新刊のお知らせ 写真集「RESPECT」(リスペクト)
『RESPECT』(リスペクト)
吉村和敏写真集
世界を旅する写真家が贈る出会いと絆、そして永遠なる豊かさのかたち
発売:丸善出版(発行:フォトセレクトブックス)
定価:1800円+税
ISBN:978-4-9906497-1-5
(※タイトル文字は青箔を使っているので、キラッと光ります)
新しい写真集が形になりました。
第1弾は〈光〉がテーマでしたが、第2弾は〈人〉です。
この25年間、世界を巡り風景を撮る過程で、地元の人々にもカメラを向けてきました。その集大成となる作品集です。
人物写真は、今までの写真集の中では小さく紹介してきました。なぜ大きくしないのか、とよく質問を受けましたが、僕の頭の中に「いつか人物は人物で一冊にまとめてみたい」という構想があったからです。よって、以前小さく使った漁師のおじさんや子供などの写真も少し織り交ぜながら、ページ構成をしています。もちろん9割がはじめて発表する作品です。ずっと秘密にしていたベストショットを、この写真集で発表します。
カラーは1枚もありません。すべてモノクロです。それぞれの写真の下に、小さく2〜3行のキャプションがつきます。
吉村和敏の初めての人物写真集。自信作ですので、是非手に取ってご覧下さい。頑張って低価格に押さえました。
11月1日前後に、全国の書店の店頭に並びます。Amazonをはじめとするネット書店での販売も同じ頃になります。
写真集のご意見、ご感想はこちら↓
吉村さん
こんばんは。
京都の写真展でいろんな写真集があるなか
これを選びました。
ほんとうは、全部の写真集を買いたかったんですがちょっと難しく、その中でこれを選びました。
難しいことは言えませんが、自然な感じかいいなと思ってます。また、モノクロっていうのも落ち着いてみれますね。
私も、このような写真を撮りたいと思ってます。
徐々に、写真集を買っていきたいと思ってます。
がんばってください。
投稿: ゆう | 2012年12月17日 (月) 22時07分
このブログで発売を知って、すぐにアマゾンに予約を入れました。もうだいぶ前に到着していて、何度も拝見しています。とてもいいと思います。コメントを書きたいと思いつつ、しばらくの時間をかけたほうがよさそうだと考えました。
人物写真は「林檎の里の物語」でも拝見しておりとても素晴らしかったので、今回も期待していました。人物はモノクロだといっそう引き立つことはあるように思います。この写真集の作品はまさにそういうものだと思いました。撮影のデータがないので分かりませんが、デジタル撮影なのでしょうか?モノクロフィルムでレッドフィルターを使用したような空と雲のコントラストの強い作品もありました。ストロボやレフなどの人工的なライティングを使っているようには見えないのですが、どうだったのでしょうか?たぶん人工光を使わなくても最適な自然なライティングが完成しているのでしょうね。
モノクロの美しさが損なわれないような印刷も嬉しかったです。
カレンダーの感想にコメントできるようになっておりませんので、一言こちらに入れさせてください。以前PENTAXのカレンダーで12月に使用されていた冬のレイク・ルイーズの作品が大好きだったのですが、今回も12月に使われていました。1年後が楽しみです。
投稿: ONO | 2012年12月16日 (日) 20時04分
広重美術館にて『RESPECT』を手にする事ができました。
直ぐ見たいのですが集中する事ができないので、パラパラとページをめくり後書きを読んで持ち帰りました。
そして、今日。
写真を見て説明文を読むと“あれ?自分が感じ想像した事と随分違う”と思いました。
-でもー
