考えています。旅をし、シャッターを押していれば、いつか完成形が見えてくるはず。
実は今回の『Shinshu』もそうでした。20年前、プリンス・エドワード島を撮った時もそうだった。最初、カナダの大自然の写真をたくさん撮りたいと思い、カナダへ旅立ったのです。結果、デビュー作が『プリンス・エドワード島』になったのです。
やっぱり、考えるより、まずは「行動」ですね。

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コメント

吉村先生が、学生時代から、大切に大切に撮影してこられた、思い出のオリンパスOM10、その他の機材とともに、単身カナダへと旅立たれた「行動」力が、今につながっているのですね。

風景との触れ合いの中に、自然とあふれだす着想や想いを育まれながらも、
「今」の御気持ちを、しっかりと写真に刻み込まれて誕生した『Shinshu』の作品集なのですね。

その作品が完成形になりつつある課程には、すでに次なるテーマが待っている…

さまざまな選択肢のある道の入り口から、いつしか一本の道になり、地平線が見えて来るのでしょうか…

はじめに旅という道から始まって、次のテーマは、動き出すのですね。


先日のブログの長野の風景を見て、急に山奥に行きたくなり箱根の仙石原に行ってみました。ここは箱根の中でもかなり寒い場所です。
歩いてみると鶯の笹鳴きが聞こえたり、みつまたの枝に真新しい蕾を見つけこれからやってくる厳冬の中でも、自然界は春の準備を怠らないんだなぁと感じました。
吉村さんが、次にあたためられているテーマと少し重なりました。

新しいテーマ、どのようなものになるのでしょうね。全て試行錯誤というところから生み出して来られたのですね。ベースとなるアザーたちが沢山いるのも頷けます。
考えるより実行という形、今の時代にあっているような気がします。どれほど考えても、先の読めない時代ですから、考えること事態が無意味となっているように思います。
思考法における演繹法と帰納法という 言葉を思い出しました。吉村さんのやり方は、後者に近似したやり方ということになるのでしょう。

吉村サン、お疲れ様でした。
「Shinshu」の写真集出版、写真展開催、トークショーと夢が叶い、良かったですね。
ホッとしたのもつかの間、次のテーマですか。
今日のお話で「ただ綺麗な風景だけではないこだわりの風景、みんなと違うもの、テーマや物語性を考え、どんなスタイルで表現していくかを決めていく。」とおっしゃっていました。
カメラマンというより、「写真家」の厳しさと受け止めました。

カナダにも行かれる様ですし、また新しい切り口で風景を撮影して行くのでしょう。ゆっくり楽しみに待ちたいと思います。
しっかり体調を整えてから…、行動ですね。

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