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2012年6月

2012年6月30日 (土)

究極のパスタ

熱帯夜のため、3時間ほどしか眠ることが出来ませんでした。
この25年間でおそらく2000を越えるホテルに泊まってきましたが、最近、ホテルは大きく二つに分かれることに気づきました。それは、このホテルから出来るだけ早く出たいか、このホテルに少しでも長く滞在していたいか、そのどちらです。そう、ダメなホテルは全然ダメで、いいホテルはとてもいい。もちろん日本でも同じです。
ホテルをチェックアウト、北へ向かいました。
_l3a2854イタリア、太陽光発電の普及率は凄まじいものがあります。少し高台からパッチワークのような丘を眺めてみると、所々にソーラーパネルが設置された丘が確認できます。もしかしたら、多くの町や村は、すでに100%自然エネルギーにシフトしているのかもしれませんね。町や村が独自で電気を作り、独自で使う。
お昼頃、山に囲まれた小さな町を取材。あまり絵になりませんでした。その後、20キロ程離れた町へ。今回、最後となる撮影地です。とても雰囲気のいい町だったので、滞在することに。
広場で見つけた三つ星ホテルに部屋を確保しました。リノベーションしたばかりなのでしょう、清潔で実に快適。
ホテルのレストランでランチ。パスタの中では9.5ユーロと最も値段が高いパスタをオーダー。これは当たり! トリュフの究極の美味しいパスタでした。幸せ気分を味わいます。今回食べたパスタに関しては、後日ブログで詳しく書きます。撮ったスナップ写真もアップします。
_l3a3230夜は夜景の撮影。イタリアの大都市での夜景撮影は恐ろしくて出来ませんが、地方の町や村はそれほど心配はいりません。今日も1時間くらい掛けて30枚ほど撮影できました。

2012年6月29日 (金)

熱帯夜

朝、一般道を走っていると、またまたポリスに車を停められます。免許証と車の登録書を無線で本部に照会。この間、車の外で待たされるのですが、さすがに緊張します。
10分ほどで解放されましたが、イタリアの旅では毎回ポリスに車を停められます。何故なのか。
_l3a3410別の日、ホテルに面した路上で取り締まりをやっていたので観察してみると、規則性がないことに気づきました。一台終わったら、次に取り掛かる。そんな感じでかなりアバウトです。つまり僕の場合、車間距離を十分開けて走っているので、ポリスも車を停めやすいのでしょう。
まずは高速を走り、海沿いの村に行ってみました。このような観光地、週末は海水浴客で賑わうので、平日に行く必要があったのです。
案の定、渋滞に巻き込まれることなく、駐車場にもすんなり車を停めることができました。
_l3a2025目指す村は少し高台にありました。とにかく暑く、ペットボトルの水をがぶ飲みしながら撮影を行います。目の中に汗が流れてくるので、しみて、ピント合わせがで困難になります。でも僕はカメラのオートフォーカスは使わない。おそらくこの機能は一生使わないでしょう。どんなにカメラの性能がよくなっても、ピント合わせはマニュアルが基本です。
お昼頃、次の村へ移動。ここでも水を1リットルがぶ飲み。ランチでも1リットル。
午後に訪れた二つの村でも水を買いました。結局今日は、5リットルの水を飲んだ計算になる。灰色のTシャツは、汗の塩で見事な縞模様が出来ています。
_l3a2656夕方、フラフラになりながら、ある村を訪れました。まずはホテル探し。大きな村なのに、何故かホテルがない。村の中を歩いても、あるはずのB&Bがどこになく、車で郊外の道を走ってみましたが、ホテルらしき建物はどこにもありません。ホント、イタリアの田舎はホテル探しが大変なんです。
ヨーロッパでこれほど大変な国は他にない気がする。やはりそれほど「観光」を意識していないのですね。
で、車で10分ほど走った所に、一軒のおんぼろホテルを見つけました。体力が残されていなかったので、ここでいいやと投げやりな気持ちでコンタクト。
部屋は普通でしたが、洗面所がひどかったです。トイレの便器からあふれた水で水浸し。シャワーのパイプも流れが悪いため、水は最後に体の汚れを流すときにしか使えませんでした。まあ、こんなことは慣れているので、僕にとってはどうでもいいことです。いちいち目くじらたててクレームを言ったりはしない。
今日は珍しく熱帯夜。部屋の中の温度を少しでも下げるために、窓を開けて寝る必要がある。でもイタリアには網戸がないので、窓を開けると蚊やヘンな虫が入ってくる。熱帯夜か虫か、究極の選択ですが、今日は虫の方を選びました。ヨーロッパは、刺されてもマラリアの恐怖はないでしょう。今度、キャンプ用の蚊帳を持ってこようかな。

2012年6月28日 (木)

