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今日から本腰を入れてCP+で行うトークの準備をはじめます。
昨年PENTAX 645Dで撮影した写真をハードディスクから取り出し、構成を考えていきます。持ち時間が45分なので、150枚くらいでしょうか。
あっという間に昼になり、あっという間に夜になりました。AM2時でバタンQ、残りは明日に持ち越します。
実は今、少し気が重いことも事実。毎年、ブースでのトークは楽しいのですが、あの何千人も来るCP+の会場の雰囲気に、どーしても馴染むことが出来ないのです。だからいつも、数千人、数万人が集まる場所は避けるように生きている。祭りは苦手だし、歌手のコンサートも行ったことがありません。これは性格だから仕方ありませんね。
土曜と日曜のスケジュールはこちらです。
http://www.pentax.jp/japan/news/cpplus2013/index.html
山形県新庄市。朝から激しい雪です。
これでは写真が撮れないので、とにかく雪降る世界から抜けだそうと、47号線を東へ向かって走り、宮城方面へ向かいました。
山を越え、大崎市に入ると雪は止みましたが、今度は逆に雪が少なく、根雪は汚れていたので、全く絵になりません。やはり山形に戻ろうと思い、Uターン。
潮見温泉である風景と出会い、ここではじめて3カット撮影します。手応えあり。
その後、13号線を南下、寒河江の郊外を巡り被写体を求めますが、なかなか「これだ」という風景と出会うことが出来ません。
車を停め、そして走る、の繰り返し。う〜ん、違う、何かが違う、と4時間ほど自分自身と戦い、結局、午後は1枚も撮らないまま、夕方を迎えました。
PM5時、終止符を打ちます。
今回の東北取材、取材費を10万以上も使ったのに、トータル10枚くらいしか写真を撮らなかった。
まあでも、国内の取材はいつもこんなもんです。この中で1〜2枚、写真集に使えるようなベストショットがあればいいのですが……。
ナビに「東京」をセット、近くのインターから高速に乗ります。これから400キロのドライブです。
iPhoneに何百曲入っていても、音楽って飽きますね。だから車を運転している時はいつもFMラジオを聴いています。話や歌がうまい人もいれば下手な人もいる。若手で歌が下手な人の歌を聴くと、この先大丈夫なのかな……と思わず心配になったりもして(笑)
それにしても、ラジオって、ラジオショッピングが多いですね。セールスの仕方がうまいので、ついつい買いそうになってしまいます。今日は思わずタニタの体重計を注文しそうになりました(笑)
22時、自宅着。今日は800キロ近く走ったので、さすがにクタクタです。
雪は止みました。空は、パーフェクトな曇り空。心が躍ります。
車を走らせたらすぐにある被写体を見つけ、今日最初のシャツターを押します。手応えあり。そう、曇っているからいいんです。これで晴れてしまうと、ただ美しいだけの観光写真になってしまう。あと、晴れると雪が白飛びしてしまうので、やはり冬の写真は曇りがベストです。
岩城亀田最上町に立ち寄ってみます。小さな城下町でした。建物の写真を撮ろうと思いましたが、いいアングルが見つからなかったので、諦めます。
11時頃からまた激しい雪になりました。東へ移動。大曲の郊外を巡り被写体を探しますが、これだ、という風景に巡り会うことが出来ません。
朝の一枚だけでいいや、と開き直り、PM3時、撮影に終止符を打ちました。
スマホで近くのビジネスホテルを検索し、電話してみます。禁煙ルームは満室でした。3軒目でようやく禁煙ルームをゲット。速攻で部屋を押さえます。
大雪の中、慎重に車を走らせ、90キロ先のホテルへ。PM6時、チェックイン。
夕食は、近くのガストへ。ガスト、好きなんです。安くて美味しいから。
ジューシーチキン、goodでした。今日も1200円。
今日も朝から雪。本当によく降ります。
ホテルを出て、米沢の街中を走っていたら、ある風景を発見。ときめき度40パーセント。迷いましたが、1枚だけ写真を撮りました。
最上川に沿って北上します。なかなか心に響く被写体と巡り会うことが出来ません。
午後、日本海まで来てしまいました。海沿いには雪がありません。やはり湿った大気が山にぶつかるから雪になるのですね。当たり前のことに感動します。
