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2014年8月

2014年8月31日 (日)

イタリアへ

朝8:50、イタリア、ミラノ着。何度も訪れているマルペンサ空港です。まるで故郷に返ってきたような懐かしさがありました。
さて、荷物が出てくるか。ベルトの前でドキドキしながら待っていたら、出てきました。海外では複雑な乗り継ぎをすると、ほぼ間違いなくロスバゲになります。今回もヒューストンからだったのでロスバゲは確実だろうと思っていたら、ちゃんと出てきたのでびっくりです。これですべてが予定通りいく。
エイビスでレンタカーをピックアップ。フィアット500でした。
ハイウェイを走り、350キロ先にある村へ向かいます。

さて、今回なぜイタリアに立ち寄ることになったのか。それは、ある一つの村を撮影するためです。
今、東京で「イタリアの最も美しい村」の写真整理を行っているのですが、全踏破したと思っていたら、何と一つ村を間違えて撮影していました。Castiglione di Garfagnana村とCastelnuovo di Garfagnana村。ちょっとしたスペルの違いです。8キロ程しか離れていなかったので、撮影時、間違えて撮っていることに気づきませんでした。
発覚した時、まさにガ〜ンといった感じ。またイタリアに行かなければいけない。また何十万と費用が掛かる。人生は甘くないなあ〜と思った次第。
問題は時間です。すでに年内のスケジュールはびっしりなので、イタリアに行く時間が取れません。でも、この村を撮影しないことには写真整理が先に進まない。
そこで思い切ってペルー取材の後に大西洋を越え、イタリアに立ち寄ることにしました。50万もする世界一周チケットを購入したのはそのためです。

ペルーとアメリカの時差でフラフラです。休み休み車を進め、夕方にはCastiglione di Garfagnana村に入ることが出来ました。
すぐに撮影をはじめます。
小さな案内所がありました。綺麗なお姉さんに、「宿はありますか?」と尋ねたら、いくつかB&Bを紹介してくれ、イタリア語が喋れないと言ったら、お姉さんが一軒の宿に電話をし、予約を入れてくれました。
チェックイン後再び村に戻ると、さっきのお姉さんが城のガイドツアーを終えて城から出てくるとこでした。5時で終わりのようでしたが、僕とイタリア人のご夫妻計3人で特別にもう一本ガイドツアーをやってくれることになりました。
イタリア語の説明は理解出来ませんでしたが、高台から眺める村の絶景は素晴らしかった。お姉さんに感謝です。
夜までみっちり村を撮影。
これで全踏破です。
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2014年8月30日 (土)

ニューヨークへ

6時間半後、ヒューストン到着。入国審査はスムーズにいきましたが、なかなかスーツケースが出てきません。最後の最後に出てきましたが、すでに次の便の搭乗がはじまっています。空港内を走り、ギリギリ間に合いました。
スーツケースはトランジットのカウンターに預けましたが、もしかしたらロスバゲになるかも。やはりアメリカでの乗り継ぎは最低で3時間は必要です。
8: 13発のユナイテッド380便でニューヨークへ飛びます。3時間半後、ニューアーク国際空港に到着。
ここで6時間時間を潰します。ラウンジが使えないのは厳しい。こんなにもたくさんの飛行機に乗っているのに、ゴールドメンバーを取得出来ないって、なんだかヘンです。昨年から色々なことが変わってしまいました。

18:30発のユナイテッド019便は、定刻通りニューアークを離陸。目指すはイタリア、ミラノ。
満席です。もちろん日本人は僕一人だけ。大西洋を越えるのははじめてです。今回はまさに世界一周。まるで世界を股にかけ仕事をしている写真家みたいです。
映画は日本便と同じでした。
まずは西島秀俊主演の「ゲノムハザード」を観ます。英語と韓国語でしたが、ストーリーが複雑すぎてよくわからない。だから面白くなかった。
前から気になっていた「グランドブダペストホテル」が日本語対応していたので観ました。感動した。ストーリーは普通ですが、何より映像が素晴らしい。ビシッと撮影しているので、ワンシーン、ワンシーンがまるで絵画のよう。監督とカメラマンの拘りがそうさせたのでしょう。僕にとって本年度ナンバーワンの作品です。日本に帰ったらすぐにDVDを手に入れます。そしてこの監督の作品を全部観る。
深夜、グリーンランド上空で見事がオーロラを見ました。こちらも美しかった。

