秋田→山形→東京
秋田、由利本荘のビジネスホテルをチェックアウト。
海沿いは強風のため、撮影が出来ません。仮に三脚を立てたら、カメラごと風に持っていかれてしまうでしょう。
内陸部へと車を進めます。風は弱まりましたが、今度は雪が激しくなってきました。山道を越え、宮城県に入っても雪は止む気配を見せません。
再び山形県に戻ります。
吹雪の山道は凄まじいです。走っていると、急な風雪でパッと前が見えなくなることがある。地元のドライバーやトラックの運転手は慣れており、少しスピードを弱めるくらい。気にせず走ります。
ホワイトアウト状態になった時、頼りになるのが路肩に立っている赤白のポールです。真っ白な世界の中でも、この赤だけは微かに見える。だから道がどこまでかわかるのです。
時おり集落が現れますが、家屋はすっぽり雪に覆われています。積雪3〜5mでしょうか。こんな世界の中でも、村人はたくましく生きている。毎日せっせと雪かきをしながら、辛抱強く春を待っている。やっぱり日本は、日本人は凄いですね。
愛車はもちろんスタッドレスタイヤを履いています。昔のスパイクタイヤやチェーンはツルツル滑りましたが、スタッドレスだと雪道やアイスバーンをグイグイ走れます。でも、4本のタイヤ、ほとんど溝がないのです。だから今年の冬はよく滑る(汗)
年末に新しいスタッドレスに交換します。その前に夏用タイヤも交換しないと。車はお金が掛かりますね。
夕方、山形の郊外で、ある風景と出会いました。運良く雪が小降りになったので、数カット撮影出来ます。手応え80パーセント。
東北取材に終止符を打ち、高速に乗りました。420キロ先の東京へ向かいます。
6時間後、東京着。今日は15時間以上も運転していた。走行距離は864キロ。さすがにクタクタです。