夕方、秋田県の由利本荘へ。国道沿いで見つけたビジネスホテルにチェックイン。
ホテル近くにかっぱ寿司があったので、今日はここで夕食。回転寿司、好きなんです。
たった1200円で、美味しい寿司を腹一杯食べることが出来ました。
朝から雪。9時にホテルをチェックアウト。
風景写真にとっての天敵は風です。日本海側は強風が吹き荒れていたので、内陸の方へ行ってみようと思い立ち、山形を目指します。
しかし国道を走ったのが失敗。大渋滞に巻き込まれ、街を抜け出すまでに2時間も掛かりました。
昼はコンビニ。近頃、ローソンの「しっとり苺パン」にはまっています。コンビニの菓子パンはどれもいまいちですが、このしっとり苺パンだけは美味しい。久々のヒットです。もう一種類チョコ味もありますが、こちらの方はダメです。
しっとり苺パンと高菜おにぎりとカレーまんを買い、今日のランチとします。
何度か走ったことのある国道113号線を東へ向かいます。途中、ある風景を見つけたのでワンカット撮影。
2時頃から猛吹雪となりました。車の運転にも神経を使います。
被写体探しを断念し、山形県米沢市へ。ビジネスホテルにチェックインしました。
今日から雪国の取材です。日本の冬の取材を行うのは1年ぶり。機材選びで少し迷いました。
首都高を走り、関越道を北上して行きます。一般道に戻り、三国峠を越えると、辺り一面雪景色になりました。愛車は4駆なので「雪だ、雪だ」と喜んでいます。
苗場スキー場へ。実は昨年、このスキー場近くである風景を発見したのです。シャッターを押すことが出来ず、ずっと心残りでした。
で、一年ぶりに被写体の前まで行ってみると、う〜ん、何かが違う……。結局、1枚撮って終わりでした。やっぱり写真は撮りたい時に撮らないとダメですね。
越後湯沢へ移動、ガソリンを満タンにした後、高速に乗ります。
雪はどんどん激しくなっていきます。途中から猛吹雪となり、まさにホワイトアウト状態。10メートル先の車のテールランプが一瞬見えなくなることもあり、ひえっ〜って感じでした。
2時間後、どうにか無事に新潟県長岡のビジネスホテルに到着。
部屋に入り、スマホで交通情報を見たら、走ってきたばかりの高速は閉鎖になっていました。やはりあの猛吹雪では車の走行は無理のようです。運が良かった。
以前、ソフトバンクのプリペイド携帯のことを書きました。チャージが切れてからも360日間は「受信」だけは出来るので、受信専用携帯にして使っていると。
で、その360日目の期日が迫っており、どうしようどうしようとずっと悩んでいましたが、結局3000円チャージし、このままキープすることにしました。
まずは2ヶ月間で3000円分を使いきり、それから受信専用携帯として360日間使います。
プリペイド携帯が1台あるとやっぱり便利なんです。海外から来た友達に持たせることが出来るから。もちろん電話を掛けることは出来ませんが、昔のテレホンカードが山ほどあるので、同時にテレカも持たせています(笑)
体調を悪くし、数日間寝込んでいましたが、ようやく元気になりました。明日から国内取材に入ります。取材記は2日遅れで更新していきます。
毎日何に一番お金を使うか。僕の場合、食費や交通費よりも運送費です。東京にいる時はほぼ毎日クロネコヤマトから1〜3個の荷物を出しています。今日も、写真展の売れ残りの本の戻しを行ったので、7個の荷物を出しました。
ポジを送ったり、データを送ったり、大切な書類を送ったりするのもすべてヤマト。近くに他社の営業所があり、郵便局もあるのですが、どうしても荷物はヤマトになってしまいます。ヤマトの速さと正確さを知ってしまうと、なかなか他社には持っていけません。
吉村和敏事務所が荷物を出すのはだいたい11時55分です。当日便の締め切りが昼の12時だから。
すると、出した荷物は、都内であれば16時頃、近県であれば17時頃に確実に到着します。馬頭広重美術館への荷物もすべて夕方には着きました。この速さにはびっくりですね。いつも助かっています。
ハードディスクだけを簡単に出し入れ出来るようなリーダーのようなものがないのかな〜と、もう何年も前から思っていました。
そしたらついに、ロジテックからハードディスクリーダー・ライター出たんです。そうそう、欲しかったのはまさにこれ、速攻でオンラインショップから購入します。4280円!