2014年8月29日 (金)

下調べ

_osh0463朝、旧市街を歩き、朝の表情を撮影します。カメラは必要な時だけ上着の中から出し、手持ちでシャッターを押すというスタイル。
午後、タクシーに乗ってある場所へ。ちなみに流しのタクシーは危険です。危ない場所に連れて行かれるし、そうでなくてもぼったくられる。タクシーは必ずホテルに手配してもらいます。
リマ在住のある方とお会いし、今後の撮影についてアドバイスをいただきました。
夜、タクシーで空港へ。
23:50発のユナイテッドの深夜便で、アメリカ、ヒューストンへ飛びます。満席。

2014年8月28日 (木)

リマへ

何か一つのテーマを追いかけたいと思った時、日本にいてもなかなかその糸口を見つけ出すことができません。現地に来てロケハンするのがもっとも手っ取り早い。今回、マチュピチュをはじめとする遺跡や風景を撮るという目的以上に、次のテーマの下調べ、ということもありました。
午前中はクスコ在住のある方とお会いし、今、自分がやろうとしているあるテーマについてのアドバイスを頂きました。
ペルーはまた戻ってきます。

お昼頃、タクシーで空港へ移動します。アビエンカのカウンターでチェックイン。
リマのホテルは取ってあるのですが、送迎のタクシーはネット予約です。昨日ネットで予約を入れたら、スペイン語でメールが返っていました。確認書だろうと思いそのままにしていましたが、念のためペルー人に見てもらったら、このメールによりさらにリコンファームが必要とのこと。至急タクシー会社に電話を入れてもらい、事なきを得ました。
808便に乗ってリマへ移動します。空港ではちゃんと「KAZUTOSHI YOSHIMURA」と書かれたプレートを持った人が立っていました。
_dsf3344リマの旧市街にあるホテルにチェックイン。まだ明るかったので、カメラ一台だけを持ち(正確にはバッグの中に隠し)、街中に出てみました。
たくさんの人がいました。何となく欧米の街とは雰囲気が違います。少し怖い。
広場では何人か写真を取っている人がいたので、僕もカメラを取り出し、数枚の写真を撮りました。
ドルが使えるファーストフード店で食事。その後ホテルに戻り、風邪薬を飲んで眠ります。

2014年8月27日 (水)

サクサイワマン遺跡

_dsf3054今日はクスコ周辺の遺跡を巡ります。
タンボマチャイ遺跡、ケンコ遺跡、そして世界遺産にも登録されているサクサイワマン遺跡を訪れます。
_img4878積み上げられた巨石を見る度に、インカ人はどうやってこれを造ったのだろう……と考えます。
夜はクスコの夜景を撮影しました。マジックアワー、ブルーモーメントはかなりの速さでした。
先日の水のシャワーがいけなかったのか、どうやら風邪を引いたらしい。喉が痛く、熱もあります。
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2014年8月26日 (火)

クスコへ戻る

_dsf2388午前中、マチュピチュの町を歩きます。ここは100%、観光地です。地元のかおりがまったくしません。
今日は曇り。遺跡へ行ったのは昨日で正解でした。
_dsf245613:20発の電車に乗ります。車内では、民族衣装を着た人の踊り、乗務員のファッションショーがありました。
マチュピチュよりクスコの方が標高が高いので、来たときよりも長く乗っていたような気がします。
_dsf2560オリャンタイタンボ到着。近くにある遺跡を見学します。てっぺんまで登ってみました。
その後、車で2時間掛けてクスコに移動します。移動、また移動です。マチュピチュに行くのがこれほど大変だったとは知りませんでした。
19時、クスコに到着。ホテルにチェックイン。
フロントでランドリーサービスを尋ねたら、「イエス」の返事。1キロ6ソル(220円)。シャツと下着をまとめ、2キロ分出しました。
夕食は日本人が経営するジャパニーズレストランへ。カレーうどんを食べます。

