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今日も高速で移動。
高速のスタンドはガソリン代が高く、おまけに会員カードが使えないので、給油することはまずありません。燃料が少なくなり、仕方なく給油するときは、2000円分お願いします、というような感じで給油してもらいます。
そう言えばカナダで暮らしていた時も、20ドルお願いしますというような感じで予算を伝えて買っていた。日本のように「満タン」ということは一度もありませんでした。
カナダのケープブレトンの海岸線には、カボットトレイルという道が延びています。
トレイルに入る手前にガソリンスタンドがあり、「最後の○○○!」と大きく書かれた案内ボードがあります。旅行者の誰もがガス欠を恐れるので、みんなこのスタンドで給油する。もちろん僕も給油しました。
しかし走り始めると、トレイルの途中にいくつもガソリンスタンドがあるのです。一瞬、あれって嘘の案内じゃん、と思いますが、よく見るとスタンドは△△△社や□□□社ばかり、確かに○○○社のスタンドは一つもありません。
○○○社のスタンドのやり方はうまいなあ〜と感心すると同時に、△△△社や□□□社のスタンドからクレームが出ないところが、カナダらしくていいなあ〜と思いました。
ある高速のサービスエリアで「ONLYSTYLE(オンリースタイル)」のマットを見つけました。値段を見たら何と10500円! 思わず衝動買いしてしまいます。
車中泊用のマットと言えば、ONLYSTYLEです。前から買おう買おうと思っていたのですが、なんせ値段が高い。1つ2万円以上、ネットの最安値でも16000円です。
それが1万円で売っていたので、最初、嘘かと思いました。でも何度値札をチェックしても10500円。間違いありません。空気のバルブが2つ、マジックテープもついているので、これは3代目の最新マットです。
一度は車に戻ったのですが、すぐにサービスエリアに引き返し、マットを抱えてレジに持っていきました。ここで買わないときっと後悔する。
次の国内取材から、車内で熟睡できそうです。
年末ですが、あまり年末という感じがしません。なぜならいつもと同じように仕事メールが来るから。
締め切り日がある雑誌の編集者さんたちは本当に大変そう。31日まで働くそうです。
デジタル社会になっても、紙媒体はなくならないでしょう。紙媒体は、時間の掛け方も、お金の掛け方も違うから。そう、いいものは決してなくならないのです。
僕はこれからもせっせと「紙」の雑誌を買い続けようと思います。
Galaxy Note 3、修理が終わり、戻ってきました。
このスマホ、最高なんですが、いいケースがないのです。
ここまで画面が大きくなると、やはりガラス面を覆う手帳型のケースがいい。でも僕の知る限りでは、手帳型はまだ2種類しか出ていません。今、ヨドバシカメラで見つけた手帳型のケースを使っている。
サムスン純正の手帳型ケースの方は、あまりお勧めしません。なぜなら、背の折の部分が硬いため、使用後、蓋がパタリと閉まらないのです。
おそらくこの問題はメーカー側も把握していると思うのですが、これは明らかに素材選びのミスですね。
しかしついに、あのSPIGEN SGPから、蓋をきっちり閉めることが出来るマグネットが発売になりました!
しかし残念なことに、まだSPIGEN SGPアメリカのみの販売です。SPIGEN SGPジャパンでいつ取り扱いをはじめるのか、早速問い合わせてみようと思います。
スマホのケースはやっぱりSPIGEN SGPが一番です。僕はiPhone時代から、ここでケースを何個も買っています。
今日は仕事場近くの喫茶店に籠もり、ずっと原稿書き。スマホは仕事場に置いてきました。仕事メールのチェックなどで気が散ってしまうからです。
そのスマホですが、今、Galaxy S3にd社のsimを入れて使っています。なぜなら、Galaxy Note 3は入院中だから。液晶と表面のガラス面がくっつくという問題が起き、先日修理に出しました。買ってまだ一ヶ月。でもd社は、何かあったらすぐに修理、もしくは交換してくれるので、別に気にはしていません。
それにしてもここのコーヒーは不味いなあ〜とブツブツ言いながら、夜まで喫茶店で原稿書きを行いました。
今年のクリスマスも海外に行くことが出来ませんでした。
クリスマスの時期、海外は日本の年末年始のように混んでおり、飛行機の便がなかなか取れません。だから直前に取材に行こうと思っても、厳しいのです。行く年は、いつも11月初旬に便の予約を入れています。