すでに使っていないタワーから、3.5インチのHDDを取り出し、このリーダーに入れてみます。ただスライドするだけで、簡単にセットできました。USB3.0になったので、データの読み込みは超高速。とても静か、無音に近いです。
我が家には、一体型のハードディスクが山ほどありますが、それらを全部分解して3.5インチのHDを取り出し、次からはこのリーダーで読ませていこうと思いました。
これ、お勧めです。
今日も早起きし、高速を走って栃木の馬頭広重美術館へ。
11時、業者さんが来て、撤収作業が始まりました。次々と額が取り外され、梱包され、木箱に詰められていきます。
その間、僕はすることがないので、学芸員さんから浮世絵に関する色々なことを教えてもらいました。浮世絵の世界は実に奥が深いですね。
夕方、あとは業者さんにお任せし、一足早く東京に戻りました。
ちなみにすべての写真額は、東京の倉庫に入ります。信州の倉庫を解約し、東京に倉庫を借りるつもりで動いています。
昨日の講演会、最後の質疑応答で、いくつかカメラ機材や写真に関する質問が出ました。やはり皆さん、写真に関してはわからないことがたくさんあるのですね。
いつか、僕のトークを30分くらいにして、質疑応答を2時間くらいたっぷり取り、皆さんの様々な疑問にお答えしてみようかな、と考えています。
海外取材先での撮影データは、毎晩、パソコン(MacBookAir)経由でコンパクトHD(ウェスタンデジタル)にコピーしています。念のため、同じデータを2台のHDにコピーします。
夏場は日が長いので、夜景を撮影し、クタクタになってホテルに戻るのが10時過ぎ。それからのコピー作業になるので、寝るのは1時、2時になってしまいます。本音を言うと、このコピーの作業が嫌で嫌で仕方ありません。夜は早く寝たい。
でも昨年から、大容量のCF、SDカードをたくさん持っていき、撮影済みのカードをそのままの状態で日本へ持ち帰る、という方式に切り替えています。フィルムを日本に持ち帰ると同じ感覚ですね。
だいたい僕の計算では、32ギガのカードを10枚持っていけば、2週間の取材はコピーなしで乗り切れます。昨年の南の島の旅がそうでした。いずれにせよ、電気がない場所だったのでコピーは不可能でした。(カメラのバッテリーは、メーカーさんから15個借りていった)
CF、SDは、SanDiskがお勧めです。今まで一度も写真データが壊れたことはありません。
東京の仕事場に戻ると、撮影データをHDにコピーする作業に取りかかります。その時必要なのはカードリーダー。BやEなど、今まで色々なメーカーのリーダーを買って試しました。何でSanDisk純正のカードリーダーがないんだろう……とずっと不思議に思っていたのですが、先日、SanDisk社製を見つけてしまったのです!
デザインも洒落ており、台座がついているので、デスクの上に立てて置くことも可能。もちろんUSB3.0。吉村オフィスはこれに統一しました。
朝4時起き、1時間ほど準備をし、6時に家を出て、車のエンジンをスタート、高速を走って栃木の馬頭広重美術館へ。
ナビと有線で繋がっているiPhoneの中には、先日TSUTAYAで借りた5本のCDの曲が入っています。だから3〜4時間のドライブが苦ではありません。
坂本冬美が歌う「神田川」もいいですね。
10時、馬頭広重美術館に到着。プロジェクターを準備した後、例の美味しいイタリアンでランチ。
13時半から、セミナールームでトークショーが始まりました。50人くらいかなと予測していたら、100人以上集まりました。よって、多くの方が立ち見となる結果に……。1時間半の立ち見はしんどいだろうなあ〜とさすがに僕も心配になり、最初はスムーズなトークが出来ませんでした。申し訳ありません。
今日は「いままでの旅について」をテーマに語りました。品川の時もそうでしたが、語りたいことをつめすぎてしまい、だいぶ時間が押してしまった。写真やテーマは、この半分に削るべきでした。
最後の質疑応答で、「海外旅行に何を持っていけばいいか」という質問が出ました。おそらく、吉村ならではの必需品を尋ねたのでしょう。
その場ではいい回答が出来なかったので、今書きます。
僕がどの旅でも必ず持っていくものは、「テープ」と「紐」です。テープはパーマセルがいいですね。ヒモはホームセンターに売っている普通の紐でOKです。
この二つ、あるととても役立つんです。例えばスーツケースが壊れた時とか、小さなレンズケースをベルトに固定する時とか。実は今回のクロアチアの旅でも、スーツケースのファスナー部分が壊れ、紐で補強しました。
あと、ビクトリノックスの一番小さなハサミ&ナイフも持っていきます。もちろん手荷物には出来ないので、スーツケースに入れての移動です。
講演会のご意見、ご感想はこちら↓
仕事の合間に、車のガソリンを入れに行きます。