2014年8月25日 (月)

マチュピチュ遺跡

_dsf1628マチュピチュ遺跡は、ここからバスで30分ほどのところにあります。バスは一度に10台ほど出ます。5時半が始発。朝日を狙うとしたら、その始発バスに乗らなければなりません。しかし欧米人の観光客は誰もが同じことを考えるので、バス乗り場に5時半に行っても間に合わない。
僕は3時に起き、4時にバス乗り場に行きました。すでに何人か並んでおり、僕は20番くらい。時間がたつにつれ列はどんどん膨れ上がり、5時半には300〜400人が並んだでしょう。当然、最後の方は、次の7時か8時のバスです。
バスはつづらおりの険しい山道を上っていきます。運転手が少しでもハンドル操作を誤ったら、バスは崖下に真っ逆さま。乗っていて少し怖かった。
マチュピチュ遺跡の入口に到着。すでにあたりは明るくなっていました。
やがてゲートが開きます。ここでチケットとパスポートのチェックがあります。写真家では入れないので、カメラ1台だけを首からさげ、観光客のふりをして中に入ります。ダメ元で三脚を持って入ろうとしたら、やはり厳しい目を光らせていた警備員に「三脚はダメだ!」と言って没収されてしまいました。
もちろん、テレビや雑誌の仕事で写真家として入る時は、正式な撮影許可を取ります。おそらく許可を取るだけで数百万は必要でしょう。さすがに個人の撮影ではそこまで払えない。そう、知名度の高い場所は、何でもお金なんです。
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ゼイゼイ言って山道を歩き高台に出て、マチュピチュ遺跡と対面しました。お〜、確かに凄い、迫力があります。でも、観光パンフの写真と一緒の風景、という感じで、すさまじい感動を味わった、というほどではありませんでした。
高台で待機していたら、右の稜線から朝日が顔を出しました。山と遺跡が眩しい光に照らされます。645カメラでの撮影は三脚がないと厳しいのですが、ブレてもいいやという思いで、手持ちで撮影しました。今回、この朝日を撮るために南米までやってきた、と言っても過言ではありません。朝日の写真はいつか写真集で発表します。
_dsf1941朝日を撮った後、遺跡の中に入ってみます。1時間ほどで一周できます。結局、お昼までに2周しました。
_dsf2037午後はインカ道を20分ほど歩き、インカ橋まで行ってみました。なかなかよかった。
その後、もう一度遺跡内を巡ります。
4時のバスに乗ってマチュピチュの町に戻りました。本当は7時頃の夕景を撮りたかったのですが、遺跡は5時クローズ、よって諦めます。いつか特別な撮影許可を取って、夕景&夜景を撮影してみたい。でも超高額でしょう。

2014年8月24日 (日)

