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2012年1月 7日 (土)

大雪

このホテル、あまりに快適なので、もう一泊することに。フロントで宿泊料金を払った後、撮影に出掛けます。
Img_0137_2激しい雪降りでしたが、好んで険しい山道を走りました。道の脇には2〜3メートルの白い壁が出来ています。
山の中には、人口数十人に満たない小さな村が点々としています。ある村で全景を撮ろうとカメラを構えましたが、雪が激しいので、なかなかシャッターを押せません。
今朝、ガソリンを入れていないことに気づき、スタンドを探します。小さな村に小さなガソリンスタンドがありました。おじいちゃんとおばあちゃん、都会ナンバーの車に驚いていました。
まあお茶でも飲んでいきなさい、と誘われ、事務所内で一休み。話好きのおじいちゃんで、色々なことを1時間以上も語ってくれました。その間、僕はずっと相づち(笑)
目の前の道を、消防車と救急車が走って行きます。あれは? と尋ねたら、この先で雪崩があったのだとか。車が巻き込まれている場合に備え、念のため出動しているとのこと。雪崩は日常、除雪車が30分で雪の山を払いのけてくれるさ、と笑っていました。
雪国新潟、すべてが新鮮です。今日も、蓑(みの)を被って屋根の雪下ろしをしていたおじいちゃんを何人も見掛けました。明治、昭和の世界です。
午後、雪崩に注意しながら山道を走り、柏崎に出ます。この辺りはみぞれで、雪は少なかったです。日本海から流れてくる湿った大気は、山にぶつかって雪になるのですね。
再び山間部へ向かう途中、ある絶景と出会います。でも雪が激しく、撮影が出来ません。車の中で1時間ほど粘りましたが、夕方になるにつれ雪がますます激しさを増してきたので、諦め、町のホテルに戻りました。
結局、今日も一枚も撮らなかった。

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コメント

ブログやTwitterにある雪景色、水墨画のような世界ですね。
でも、そのモノクロの世界に、ぽつんぽつんと絵の具で色を落としたような部分を印象的に感じます。ノルウェーの雪景色にも、ポンポンとカラフルな色が配置されていたのが印象的でした。
この白の世界は、645Dのようなカメラで撮影されているのでしょうか…それともフイルムですか?
そう、今日、私、フイルムカメラにも挑戦してみました!いやいや、難しい。というか、撮れているのか不安です。ちょっと前までは、私もフイルムの一眼レフを使っていたのに、全然、不安です…怖くてシャッターが押せません。いかにデジタルで、バシバシ考えもなく撮ってしまっているか実感です。吉村さんがデジタルもフイルムのような感覚で撮るとおっしゃる感覚に戻るのは、難しそうに感じました。実は、まだまだ、フイルムは残っています。いや~、ひと時代前は、みんな当たり前にフイルムで撮っていたのですよね。今やフイルムを販売している所すら少ない現状です。
でも、なんとか、1本、頑張って撮ってみます。

三日ぶりの、実家です。新潟にいかれてるんですね。絶景の場所を見つけられたのに、残念でしたね。また、明日に期待ですね。

東京と比べると別世界の光景、生活があるのですね。
私はそういう土地を観光やレジャーでしか訪れたことがありません。
吉村さんのような体験は、とても貴重ですね。

 「新潟の撮影は雪景色」の言葉と、新潟在住の叔父が12月に「今、1mの積雪だァ
」との言葉が重なりました。今シーズンは降雪が早かったので、雪が多いようです。
 長野オリンピックで長野から新潟への道路が整備されたのですが、撮影ルートは色々なのでしょうね。撮影ルートを想像して地図でたどる事を今回も楽しみましょうっと。

 雪景色の写真を見て思い出した事あり。
除雪車の通る道路沿いに、いくつも逆U字型屋根の車庫が建てられています。理由は毎朝の除雪が大変だからー。
 夏に遊びに行った友人が、???いったいあの小さな建物は何?と尋ねていました。問われるまで不思議に思う景観の対象でなかったので、新鮮な気持ちになりました。
 
 

今年の冬は、雪だるま1個分くらいの雪を待っていますが、何トン!?ですか?というくらいの巨大な雪像が出来そうな量ですね(^_^;)
それから「蓑」に凄く反応してしまいました。実際に見たのは大昔、田舎の農家の土間に掛けてあったのと、台風が上陸した時に田んぼに様子を見に行った人が身につけていた時だけです。
それを今も日常的に使われている事には、恐れ入りました~。今度、郷土資料館に行ったら見てみます。今日は珍しいお写真をありがとうございました(^-^)急に甘酒の気分になっちゃいました♪

おはようございます。雪国での写真取材お疲れ様です。twitterの写真も見ましたよ。ガソリンスタンドのおじいちゃんの件、私は福岡ですが似たような経験が、ここの田舎であります。やっぱり、みな人恋しいのでしょうね。雪崩に気をつけて頑張ってください。応援しています。

吉村さん、こんばんは。今日も1日お疲れ様でした

やはりそのホテル、相当快適なようですね次回も近くに取材の際はまた泊まってしまうのでしょうね?きっと。

お仕事途中での人々との偶然な出会いは素敵ですよね。私も旅先で出会った人々との出会いを大切にしております。同じツアーで知り合ったご夫婦とは今でも交流が続いております。

しかし、吉村さんは毎日ブログの更新をしていらっしゃいますが実にマメな方だとカンシンしております。いつも深夜の更新、お疲れではないですか?けど私達にとっては毎日コメント出来るので嬉しい事です。感謝

折角の新潟取材、明日はいいものが撮れる事を祈っています。では超快適豪華?ホテルでいい夢見てくださいね。オヤスミナサイ

吉村サン、ガソリンスタンドのおじいちゃん・おばあちゃんが優しいですね。
なかなかお茶のお誘いはないですよ。
一時間は、どんなお話だったのでしょうか(笑)。

雪国新潟の暮らし、3mの積雪ですと、一階が雪に覆われて、2階からの出入りと言う事もありですよね。雪国と北国って同じようで雪の量が違います。

 きっと湿った雪が大量に降り積もり、着雪せず、雪崩が起こりやすいのでしょう。
吉村サン、山道エリアは、携帯電話が圏外であることも想定されます、道路幅にも十分にご注意下さい。

その大量の雪が、なにかエネルギーや資源に生まれ変われば、どんなにいいでしょう。

今日も大雪の中、お疲れ様でした〜!!
この冬の日本海側の降雪量は、例年の三倍から四倍と、テレビの天気予報で聞きました。数メートルの雪の壁はすごいですね。
宮城蔵王の山頂付近にも、毎年、雪の壁が出来ていて、昔、スキーで出かけた時のことを思い出しました。ツイッターにアップしてくださった吉村さんの写真三枚に、雪国の厳しさと、幻想的で美しい雪の白い世界を見せてもらいました。
いつもいつも私達ファンのために、タイムリーな写真アップのサービスをありがとうございます(^^)
小さい村で、小さいガソリンスタンドでのおじいさん、おばあさんとの交流、何だか温かくて良いですねo(^-^)o
頷いてばかりの吉村さんの姿を想像して、微笑ましくなりました(^_^)
一日お疲れ様でしたm(__)m

都会ナンバーだからとお茶に誘ってくれたおじいちゃん・おばあちゃん、読んでいてこちらまで温かい気持ちにして貰いました 終始相づちで聞いて貰えて、おじいさんも嬉しかったでしょうね~
雪崩こわいですね… 雪国取材、吉村さんもくれぐれもお気をつけて下さい

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