来年は、クリスマスの取材を行いたい。おそらく雪のある地方に行くでしょう。
もし自分が写真家でなかったら、カメラは何を買っただろうか……と考えるときがあります。キヤノンかニコンかペンタックスかオリンパスかソニーか……。きっと買う前は、カタログを片っ端から見て、口コミなどを調べ、写真好きな人に聞いたりして、自分にあったベストな機種を選ぶことでしょう。レンズはきっと2本くらい持つと思う。
実は今、ビデオカメラを買おうと検討しています。こんな僕でも、動画の問い合わせがポツポツ入るからです。でも、ビデオの世界は全くわからない。ヨドバシカメラでカタログを見たり、店員さんに質問したりして、少しずつ情報収集をしています。4Kのビデオカメラも出はじめていますが、まだ大きく、重いですね……。
これから先も、僕はスチールがメインです。だからビデオカメラは小さければ小さいほどいい。
来年は色々とやってみたいことがあります。たくさん詰めすぎるとパニックになるので、一つ一つ丁寧に進めていこうと考えています。
まずは3月、プリンス・エドワード島の写真集の出版です。
東京に戻りました。
なぜ吉村さんは五島列島へは船で行くのですか?とよく質問されます。
飛行機で行けるのは福江島で、僕が行く上五島は船でしか行けないからです。仮に福江島まで飛行機で行っても、上五島へは船で渡ります。
長崎や福岡から、高速船とフェリーが、島の有川港、鯛ノ浦港、奈良尾港へ出ています。
実は今回はじめて長崎港から奈良尾港へ行く高速船に乗ってみました。1時間ちょっとの航海で、2〜3メートルの波があったのにほとんど揺れず、実に快適な航海でした。次回からこの船で上五島に入ろうと思います。
ただし有川へ行くには、港からバスかレンタカーです。高速船の到着時間にあわせ無料バスが出ています。
上五島にはあと数回足を運び、いつか島の写真集を出したいと夢見ています。
撮影会2日目。
頭ヶ島教会をみんなで撮影しました。
ただ教会にカメラを向けるだけでは、普通の観光写真になってしまう。でも少し見方を変えることによって、次々と作品が生まれていく。写真って不思議です。
夕方は江袋教会でとてもドラマチックな光景と出会うことができました。
5時起床。出発準備をした後、羽田へ。
ソラシドエア33便に乗って長崎へ。
リムジンバスで長崎港ターミナルへ。
12時発のジェットフォイルに乗って、五島列島上五島の奈良尾港へ。
今日は「写真家吉村和敏と撮る上五島」撮影会の初日です。
中ノ浦教会で写真愛好家の皆さんと合流。クリスマスイルミネーションを撮影しました。
昨日までは大荒れの天気だったようですが、今日は奇跡的に晴れ、風もやみ、絶好の夜景撮影日よりとなります。
僕も何枚か撮影しましたが、やはりこの地をよく知っている地元の人の方が、撮影ポイントの決め方や構図の取り方がうまいような気がしました。
それにしても寒かった。。。
●『風景写真』(1〜2月号)
P70〜77に五島列島上五島の風景作品を発表しています。P78〜79にインタビューが載っています。
●『CAPA』(1月号)
P36〜37にイタリアの村の作品が1枚載っています。
●『デジキャパ』(1月号)
P14-15にノルウェーのフィヨルドの作品が1枚載っています。
●『今、こんな旅がしてみたい!』(ダイヤモンド社)
P117に写真とインタビューが載っています。
●年末が近づてきたからでしょう、Amazonと楽天でカレンダーが動きはじめたようです。毎日ポツポツご注文をいただいていると、出版元の印刷会社さんから連絡が入りました。
今年もカレンダーをご購入いただき、心より感謝いたします。
写真集で発表したベストショットに加え、新しい作品も数点使っています。紙はサテン金藤で、700線の高精細印刷です。
●小布施ハイウェイミュージアムの写真展、15日に終了いたしました。
ありがとうございました。
年に一回の健康診断。朝から総合病院へ。
去年はやりませんでした。行くつもりでいましたが、気がついたら期限が過ぎていた。
レントゲンを撮ったり、採血したりと病院内を移動します。2時間ほどで終わりました。カメラを入れる検査は4年前にやったので、今年はパスします。
健康診断は大切です。数年前、ある病気が見つかり、手術をしました。もちろんブログには書きませんでしたが。
日本とニュージーランドの時差はたった4時間。帰国し、いつも通りに寝て、いつも通りに起きて仕事をはじめることが出来ました。欧米から戻るといつも時差ボケに苦しめられるので、やはりオセアニアは楽ですね。