東京から栃木の馬頭広重美術館は、行って帰ってきたら0になるという感じ。僕の車の燃費はあまりよくありません。今流行のクリーンディーゼル車が羨ましい。
駐車場、今日もゴミがたくさん散らばっていました。深夜、数人の若者が、駐車場の空きスペースでたむろしているのです。
もちろん、夜に若者がたむろすることに関しては全く問題ありません。実際僕も若い頃はやってきたし。許せないのは、ゴミをそのまま散らかしていくことなんです。
だから日中、駐車場はゴミだらけ。ゴミは風で分散するので、広い範囲が汚れます。僕の車の下にもジュースの空き瓶と割り箸とタバコの吸い殻が入り込んでいました。
僕は70歳を過ぎたら、絶対に口うるさい爺さんになろうと考えています。だらしのない若者を目にしたら速攻で「こら、きみたち!」と言って注意し、マナーを教える。
今日は、「まったく困ったもんだよな……」と一人ぶつぶつ文句言いながら、車の下からゴミを取り出し、ゴミ箱に捨てました。
朝から必死になって今週土曜日の講演会の準備。
その後、5時間ほど時間が出来たので、仕事場の近くのカフェへ移動し、ポメラで原稿書き。このカフェ、チェーン店で全国にたくさんあります。でも、何故かコーヒーが美味しくないんです。美味しくないと感じているのは僕だけかな……と少し不安を感じているので、仕事仲間に会う度に「あそこのコーヒーってどう思う?」と尋ねています。すると、やっぱりみんな「いまいちだよね」と言います。
でもここ、テーブルも椅子もいいので、結構原稿書きの仕事がはかどるんです。だからついつい入ってしまう。そしていつも、コーヒーを半分くらい残します。どうしても最後まで飲めない。
2時間ほどキーボードを叩いた後、場所のチェンジ。次はミスタードーナッツで原稿書き。ここのコーヒーは美味しいです。おかわり自由だし。
1時間後、マクドナルドに移動し、ここでも原稿書き。マックのコーヒーも僕好みです。
その後、駅前のスタバかドトールに移動しようとしたら、たまたまメールで急ぎの写真送りの仕事が入ったので、原稿書きを中断し、大急ぎで仕事場に戻りました。
今日はコーヒーを飲み過ぎたので、夜の水分補給はミネラルウォーターにします。
年中旅ばかりしているので、いつもホテルにいるような感覚です。
どのホテルにも備え付けのシャンプーがありますが、シャンプーはホテルによっていいわるいがはっきりしています。中には、これって手洗い石鹸じゃん、な、何だこの強烈な刺激は……と、使うのを躊躇ってしまうシャンプーもあったりして、頭を洗うときに怖さを感じることもよくあります。
かと言って、myシャンプーを持って旅することはありません。以前、旅行用の小さなシャンプーを持って海外に行ったら、スーツケースの中ではしけ、衣類や機材がシャンプーだらけになってしまいました。だからシャンプーは、現地調達が基本です。
先日、ドラッグストアで、アルジェランというシャンプーを発見、何となくよさそうだったので、衝動買いしてしまいました。
で、早速使ってみたのですが、これ、いいです。何より泡立ちがいいし、洗い上がりがさっぱりする。
携帯やスマホ選び同様、シャンプー選びも好きで、今まで20種類くらいのシャンプーを試してみました。でも、これだ!と思えるシャンプーと出会えたことは過去に一度もありませんでした。しかしアルジェランはいい感じがする。最後まで使い切ってから最終結論を出しますが、もしかしたら次もこのシャンプーを買うかもしれません。
(ちなみに僕は、リンスは使わない派なので、アルジェランのトリートメントに関してはわかりません)
今日は都内の撮影。10時からスタート、夜9時頃まで、ずっと写真を撮っていました。
この東京でも、いくつかテーマが見つかっています。撮ろう、撮ろうと思いながら、もう20年以上も経ってしまいました(笑)
でもいつかはやります。そして写真集として発表したい。
よく色々な人に、「東京にいる時は、いつもカメラを持っているんですか?」と質問されます。
答えは「NO」です。普段東京で生活している時はスマホだけ(笑)
写真以上にカメラも好きなので、常にカメラを携帯していてもいいのですが、カメラは重いので、どうしてもバッグから取り出してしまうのです。そう、持っていない理由は「重いから」「かさばるから」ですね。
かと言って、スマホではあまり写真を撮りません。GALAXYやiPhoneの中にはほとんど写真が入っていない。仮にこれで撮影しても、写真集などの印刷原稿として使えないので、シャッターを押す気になれないのです。
コンデジは、もう何年も持っていません。おそらく、これから先も買うことはないでしょう。仮に記録写真を撮るとしたら、スマホのカメラで十分ですね。
今流行のミラーレスや、高級コンパクトカメラ(Canon G1Xなど)はしょっちゅう使っています。もちろん、撮影データは印刷原稿としても使うことが出来ます。
吉村和敏写真展
「MAGIC HOUR」
