村巡りを開始
朝食後、チェックアウト。
高速に乗って西へ向かいます。もちろんナポリの街中は行きません。ナポリは治安がかなり悪い場所があるので、旅慣れた僕でもさすがに怖い。もちろんカメラを持っていない状態であれば、どこでもスイスイと行ってしまうのですが。
今回の取材はプーリア州にある村です。プーリア州はちょうど足のかかと部分にある州。
140キロほど走り、最初の村に到着しました。
少し時差ボケ。やはり初日は激しい頭痛です。今日も頭が割れるように痛い。3時間の村歩きはしんどかった……。
午後、30キロほど離れた小さな村へ移動。たくさんの教会がありました。残念ながら曇り空。しかし建物がパステルカラーに彩られているので、村全体が明るく感じます。
元気なおばさんが、日本人さん、私の娘の写真を撮って、と声を掛けてきました。2カット撮影。撮るのはいいのですが、帰国後、プリントアウトした写真を送るのがいつも大変で、大変で(笑)
イタリアの田舎では結構地元の人に声を掛けられますが、みんな僕が日本人であることをすぐに見抜くのです。他の国ではこんなことあり得ない。必ず中国人か? と聞かれます。
日本人観光客がたくさんいるような大都市ならわかります。でもこのような田舎の村を訪れる日本人はまずいないでしょう。であるにも関わらず、何故僕が日本人とわかるのか。不思議です。
次の村へ移動。この村にホテルがあれば宿泊しようと思いましたが、残念ながらありませんでした。
撮影せずに近くの街まで出て、郊外にあった4つ星ホテルにコンタクト。もちろん今の時期はガラガラ、料金は一泊65ユーロでした。
PM8時、レストランで夕食。部屋に戻り、ベッドの上で横になっていたら、すぐに目が閉じました。撮影データのバックアップは明日の夜でいい。とにかく今日は眠ります。