午前中はデザイナーさんのオフィスで「プリンス・エドワード・アイランド」の写真選びを行います。だんだんと使う写真が絞られてきました。もちろんすべての作業は、パソコンのモニターを見ながら行います。
今、2台のスマホを持っていますが、思い切ってGalaxy S3の方を解約することにしました。2年縛りであと10ヶ月残っていたので、9975円の解約金を支払います。
解約の前にGalaxy S3をsimフリーにしてもらいました。d社の場合、3000円払えばすぐにやってくれます。
simフリーであれば、海外に行った時に、プリペイドsimを差し込むことによってスマホが使えるようになります。
今は、Galaxy Note 3とウィルコムPHSの2台です。随分とすっきりしました。
タクシーで空港へ移動。
NZ99便は、定刻通り成田へ向け出発します。機内は満席、7〜8割が中高年の旅行者でした。相変わらず日本人パワーは凄いです。
暇だったので、映画を観ます。「真夏の方程式」と「ウィアー・ザ・ミラーズ」。どちらもまあまあでした。
その後、日本の音楽チャンネルに合わせ、今流行の28曲を聴きます。うち4曲にときめいたので、東京に戻ってからiTunesストアで購入します。
16時半、成田着。4人は解散しました。
仕事場に戻り、撮影した約1万枚のデータをハードディスクにコピーします。データは明日編集部に送ります。
1週間のニュージーランド取材、無事に終わりました。
ある場所へ行き、ある撮影。昨日の夕方に訪れた場所ですが、午前の光でもう一度撮影します。
お昼頃、コーディネーターさんが運転する車である場所へ移動。ここでもみっちりある撮影を行いました。(今回、詳細が書けず、申し訳ありません。。。)
夕方、すべての撮影が終了。
車でオークランドへ。
街中のホテルにチェックイン。
夜は5人揃ってレストランで打ち上げ。お疲れ様でした。
引き続き街中の取材。
お昼頃空港へ移動し、小型機でハミルトンへ。
海外取材はデジタルカメラでないと厳しいです。1日1000〜2000枚は撮影するので、フィルムだととんでもない経費が掛かってしまう。
このような雑誌の仕事は、風景を撮ったり、人物を撮ったり、インテリアや料理を撮ったりと、被写体がコロコロ変わります。デジタルカメラは感度を変更できるので、あらゆる被写体に対応できる。通常は400、室内は1600か3200、夜は12800で撮影しています。
実は今日撮影をしていて、あるショッキングな事実に気づきました。
老眼。ついに僕も、ピント合わせが出来にくくなってきたのです。そう、スクリーンのピントの山が掴めない。
もちろんオートフォーカスを使えばピント合わせは可能ですが、やはりピントは自分の目で見て合わせたい。
帰国後、+1の視度補正レンズを買います。
飛行機に乗って北島のウェリントンへ移動します。
じっくり時間を掛けてある撮影を行いました。
ニュージーランドはとても治安がいいので、東京にいるような感覚で撮影が出来ます。
カナダとニュージーランドは似ています。カナダ好きな人がニュージーランドも好きになる理由が何となくわかりました。
街中のホテルにチェックイン。
ある場所に行き、ある取材を行います。
とても魅力的な被写体だったので、シャッターを押していて楽しかったです。
取材の時、地元の人とも交流するのですが、ここニュージーランドでも多くの人がGoProを使っています。相変わらず凄い人気ですね。
僕はこのカメラの必要性をあまり感じていませんが、いつかドライブレコーダーとして愛車に取り付けてみようと考えています。
夕方まで取材を行い、昨日とは違うホテルにチェックイン。
ディナーの後にエスプレッソを飲んだのがいけなかった。夜3時頃まで眠ることが出来ませんでした。
約11時間後、オークランドに到着。1〜2時間しか眠れませんでしたが、時差は4時間なので、それほど疲れを感じていません。
空港では、現地のコーディネーターのDさんが出迎えてくれました。
国内線に乗り継ぎ、南島のネルソンへ。
午後から撮影を行います。夜までみっちり働きました。
ホテルにチェックイン。
疲れていたので、すぐに眠りました。
今日から海外取材です。行き先はニュージーランド。
実は今回、ある雑誌からの依頼仕事です。よって、取材記をこのブログで書いていくことが出来ません。
取材の成果は、来年3月に形になりますので、お楽しみに。
荷造りをした後、いつも通りリムジンバスで成田へ。Aさん、Bさん、Cさんと合流。
ニュージーランド航空に乗って、北島のオークランドへ向け旅立ちました。
ブログの更新は20日前後を予定しています。
