ジュンク堂書店
Amazonなどのネット書店では、どんな本でも手に入ります。しかし、実際本を手に取って見てから購入を考えたい、という人もいると思います。
しかし、リアル書店には写真集が置かれていません。大型店にはあるのですが、発売から1〜3週間置かれるだけで、売れ残りはすべて返本です。だからこの期間を逃してしまうと、書店にはない、ということになるのです。
書店に置かれるのが1〜3週間だと、写真集はなかなか売れず、10冊入れて9冊返本される、ということはしょっちゅうです。これが全国規模になると、1000冊入れて980冊返本、ということもありえます。今、各出版社から、1日に数百冊の新刊本が出ているので、このサイクルの短さは仕方のないことだと思っています。
しかしこんな状況の中でも、吉村和敏の写真集をたくさん平積み&面出しで長〜く置いている書店が一店舗だけあるのです。池袋のジュンク堂書店です。
今日、久しぶりに池袋に出たので、9階の写真集売り場に立ち寄ってみました。
「Moments on Earth」と「雪の色」が面出しになっていました。そして何と、「カスタムドクター」と「小さな村は、聖なる鐘の音につつまれていた」と「CEMENT」もありました。感動しました。この3冊を置いている書店は、全国の中でここだけだと思います。