4つの村

_l3a1645今日は気合いを入れ、4つの村を取材。どこも景観は似ていたので、写真で変化を出していくのが大変です。
夕方までに水を4リットル飲みました。ミネラルウォーターは微妙に味が異なるから面白いです。体に水を取り入れ、汗で出す。この繰り返しをしていると、何となく体が浄化されていくような感じを受けます。
_l3a1998最後の村で宿をgetするつもりが見つからず、結局、移動の時に見つけた幹線道路沿いにあるホテルにコンタクト。
オーナーのおばさん、まったく英語が喋れませんでしたが、どうにか部屋は確保できました。清潔で、微弱ならがWi-Fiも使え、とてもいい部屋です。
8時、下のレストランがOPEN。テーブルに座っていたらおばさんに呼び出され、事務所のパソコンの前に連れて行かれました。モニターにはGoogleの翻訳機能を使った日本語のメニューが映し出されています。思わず苦笑。ではこれとこれ、いう形で料理をオーダーしました。
パスタもビーフもワインも、とても美味しかったです。
今回も数冊の文庫本を持ってきたのですが、まだ1冊も読んでいません。食事を終え部屋の戻るのが9時半。それからシャワーを浴び、データのコピーをして、メールチェックをしたら、あっという間に深夜1時です。クタクタなので、電気を消すと30秒で熟睡。やはり夏の取材では、読書は無理ですね。

2012年6月27日 (水)

高いホテル

_l3a13953つの村を取材。どの村も似たり寄ったりでした。
確か昨年の取材記でも書きましたが、イタリアの村巡りで大変なのはトイレです。当然、村の中には公衆トイレはありません。だからそれなりに工夫する必要がある。
イタリアは、ホテルも少ないです。フランスでは、どんな町や村にも必ずあり、高速のインター付近には決まって2〜3軒のモダンなホテルがあったので、4年半の旅を振り返ってもホテル探しで苦労したことは一度もありませんでした。しかし、イタリアは違う。
今日も、19時を過ぎると焦りはじめました。村の中に泊まるのが理想。なぜなら夜景が撮影できるから。しかし、最後となる4つ目の村にもホテルはありませんでした。
仕方ない、町まで行くかと、郊外を走っている時に「HOTEL」の案内を見つけます。その方向に行ってみると、邸宅風の高級ホテルがありました。高いだろうなあ〜と思いつつ、聞くだけ聞いてみようと、値段を尋ねます。105ドルでした。疲れ、倒れる寸前だったので、エイッと即決し、部屋を確保します。北欧はどこも一泊2万円が普通。それから考えたら安い方ですね。
レストランは金持ちそうな人ばかりでした。ヨレヨレのジーンズ、塩が吹いて縞模様になったTシャツ、そして日焼けで真っ黒な顔と腕、ワイルドだぜェの僕は、この場で浮いています。
メニューをもらいましたが、どうやら70ユーロのコースのみでした。さすがに8000円の夕食というのは気が引けたので、無理に頼み込み、12ユーロのパスタだけにしてもらいました。
でそのパスタ。花やハーブを使っていて、見掛けは美しいのですが、全然美味しくありません。今日は思いっきり外します。
いつも感じるのですが、金持ちの世界って、何かが違うんです。庶民の感覚とずれている。日本でもそれを感じます。

2012年6月26日 (火)

素朴な村

_l3a0019まず訪れたのは大きな城がある村。バリバリの観光地、いわゆるバリカンでした。
駐車場も、城も、城壁の展望台も、すべて入場料が必要です。メインの通りは土産物店が建ち並び、観光客が多い。村の景観はまあまあでしたが、いるだけで疲れてきました。
その後、2つの村を取材。こちらはかなり素朴。本当に人が住んでいるのかと疑いたくなるような静かな村でした。
_l3a0286実は今の時期にイタリアを訪れたことを少し後悔しています。とにかく空にはツバメが多い。どの村の全景を撮っても、必ずツバメが写ってしまいます。それほどいる。あと、牧草地の草はすでに刈られ、干し草のロールになっています。よって、風景が枯れた感じになっているのです。まあ、ヒマワリ畑は綺麗ですが。
ある村で見つけた古いホテルにチェックイン。少し危ない感じのオーナーでしたが、話をしてみると普通でした。
夜景の撮影を行い、その後部屋に戻るとバタンQ。今日も撮影データのコピーが出来ませんでした。とにかく疲れた。

2012年6月25日 (月)

豚とチーズの町

朝食後、チェックアウト。いいホテルでした。またこのようなホテルが見つかればいいのでが。
_l3a925770キロほど先の村へ。途中の町で道に迷いましたが、どうにか11時には無事に到着。
山谷にひっそり息づく小さな村です。とても静か。てっぺんにある教会へ行ってみます。たまたま教会の前にいたお爺さんが、扉の鍵を開け、中を見せてくれました。
_l3a9368次に訪れたのは、人口5000人くらいの小さな町。豚とチーズで有名な町らしく、ショップの壁は豚の剥製だらけでした。
撮影後、広場近くのレストランに入ります。ジャガイモ料理を食べましたが、イマイチでした。油っぽかったので胸が焼けた。裏通りにある別のレストランにすればよかったです。
あまりの暑さで頭がクラクラしてきたので、1時間ほど車の中でウトウト。_l3a9770夕方、別の村に行ってみます。パステルカラーで色分けされた家々が美しい村でした。山のてっぺんに城跡がありました。よし、と気合いを入れ、1時間ほど掛けて登ってみます。重い機材が肩にのしかかる。でも、普段東京ではなかなか出来ない体力作りだと思えば、ある意味、汗をかくのが実に快適です。
夕方、高速を使って100キロほど東へ移動。大きな街の一つ手前のインターでおり、そこで見つけたビジネスホテルにチェックインしました。長距離のトラックドライバーが使う感じのホテル。レストランは運転手だらけです。