世界が最も美しく彩られる「魔法の時間」
詳細はこちら
那珂川町馬頭広重美術館
【吉村和敏講演会&サイン会】
1月19日(土)PM1:30〜
←画像をクリックすると拡大します。
吉村和敏オリジナルカレンダー
『SEASONS OF SPLENDOR』
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Amazonはこちら 楽天はこちら
●馬頭広重美術館の写真展「MAGIC HOUR」、残すところあと1週間となりました。19日(土)は予定通り2回目のトークショーを行います。今までの旅について語ろうと思います。最後に少しだけ、今回撮影したクロアチアの写真もお見せするかもしれません。1時半からスタート。予約は必要ありませんので、是非お越しください。
●CP+では、2日(土)14時〜、3日(日)13時〜に、ペンタックスブースでトークショーを行います。645Dで撮影したカナダの秋の写真をお見せしながら、旅を振り返ります。
●「サライ」2月号のp14〜16に、マジックアワーの写真2点が使われています。
●カレンダー、Amazonでずっと在庫切れが続いていましたが、再入荷したようです。
ここ1年あまり、iPadに関する話題を書いていませんでした。普段の生活はiPhoneやGALAXYがメインですが、それでもiPadは家や仕事場でガンガン使っています。
この前、アプリを半分にしました。やっぱり使うアプリって限られてくるんですよね。いらないものはいらないです。
iPadのナンバーワンアプリ、つまり自分にとっての神アプリは何だろう……とふと考えました。
やっぱりFlipboardですね。そう、ニュース記事が雑誌のように読めるあの超有名なアプリです。
日経や朝日や読売など各新聞社のサイトのニュースは、リスト式で、読みにくいなあ〜と、もう何年も前から思っていました。ギズモードやJ-CASTやITメディアも読みにくい。独自で出しているアプリがありますが、それでも読みにくい。
しかしFlipboardを使うことによって、どのニュースサイトも劇的に読みやすくなるのです。今、このアプリを毎日のように立ち上げ、ニュースをチェックしています。テレビの動画ニュースも見やすくなった。
このアプリを考えた人は天才ですね。ホント、サクサク動くんですよ。
iPhoneやアンドロイド用も出ていますが、こちらは画面が小さいので雑誌の記事っぽくはならない。やはりFlipboardはiPadの方が似合っている気がします。
ちなみにコンテンツの登録は、「もっと見る」をクリックすると出てきます。最初、みんな迷うみたいです。
午後、「日本カメラ」月例フォトコンテストの授賞式が東京駅近くの八重洲富士屋ホテルで盛大に行われました。カラースライドの部で審査員を務めた僕は、出席し、他の先生方と共にご挨拶を行います。
各部門の1〜2位は何十万もするカメラとレンズ、3位以下の賞品も素晴らしかったので、びっくりしてしまいました。年度賞や特別賞に輝いた皆さん、本当におめでとうございます。
仮に僕が普通の会社員で、アマチュアカメラマンだとしたら、きっとフォトコンテストに燃えていたと思います。
週末はどこかに足を運び、写真を撮り、せっせと郵便局から荷物を出していたことでしょう。高校時代の自分がそうでした。誰も信じてくれませんが、月2〜3万の収入(すべて賞金)はあったんですよ。それに弁当屋のアルバイト代月2万円をプラスし、月5万円を活動資金に充てていました。懐かしい思い出です。
そんな自分が、何故か東京の印刷会社に就職すると、フッと写真をやめてしまったのです。都会での生活が刺激的で、写真より楽しかったからでしょう。やっぱり写真しかない、と決意したのは、それから2年後のハタチの時。仕事を辞め、カナダへ旅立ちました。このあたりのストーリーは、写真集「PASTORAL」の後書きに詳しく書いてあります。あっ、ちなみにこの写真集の版元は、日本カメラ社です(笑)
一つ特技があります。実はスーツケースを持った瞬間、重量がわかるのです。これは23キロだな、これは26キロだな、とぴったりの重量をはじき出せます。だから添乗員が必ず持参しているスーツケースの重量を計るハカリは、僕には必要ありません。
何度かブログに書きましたが、僕はハードタイプのスーツケースではなく、ソフトタイプのスーツケース(正確にはバッグ)を使っています。ソフトはハードに比べ耐久性がよくありませんが、それでもガンガン使って3年は持ちます。
最もお気に入りは、イーグルクリークのスーパートランク36です。実は今回の旅で、このバッグのファスナー部分が壊れました。ちょうど今年で3年経過。15回以上海を越えているので、よく持った方だと思います。
スーパートランク36を新調しようとネットで検索していますが、モンベルのウィーリーダッフル100でもいいような気がしてきました。イーグルクリークに比べ15000円くらい安いし。