マチュピチュへ

早起きし、クスコ旧市街の朝日を撮影しました。すでにたくさんの人が道を歩いていた。中にはジョギングしている観光客もいます。僕だったらこの空気の薄い中でのジョギングは無理。
今日はいよいよマチュピチュに向かいます。現地に2泊する予定ですが、カメラと2日分の衣類だけ持って、スーツケースやその他の機材は、クスコに置いていくことにしました。
今日は違うガイドさん。彼は日本語がペラペラでした。
_dsf1424
_dsf1474まずは車で1時間ほどのところにある塩田へ。こんな場所にこんな大きな塩田があったとは……。感動しました。
その後、モライ遺跡へ。円形型をしています。下までおり、写真を撮りました。
ただ遺跡を撮るだければ、観光写真&説明写真になってしまいますが、僕はそれはそれでいいと思っているのです。プロとして大切なのは、とにかく1枚でも多くシャッターを押すこと。そこで生み出された写真が何かの媒体で使われることがあるからです。アートや拘り写真だけでは絶対に食っていけない。写真家として生きるには、売れ筋の写真をたくさん撮ることも大切なのです。
_dsf1547ランチの後、オリャンタイタイボへ。マチュピチュ行きの電車はこの駅から出ています。航空券が安くなる9月は日本人だらけになるみたいですが、今の時期はアメリカ人、ヨーロッパ人が中心でした。電車は全席予約制なので満席です。
1時間半後、マチュピチュに到着。渓谷にある小さな町。町の雰囲気は鬼怒川温泉にそっくりです。
予約してあったホテルにチェックイン。
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2014年8月23日 (土)

市場、遺跡

_dsf0609アジアもそうですが、南米も現地ガイドを付けた方が取材がスムーズにいきます。今回個人取材ですが、最強のガイドさんをつけました。
クスコの旧市街はあまりときめく風景がありません。よって数カット観光写真を撮って終わり。
まずは地元の人が集う市場に行ってみます。人々の暮らしの様子を垣間見ることができ、とても面白かった。子犬もたくさん売っていた。
_dsf0631スリに注意するように、首からさげたカメラを盗まれないようにと、何度も道行く人に声を掛けられました。
カメラは小さければ小さいほどいい。ただコンデジではいい写真が取れないので、やはりそれなりの機材は必要です。持ってきた645や35mmフルサイズの機材は大きいのでこの場では使うことができない。今回、町中のスナップ撮影にはフジのX-T1を選びました。
午後は遺跡を巡ります。
ティポン遺跡、ピキリャクタ遺跡。ペルーと言えばマチュピチュばかりが有名ですが、他にもたくさんの魅力的な遺跡があるのです。
夕暮れ時、クスコに戻り、サンクリストバル教会の高台からマジックアワー、ブルーモーメントを狙いました。三脚使用時はカメラが盗まれやすいので、ガイドさんに機材を見てもらっている。
街中で夕食を食べた後、ホテルに戻りました。一つ問題が発生。シャワーのお湯が出ないのです。フロントに行くと、故障しているとのこと。修理は明日の朝から。今回は水のシャワーで我慢します。
ちなみにペルーでは、トイレットペーパーをトイレに流すことが出来ません。使った紙は便器横にあるゴミ箱に捨てます。
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2014年8月22日 (金)

クスコへ

時差ボケでしたが、3時間ほど熟睡できました。妙に心地いい目覚め。
ホテルの小型バスに乗って空港へ。アビアンカという航空会社のカウンターでチェックイン。荷物検査は長蛇の列。通過に1時間も掛かりました。やはり空港へは早め早めに行くのが基本です。
AV807便は定刻通り離陸。約1時間のフライトでクスコへ。タクシーで町中へ。まずはホテルにチェックイン。
_dsf0145ひと息着いてから、世界遺産に登録されている旧市街を歩いてみました。広場があり、大聖堂あり、ヨーロッパの街並みに似ています。
民族衣装を着た人たちが何人かいましたが、写真を撮ろうとするとみんなチップを要求してくる。これはどの観光地も同じです。写真撮影のチップの相場は1ソル。持ってきたドルを両替し、1ソルを20枚ほど用意しました。
クスコは標高3395メートルです。富士山の8合目と同じ。よって空気が薄いので、少し歩くだけで息が切れてきます。軽い高山病。慣れるまで3〜4日はかかるでしょう。
夜はグッと気温が下がります。底冷えを感じながら毛布と寝袋にくるまって眠りました。

2014年8月21日 (木)