2012年6月24日 (日)

鮮やかな雲

30キロほど南下し、山の中にある3つの村を取材。気温は34度くらまで下がったので、昨日に比べ幾分楽です。それでも少し動くと喉が渇くので、バーで水ばかりを買っています。
どの村も静かでした。日本人はまず訪れないのでしょう。椅子に座って世間話をしている村人が興味津々でこちらを見ています。
_l3a8685ある村で、不思議な色の雲を発見。この写真、新しい写真集「LIGHT ON EARTH」に使いたかったです。
日曜日はライダーが多いので、車の運転は神経を使います。クネクネの山道は特に怖い。100キロ以上のスピードでカーブを突っ込んでくるバイクがあるからです。高速では、彼女を後ろに乗せ、ウィーンと200キロ以上で走行している。イタリア人って、恐怖を感じないのかな。
_l3a8913以前、オリンピック選手のエッセイに、日本人は本番の前日は大事を取って早く休んでいるのに、ヨーロッパ人は試合の前日も夜遅くまでどんちゃん騒ぎ、そして本番では楽々メダルをゲットしていくから凄い、と書かれていました。
夜、ホテルの部屋に戻り、バタンQ。疲れ切っているので何も出来ません。

2012年6月23日 (土)

夜は寝るだけ

_l3a81564つの村を取材。水を4リットルくらい飲み、3リットルくらい汗をかきました。
実は今日の日記は3日後に書いています。ホテルがある村まで戻り、近くのレストランで夕食を済ませ部屋に入ると、すぐにベッドに倒れ込みます。データのコピーはもちろんのこと、メールやブログを書くことも出来ない。それほど体力が消耗しているのです。7時間くらい寝ると翌朝から復活できますが、ここ数日ずっと同じパターンの繰り返し。
夕食は、昨日と同じレストランに入り、トリュフ入りのパスタを食べました。お、美味しい〜。今まで生きてきた中で食べたパスタのナンバーワンです。
世界の三大珍味は、キャビア、トリュフ、フォラグアと言われていますが、僕のナンバーワインはやっぱりトリュフですね。栗を100倍くらい濃厚にしたような味が、自分にぴったりはまるのです。
もちろんこのパスタを生み出したシェフの腕もいいのでしょう。仮に東京でこのような美味しいパスタを出すレストランがあったとしたら、きっと行列ですね。
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2012年6月22日 (金)

美味しワイン&パスタ

_l3a7702今日も昼前には39度を突破しました。暑い暑い。所々で水ばかり買っています。
2つの村を取り終えた直後、バテました。今日は早めにホテルに入ることにします。
まずは人口10万人くらいの街に入ります。ヨーロッパの街中の運転はもう慣れました。肝心なのは度胸です。
ホテルは何軒か見つかりましたが、どれも高そう。それに何となく、街中での滞在が嫌なのです。
そこで、10キロほど北にある村に行ってみました。明日、取材しようと思っていた美しい村です。
村の中でよさげなホテルを発見し、コンタクトしてみます。リノベーションしたばかりの部屋が65ユーロと安く、ロビーまわりではWi-Fiが使えました。思い切って3泊することに。そろそろ洗濯をしないといけません。
部屋の中で2時間ほど休憩を取ったあと、村の撮影をはじめます。明るく清潔感を感じる村でした。
_l3a7861イタリアって面白いです。住人たちは通りに面したベンチに座り、世間話を楽しんでいる。失業している人、リタイアした人がほとんどだと思いますが、みんな心が豊かそう。家の掃除をしたり、買い物をしたりするのは女性たち。イタリア女性は本当によく働きます。
レストランはどこも7時半から。門の側にある洒落たレストランに入ってみました。今日は車でないのでアルコールが飲める。グラスワインをオーダー。ふくよかな味で美味しい〜。お酒は約2ヶ月ぶりなので、ちょっと飲んだだけで酔いがまわってきました。
今日のパスタは100点満点。いや150点。とてもとても美味しく、幸せ気分を味わいました。そうこのように、食べて心が豊かになれるって、日本の外食では少ない気がします。僕は週に3〜4回は外食ですが、どのレストランも機械的にありふれた料理を提供しているだけなので、いつも空腹感を満たして終わり、という感じです。
おそらくイタリアの場合、それぞれのレストランに個性があるからでしょう。シェフが生み出す味が、自分の好みにあったりすると、もう最高です。さすが美食の国イタリアですね。
ホテルに戻り、洗濯。あまり汗をかかない時期の取材では、洗濯などせず、そのまま何日も着続けるのですが、さすがに今の時期はTシャツに塩の模様が出るくらい汗をかくので、2〜3日続けて着るのは厳しい。
洗濯にはシャンプーを使います。油分を溶かすし、泡切れもいい。間違っても石けんで洗ってはいけません。泡切れが悪いのでゆすぎが大変です。
いつもバッグの中に入っている洗濯ロープを部屋の中にはり、3日分の下着を干しました。
直後、モーレツな睡魔に襲われ、バタンQです。

2012年6月21日 (木)

