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2015年5月

2015年5月29日 (金)

信州での写真展スタート

帰国後1週間は、長距離の車の運転をしないようにしています。なぜなら時差ボケでふっと眠くなるから。よって今回は特急あずさに乗って松本へ。梓川アカデミア館で、5月30日(土)からはじまる写真展の準備を行いました。
写真パネルの方は火曜日に到着し、東京の業者さんによって展示が行われていました。今日の作業はキャプションなどの指示です。
展示会場は3部屋にわかれています。奥のいちばん大きなスペースで「イタリアの最も美しい村」の全作品を、真ん中で「Shinshu」のモノクロ作品を、手前の部屋で「ブルーモーメントを」を展示しています。また奥へと続く通路では、「プリンスエドワード島」を展示しました。作品点数は約140点、かなり盛りだくさんの内容の写真展となっています。イタリアとブルーモーメントの展示は、長野県では初めてです
写真集の販売も行っています。「イタリアの最も美しい村全踏破の旅」「フランスの美しい村全踏破の旅」「プリンスエドワード島七つの物語」「Shinshu」が入荷しました。来週には、「BLUE MOMENT」「LIGHT ON EARTH」「RESPECT」「プリンスエドワードアイランド」が数冊入荷予定です。
アカデミア館の常設展示も必見です。是非お立ち寄りください。

※美術館1階には手打ちソバ屋さんが入っています。ランチにお勧めです。(火曜日は休み)
※美術館への行き方 車がベストです。バスはありません。電車の場合、大糸線の梓橋駅からタクシー利用がいいでしょう。
(タクシーは電話での呼び出しになると思います)

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2015年5月26日 (火)

フランス取材

名古屋でトーク。60名ほど集まりました。その後新幹線で東京にトンボ帰りし、成田へ移動し、フランスへ向かいます。
「フランスの最も美しい村」は、出版から6年経ちました。登録された村は増えたり減ったりを繰り返しています。当時は150村でしたが、今は160村くらいになりました。今回、追加になった村を取材しようと思い立ったのです。
リヨン国際空港でレンタカーを借り、まずはプロヴァンス地区にある4つの村を訪れました。素朴な村では地元の人との出会いもあり、満足のいく作品を生み出すことができました。
旅の後半、知名度の高い村にも立ち寄り、再撮影を行いました。サン・シルク・ラポピーやコンクやゴルドは、やはり観光地です。村巡りをしてもあまりときめきません。やはり僕は観光地が苦手です。
やはりフランスは広いです。10日間の旅で、3000km以上も走りました。北部に点在するいくつかの村は、また別の年に取材します。
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2015年5月25日 (月)

写真展のお知らせ

松本市梓川アカデミア館 平成27年度企画展
吉村和敏写真展
「イタリアの最も美しい村を巡る旅
with プリンスエドワード島、ブルーモーメント、そして信州へ
期間■2015年5月30日(土)~ 6月24日(水)
講演会6月20日(吉村はこの日だけ会場に行きます)
詳しくはこちら↓
http://matsumotoakademia.blog29.fc2.com/blog-entry-143.html
http://www.azusagawa-akademia.jp/index.html

2015年5月15日 (金)

新潟

写真展終了後、すぐに新潟県小千谷へ移動し、撮影を行いました。里山の風景や闘牛がテーマです。
先月の木曽でも、今回の小千谷でも、地方で頑張っている若者と出会いしました。地域おこし協力隊で来ている人たちです。
近頃の若者は元気がない、向上心がない、夢を持っていないと言われていますが、全然そんなことはない。頑張っている若者はたくさんいます。地方に行くたびに、若者は凄い!と感じます。そういえば南米でも、一人ジャングルに入って研究をしている大学生がいました。
仮にもう一度20代をやり直せるとしたら、僕は青年海外協力隊か地域おこし協力隊を選んだと思う。
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2015年5月11日 (月)

写真展12日目

_img1172_2最終日です。
会場内には常に3〜10人ほどお客さんがいるという状況が16時まで続きました。
_img1215イタリアの写真集、講談社から300冊お預かりしていました。
15時55分に2冊売れ残っていましたが、会場にいた風景写真出版の編集者さんが残りを購入してくださり、完売しました。雑誌「風景写真」は、時々グラビア特集を組んでもらっています。素晴らしい写真雑誌なので、是非手に取ってご覧ください。

本はトータル500冊くらい売れました。今はデジタル全盛期、出版はどんどん衰退していきますが、これからも「紙」に拘っていこう、と決意を新たにしました。正直、写真集は出せば出すほど赤字になります。でも、頑張って作り続けていきます。
数日前にも書きましたが、「LIGHT ON EARTH」は凄い人気でした。このシリーズでは、「プリンスエドワードアイランド」の3倍くらい売れるのです。昨日8冊追加しまたが、すぐになくなりました。
この写真集、書店では埋もれてしまっているので、いつか書店のギャラリースペースを借り、パネル展示をやろうと考えています。

