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2014年8月31日 (日)

イタリアへ

朝8:50、イタリア、ミラノ着。何度も訪れているマルペンサ空港です。まるで故郷に返ってきたような懐かしさがありました。
さて、荷物が出てくるか。ベルトの前でドキドキしながら待っていたら、出てきました。海外では複雑な乗り継ぎをすると、ほぼ間違いなくロスバゲになります。今回もヒューストンからだったのでロスバゲは確実だろうと思っていたら、ちゃんと出てきたのでびっくりです。これですべてが予定通りいく。
エイビスでレンタカーをピックアップ。フィアット500でした。
ハイウェイを走り、350キロ先にある村へ向かいます。

さて、今回なぜイタリアに立ち寄ることになったのか。それは、ある一つの村を撮影するためです。
今、東京で「イタリアの最も美しい村」の写真整理を行っているのですが、全踏破したと思っていたら、何と一つ村を間違えて撮影していました。Castiglione di Garfagnana村とCastelnuovo di Garfagnana村。ちょっとしたスペルの違いです。8キロ程しか離れていなかったので、撮影時、間違えて撮っていることに気づきませんでした。
発覚した時、まさにガ〜ンといった感じ。またイタリアに行かなければいけない。また何十万と費用が掛かる。人生は甘くないなあ〜と思った次第。
問題は時間です。すでに年内のスケジュールはびっしりなので、イタリアに行く時間が取れません。でも、この村を撮影しないことには写真整理が先に進まない。
そこで思い切ってペルー取材の後に大西洋を越え、イタリアに立ち寄ることにしました。50万もする世界一周チケットを購入したのはそのためです。

ペルーとアメリカの時差でフラフラです。休み休み車を進め、夕方にはCastiglione di Garfagnana村に入ることが出来ました。
すぐに撮影をはじめます。
小さな案内所がありました。綺麗なお姉さんに、「宿はありますか?」と尋ねたら、いくつかB&Bを紹介してくれ、イタリア語が喋れないと言ったら、お姉さんが一軒の宿に電話をし、予約を入れてくれました。
チェックイン後再び村に戻ると、さっきのお姉さんが城のガイドツアーを終えて城から出てくるとこでした。5時で終わりのようでしたが、僕とイタリア人のご夫妻計3人で特別にもう一本ガイドツアーをやってくれることになりました。
イタリア語の説明は理解出来ませんでしたが、高台から眺める村の絶景は素晴らしかった。お姉さんに感謝です。
夜までみっちり村を撮影。
これで全踏破です。
_osh0995

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