とにかく暑い 気温は40度

快晴。今日も朝からグングン気温が上がります。車のトランクに荷物を積み込んだ時には大汗をかいていました。
まずは高速を南下。1時間程で一般道に下り、スタンドでガソリンを満タンにしたあと、クネクネした山道を走ります。_l3a6828高台に出たとき、目指す村の全景が飛び込んできました。こ、これは凄い! まずは見とれてしまいます。そして写真を撮る。
村の中に入ってみると、それほど観光地化はしていませんでした。駐車場にすぐに車を停めることが出来たのでびっくりです。
歩いて村内を一周。生活感むき出しの素朴な村でした。レストランでパスタを食べ、その後、もう一度村を巡ります。
2時頃、別の村へ。3時間ほど歩いて撮影。
それにしても暑い。帽子を被っていても、地面からの照り返しで顔がどんどん日に焼けていきます。2日目にしてかなり黒くなりました。
夕方、40キロ先にある村へ。ここもアッと驚く絶景がある村でした。まずはホテルの確保です。
B&B風の宿があったのでコンタクトしてみると、空き部屋があるという。80ユーロと少し高めでしたが、速攻で押さええました。問題は駐車場。
偶然ホテルの前で1台の空きスペースが出ましたが、一度移動させたら次は見つかる保証がなかったので、そのまま車を停めた状態にし、今日は歩いて行動することに。
夕方から夜に掛け、足が棒になるくらいよく歩き、たくさんの写真を撮りました。そして滝のように汗をかいた。いつも村巡りの取材が終わると、4〜5キロ体重がダウンします。
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2012年6月20日 (水)

まずは3つの村から

_l3a6511時差ボケのせいで、5時半に目が覚めます。激しい頭痛です。今日一日悩まされるでしょう。20代の頃は何でもなかったことが、40代になってからシンドクなりはじめています。
ホテルをチェックアウト。案の定、駐車場のゲートで少しもたつきましたが、何度かフロントでバーの開け方を教えてもらい、どうにかクリア。
すぐに高速に乗り、西へ向かいます。夏の平日ということもあり、もの凄い交通量でした。
まずはトスカーナの山の中にある村に行ってみます。今年新たに登録された村。景観はごく普通で、目新しいものもなく、あまり絵にはなりませんでした。
山道を下り、再び高速に乗って、ピサの斜塔があるピサを通過、ローマ方面へ向かいます。
_l3a66053時間後、ある村に到着。オリーブ畑の中にある明るい感じの村でした。残念ながら教会は修復工事中、外観は撮れませんでした。
それにしても暑いです。ペットボトルの水をガブ飲みしていますが、少し歩くと大量の汗が噴き出てきます。
_l3a6652夕方、40キロ先にある村を取材。
さてホテルをどうするか。
村の近くにはないので、海の方まで行ってみます。9時までには見つけようと気長に構えました。イタリアって、本当にホテルが少なく、毎回苦労します。
海沿いで三つ星ホテルを発見。部屋はあるらしく、80ユーロでした。疲れていたので、速攻でゲットします。時計を見たらぴったり9時。
レストランでシーフードパスタを食べ(もちろんアルデンテ、味もGOOD)、部屋に入ったら歯も磨かず、シャワーも浴びず、そのまま撃沈でした。

2012年6月19日 (火)

イタリアへ

7時に家を出て、いつも通り大通りでタクシーを待ちます。しかし今日に限ってなかなかつかまらない。僕の前に二人のおばさんが手をあげはじめたので、これはダメだと諦め、反対車線に流れるタクシーに乗り、途中でUターンしてもらう形で箱崎へ向かいました。
リムジンバスは空いていました。1時間後、成田へ。
修学旅行の学生でごった返しています。日本はとても豊かで平和な国。
ANAのカウンターでチェックイン。荷物検査と出国審査。今年はゴールドメンバーでないので、スターアライアンスのラウンジが使えません。ゲート前の固い椅子に座り、iPhoneをいじりながら時間を潰しました。
11:20、全日空NH209便は、定刻通り成田を離陸します。
さて映画。さすが日本の航空会社。日本語対応の映画は50本以上。今回は邦画に絞りました。
まずは「麒麟の翼」。面白かったけど、テーマが少し重かった。
「はやぶさ 遙かなる帰還」。なるほど、はやぶさの裏にはこんなドラマが隠されていたのですね。感動しました。
「ALWAYS 三丁目の夕日64」。これもよかった。大ヒットした理由が何となくわかります。
「僕達急行 A列車で行こう」ほのぼのしていて、とてもいい映画。僕も鉄ちゃんの気持ちがよくわかります。
ホント、ここ数年の邦画って、ハズレが少ないですね。僕自身、だんだんとハリウッド映画に興味を失いつつあります。
12時間後、ドイツ、フランクフルト国際空港に到着。空港は巨大、いつも乗り換えに時間が掛かるのですが、ANA機が着いたのは何とAターミナル。次のゲートへすぐに移動することができました。
ユーロ圏の入国審査、荷物検査。その後ベンチに座り、今回取材することになるイタリアの美しい村のリストアップ作業を行います。昨日徹夜でプリントアウトした公式HPのリストとGoogleマップの地図を、大きなイタリアの地図に落とし込んでいきました。3時間集中してやったらどうにか終わり。
21:20、ルフトハンザ318便は、イタリア、フィレンツェに向け離陸します。
35時間以上一睡もしていないので、機内では爆睡でした。
22:50、フェレンツェ着。すべてが予定通りでラッキーと思っていたら、預け荷物がなかなか出てきません。回転ベルトが動きはじめたのが23:30、ピックアップ出来たのはその10分後でした。
レンタカーのOfficeは23:30まで。やはり空港から出ると、シーンとしています。さて、どうしよう……と暗い中佇んでいると、シャトルバスがやって来ました。それに乗り、空港からかなり離れた場所にあるハーツへ。カウンターには人がいます。何と残業し、僕の到着を待っていてくれたのです。まるで日本みたい。海外ではまさに奇跡に近いです。
夜道、持ち前のカンで車を運転し、フィレンツェの郊外にあるネットで予約したホテルにチェックインしました。
AM2時、ベッドに入ります。クタクタです。