機材の準備を行います。
依頼仕事の時、持っていくカメラは2台です。でも1台は予備。実際撮影で使うのは1台のみです。
レンズはズームを3本。広角ズームと標準ズームと望遠ズームです。
念のため、ストロボは1台持っていきます。ただ、ストロボはあまり使いません。暗い場所では感度を8000〜12800まで上げて撮影します。
あと三脚。これは重要です。
撮った写真はCFかSDに入れたまま持ち帰りますが、念のため、現地でコンパクトハードディスクにバックアップを取ります。そのためにノートパソコンも1台必要。
最近、メールはすべてスマホで読んでいます。もちろんデータローミングではなく、ホテルのWi-Fi利用です。
海外出発前はやることが山積みで、朝早くから夜遅くまでバタバタしています。
来春出す予定の写真集「プリンス・エドワード・アイランド」の作品選びは、今山場を迎えています。新しい写真も使いたいし、20代の頃に生み出した作品も使いたい……。
先月、1000点ほど選びました。
まずは500点に、そして時間を置いて300点→200点→100点と絞っていきます。デザイナーさんとはすでに5回も打ち合わせを行っている。
今回初めての試みとして、写真集に使う作品をWebでどんどん発表していこう考えています。
いずれにしても、写真集の制作が本格的に動きはじめるのは年明けです。
「プリンス・エドワード・アイランド」、ご期待ください。
もうすぐ海外取材です。ヨドバシカメラで写真用品を大量買い。
こんなモノを見つけたので、思わず衝動買いしてしまいました。4台のスマホが一度に充電できます。iPhoneやAndroidが混じっていても大丈夫。
お陰で、玄関のコンセント回りがすっきりしました。
新宿で打ち合わせがあったので、その前に渋谷で途中下車し、ヒカリエ9階で行われていたエプソンニューフォトフォーラムに立ち寄ります。
最新のプリンターはもちろんのこと、幾種類もの用紙が展示されていたので、とても勉強になりました。
今後、オリジナルプリントは、徐々にインクジェットに切り換えていくつもりでいます。仕上がりが美しいし、耐久性があるし、印画紙以上の表現が可能になる。日本はだいぶ遅れていますが、海外ではインクジェットのアートが主流です。
学生を対象とした講演会の依頼があったので、夕方、青山にある東京ウィメンズプラザへ。
集まったのは、1〜2年の大学生が中心でした。
十代の若者を見ていたら、小さな印刷会社で働き始めた頃の自分を思い出し、しみじみしてしまいました。あの頃、全く勉強をせず、毎日バイクのことを考えていた。で、ヤマハセロー225を買った。
「なぜこのような講演会の企画を?」と主催者に訪ねたら、日本の若者にもっともっと世界に羽ばたいてもらいたいから、という答えが返ってきました。なるほど、確かに今の若者は海外に出ていかなくなりました。僕らの頃はいっぱいいた。カナダを旅している時も、自転車で大陸を横断している日本人の若者を20人以上は見かけた。
約1時間半、写真を見せながら、25年間の体験談を語ります。
今日のトークの出来は60点くらい。普段、若い人たちへ向けてのメッセージは慣れていないので、やはり難しかったです。
写真が好きな学生さんが意外と多かったのには驚きました。写真家のトークなので、当然ですね。
今後、様々なジャンルで活躍している方を招いて、講演会を行っていくとのことです。学生の皆さん、時々GHIAのホームページをチェックしてみてください。
はじめて手にしたカメラ、オリンパスOM10のシャッターを押そうと思ったら、ボタン電池の容量がなくなっていることに気づきました。
打ち合わせの帰り、ヨドバシカメラに立ち寄り、LR44を2個購入します。な、なんと1個140円! ボタン電池って、こんなにも安かったんですね。
この電池2個で一眼レフカメラが何ヶ月も動き、何千枚も写真が撮れていたというのは、よくよく考えてみれば凄いことだと思う。
時々、吉村事務所に、写真を借りに若い編集者さんが来るのですが、やはりフィルムを知らないです。OM10の裏蓋を開け、一昔前はここに長いフィルムを入れて光を感光させて写真を撮っていたんですよ、と説明すると、「へ〜、そうなんですか」と感心しています。
僕はフィルムでの柔らかい自然な表現が好きです。4×5や8×10の世界では、フィルムが手に入る限り、これら先もずっと使っていく。
でも機動性のいい35mmは、これから先、フィルムを使って写真を撮ることはないでしょう。やはり35mmはデジタルです。
写真展の期間中、多くの人から「次の個展はいつですか?」と質問されました。