全く知らない方なのに、ちょっと関われたようで楽しかったり真剣になったりしました。写真の方の人生を真剣に見て、真面目に想像していたので、草をくわえたおじ様のキャプションに思わず吹き出してしまいました。
投稿: ちー | 2012年11月25日 (日) 23時59分
永く愛用している革のジャケットに袖を通した瞬間の、安心感や心地よさを感じました。
お写真の数々から、楽しげなとめどないおしゃべりや静かな語らいが聞こえてくるようです。
いつも思うのですが、想像の世界で自由に遊べるモノクロームが好きです。
吉村さんが人々に抱かれた尊敬の念、人々もまた遠く離れた地からやってきた青年の、行動力と勇気に驚かれた事でしょう。
最近、少し固くなった心をとかされた作品でした。
ありがとう。
投稿: きらら | 2012年11月18日 (日) 20時10分
こんばんは。
初めての人物写真集『RESPECT』の発刊、おめでとうございます(´∀‘人)
私もアマゾンで予約していて、先週届きました。
趣のある写真集のタイトルロゴ、麦わら帽子を被った逞しいおじさんが、指を組んで、窓辺で和やかに微笑む表紙…この写真集に出てこられる登場人物達を象徴させるような素敵な表紙に、何か温かいものがこみ上げてきました。
思い思いの場所での、それぞれの人生のドラマを垣間見るような写真集ですね。
特に、カナダで出逢った方々は、吉村さんのフォトエッセイ集「緑の島に吹く風」とリンクさせながら、この写真集を見たら、とても素敵だろうなぁと思いました。
カナダでの大親友の陶芸家の方、娘さんのフォリッシャ…無邪気で可愛らしいですね(*´∀`*)恥ずかしそうに顔を半分覗かせている写真は、そのままキャプションで書かれたセリフを語っているように見えました。
すべてモノクロにしたことで、懐かしい雰囲気も醸し出していて、とても味わい深い写真集ですね。
吉村さんが、心に留めた撮影先で出逢った方々の集大成…吉村さんの今までの写真集達のBGMのような写真集ですね(*^^*)
これからもお仕事頑張ってくださいね(*´∀`*)
投稿: yuuko | 2012年11月 9日 (金) 21時59分
アマゾンで予約していたのが、先週届きました。
感想、遅くなりました。(^_^;)
人物だけの写真集は、初めてだったんですね。
どの写真も、とてもいい表情してますね。
特に子どもたち。
イキイキとしたエネルギーが、伝わってきます。
白黒だから、よけいにいい。
ふとしたときの表情を上手く捉えるって、なかなか、出来そうで難しいと思う。
たくさんの出会いと別れに、感慨深いものを感じていらっしゃることでしょう。
私も終わりのページの言葉に、涙が出そうになりました。
これは、吉村さん自身の宝物なんでしょうね。
多くの人の心を打つ作品集だと思います。
投稿: ののこ | 2012年11月 8日 (木) 22時17分
吉村 和敏様へ
「RESPECT」写真集を拝見しました。
題名の「RESPECT…尊敬する」その意味を、写真集に登場している皆さんの姿に感じられました。
初めて拝見するのに、その瞳の奥から、その方の生き方まで、想像したくなるようなお写真が綴られています。
歳を重ねたご夫婦の寄り添う姿が微笑ましく、ご家族の深い愛情がそこにあり、愛嬌たっぷりのフォリッシャの笑顔や子供達の成長を感じるお写真が撮られていますね。
そして、吉村さんの「林檎の里の物語」と「光ふる郷」の写真集も一緒にページをめくりながら、第2の故郷とおっしゃる24年間思い出やふれあいも共感することができました。
あとがきにも書かれている「ひときわ輝きを発しているのは、限られた人生を最期まで精一杯楽しみ、誇りを持った生き方をしていたからだろう。」という言葉に、生きる教えを感じ、私もそのような生き方をしたいと思いました。吉村さん、ありがとうございます。
ページをめくる度、それぞれの皆さんの生きてきた物語を感じる素敵な写真集です!