海外取材中

今、イタリアを取材中です。
ブログの更新は、帰国後(7月6日頃)にまとめて行います。
吉村和敏

2012年6月18日 (月)

写真集「LIGHT ON EARTH」予約開始


LIGHT ON EARTH』(ライト オン アース
吉村和敏写真集
発行:フォトセレクトブックス
発売:丸善出版
定価:1800円+税
ISBN:978-4-9906497-0-8

Light_on_earthこの夏、新しい写真集を発表します。
地球上にこぼれ落ちる光を、一冊の写真集としてまとめてみました。
「あさ/朝」「ゆう/夕」「BLUE MOMENT」「MAGIC HOUR」の神秘の世界に、日中の眩しい光の作品を加え、構成してあります。あたたかさや優しさが伝わってくるような、究極に美しい風景写真集です。皆既月食と金環日食の作品も入っています。
96ページオールカラー、サイズはA4変形(199×225)で、持ち運び可能なサイズです。価格は頑張って1800円+税におさえました。
発売は7月上旬を予定していますが、本日から、全国の書店で予約が始まりました。
Amazonなどのネット書店での予約はしばらくお待ちください。アップされるのは7月に入ってからだと思います。
(※タイトル文字は金箔を使っているので、キラッと光ります)

写真集のご意見、ご感想はこちら ↓

「フランスの美しい村」のミニ写真展&プレゼント

東京青山にあるとても雰囲気のいいカフェ、LIFE CREATION SPACE 「OVE」で「フランスの美しい村」のミニ写真展を開催します。旅するツール・ド・フランスのイベントの一環です。
店内には、新規で制作した10点の半切サイズのパネル、PASTORALで発表した2点の大判パネルを展示します。是非お立ち寄りください!
LIFE CREATION SPACE 「OVE」
7月3日(火)~29日(日)
10:00~18:00
(定休日は7/9、7/17、7/23)
東京都港区南青山3-4-8 トレディカーサ1F
03-5785-0403

ここで一ついいお知らせ。
お茶かお食事をされた方で、最後お会計の時、「吉村さんのブログを見て来た」と一言伝えると、特製の「ランチョンマット」と「ポストカード」をもらえるそうです。(写真展の期間中のみです)
このランチョンマットは、通常営業の際にランチ時のテーブルにしいているもので、とても人気が高い商品(非売品)だとか。もちろんプレゼントは新品です。

お店の詳細はこちら↓
http://www.ove-web.com/
イベントの詳細はこちら↓
http://ove-event.seesaa.net/article/274407135.html

2012年6月17日 (日)

トーク

今日は三越トラベルの旅行説明会にゲストスピーカーとして呼ばれ、カナダの魅力を1時間ほど語ってきました。
秋のカナダの魅力を楽しむツアーは2本でした。そのうちの1本は、9万トンのクルーズ船「ブリリアンス・オブ・ザ・シーズ」の船旅。今年の航路を見てびっくり。大変魅力あるコースだったからです。

ケベックシティで乗船→ニューファンドランドのコーナーブルック→ハリファックス→フランス領のサンピエールミケロン→プリンスエドワード島→ケベックシティ着。

何と言ってもこの中の目玉は、サンピエールミケロンに寄港することですね。島に関しては、2010年7月2日のブログをご覧ください。

2012年6月16日 (土)

忙しい

今日もずっと仕事場にこもりました。外出と言えば、夕方、コピー用紙を買いに行ったくらい。
今、仕事のやり取りはメール中心ですが、僕の場合、結構携帯が鳴るのです。僕がちっともメールの返事をしないので、先方は心配して電話を掛けてくる。そのたびに謝ってばかりいます。
特に新規の仕事の場合、メールを受け取った時点で、「メールありがとうございました。改めてご連絡いたします」くらいの一文は送った方がいいかもしれませんね。

明日は講演会。これから準備をします。朝まで掛かるかな。

2012年6月15日 (金)

2台で4900円くらいが理想

時間に追われてはいないのですが、やることが山積みです。今日はずっと仕事部屋にこもっていました。
d社、秋から通信料を下げるみたいですね。素晴らしい。
iPhoneがこれだけヒットしているのは、機種そのものの魅力もさることながら、S社とa社の通信料の安さにも原因があると思うのです。僕はかなりのヘビーユーザーで、毎月800万パケット(約1ギガ)を超えますが、最初に機種を買い取っているので、月々の支払いは4000円ちょっとです。
どうにかしてギャラクシーノートか、ギャラクシー3を持てないかな〜と、あれこれ検討しています。それほど魅力ある機種です。iPhoneユーザーの誰もが同じことを言う。
今後、iPhoneを手放すことはまずないので、仮にギャラクシーを手に入れるとしたら2台持ちになります。2台で月4900円くらいが理想。ありとあらゆるサービスを検討し、電卓を弾いている時間が、僕にとって癒しですね。

