トークショー
阿蘇白水郷美術館を訪れる時は、近くの温泉宿「竹の倉山荘の阿蘇五岳館」によく泊まります。部屋に温泉があるので、好きな時にジャボンとお湯に浸かることができる。だからとても癒されるのです。
近頃、生きる上で大切なのは美味しい水かな、と思いはじめてきました。阿蘇はとにかく水がいい。美術館は地下からくみ上げた水を使っているので、蛇口から出てくる冷たい水を飲む度に、「美味しい〜」と呟いてしまいます。温泉に浸かっても、お湯がやわらかいのと、肌がツルツルになるのが何となくわかる。
実は東京でも、美味しい水に拘っています。コンビニやAmazonでせっせと水のペットボトルを購入している。水道水と全然味が違うんです。
10時、阿蘇五岳館をチェックアウト。Aさんの車で美術館へ。
今回、この写真展のことはあまりマスコミで取り上げられなかったので、果たして人が集まるかどうか少し心配していましたが、蓋を開けてみたら、13時には80名を越えました。遠方からの方もおり、感謝、感謝です。
村長のご挨拶の後、僕のトークショーがはじまります。今回エッセイ集を朗読しながら話をしていくスタイルを取ったので、初めて椅子に座ってトークを行いました。これはこれで緊張した(笑)
で、一つお詫びです。トークの後、質疑応答の時間を設けるつもりでしたが、僕を含む関係者はそのことをすっかり忘れており、トークの後、すぐにサイン会に突入してしまいました。時間が押していたため、みんなパニックになっていたのです。
サインを書いている時、いつもよりカメラに関する質問が多く、「あっ、そういえば」とそこでようやく気づきました。
そうそう、「ギャラクシーS3はどうですか?」と3人に聞かれました。ブログにスマホやパソコンのことを書いているからですね(笑)
いずれにしても、今日はたくさんの方にお集まりいただき、とても嬉しかったです。やはり皆さんと交流できる、写真展や講演会はいいですね。吉村和敏の写真展がいつも日本のどこかで開催している、というような状況になるよう、今後も頑張ります。
次は、栃木「MAGIC HOUR」、京都「BLUE MOMENT」、松本「詳細は未定・ミニ写真展」です。
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小学生の頃、担任の先生がお休みの時他の先生が担当してくれて、怖い話をしてくれたり(笑)、本をよんでもらったりした時のワクワク感がよみがえりました。その何十倍も素敵な時間にめぐり逢えた事に感謝致します。密かにお気に入りのページも、吉村さんの声で聞くことができて一層心に響きました。
爽やかカラー、水色のポロがよくお似合いの吉村 先生でした。
投稿: ヨシムラワールドの旅人 | 2012年8月21日 (火) 23時45分
吉村サン、南阿蘇白水郷美術館でのトークショーは、心に染みる朗読とお写真だったと、参加されたファン友さんから聞きました。
お疲れ様でした。いつか、また別の場所で開催される機会がありますように と願っています。
白水郷美術館の館長さんのブログにも、吉村サンの「誠実な方の底力」で、想いも成果に繋がることを感じました。
地元の方々のご協力にも感謝ですね。皆さん、素敵です。
投稿: サラ | 2012年8月21日 (火) 00時19分
阿蘇での講演会は、楽しかったです。
写真集に発表されていない、いろんな写真も大画面で拝見できましたし、勉強になりました。お奨めのノルウェーも、アーチーズもいつか行きたいと思いました。海外の写真家達のアーチーズよりも、先生の写真がしっくりきます。
写真展は、大きいプリントの迫力も楽しみです。次は、京都に可能なら行きますが、どんな構成でしょうか。
いつか、福岡でも開催してください。
投稿: machiko | 2012年8月20日 (月) 23時49分
吉村さんおはようございます。昨日は阿蘇山での講演を聞かせて頂き、感激でした。福岡から夫婦で往復5時間かかって車で行きましたが、大満足です。その際にも言いましたが、吉村さんの講演を聞いた後にもう一度購入した写真集を見直すと全く違った吉村ワールドが感じられます。自分で風景写真を撮り歩くのが趣味の夫婦ですので、いつも先生の写真を見ては楽しい話をしています。
曇天や雨の日が芸術作品には良い天気とおっしゃっていましたが、私は未だに昨日のような夏の青空がエネルギーを感じるので大好きですので、講演前後にはたくさん写真撮りました。まだまだ吉村さんの域には達していないなと思っていました。
妻の質問は、いつも阿蘇山での講演ですが、何故いつも阿蘇山なのでしょうかとのことでした。福岡でも開催されると良いなと言いながら、帰りの車を運転して帰ってきました。いつも、先生のお人柄を感じる熱の入った講演ありがとうございました。Shinshuの写真集、絶版の前に購入しますよ(笑)。
投稿: samthesuper | 2012年8月20日 (月) 06時41分
mariさん
8月3日のブログにありますよ。
投稿: | 2012年8月20日 (月) 00時30分
講演会お疲れ様でした。
確かに、「今日は質疑応答なかったね」と、帰りの飛行機の中で夫と話していました。いつもとは違う展示スタイルだったので、それもありかと思ってましたが。
館長さんがセンス良く生けたたくさんのお花と、エッセイのパネル、写真パネルがとても良く調和して、現代アートの個展みたいでした。
「お花は村の方が持ってきて下さるのですよ」と、館長さんがおっしゃっていましたが、今日の講演会にも沢山の村の方がいらしていて、「今日初めて吉村さんを知った」とはにかみながらサインの列に並ぶお婆さまも。
水の生まれる美しい里と、そこでアートを身近に暮らす村の皆さんが、美術館を支えていることに感動しました。
豪雨の爪痕もまだ生々しい時期でしたが、皆さんがまた元の美しい里を取り戻して下さると信じて応援します。
その時は是非、阿蘇の作品を村の皆さんに見せてあげてください。
投稿: konaka | 2012年8月19日 (日) 23時33分
京都のBLUE MOMENTはいつ頃の開催になりそうですか?
私にとって、吉村さんの作品の原点です。
都合がつけば、なんとか駆けつけたいです。
詳細のお知らせ待っています。
投稿: mari | 2012年8月19日 (日) 22時23分