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2013年5月 1日 (水)

当時の日記

今日は朝から富士山の話で持ちきりです。
僕は1999年に生まれてはじめて富士山に登りました。そのときの様子を、当時はじめたばかりのホームページに書いていました。以下の文章がそうです。
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本人の宿題を終える(1999年8月30日)
毎日毎日忙しく、1週間があっという間に過ぎていきます。
先日仕事仲間から、「吉村さん、富士山に登ってみない?」という誘いがありました。他の山だったら、100パーセントNOと言って断るのですが、富士山はいつかは登らなければいけないと思っていたので、その誘いに乗ることにしました。
8月28日土曜日、天気晴れ、合計で8人のグループ。今回は、4つあるコースの中でも一番のお勧めと言われる静岡県の須走コースを選びました。
4時に起き、5合目まで車で行き、6時ちょうどにスタート。
しばらくは木々が多い山道が続きます。6合目を過ぎたあたりから緑がなくなり、富士特有の閑散とした風景に変わります。前半は実に順調でした。が、7合目あたりからだんだんと苦しくなり、8合目で、20分歩き10分休むという超スローペースにダウン。そして最後の岩登りは、いや~しんどかった!
それでも12時きっかりに鳥居を潜り山頂に到着。その瞬間、やっぱり嬉しかったです。 これで日本のいかなる山も登らなくていいもんね、と考えた程。
夏のシーズンが過ぎたとはいえ、山頂付近はかなりの人でした。7歳くらいの女の子を見掛けましたが、みんなから「よく頑張ったね~」と頭を撫でられていたのが印象に残りました。子供って、本当にすごい。
富士登山は想像以上にハードです。そうそう、下で杖を買わなかったのは失敗でした。杖かストック一本あるだけで、登りも下りもかなり楽になります。
余談ですが、富士山頂はやっぱり「ドコモ」です。織田裕二、観月ありさ、藤原紀香は繋がりません。
カナダでもよく山登りをします。(もちろん仕事で)今回、カナダの山と比較してみてある違いに気がつきました。それは、富士山には実にゴミが多いということ。特に山小屋付近の山肌はゴミだらけ。これは、カナダでは絶対にあり得ない光景です。特に多いのがタバコの吸い殻。多くの愛煙家は携帯用の灰皿を持参していますが、一部モラルのない人は平気でポイ捨てをします。僕は常々、日本も北米並みに、オフィスビル、レストラン、喫茶店……と、ありとあらゆる施設と場所が禁煙になればいいなあ~と思っています。最近、日本の航空会社が機内は全席禁煙になりましたが、これは実に素晴らしいことです。(ちなみに僕は以前、かなりのヘビースモーカーでした)
まあそれはさておき、今回無理してでも富士山に登ってよかったな、と思う点が一つあります。それは富士山を知ったということ。
アメリカ人カナダ人は、日本の歴史や文化、首相や有名芸能人の名前は知りませんが、多くの人がマウント・フジだけは知っているのです。だから人と会うと決まって「マウント・フジはどんな山?」と質問されます。今までは「I don't know」で通してきましたが、これからはちゃんとした説明が出来ることでしょう。
皆さんも早めに「日本人の宿題」を済ませた方がいいですよ。

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