まあでもバッグは大切なので、実際物を見てから結論を出そうと考えています。
ハードでなくソフトにする理由は、単に移動が楽になるからです。空港からレンタカーオフィスまで、駐車場から宿まで、時に200mも300mも歩いて移動することがあります。そんな時、ハードのスーツケースでは絶対に無理。石畳の道や階段を上り下りすると、車輪が一発で壊れます。
あと、ヨーロッパでレンタルするハッチバックの小型車は、トランクが小さいので、箱形のスーツケースが入らないのです。かと言って荷物を後部座席に入れたりしたら、盗難の危険が増します。
写真家の旅は、ソフトタイプの大型バッグがいい、これが結論です。
ソフトバッグといえども、必ず鍵をしなければいけません。(北米ではTSロック)空港で預けた後、中のモノが盗まれたり、逆に変なモノを入れられたらアウトです。
ヨーロッパの空港には、決まって「バゲージラッピング」の有料サービスがあります。バッグを透明なフィルムでぐるぐる巻きにしてくれる。僕はまだやってもらったことがありませんが、みんなよくこのサービスを使っています。日本の空港でも始まっているみたいですね。
8:40、定刻通り成田着。
リムジンバスとタクシーで自宅に戻りました。
機内で一睡もしていないので、今日から時差ぼけとの戦いが始まります。今日はどんなことをしても頑張って深夜まで起きています。
やることが山積み。まずは年賀状書きです。
5時起き、6時チェックアウト。タクシーで空港へ。辺りは雪で真っ白です。飛行機、定刻通り飛ぶかな〜と不安でしたが、15分遅れでどうにか離陸しました。
フランクフルト着。余裕で帰国便に間に合います。
空いていたので、3席独占出来ます。ラッキー。エコノミーの快適さは、席の幅ではありません。隣に人が来るか来ないかで決まるのです。誰も来なければ、たとえエコノミーでも長時間の移動はそれほど苦ではなくなります。
今日は横になり、リーダーで本を読み、時にポメラでブログを書いて、まるでホテルの部屋にいるような感じで12時間過ごすことが出来ました。
ただ機内が空いていると別の問題も発生します。多くの人が横になって寝ているので、イビキの大合唱となるのです。2席前のおじさんが凄まじい爆音を発しており、周りの人はみんな迷惑がっていました。
3本の映画は出発便で見てしまったので、音楽を聴きます。レコード大賞特集というのがありました。沢田研二の「勝手にしやがれ」、ピンク・レディーの「UFO」、ジュディ・オングの「魅せられて」、寺尾聰の「ルビーの指輪」……。70年80年代の歌って何だかいいですね。もちろん今の流行の歌も好きですが、2人やグループが多い気がする。僕はやっぱり一人の歌い手の歌が好きです。
そうだ、昔の歌、帰国したらTSUTAYAで借りてiTunesに落とそうっと。
朝5時起き。6時から朝の光景を狙います。くさり橋を渡り、見晴らしのいい王宮の高台まで行ってみました。
8時ちょっと前、東の空から太陽が顔を出します。靄っていたので、期待した美しさはありませんでしたが、それでも10枚くらい写真を撮りました。
いったんホテルに戻り、東京からの国際電話を待ちます。今回の旅とは全く関係のない仕事の打ち合わせ。携帯だと、着信でもチャージされるので、ホテルにいる時はホテルの部屋に電話してもらうようにしています。音声はとてもクリア。遠いヨーロッパにいることを一瞬忘れました。
日中、3時間ほど街中を巡り、いわゆる観光写真を撮りました。有名な建築物とか教会とか、このような売れ筋の写真を撮ることも、写真家が生きていくには大切なことです。僕にはバックグラウンドがなにもない。だからどんどん撮って、その写真を必死にお金に替える努力をしていかなければなりません。
ダウンタウンで見つけたジャパニーズに入ってみました。メニューを見た途端、あっここは失敗したな、と思ったのですが、他に移動するのも面倒だったので、ここでランチをすることにします。
天ぷらうどんが3500フォリント、オレンジジュースが1000フォリント、計4500フォリント(1800円)ですよ。なんでやねんって感じです。こんなことなら宿泊ホテルの近くにあったジャパニーズにすればよかった。確か弁当で2500フォリント(1000円)だったはず。
夕方、雪が降ってきました。ドナウ川まで足を運んでみます。やはり昨日とは全然雰囲気が違う。橋も王宮も雪にけむり、ぼんやりとしています。何枚か撮影しまいたが、手応えはありませんでした。
ホテルの部屋に戻ると、まずは撮影データのコピー。
ここ数年、32ギガのSDカードを10枚以上持って旅に出るので、フィルムのように、撮影済みのSDカードをそのまま持ち帰っています。しかし現地では、念のため一つのハードディスクに全データをコピーするようにしている。でも、これも結構面倒なので、やがてはコピーをしなくなるかもしれません。となると、取材先にパソコンやコンパクトハードディスクを持っていく必要がなくなる。次回から、スマホ1台と、ポメラだけにするかもしれません。
