山のてっぺんにある村
今回の旅ではじめて寝坊します。目が覚め、時計を見たら7時半でした。毎日くたくたになり、夜はデータのバックアップに追われるので、12時前には寝ることが出来ません。日本にいる時は3〜4時間睡眠でもぜんぜん平気ですが、取材中は最低で6時間は寝ないと体力が持たない。
9時スタート。グングン細い山道を登っていきます。しかしなかなか村に辿り着かない。3時間後、ようやく村が現れました。山のてっぺんにある、かなり大きな村です。こんなところに人が住むなんて日本では考えられませんね。長野県や山梨県には日本アルプスがありますが、どの山のてっぺんにも村はありません。あるのは山小屋だけ。でもヨーロッパでは、山のてっぺんに村があり人が住んでいるのです。もし日本にも同じような文化があるとしたら、僕は槍ヶ岳か燕岳に住んでみたいです。
城へ続く急な石畳の道が伸びていました。降りて登って写真を撮ってと、かなり息が切れました。
午後、次の村へ移動します。目の前に村の全景が飛び込んできた時、驚きました。山の上にある大きな「町」です。
まずはじっくり外観を撮影します。
レストランでランチでも、と思い村の中に車を進めますが、お店はどこにもありません。あるのは住居と教会。よって今日もランチ抜き。
村はこんな絶景を持っていても、観光地化しないところが凄いですね。
夕方、また別の村へ。城は、半分岩をくり抜いて造られていました。たまたまOPENしていたので、3ユーロ払って入ってみます。
夜、山道をグングン南下、ホテルのある村に戻りました。
夜遅くまで、夜景を撮影します。今日はトータル1000枚以上の写真を撮りました。疲れた。