ペルー、リマへ

今日から海外取材です。行き先は南米ペルー。その後、ニューヨーク経由で大西洋を越え、イタリアに入ります。帰りはドイツ経由になるので、まさに世界を一周する旅です。
昨晩はやり残した仕事に追われ、ベッドに入ったのが4時。2時間くらいしか寝ていません。眠い目をこすりながら出発準備を行い、11時に家を出て、タクシー、リムジンバスに乗って成田へ。
ユナイテッドのカウンターでチェックイン。この会社も積極的にウェブチェックイン、自動チェックイン機を導入しています。でも多くの人が入力の途中でひっかかり、結果としてスタッフを呼ぶことになる。以前のようにスタッフが手動でチェックインを行った方がはるかに早いのにな、と思いながらパスポートスキャンや席取りなどを行いました。
UA006便は定刻通り成田を離陸します。
数ある映画の中から日本語に対応している映画を見つけ出し、4本観ました。でも途中で何度もベイビースリーピングをしてしまったので、どれもストーリーが全く理解できません。
12時間後、アメリカ、ヒューストンに到着。この空港、トランジットがわかりにくいです。荷物をピックアップたした後、危うく外に出てしまいそうになりました。
UA854便に乗ります。満席。約6時間半のフライト。映画でも観ようとタッチパネルを操作します。
以前は日本から遠く離れた便では日本語対応の映画はありませんでしたが、今はタブレット+ビデオオンデマンドになっているので、どの便も映画は同じです。
映画は3本観ましたが、またまたベイビースリーピングを繰り返したので、ストーリーが理解できませんでした。
23時、ペルーのリマに到着。この時間は到着便が多く、ロビーは人でごった返しています。「KAZUTOSHI YOOSHIMURA」と名前がかかれたプレートを見つけます。ホテルが契約しているタクシードライバーさんです。
実は、今朝、成田で今回のスケジュールを見たのです。リマに一泊しないとこの先のクスコに行けないことに気づき、急遽、成田で旅行代理店にメールし、リマのホテルを取ってもらいました。現地ではまず取ることが不可能だったので、この判断は正しかったです。
深夜、空港側のホテルにチェックイン。こちらは冬なので、部屋の中は冷え冷えしています。毛布だけでは寒かったので、寝袋を取り出し、くるまって眠りました。

海外取材中

南米ペルー、イタリアを取材中です。
ブログは毎日書きますが、更新は帰国後(9月10日頃)にまとめて行います。
吉村和敏

2014年8月20日 (水)

お知らせ

●村岡花子と『赤毛のアン』の世界展
弥生美術館 
会場内で、プリンス・エドワード島の写真13点を展示するミニ写真展を開催中。
詳細はこちら

8月27日〜9月2日、千葉で、プリンス・エドワード島をテーマにしたミニ写真展を開催します。プリンス・エドワード島のベストショット約10点(半切サイズ)を新規でプリントしました。
千葉三越
詳細はこちら
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フレームマンのチャリティー展がはじまりました。
詳細はこちら

2014年8月19日 (火)

お知らせ

「デジタルカメラマガジン」9月号
p26〜35に、世界各国で撮影した朝と夕の作品を発表しています。とても迫力あるグラビアページになっています。p34〜35に吉村のインタビューもあります。

「日本カメラ」10月号
p151〜154に、暮色の作品を発表しています。インタビューもあります。

「ノジュール」8月号
p2〜4に、世界遺産イタリア、アマルフィの写真を発表しています。

「ゆほびか」9月号
p6〜13に、プリンス・エドワード島の写真を発表しています。

「BONVOYAGE」7〜9月号
エールフランスの機内誌です。p24〜33に、フランスの最も美しい村の写真をたくさん発表しています。

2015年カレンダー
「花子とアンの夢のことば」という、2015年版のカレンダーが出来ました。
構成、デザイン、印刷が素晴らしいです。
アマゾンはこちら

パズル
「アンの家」〜プリンス・エドワード島〜という、1000ピースのパズルが出来ました。
アマゾンはこちら

2014年8月18日 (月)