携帯ですが、海外ではiPhoneを使っています。海外ではソフトバンクに勝るキャリアはありません。日本では、特に地方に行くとぜんぜんダメですが、海外ではとにかく凄いんです。ソフトバンクはボーダフォン陣営だし、この前もアメリカの携帯会社を買収したしで、これから先も最も繋がりやすいキャリアとなっていくでしょう。
防寒具に身を固め、白い息をはきながら街中を巡ります。ブダペストは初めて訪れる街。中世の荘厳な建造物がたくさんありますが、モダンな建物も多いですね。チェコの旧市街のような古めかしい街並みを想像していたのですが、だいぶイメージが異なりました。
ドナウ川、さすがにここまで来ると大河です。6年前、ドナウを旅するプロジェクトをスタートしましたが、ここ数年、取材を行っていません。理由は単なる資金不足。ハンガリー、ルーマニアになると、レンタカー代、保険代などが超高額になるため、1回の取材で100万は必要なのです。
今は、イタリアの村巡りでかなりの取材費を必要としている。同時進行は無理です。でもドナウの旅はいつか成し遂げたいので、夢を諦めずに頑張ります。
午後、いったんホテルの部屋に戻り1時間ほど休憩。
夕方、再びドナウ川まで足を運んでみます。太陽が沈むとマジックアワーが始まり、程なくして空が蒼く染まるブルーモーメントの世界が訪れました。くさり橋、王宮がライトアップされ、存在感を増します。すべての光がドナウの水面に反射している……。美しいなあ〜とため息。
実は、日中目にするブダペストの街はそれほど感動がありませんでした。でもやっぱり夜景は見事です。
外は氷点下。体が冷え、風邪を引きそうになったので、ホテルに戻るとバスにお湯をため、浸かりました。30分ほどで体力が回復、いつもの自分に戻ります。
5時起床。朝日の撮影。ブルーモーメントが美しかったです。
ホテルに戻って朝食。レストランにいるのはみんな日本人。冬にこれだけの日本人がいるので、夏はグループツアーのお客さんでごった返しているでしょう。ブームというのはやはり恐ろしいです。
2時間ほど掛けてパッキング。その後、ホテルの部屋でまったりします。
12時チェックアウト。外国のホテルは12時チェックアウトが基本。日本のホテルはなぜか10時。これが唯一、日本のホテルのダメな点です。
13時までラウンジで時間を潰した後、タクシーで空港へ。
ルフトハンザ5991便は、定刻通り離陸。約2時間後、ドイツ、フランクフルトに着陸。
約2時間、ラウンジで時間を潰します。食べるものはたくさんあるし、ネットも出来るしで、やはりラウンジは快適です。
21時25分、ルフトハンザ1342便に乗ってハンガリーのブダペストへ。
空港に着いたのは23時を過ぎていたのに、両替所がオープンしていました。一安心。残ったクロアチアのクーナと200ユーロをハンガリーのフォリントに両替してもらいます。
シャトルバスでホテルへ。街の中心にある高級ホテルですが、冬なので一泊8000円で宿泊出来ます。
深夜2時、ベッドに入ります。今日も長い一日でした。
旧市街全体を斜め上から眺めることができるスポットがあります。ポスターや観光パンフは、その場所から撮影した写真を使っている。せっかくだから足を運んでみようと思いましたが、地図には見晴らし台のような場所が見あたりません。
そこでタクシーに乗り、運転手にプロチェ地区を走ってもらい、自分で見つけることにしました。
おそらくここだな、という場所を発見したので、タクシーから下り、撮影をはじめます。でも残念ながら工事用のクレーンが邪魔で、手応えのある作品は生み出せませんでした。
さて、問題は旧市街への戻り方です。歩いて40分くらいで行けそうですが、なぜか車道に歩道がないのです。車が来る度にビクビクし、30分後、どうにか旧市街へ戻ることが出来ました。どっと汗をかいた。
青空マーケットを撮影。日本人慣れしているのか、おじさんもおばさんも「試食しなさいよ」と盛んに声を掛けてします。こんな時のコツは、まず何かを買う。すると誰もが心を開いてくれるので、途端に撮影がしやすくなるのです。
午後、再びロープウェーに乗ってみました。残念ながら曇りでしたが、あと数時間で雲が切れそうです。身を切るような冷たい風を浴びながら展望台で待機。夕陽が出るのをじっと待ちました。
最終16時発のロープウェーはすでに出てしまったので、今日もつづら折りの道を歩いて下山します。同じように歩いている人を何人か見掛けました。
それにしても今日はよく歩きました。夜、バスルームに行くのも億劫になるくらい、足が痛いです。大好きな読書をせずに、10時には眠ります。