2012年6月14日 (木)

埼玉 2日目

埼玉です。
栗の木がたくさんあり、ちょうど花が満開でした。
所々に名水の水くみ場があり、ポリタンクを持った人が並んでいました。
お昼はウドン屋でウドン定食。ウドンはコシがあり、とても美味しかった。

21時半、近くの駅から電車に乗ります。ここから都心まで約1時間10分。ひっそりとした駅でしたが、快速は10分に1本もありました。
よくよく考えてみたら、今日は夕食を忘れていました。23時、大通り沿いのやよい軒に入り、ショウガ焼き定食を食べます。この時間なら誰もいないだろうと思ったら、仕事帰りのサラリーマンで店内は満席でした。
今日はキーボードが打てないくらい、クタクタです。

2012年6月13日 (水)

埼玉なう

ちょっとした撮影の仕事があり、今日は朝から埼玉です。向こうに秩父連山が見えます。
埼玉県は東京のお隣ですが、あまり行く機会がありません。関越道を走って長野県や新潟県へ行く時はいつも通過です。
実は20代の頃、埼玉へはよく足を運んでいました。
当時、埼玉に隣接する板橋区に住んでいました。週末になると、カナダから持ち帰ってきたマウンテンバイクに乗り、荒川のサイクリングロードを走ったのです。橋を渡って埼玉にも行きました。26〜29歳の頃です。
19歳の春、自動二輪の免許を取りましたが、レインボーモータースクールは確か埼玉県和光市。
18〜20歳、月〜土は印刷会社で社員として働いていましたが、週末もお金を稼ぎたかったので、土曜の深夜23時〜5時、ファミレスで皿洗いのアルバイトをしたのです。確かそのファミレスは埼玉だったはず。
埼玉にいると、色々な記憶が蘇ってきます。

2012年6月12日 (火)

空き時間の使い方

僕は、空き時間の使い方が上手い方だと思います。
たとえば今日。
A社に行く前に20分の空き時間があったので、ヨドバシカメラに入りました。
まずはギャラクシーノートをいじくり、ドコモの人と熱いトークを繰り広げた後、カーナビを見ます。今の車のナビ、地図データが古く撮影の仕事で使えないので、3万円くらいのナビの購入を検討しているのです。
B社に行く前に、25分の空き時間があったので、ITO-YAに立ち寄ります。ジーケンスのノート、横ラインがありました。なるほど、トラベラーズノートのシールで貼るペンホルダー、確かによさそうですね。次、モレスキンの手帳につけてみようと思います。ビクトリノックスの、カラフルなスタイリッシュな小さいツール、いいですね。海外に行く前に買います。
C社に行く前に、20分の空き時間があったので、近くのタリーズに入り、コーヒー。iPhone+キーボードで、急ぎのメールのレスを書き、送信しました。
D社に行く前に、30分の空き時間があったので、ノートパソコンを立ち上げ、海外のホテルを予約。クレジットカード番号の入力は、いつも緊張します。

2012年6月11日 (月)

高速から眺める風景

朝6時起き、7時に松本を出発、中央道を走り、東京へ向かいます。
談合坂サービスエリアで休憩。
今、スタバは、どのサービスエリアにもありますね。明日の朝用に、カフェベロナの豆を購入。飲み慣れたら、ブレックファースやハウスブレンドは飲めなくなりました。+200円の差は確かにある。
野菜の販売コーナーの横に、オオクワガタが3000円で売っていました。まだまだ人気なのかも。
高速から眺める風景に、不思議と惹かれます。でも後日、写真を撮ろうと下の道を走りその風景の前に行ってみると、何かが違うぞ、となり、シャッターを押すことが出来ません。高速は、地上から高い所にあるので、どんな風景も輝いて見えてしまうのです。

2012年6月10日 (日)

松本の倉庫で作業

今日は長野県松本の倉庫で作業です。
松本へ行くには、朝8時に出ても、11時に出ても、到着時間はほぼ同じです。そう、朝は必ず首都高の渋滞があるので、抜け出すまで2時間以上は掛かってしまう。
もちろん今日は11時に仕事場を出ました。首都高はスイスイ。新宿で少し事故渋滞がありましたが、たった40分で中央道に入ることができました。もちろん中央道はガラガラです。

倉庫で3時間ほど作業。いい汗をかきました。
本音を言うと、もっと近くで倉庫を借りたいのです。常に探してはいるのですが、今のスペースを都心で確保するとなると、月10万はいく。さすがに月10万の出費はきつい……。
でも写真家の皆さん、本当にたくましいんですよ。Aさんは、都心に古い2DKのアパートを借り、そこに写真額を保管しています。Bさんは、マンションの地下ストレージを5つ借りています。Cさんは、実家の庭に50万で物置を建てました。
僕もどこかで思い切らないといけないかな。
実は来週、隣の区にある倉庫を見学に行きます。

2012年6月 9日 (土)