2015年版カレンダー

今、2105年度のカレンダーの制作の真っ直中です。
今日の夕方、文化堂印刷さんで、再校戻しを行いました。
4回目となる「SEASONS OF SPLENDOR 」、表紙の写真はプリンスエドワード島の灯台です。月曜始まりのデスク版ミニカレンダーの方は、タテゴトアザラシの赤ちゃんがテーマです。
来週印刷で、9月初旬から販売がはじまります。もうカレンダーの時期。1年が早いです。

2014年8月17日 (日)

ファミレス

とにかくやることが山積みで、常に時間に追い掛けられているという感じです。
今日も深夜のファミレス。
今一番したいことは、車の運転です。やはり車が好き。早く九州か北海道に行きたい。夏に行く予定を立てていましたが、中止にしました。
お台場あたりで、長時間仕事ができるファミレスか喫茶店を探そうと考えています。車を運転してそこに行き、5〜6時間仕事をして帰ってくる、というリズムを作るのが理想。

2014年8月16日 (土)

ギリシャヨーグルト

この前乗ったデルタ航空の機内で、ギリシャヨーグルトが出ました。こんなに美味しいヨーグルトがあったんだ、と素直に感動します。
日本で少しリッチな気分を味わいたい時、以前はハーゲンダッツのバニラアイスだったのですが、今はギリシャヨーグルトを買って食べています。

2014年8月15日 (金)

チャリティー写真展

今年もフレームマンの「チャリティー写真展」が始まりました。
詳細はこちら
http://frameman.co.jp/
僕は6点のオリジナルプリントを出展しています。価格は昨年同様、額付き、サイン入りで1万円です。
絵柄は、写真集の表紙になった作品などから選んでみました。
今は6点ですが、帰国後、もしかしたら数点を増やすかもしれません。いずれにしても、注文は10月頃にしめ、それからまとめて制作に入ります。今展示してあるのは見本です。
皆様のご協力、よろしくお願いいたします。

↓クリックすると拡大します。
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2014年8月14日 (木)

今日もファミレス

今日もパソコンを持ってファミレスへ。
24時間営業ですが、深夜は結構混んでいます。ひっきりなしにお客さんが来るし、受験勉強をしている若者もたくさんいる。
18才の頃、ファミレスの厨房でアルバイトをしました。金曜日の深夜、20時から5時まで働いたのです。もちろん日中は印刷会社の社員でした。あの頃、海外に出るために必死になって働き、お金を貯めていたのです。
確か印刷会社の初任給は11万5千円だった。残業代がついて手取りで18万。でも20万は欲しかったので、2万円分を深夜のアルバイトで稼ぎ出していたのです。

2014年8月13日 (水)

深夜のファミレス

仕事が詰まっています。
夜11時を過ぎると、ついつい寝てしまう。
こんな時はファミレスです。
今日も夜10時からパソコンを持って近くのファミレスに籠もりました。朝3時まで。
深夜のファミレスは不思議と仕事がはかどります。

2014年8月12日 (火)

マイブームは「青」でした。色で迷ったら青を選んでいた。
近頃は「緑」になりつつあります。ふと気づいたら、緑のものが増えており、ああ最近は緑に心が奪われているんだ、と悟りました。
ちなみにスマホは、iPhone、Androidと、ずっと白が続いていました。さすがに白は飽きてきたので、次は別の色を選ぶでしょう。先日発売になったGalaxy Tab S 10.5のTitanium Bronzeは素晴らしい色です。

2014年8月11日 (月)

