iPadで記念写真
今、各カメラメーカーがコンデジ(コンパクトデジカメ)の製造から撤退しています。スマホにどんどんシェアを奪われているので、今後先がないと判断したからでしょう。
そういえば僕もここ数年、記念写真や記録写真はすべてスマホで撮影しています。スマホの方が使い勝手がいいし、綺麗な写真が撮れるからです。確かにコンデジは必要ないかもしれません。
仮にコンデジがこの世からなくなっても、7〜8万円クラスの高級コンパクトデジカメは今後も残っていくでしょう。というか、デジカメの主流になっていくと思う。現に僕も、Canon G1XやFUJI X-T1を仕事や作品撮りでバリバリ使っています。生み出される絵のクオリティは、一眼デジカメとほぼ一緒。もちろんデータは、写真集や個展で使えます。
海外の観光地を巡っていると、日本人と欧米人は記念写真を撮るスタイルが全く異なっていることに気づきます。
日本人はコンデジやスマホで記念写真を撮っていますが、多くの欧米人は、iPadなどの大型タブレットで記念写真を撮っています。そう、あの大きなタブレットを被写体に向けているのです。
彼らは撮った写真を他人に「見せる」ことをよくするので、画面がそのままアルバムになるタブレットの方がはるかに使い勝手がいいからでしょう。大は小を兼ねる、ということでしょうか。
ペルーにもたくさんの欧米人観光客がいましたが、やはり多くがiPadで記念写真を撮っていました。
あと最近多いのはGoProですね。特に自転車やバイクで旅する人はほぼ全員が持っています。