準備に追われています

阿蘇白水郷美術館の写真展が近づいてきました。今その準備を行っています。
フォトエッセイ集「小さな村は、聖なる鐘の音につつまれていた」の世界をそのまま表現する、今までにないユニークな個展になります。写真と共に、文章もすべて展示します。写真は半切サイズで40点。今、東京のラボでプリント作業を行っています。
案内状が刷り上がりました。近日中に、登録者に発送予定です。今回予算の関係で、九州とその近県の方々のみです。本当に申し訳ありません。。。ブログにPDFを置きましたので、ダウンロード&プリントをしてください。

阿蘇白水郷美術館の写真展

「小さな村は、聖なる鐘の音につつまれていた」
吉村和敏写真展
2012年7月3日(火)〜9月2日(日)
10:00〜17:00(毎週月曜日は休館)
入館料500円

吉村和敏講演会&サイン会
8月19日(日)13:00〜

阿蘇白水郷美術館
869-1504熊本県南阿蘇村一関1247-1
TEL 0967-62-8200

↓案内状とチラシです。クリックすると拡大します。
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2012年6月 8日 (金)

カレンダーの写真選び

01_4_2昨年、初めての販売用カレンダー『SEASONS OF SPLENDOR』を作りましたが、今年も、その第2弾となる2013年度版のカレンダーを作る予定でいます。
今日は京橋の文化堂印刷さんで、打ち合わせと写真選びがありました。
カレンダーは、1年の展示が終わると捨てられてしまいますが、このカレンダーは、作品集としても永遠に残していけるように、クオリティに拘っています。もちろんサイズと紙質は、2012年版と全く同じです。
New_1_1表紙の写真は、みんなで悩みに悩みましたが、写真集『BLUE MOMENT』の表紙(灯台の写真)に決まりました。1〜12月の絵柄は、昨年生み出したベストショットを数点使いながら、今までの作品集の中から美しい作品をセレクトしました。
9月には形になり、秋から全国の文具店・書店・楽天などで販売がはじまります。もちろん、京都と栃木の写真展会場にも置きます。ご期待ください!

終了後、日比谷のラボに立ち寄り、チャリティーのプリントチェックを行いました。5枚とも綺麗に仕上がっていましたが、僕が考える完璧には5%ほど足りなかったので、すべて焼き直しをしてもらうことにしました。たとえサイズが小さくても、これはオリジナルプリントなので、クオリティに関しては慎重になります。
来週もう一度プリントが上がります。おそらくOKになるでしょう。そこから本プリントになり、仕上がり後、マットにサインを書いて額を制作してもらいます。
今現在、30人の方からご注文を頂いておりますが、もうしばらくお待ちください。

2012年6月 7日 (木)

つぶやき

約一ヶ月ぶりに山手線に乗りました。
まわりの人の携帯をチェックすると、その多くがiPhone。16台もある。ある意味、異様な光景でした。僕は流行り物が嫌いですが、アップル製品だけは別。なぜなら使い勝手がよく、デザインもいいから。だから僕もiPhone(笑)
アップルファンは、アンドロイドには全く興味がありませんが、ただ一つだけ嫉妬している製品があります。それはギャラクシーノート。あれはいいよね、ってアップルファンの誰もが言います。僕も欲しくて欲しくてたまりません。
実は先日、お茶の水で打ち合わせがあった帰り、秋葉原まで歩き、ギャラクシーノートを買う寸前までいきました。でも、手に入れるのは、もう少し様子をみてからにします。ギャラクシー3が出たら少し値段が下がると思うし、今5インチの世界は売れまくっているので、今後、Wi-Fi専用モデルが出てくるかもしれない。そう、タブレットは7インチではなく、絶対に5インチがベストサイズなんです。そのことに何処よりも早く気づいたサムスンは凄い。
このところアンドロイドに惹かれはじめたのは、iPhoneを極めてしまったからです。アプリも700個以上使ってみた。そう、次なる鉱脈は、アンドロイドなんです。
さて、もうじきWWDCです。今年はどんな新製品の発表があるでしょうか。GIZMODOのサイトを毎朝チェックしながら、あれこれ想像を巡らせています。

2012年6月 6日 (水)

フランスの美しい村

カナダから戻り1週間も経つというのに、なかなか時差ぼけが治りません。今だ東部カナダ時間。
おそらく日中、寝てしまうからいけないのです。もちろん横になって寝ているわけではなく、デスクワークや電車で移動の途中、ついつい10〜15分のプチ睡眠を取ってしまうのです。これが夜に響き、24時〜2時頃は妙に頭が冴え、朝の4〜5時まで起きています。もちろん起床は7時。この一週間、ずっと睡眠不足です。

今日も一つ最新情報。
東京青山にあるとても雰囲気のいいレストランで、フランスの美しい村のミニ写真展を開催予定です。『「フランスの美しい村」全踏破の旅』から作品10点(半切サイズ)を店内に展示します。
詳細は、改めてこのブログで発表します。
http://www.cyclesports.jp/depot/detail.php?id=4281

2012年6月 5日 (火)

