ボタン電池
はじめて手にしたカメラ、オリンパスOM10のシャッターを押そうと思ったら、ボタン電池の容量がなくなっていることに気づきました。
打ち合わせの帰り、ヨドバシカメラに立ち寄り、LR44を2個購入します。な、なんと1個140円! ボタン電池って、こんなにも安かったんですね。
この電池2個で一眼レフカメラが何ヶ月も動き、何千枚も写真が撮れていたというのは、よくよく考えてみれば凄いことだと思う。
時々、吉村事務所に、写真を借りに若い編集者さんが来るのですが、やはりフィルムを知らないです。OM10の裏蓋を開け、一昔前はここに長いフィルムを入れて光を感光させて写真を撮っていたんですよ、と説明すると、「へ〜、そうなんですか」と感心しています。
僕はフィルムでの柔らかい自然な表現が好きです。4×5や8×10の世界では、フィルムが手に入る限り、これら先もずっと使っていく。
でも機動性のいい35mmは、これから先、フィルムを使って写真を撮ることはないでしょう。やはり35mmはデジタルです。