今のところ未定です。今まで2年ペースで行ってきたので、おそらく次は2〜3年後でしょう。
写真集と個展を一緒に、というが理想パターンです。本当は「ローレンシャンの秋」「CEMENT」「RESPECT」の写真展を行いたかった。でも現実問題として、個展を開催するには100万以上のお金が掛かるので、おいそれと開催するのが厳しいのです。
来年、NHKの連ドラに合わせ、全国の百貨店で「赤毛のアン展」が開催されます。ここでプリンスエドワード島の写真展示を行う予定です。詳細は未定ですが、10点以上は飾ると思うので、ちょっとしたプチ写真展になるでしょう。イベントの詳細は、来年2月頃に発表します。
東京文京区にある弥生美術館でも「村岡花子と赤毛のアンの世界展」(2014年7月4日(金)~9月28日(日))が開催されます。ここでもプリンスエドワード島の写真を展示する予定です。
写真展の後片付けに追われています。また写真展の期間中、他の仕事が出来なかったので、それらの仕事にも追われています。原稿の締め切りとか、今回は全然守れなかった(汗)
写真展会場横にニコンのサービスセンターがあったのですが、毎日多くの人がDfというカメラを見に来ていました。やはりダイヤルは人気なんですね。
僕も時々昔のカメラを取り出しては、やっぱりダイヤルっていいなあ〜と思っています。
昔のカメラといっても、オリンパスOM10しかありません。他のカメラとレンズは、20代の頃、すべて売ってしまいました。家賃が払えず、食費にも困っていた頃です。
今になって、高校時代、そして最初のカナダの旅で使った機材を全部手放したことを、ものすごく後悔しているのです。
いつかまとまったお金が入ったら、今中古市場に出ているOM4とOM2、それにズイコーレンズ3〜4本を買い戻すつもりでいます。
今日は車で新宿へ。
首都高は渋滞すると思い下道を走って行ったら、あっという間にエルタワーに着いてしまいました。タリーズでコーヒーを飲み、ヨドバシカメラでカメラやパソコンを見て過ごします。
10時30分、写真展会場へ。
午前中は仕事関係の人が中心でした。2年ぶりの個展なので、多くの編集者さんとは2年ぶりの再開です。こうやって人と人は繋がっていくのですね。やはり時々個展を開催することは大切です。
お昼頃は暇になりましたが、クローズする3時前は結構混みました。
3時ぴったりに終了。
1点1点の作品を額から出し、丁寧にパッキング。額屋さんのヘルプが入ったので、50分ほどで終わりました。
荷物を台車に乗せ、地下の駐車場に停めた車へ。ニコンサロンの担当者さんにご挨拶した後、エルタワーを後にしました。
1週間の入場者は2041人。皆さん、ありがとうございました。心より感謝いたします。
東京で行う次の新規の個展は、おそらく2年後です。
今日も10時半から会場に入ります。11時までは4〜5人、そして2時頃まで、お客さんの入りはあまりよくありませんでした。夕方は少し混みましたが、昨日ほどではありません。トータル、250人ほどの入場者でした。
多くの方から、「この木製の額は買ったのですか?」と質問されました。
いえ、今回はニコンサロンにある額をお借りしています。通知書に、半切40枚、全紙5枚の木製額があります、と書かれていたので、作品点数もそれに合わせました。
ちなみにこの木製額、1998年にニコンサロンで開催した「ある日、凪ぐ時」で使った額とまったく同じものです。木製額は使う人があまりいないので、いい状態でキープされていたのです。
「ある日、凪ぐ時」の時は、確かガラスを入れました。反射して作品が見にくかったので、今回はガラスを入れなかった。違いはこのくらいです。
運良く額がレンタル出来たので、今回の写真展は80万くらいの出費ですみました。しかし問題は、次どこかの会場でこの写真展を開催する時です。当然、同じサイズの額はありません。
額を制作するとなると1点8000円として約40万、あと容積が増えるので倉庫代のレンタル料も加算されます。
もう一つ、マットの裏に下駄を履かせる方法があります。これだと低予算で出来ますが、それでも20万は掛かる。
新規の写真展が終わると、地方のギャラリーから声が掛かり、「吉村さん、新しい作品をうちでも飾らせてくださいよ」と相談されますが、なかなか「うん」と言えないのは、この額問題があるからです。
実は今、東京から遠く離れたある県のあるギャラリーから声が掛かっています。下駄代20万、運送費5万、吉村の交通費10万、案内状代8万、計40万くらい掛かるので、たぶんお断りすると思います。