投稿: サラ | 2012年11月 6日 (火) 22時11分
風景にとけこんだ人物写真はとてもあたたかく、ほほえましく、心がほぐれます。
モノクロの人物写真は世の中にたくさんありますが、RESPECTは吉村さんらしいピュアな好奇心が存分に感じられます。
私もりんごの木の下で芝刈りのおじさんを眺めていたいです。
人との出会いほど自分を成長させてくれるものはないと、歳を重ねるごとに痛感し、感謝することが多くなりました。
心の中の住人は、慰め励ましてくれるやさしく大切な存在。
話した言葉ではなく、その姿勢や習慣が尊くいつまでも心に残ります。
感謝の言葉を伝える機会はないけれども、その気持ちを持ち続けることで、どこかで誰かの慰めや励ましになればいいなぁといつも願っています。
工房で作業をする人の真剣なまなざしも、よそ見をする少女の目線の先にも、ささやかな日常の幸せが見えるよう。
ふわりとしたやさしい空気に触れたくなった時に、私はこの写真集を開くのだと思います。
撮る人と撮られる人のやさしさや思いやりといったあたたかな感情は、紙面にも染みて見えます。
良き友に会えたような、嬉しい写真集です。
何度も見ていると親しみが湧いてきて、特に笑顔を向けられると懐かしさを感じます。不思議。
まだまだ出番を待っている人たちが今から楽しみです。
そしてまた旅先で素敵な人たちに出会えますようにと、お祈りいたします。
投稿: M | 2012年11月 6日 (火) 20時15分
吉村先生の風景をテーマとしてこられた作品集の中心には、これほどまでに深く〈人〉と〈動物〉の暮らしが関わっていたのですね! 改めて感じたことでした。
その土地に生きる人びとの、日常や周囲のひとたちを大切にていねいに尊びながら生活しておられる表情、その場所にながれるあたたかな空気とともに、モノクロの光に照らされながら、とても美しくかんじます。
登場人物の方々の、内側からにじみ現れるような美しさに心打たれました。
シロクロのきれいな自然風景は、まるで百年前にタイムトラベルするようです。
『LIGHT ON EARTH』の光は、人々の心にもこぼれちて、その想いをも引き出してくれるように、やわらかな優しさに満ちていました。
先生のカメラを意識されていないかのような自然体の一瞬がとても素敵ですし、パンプキン少女のカメラ目線の姿もかわいいですね☆
今いる場所に感謝する幸せの表情が生き生きとして、映画やドラマの中に入り込んでいるような…ふしぎな感覚をおぼえます。
その映像の、うごくような生活感をも写し出されているように思いました。
『RESPECT』…大好きな宝物のような作品集です
とてもとてもステキな素晴らしい写真集をありがとうございましたm(_ _)m
投稿: ミユ | 2012年11月 1日 (木) 23時44分
本日、書店にて購入することが出来ました。
吉村さん、『RESPECT』もとても素晴らしい作品集ですね。
穏やかな心で一枚一枚捲りながら紙ならではの手触りや薫りを楽しみました。
モノクロの濃淡や輝きは紙だからこそ生み出せる素晴らしさだと思います。モノクロっていいですね。ノートルダム大聖堂のページまで捲った時には目頭があつくなりました。
吉村さんも25年を感慨深く振り返りながら作品を選ばれたことでしょう。発行日にも嬉しさが伝わってきました。
この美しい地球で同じ時を生きていることに感謝の気持ちでいっぱいになりました。ありがとう。
投稿: まー | 2012年11月 1日 (木) 22時16分
カレンダーと『RESPECT』を今年のX'masプレゼント(自分用)にしようと思います☆
吉村さんが人物を作品にすると、どんな感じだろう…と思っていたので楽しみです!
今年は出先で見付けた2013年の手帳が気に入り、購入しました。
『吉村さんの手帳があればなぁ』と思いつつ…
投稿: Alex | 2012年10月29日 (月) 22時22分
吉村さん、初の『人物写真集』楽しみにしています
旅の途中で、出会った方々とはこれから先もう2度とお会いすることがない事がほとんどですがその当時のお話の内容やアドバイスして頂いた事、不思議と覚えているようです♪
人々との出会いを大切にされていらっしゃる吉村さんの事ですからモノクロのしぶい写真集、人々に対する敬意を表したひとつひとつの作品、今から待ち遠しいです
投稿: くみ | 2012年10月28日 (日) 07時30分
新刊おめでとうございます!
今までの作品は『人の気配』が感じられる、想像の余地が多分な物でしたよね。でも今回は気配ではなく、人そのものがメインなのですね。
表紙を拝見するに、ん、でもまだまだ想像の余地が残された空気が漂って来ます。
モノクロだからかな?
ん〜楽しみです!
投稿: hikarin | 2012年10月28日 (日) 01時18分
RESPECTの意味を調べてみました。
尊敬する・敬意を表すという意味なんですね。
吉村さんがたくさんの旅の中で出逢ったそのような方々の写真集、とても楽しみです。
表紙の粋なおじいさんと味のある家の窓の写真からもう心奪われました。
素敵ですね、このカット。
投稿: ライラック | 2012年10月27日 (土) 09時14分
吉村さんが目にして感じた人々。そしてそれを切り取った写真。いったいどのような視線で被写体と対峙されているのか、ぼくとしては非常に興味がわきます。ぜひ写真集を手にとって確認してみたい気持ちでいっぱいです。
投稿: なまら | 2012年10月27日 (土) 01時09分
楽しみにしてま~す!!!
投稿: 土屋 | 2012年10月26日 (金) 22時14分