フィルムとデジタル

ここ数年、少し頭を痛めている問題があります。それはフィルムの退色です。20〜25年前に撮影した写真、よく見ると、若干色が褪せているのです。退色こそ一つの「味」、と言えばそれまでですが、やはり美しいまま残していきたいというのが本音ではあります。
今は印刷技術が高いので、たとえ退色したフィルムを使っても、自然な感じで印刷物を仕上がることは可能です。でもそれをするためには、時間とお金が掛かる。
デジタルカメラで撮影した写真、つまりデータであれば、退色の心配はいりませんが、デジタルの世界はどんどんと進化していくので、数年前に生み出した写真は、やはり古さを感じます。
また、デジタルデータは、決して永遠ではありません。デジタルの世界はコロコロと規格が変わるので、そのたびに上手くコピーを繰り返していかなければ、昔のデータは完全に失われてしまいます。
15年前、お金を掛けてフィルムをスキャンし、フォトCDを作りました。そのデータは今、開くことが出来ません。仮に昔のパソコンを使って開いたとしても、当時のスキャニングのデータは粗すぎて印刷物では使えません。
先日、NHKの「クローズアップ現代」で、フィルム映画についての特集をやっていましたが、「フィルムは永遠だけど、デジタルは永遠でない」という言葉が印象に残りました。そう、まさにその通りです。
フィルムとデジタル、この二つは全く別ものです。僕は双方の良さを上手く引き出しながら、作品を生み出しています。

2012年6月 4日 (月)

ありがとうございます

5月17日のブログでお伝えしたチャリティーの続報です。
今日、日比谷のフレームマンギャラリーに立ち寄り、注文状況を聞いてきました。
6月4日現在で、

グリーンゲイブルズ 5枚
フレンチリバー全景 4枚
ケープトライオンの灯台 10枚
タンポポと切妻屋根の民家 6枚
ニューグラスゴウの教会 3枚
 --------------------計28枚

でした。ご協力、ありがとうございます。
早速、プロラボクリエイトさんに、プリント依頼をしてきました。来週プリントが仕上がりますので、その後マットにサイン書き、フレームマンさんに写真額を制作してもらいます。25日前後には仕上がるでしょう。もうしばらくお待ちください。
引き続き注文を受け付けています。次回は、海外取材から戻る7月中旬にプリント依頼をする予定でいます。
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2012年6月 3日 (日)

クレープグラッセ

プリンス・エドワード島では、カウズのアイスクリームを取材しました。その後、ハーゲンダッツの「クレープグラッセ」は超美味しい、という話で盛り上がりました。食べたことがない僕は話についていけませんでしたが、帰国してからも、クレープグラッセのことがずっと気になっていました。
で今日、銀行のATMに行ったついでに、スーパーのアイスクリーム売り場に立ち寄ってみます。
ハーゲンダッツのカップアイスは山ほどありましたが、残念ながらクレープグラッセだけ見当たりませんでした。
かわりにクリスピーサンドを買ってみます。これも美味しいのですが、僕はコーンが苦手なんです。だからプリンス・エドワード島のカウズでも、いつもコーンはオーダーせず、必ず紙のカップにしています。
ハーゲンダッツのクレープグラッセは、今週、必ず食べます。まずはティラミスにする。

2012年6月 2日 (土)

懐かしい本

Photo出版社から、『プリンス・エドワード島と東カナダ』の本が絶版になった、というお知らせが入りました。急遽、書店在庫を数十冊買い取ります。
この本は、2000年に出版した『アトランティック・カナダ』の改訂版です。アトランティック・カナダ4州の歴史と文化が、僕の写真と共に紹介されています。
1999年の秋、ライターの吉沢博子さんと、約3週間、アトランティック・カナダ4州を隈無く旅し、取材しました。まだデジカメがない時代です。35ミリのフィルムを100本くらい持っていった記憶があります。最後、NB州のセントジョンでなくなり、追加で20本買いました。
今日は本を取り出したのを機に、改めて吉沢さんがお書きになった文章を読んでみました。歴史、文化、自然……、やはりアトランティック・カナダは魅力がある場所ですね。先週行ったばかりなのに、また行きたくなってきました(笑)

2012年6月 1日 (金)

PLCアダプター

我が家は無線LANですが、これ、結構不安定で、頭を抱えていました。
元となるモデムには、4ポートありますが、一つを無線LAN用のAirMac、残りを3台のパソコンに有線で繋ぐと、結果、リビングにあるパソコン、スカイプ電話、テレビを無線で繋ぐことになってしまうのです。
以前、15メートルのLANケーブルを買ってきて、リビングにもう一つ基地局を設置したことがありますが、ノイズが入ったりすると、ブチリと切れてしまうのです。やはり長いLANケーブルの使用はよくありません。
Ec20120601234929やっぱり有線に勝る者はない、と悟り、今日ヨドバシカメラで、ついにあれを買いました。パナソニックのPLCアダプターです。
早速設置してみます。コンセントにさし込み、次にLANケーブルをさし込んだら、すぐにネットが繋がりました。何の設定もいりません。
やっぱり有線はいいですね。通信の安定性が増すからです。実にネットが快適になりました。
一応AirMacから無線も飛んでいますが、これはスマートフォンやノートパソコン用です。
ちなみに、TLCアダプターの増設用のバラも売っていますが、それなりの値段がするので、サードパーティー製のハブで十分でしょう。今日はバッファローのハブ(5ポート)も買い、新たに4ポート作りました。

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