アウトレット

新宿に出たら必ず立ち寄る場所があります。それはヨドバシカメラとビックカメラ。いつも用がないのに立ち寄ってしまう。
地方の取材に出たら必ず立ち寄る場所、それはアウトレットです。
今日も車を運転していたら近くに巨大なアウトレットがあったので、思わず駐車場に車を滑り込ませてしまいました。
いつもTHE NORTH FACEとL.L.BeenとFJALL RAVENでたくさん買い物をするのですが、残念ながら今日はときめく商品が見つかりません。
ふとGAPに入ったら、何と全品半額セールをやっていました。ポロシャツとTシャツが何と800円平均、シャツは1500円平均、ジャケットは3000円台でした。ときめき、大量に買い込んでしまった。
アウトレットは最高です。

2014年8月10日 (日)

カブトムシ

カブトムシ、今年は15匹誕生しました。新しいオスとメスを買ってきて、上手く掛け合わせたら、雌はたくさんの卵を産み、今年の夏は終わりました。
3週間ほどして土の中を見てみたら、すでに卵はかえっており、30匹以上の小さな幼虫がいました。
さてどうしよう。迷った末、森に返すことに決めました。実は、車で2時間ほどの所で、カブトムシがたくさんいる森を知っているのです。
オオクワガタは飼い続けます。

2014年8月 9日 (土)

スマホの傷

僕が普段仕事や作品作りで使っているカメラとレンズは、傷だらけです。2週間の海外取材を2〜3回行うと、どうしても所々に傷がついてしまう。でもそんな傷は全く気になりません。やはり仕事道具に傷はつきもの。
こんな僕ですが、スマホの傷は、気にしてばかりいました。新しいスマホを買ったら、まずはガラス表面に保護シールを貼り、そしてカバーをつける。傷を気にするというより、傷がつかない努力をしていたのです。
でもここ数年、傷はどうしてもいいや、と思うようになり、カバーをつけず使うことが多くなりました。ガラス表面も、保護シールを貼らない方が、アプリのタッチ操作が増すことがわかった。
電車の中でスマホを使っている人を観察すると、カバーなしで使っている人が結構いますね。

2014年8月 8日 (金)

フォトコンテストの審査

エアカナダフォトコンテストの審査を行いました。
今年も力作揃い。まずは半分に絞り、次に30点くらいまで絞る。入賞13作品を決める作業は、とても、とても大変でした。ただ今年は、最優秀賞はそれほど迷うことなく決まった。素晴らしい作品でした。
9月発表です。

2014年8月 7日 (木)

ルーフボックス

駐車場の前を通ったら、自分の車の上に何かが乗っていました。あっ、と思い出します。そう言えば、ロス取材の間にルーフボックスを取り付けてもらうよう、ディーラーのSさんにお願いしていたのでした。
今、ディーラーに行く時間も取れないほど多忙なので、色々なことがすべて人任せになっているのです。
前から欲しくてたまならなかったルーフボックス、ついに買ってしまいました。これで2メートル以下の立体駐車場に車を入れることが出来なくなりましたが、まあ仕方ない(笑)
今回取り付けたルーフボックス、こう見えてもかなりの大容量です。MAXで400リットルなので、たくさんの物が入ります。テント、寝袋、毛布、衣類バッグは楽勝。三脚やライトスタンドも5〜6本入ります。冬は、スノーブーツやダウンジャケット入れとして役立ちそうです。
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2014年8月 6日 (水)

観光客

イタリアで生み出した何十万枚という写真と格闘しています。毎日何千枚もの写真を見ていますが、やはり風景作品の中に観光客が入っていると、作品の力がグッと弱まってしまいますね。風景作品の中には、やはり地元の人が入った方がいい。
だから僕は観光地が苦手なのかもしれません。観光地は、どう撮っても観光客が入ってしまうから。
写真家は、意識的に観光客を抜いて撮っています。たとえばプリンス・エドワード島の「赤毛のアン」の家。僕が生み出す写真には、観光客が一人も映っていませんが、それは観光客がいない時を狙って撮っているからです。時にはお願いしてどいてもらっている。
実際は、アンの家の周りには何十人という観光客がいます。観光バスが4〜5台着くと何百人です。
アンの家の前に地元の人が歩いていれば面白い作品が生み出せるのですが、ここは入場料を払って入る観光スポットなので、地元の人の生活とは結びついていないのです。
まあでも逆転の発想で、観光客だけを撮り、「ザ・観光客」というような写真集を作っても面白いかもしれません。