16時10分、写真展は盛況のうちに幕を閉じることができました。ありがとうございました。5月は、国内取材が3回、海外取材が1回です。時々ブログを更新します。
ノートに書かれた感想、移動の新幹線の中でじっくり拝読します。
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2015年5月10日 (日)

写真展11日目

R0000905_2ギャラリートーク、14時の部が約50人、16時の部が約40人でした。
今日は最後ということもあり、トークの終わりに質問コーナーを入れてみました。やはり場が盛り上がりました。
『「イタリアの最も美しい村」全踏破の旅』は1冊4000円もする本ですが、今回売り上げが300冊に迫る勢いです。(他のプリンスエドワード島などの写真集を含めたら500冊以上です)
今、紙の本が売れない時代です。でも、紙の本を愛し、購入してくださる方がまだたくさんいる。どんなに厳しい時代になっても紙の写真集は作りづけていこう、と心に誓いました。
R0000915_2「Shinshu」「SEKISETZ」「CEMENT」「カスタムドクター」も、ポツポツ売れました。集めてくださっている方がいるようです。心より感謝いたします。(次は、秋頃、日本の雪景色の写真集を出します)
写真展は残り1日です。僕は午後から会場に行く予定です。
明日は16時で終了です。

色々な理由があり、ブログはやめてしまいましたが、もちろん日記は毎日つけています。日記は、活動記録として必要だからです。写真集の、キャプションや場所などの文を書くときに大いに役立ちます。おそらく日記は一生続けるでしょう。
Mac用では、あまりいい日記ソフトがありません。色々なソフトを買って試しましたが、最終的に選んだのが「DAYONE」でした。これ、App Storeで買えます。
海外のアプリなので、使い勝手はイマイチですが、日本の日記でも問題なく使えます。おそらく今あるMac用の日記ソフトではナンバーワンでしょう。
DAYONEのカレンダー一覧を表示するとき、日曜始まりになっています。これを月曜始まりにするにはどうするか。Google先生に聞いてもわからない。でも先日ついに、月曜始まりにするやり方を発見しました!
Macの「システム環境設定」から、「言語と地域」を選びます。そこに、「週のはじまりの曜日」の設定項目があります。そこを「月曜日」にするのです。すると、DAYONEの方も、月曜始まりになります。日曜始まりで困っている方は、是非設定変更してみてください。
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2015年5月 9日 (土)

写真展10日目

R0000880午前中からお客さんの流れがありました。会場には常に3〜15人くらいいる状況が続きます。
ギャラリートークは、14時の部は約60人、16時の部は約50人でした。告知はこのブログとペンタックスのHPのみでしたが、かなり集まった方だと思います。ツイッターの皆さんのRT(リツリート)が効いているのでしょう。心より感謝いたします。
明日は、14時の部が40人、16時の部が30人くらいだと思います。

時々、「吉村さんはフェイスブックはやっていますか?」と質問されます。数年前にやめてしまいました。今はアカウントを残しているだけです。もちろんLINEもやっていません。特にLINEは、どこが面白いのか、どこが便利なのか、さっぱりわかりません。一生やらないと思います。
何かのプロジェクトを動かすとき、編集部や美術館が行うフェイスブックは参加してもいいかな、と考えています。
9月に、富山のミュゼふくおかカメラ館で写真展「MOMENTS ON EARTH」を開催しますが、フェイスブックの専用ページを立ち上げようと、今、カメラ館が動いています。僕も、作品や図録制作の情報をどんどんと書いていこうと思います。
ページが立ち上がりましたら、またブログでお知らせします。

2015年5月 8日 (金)

写真展9日目

R000084013時に会場に入ることができました。今日は平日ということもあり、仕事関係のお客さんが多かったです。
ある方から、写真集「Sense of Japan」はもうありませんか? と質問されました。残念ながら、ありません。僕は数十冊キープしていますが、これは手放さないつもりです。今Amazonの中古コーナーをチェックしてみたら、4000〜8000円で推移していました。あと数年で1万円以上はいくと思います。持っている方は、くれぐれも大切にしてください。