5時起き。まだ暗いうちから旧市街を歩き、朝の光景を狙います。海から昇る朝日、なかなか美しかったです。でもデジタルカメラだと眩しい太陽がどうしても白飛びしてしまいます。たぶんこれは、どんなに技術が進歩しようと越えられない壁でしょう。朝日や夕陽を撮る時は、フィルムカメラの必要性をひしひしと感じています。
ホテルに戻り朝食。いつも昼と夜が適当なので朝はガッツリ食べます。
9時から撮影開始。まずはロープウェーに乗って、スルジ山の展望台まで足を運んでみました。旧市街の全景は確かに絵になりますが、残念ながら冬の午前は逆光です。頑張って数枚撮りましたが、作品は生み出せなかったかな。やはりここからの眺めは、もう少し太陽が山側に移動する夏がベストかもしれません。
帰りはロープウェーに乗らず、つづら折りの登山道を歩いて山を下りました。
いったんホテルに戻り、カメラを小型カメラに切り替えます。2〜3台カメラを持っていく時は、同時に撮影しているわけではありません。日や時間で切り替えているのです。撮影時は1台が基本。2台も3台も持てないし、いくつも機材があると、撮影に集中出来ないのです。
今日も城壁を一周してみます。光が柔らかったので、オレンジ色の屋根の色彩がストレートに目に飛び込んでくる感じがしました。
冬の夕暮れは早く、5時には夜の闇が訪れます。デジカメの感度を6400に上げ、手持ちで旧市街の夜景を撮影しました。
朝食はビュッフェスタイル。さすがヒルトン、豪華です。ご飯も味噌汁もありました。日本人が多い証拠ですね。今も20人以上の日本人が泊まっているみたいです。
カメラを持って旧市街へ。メインストリートを歩き、教会前の広場を横切って港まで行ってみます。う〜ん、ヨーロッパのどこにでもある観光地という感じ。あまり感動がありません。だからなかなかシャッターが押せない。
旧市街は城壁に囲まれています。早速入場料を払ってのぼり、歩いて一周してみました。オレンジ色の瓦屋根を持つ民家が連なり、所々に大きな尖塔を持つ教会が建っている。俯瞰で見る旧市街はなかなか素敵でした。ここで初めてときめき、何枚か写真を撮ります。
夜は夜景の撮影。どの建物もライトアップされ、旧市街がまた別の美しさを身に纏います。
旧市街が魅力的に感じる二つの理由がわかりました。一つは車が規制されていること。車はどこにもありません。そしてもう一つは、石畳で使われている石がツルツルしていること。外灯が路面に反射し、まるで雨が降っている時のような光景が広がるのです。
朝4時起き、6時に家を出て、タクシーとリムジンバスで成田へ。
ルフトハンザのカウンターでチェックイン。スーツケースは規定より2kgオーバーしていましたが、1つだけということもあり、お姉さんは目を瞑ってくれました。
ANAのラウンジへ。いつも通りソバと寿司とパンで朝食。ゴールドメンバーだとラウンジが使えるので、待ち時間が苦ではありません。
10時25分、LH711便は定刻通り成田を離陸。この2階建てジャンボにはもう6回以上乗っていますが、大きいからといってエコノミーが快適になるわけではありません。他の機種と全く同じです。
ハリウッドのスパイ物の映画を2本見て、邦画の「天地明察」を見ます。へ〜こんなこともあったんだ、と一つの歴史を理解する意味ではいい作品だと思いました。
12時間後、ドイツ、フランクフルト空港に到着。あれ、ユーロ圏の入国審査がなくなっている。空港内を歩いていたらいつの間にかBゲートに来てしまいました。
乗り継ぎ便まで2時間あったので、スターアライアンスのラウンジで新聞を読んだりして時間を潰します。日経も朝日も読売もありました。
17時20分、6006便は定刻通り離陸。1時間半後、クロアチアの首都ザグレブに到着。ここで2時間待ち。両替所が開いていたので、ユーロをクーナに両替しました。ドブロヴニクに着くのは夜なので、お金をどうしようかと心配していたのです。これで一安心。
21時05分、クロアチア航空664便は定刻通り離陸。約1時間後、ドブロヴニクに到着。タクシーの客引きもありましたが、リムジンバスに乗って旧市街へ。城壁の外にあるヒルトンホテルにチェックイン。部屋に入り、荷物を置いた後ベッドに倒れ込みます。あ〜、ようやく辿り着いた。長い長い一日でした。
クロアチアとハンガリーを取材中です。
取材記は、帰国後(1月13日前後)にまとめて更新します。
吉村和敏
あけましておめでとうございます。
今年はもっと国内の写真を撮ろうと考えています。昨年も同じ目標をたて、1〜2月は積極的に信州や東北に向かいましたが、結局春からあまり旅をしなくなってしまいました。本当は、北海道と四国へも行くつもりでしたが。今年こそは、四季を通し、国内の風景にカメラを向けます。
ブログは毎日書き続けます。ツイッターは最新情報のみ、フェイスブックは、おそらく今年も友達リクエストをお受けるだけでしょう。やっぱり僕はブログが一番好きです。
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