2014年8月 5日 (火)

北米の食事

北米から戻ると、少し体重が増えているのがわかります。なぜなら、朝、昼、夜と、ガッツリ食べるから。特に朝は、普通にブレックファーストをオーダーすると、食パンが4枚出てきます。パンケーキの時も4枚。ソーセージー、ハム、ベーコンはかなり油っぽい。
そんな料理を、残せばいいのに、すべて食べてしまう。コーヒーも、どんどんつがれるので、3〜5杯は飲んでしまう。
ランチはファーストフードが多いのですが、やはりハンバーガーを食べると、コカコーラが飲みたくなります。ガブガブ飲んでしまう。
ちなみに、これが毎朝食べていた朝食です。朝から、かなりお腹が一杯になった。
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2014年8月 4日 (月)

Ubre

最近よくマスコミで取り上げてられるUberですが、やはりロサンゼルスでも大ヒットしていました。
移動はロケバスでしたが、たまに一人でホテルに戻ることもありました。そんな時、現地のコーディネーターさんが手配してくれた車は決まってUberだったのです。今、タクシーは使っていないということでした。
アメリカではどんな人でもドライバーになれるので、小遣い稼ぎにやっている学生さんもいました。車は、アウディとかベンツとかプリウスの新車とか、とてもよかったです。
今、多くの人がUberを使うので、ロサンゼルスのタクシー業界はかなり大変な状況に追い込まれているのだとか。
日本でもいよいよUberがスタートしたみたいですが、海外版とは多くの面で異なっています。日本はどちらかと言うとハイヤーですね。それに料金が高い。また、日本は色々な規制があるので、一般の人がアルバイト感覚でドライバーになるのは今後も無理のようです。

2014年8月 3日 (日)

帰国

機内に必ず持ち込むものが二つあります。一つはフリース。外資の航空会社は機内温度が低いので、上着を忘れると決まって風邪を引きます。
もう一つはイヤホン。イヤホンは一人一人に配られるのですが、使い捨のため、品質は悪いです。音がこもるし、雑音が入るし、たまに片方が壊れている。
PM4時半、成田に到着しました。

今回の海外取材、詳細が書けず、申し訳ありませんでした。
放送は10月頃です。近づいてきたら、ブログとツイッターでお知らせします。

2014年8月 2日 (土)

5日目

3時半起き、4時半集合、そしてある場所で朝日を撮影しました。
AM9時、皆さんと別れ、一人で空港へ。僕はこれで終了ですが、他の方々は、さらに1週間ほど滞在し、インサートの撮影を行います。これはどんな番組でも同じです。
空港のカウンターは混んでいました。帰国便は満席。案の定、通路側のシートは取れません。昔は、空港のカウンターでシートリクエストすれば通路側も窓側も取れたのですが、今は多くの人がWEBチェックインをしているので、当日のシートリクエストでは遅いのです。
55Jは人と人に挟まれた真ん中の席でした。11時間の辛抱です。
映画を観ました。やっぱり今は邦画の時代、ハリウッドはつまらない作品が多い。
まずは「ケルベロスの肖像」。まあまあ。「トリック劇場版ラストステージ」。こちらもまあまあ。

2014年8月 1日 (金)

4日目

夕方、1時間ほどフリータイムが生まれたので、街中の書店へ。写真集コーナーで、写真集を見ながら時間を潰します。
海外の書店では、決まって1〜2冊、素晴らしい写真集を発見する。今日もあるミニ写真集に心奪われ、速攻でレジに持っていきました。まさに、参りました、という感じの写真集です。
僕の「素晴らしい」の基準は、自分には撮れない、見事な構成力&デザイン力、美しい印刷、などです。

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