毎日、僕の嫌いな満員電車に乗って新宿を往復するのですが、実は苦ではありません。なぜなら、今、「my読書ブーム」が来ているからです。電車の中で、食い入るように活字を追っています。
数ヶ月前、Kindleに乗り換えました。他社を使っていましたが、ハードはちっとも新しくならないし、コンテンツも増えない。やっぱりAmazonに勝るものはないな、と思い、思い切ってKindleを購入しました。
Kindle、やっぱりいいです。素晴らしいです。PaperwhiteVoyage、どちらも超お勧めです。画面は紙以上に美しいので、文字がとても読みやすい。飛行機内のような暗闇で何時間読んでも、目が疲れません。
ここにきて、電子書籍のコンテンツが充実してきた、とう理由もあります。僕は20代の頃本の虫でしたが、当時、寝る間を惜しんで読んでいた本が、ついに電子書籍でも買えるようになったのです。沢木耕太郎の「深夜特急」も、五木寛之の「戒厳令の夜」や「朱鷺の墓」もある。今でもついつい買ってしまう、内田康夫もかなりそろってきた。僕は熱心な読者ではありませんが、新潮文庫の「赤毛のアン」も当然あります。
Kindleを手に入れたとき、昔読んで感動した名作を20冊くらい大人買いしました。今、それらの本を片っ端から再読しているのですが、20〜25年前に感じたワクワク感、心のときめきが、当時と全く同じように伝わってくるのです。20代に戻った気分になる。だから今、電車での移動が楽しくて楽しくて仕方ないのです。
iPhoneとAndroidにも、Kindleのアプリがあります。続きが気になるとき、スマホのアプリを立ち上げれば、Kindleで読んだページに飛びます。プチ読書にはぴったりですが、スマホやタブレットで読書をすると目が疲れるので、あまりお勧めはしません。

写真展、いよいよ残り3日となりました。
土曜日と日曜日、どちらも14時と16時に、ギャラリートークを行います。たとえお客さんが4〜5人でも開催します。

2015年5月 7日 (木)

写真展8日目

写真展会場に毎日行きたいのですが、今日は足を運ぶことが出来ませんでした。とにかくやることが山積みです。そのすべてが遅れに遅れているので、多くの人に迷惑を掛けてしまっている。
また、国内海外取材の準備や打ち合わせ、長野や富山の写真展の準備もしなければいけません。作品集の方も、今年はあと2〜3冊は出すつもりでいます。うち1冊は、富山ミュゼ福岡カメラ館写真展の図録です。すべてのテーマから代表作品を2〜4点紹介するベストアルバムになります。ご期待ください。
「イタリア〜」の写真集を買ってくださる方から、もっと大きなサイズの本にしてください、とよく言われます。
今本が売れない時代なので、B4以上のサイズの写真集は難しいのですが、「LIGHT ON EARTH」くらいのサイズの写真集であれば可能性があります。フランスとイタリアは、お気に入り80〜90作品を一冊の風景写真集としてまとめることを考えていますので、あと2〜3年お待ちください。
丸善出版のシーリーズですが、「LIGHT ON EARTH」「RESPECT」「プリンスエドワードアイランド」と3冊形になりました。次のテーマは「上五島(五島列島)」にします。すべての準備はこれからです。


◉吉村が確実に会場にいる日です。
5月8日(午後、4時間くらい会場にいます)
5月9日(10時半〜17時)ギャラリートーク
5月10日(10時半〜17時半)ギャラリートーク
5月11日(14時〜16時)

2015年5月 6日 (水)

写真展7日目

会場には常に2〜10人くらいお客さんがいるという状況が夕方まで続きました。15人くらい集まったらギャラリートークをやろうかな……と考えていましたが、残念ながらピークは訪れませんでした。
予定通り、土曜日に2回(14時と16時)、日曜日に2回(14時と16時)のギャラリートークを行います。告知はこのブログだけなので、お客さんは少ないと思います。たとえお客さんが5〜6人でも開催します。

R0000836ここリコーイメージングスクエアは、PENTAXのカメラのショールームとサービスセンターになっています。PENTAXのカメラは、たくさんのボディーカラーがあることでも知られています。暇な時間、ショーケースの中を覗き、自分だったらどの色を選ぶかな……と考えてみました。
R0000839数年前のマイブームは「黄色」でしたが、今は「薄緑」です。よって、僕だったらこのゴールドと緑の組み合わせを選ぶと思う。
仮に、この前発売になったGalaxy S6 edgeを買うとしたら、Green Emeraldを選びます。とても美しい色です。
今日は何人かに、「ブログで、スマホネタだけは続けて欲しい」と言われました。了解しました。ときどき書きます。
今は2年前と同じ、d社のGalaxy note 3とy社のPHSです。
ただやはり、電話はやはりガラケーだよな、と感じはじめています。
だからd社の夏モデルでガラホ(ガラケーのようなAndroid)が出たら、乗り換えるかもしれません。ただこれがa社のようにスマホと同じ料金プランだとしたら、興味がありません。d社には、ガラホ専用の料金プランを用意してもらいたいですね。電話かけ放題+1ギガ、3200円くらいが理想です。
PHSは地方の村では使えないので、思い切って解約します。というか、ナンバーポータビリティーで、今流行の格安simに乗り換えます。今、月5ギガでも2600円くらいなので、かなりお金がセーブできるでしょう。
しばらくはGalaxy note 3に格安simを入れて使いますが、狙っているスマホは、先日発表になったHuaweiのP8 maxです。これ、日本でも発売になればいいのですが。

