マチュピチュ遺跡
マチュピチュ遺跡は、ここからバスで30分ほどのところにあります。バスは一度に10台ほど出ます。5時半が始発。朝日を狙うとしたら、その始発バスに乗らなければなりません。しかし欧米人の観光客は誰もが同じことを考えるので、バス乗り場に5時半に行っても間に合わない。
僕は3時に起き、4時にバス乗り場に行きました。すでに何人か並んでおり、僕は20番くらい。時間がたつにつれ列はどんどん膨れ上がり、5時半には300〜400人が並んだでしょう。当然、最後の方は、次の7時か8時のバスです。
バスはつづらおりの険しい山道を上っていきます。運転手が少しでもハンドル操作を誤ったら、バスは崖下に真っ逆さま。乗っていて少し怖かった。
マチュピチュ遺跡の入口に到着。すでにあたりは明るくなっていました。
やがてゲートが開きます。ここでチケットとパスポートのチェックがあります。写真家では入れないので、カメラ1台だけを首からさげ、観光客のふりをして中に入ります。ダメ元で三脚を持って入ろうとしたら、やはり厳しい目を光らせていた警備員に「三脚はダメだ!」と言って没収されてしまいました。
もちろん、テレビや雑誌の仕事で写真家として入る時は、正式な撮影許可を取ります。おそらく許可を取るだけで数百万は必要でしょう。さすがに個人の撮影ではそこまで払えない。そう、知名度の高い場所は、何でもお金なんです。

ゼイゼイ言って山道を歩き高台に出て、マチュピチュ遺跡と対面しました。お〜、確かに凄い、迫力があります。でも、観光パンフの写真と一緒の風景、という感じで、すさまじい感動を味わった、というほどではありませんでした。
高台で待機していたら、右の稜線から朝日が顔を出しました。山と遺跡が眩しい光に照らされます。645カメラでの撮影は三脚がないと厳しいのですが、ブレてもいいやという思いで、手持ちで撮影しました。今回、この朝日を撮るために南米までやってきた、と言っても過言ではありません。朝日の写真はいつか写真集で発表します。
朝日を撮った後、遺跡の中に入ってみます。1時間ほどで一周できます。結局、お昼までに2周しました。
午後はインカ道を20分ほど歩き、インカ橋まで行ってみました。なかなかよかった。
その後、もう一度遺跡内を巡ります。
4時のバスに乗ってマチュピチュの町に戻りました。本当は7時頃の夕景を撮りたかったのですが、遺跡は5時クローズ、よって諦めます。いつか特別な撮影許可を取って、夕景&夜景を撮影してみたい。でも超高額でしょう。