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2013年7月22日 (月)

洪水被害

ハイリバー郊外のランチへ。
ロータリーを越え、右に二マイル、左に7マイル、突き当たりの丘を越えて1マイル。昨晩オーナーに電話し、詳しい行き方を教えてもらっていたので、難なく辿り着くことが出来ました。
ちなみに、カナダは日本と同じキロですが、みんなまだマイルを使います。PEIも同じ。
オーナー夫妻はとてもフレンドリーでした。自宅周辺の牧場を撮影した後、トラックで山の麓にあるランチへ。ご主人が牛を追う姿を撮影します。
R0000041途中、「カズ、写真ばかり撮ってないで馬に乗ってみろ」と言われます。
恐る恐る跨がってみます。もちろん生まれてはじめて。300メートルほど移動しましたが、とても面白かった。
その後、ご主人の両親宅へ。ここも洪水の被害で大変だったようです。自宅や納屋のクリーニングに追われていました。
今日はオーナー夫妻とたくさんの話をしました。そう、英語圏では、このように人に密着した取材が出来るからいいんです。現地の言葉を一言も喋れないフランスやイタリアでは、なかなかこのようにはいかない。実はどちらの国でも、追いかけてみたい人に関するテーマがあるのです。いつか十分な取材費が捻出できるようになったら、通訳を雇って取材しようと考えています。
オーナー夫妻に別れを告げ、ハイリバーヘ。洪水の被害が大きかった町。
家のクリーニングをしている人がいました。誰もが大きなマスクで口元を包んで作業をしている。そう水害は、においとの戦いでもあるのです。
でも、多くの家はガランとしており、空き家になっています。手放すか、建て替えるかするのでしょう。どの家も半地下があるので、そこが水没してしまうと、家全体が使えなくなってしまうのです。見掛けは普通でも、水害の被害はかなり深刻です。
今回の水害、大雨もそうですが、一番の原因は大量の雪解け水です。大量の水はロッキー山脈の方からやって来ました。
夕方、上空を真っ黒な雲が覆い、天候が崩れました。夜は雷を伴う大雨です。
ホテルの部屋の中は寒くてしょうがなかったので、暖房を入れます。ちなみに昨日は冷房でした。

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