2015年5月 4日 (月)

写真展6日目

_img0922_3今日も10時半から会場に入りました。
休日ということもありお客さんの流れはスローでしたが、常に1〜15人ほどいる状態が続きました。今日のピークは2時半頃訪れました。
先日、会場内の丸テーブルの上に、感想ノートを置きました。今日チェックしてみたら、たくさんの感想が書かれていました。これは僕の宝物です。_img0910_3実は1998年に行った初個展から、すべての感想ノートを保管しています。70才くらいで夢が叶い個人美術館を持てたら、これらの20冊あまりの感想ノートを、自由に閲覧できるように展示するつもりです。その時、ご自身の名前を探してみてください。

午後、松本市梓川アカデミア館の学芸員さんがいらっしゃり、5月30日からはじまる写真展の打ち合わせを行いました。
アカデミア館には3部屋あります。今回のイタリアの作品、信州のモノクローム、ブルーモーメントをわけて展示し、通路の壁にはプリンスエドワード島を数点飾ります。チラシが刷り上がりました。後日またこのブログでアップします。
チラシのPDFはこちら
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2015年5月 3日 (日)

写真展5日目(ギャラリートーク)

午前中は少なかったのですが、1時を過ぎるとお客さんが入りはじめました。今日のギャラリートーク、14時の部が約100人、16時の部が約60人でした。
僕はただ普通に写真解説をしているだけですが、多くの人が「面白かった」と感想を述べてくれます。わりかし盛況なので、5月9日と10日も、同じようにギャラリートークを行うことに決めました。どちらの日も14時と16時の2回です。
会場では、こんな感じで写真集を販売しています。
『イタリアの最も美しい村』は、1日50〜80冊くらい売れます。ありがとうございます。
結構人気があるのが、数年前に出した『LIGHT ON EARTH』です。皆さん、「この本はカッコイイ」と言って買ってくれます。今回16冊入れてみたのですが、今日完売しました。出版社に追加注文を出したいのですが、残念ながら会社が休みです。今回は諦めます。
『Shinshu』と『SEKISETZ』は2冊ずつ置いてみたのですが、何と今日完売しました。とても嬉しかったです。こちらは吉村事務所にストックがありますので、明日新たに2部持って行きます。
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◉吉村が確実に会場にいる日です。
5月4日(10時半〜17時半)
5月6日(10時半〜18時)
5月9日(10時半〜18時)
5月10日(10時半〜18時)
5月11日(15時前後)
※5月5日(火)は休館日です。ご注意ください。

2015年5月 2日 (土)

写真展4日目(ギャラリートーク)

今日は1500人以上の入場者がありました。心より感謝いたします。
ギャラリートーク、14時の方は約120人、16時の方は約50人でした。14時の方は、会場内が窮屈になってしまい、申し訳ありませんでした。16時の方はゆったりと、いう感じでした。
明日は少し落ち着き、14時、16時とも、今日の半分くらいになると思います。16時の方はかなり人が少なくなると思いますので、混雑が苦手な方は16時の方をお勧めします。
5月9日と5月10日にギャラリートークを追加で行うかは、明日の状況を見てから決めます。

2015年5月 1日 (金)

写真展3日目

午後から会場に入りました。今日はピークが訪れず、常に1〜10人いる感じでした。でも写真集は20冊以上も売れたのです。高い本をお買い求めいただき、心より感謝いたします。
明日のギャラリートーク(吉村の作品解説)の件です。
実際何人のお客さんが来るか、今の段階ではわかりません。14時の部、16時の部とも、30〜40人くらいかな……と予測しています。
トーク終了後、サインの列ができると思います。イタリア本数冊にサインを書いておきますので、お急ぎの方はレジで「サイン本をください」と言ってください。
明日、仮に混雑して吉村の話が聞けない状態になってしまったら、5月9日と10日の午後にも同じギャラリートークを行います。

写真集『CEMENT』

写真集『CEMENT』が、東川賞特別作家賞を受賞しました。
http://photo-town.jp/2015higashikawa-prize-exhibition/index.html
プレスリリースのダウンロードはこちら
出版社に確認したら、『CEMENT』の在庫はまだあるそうです。Amazonはこちらです。

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