自撮り棒
あるところで自撮り棒をもらいました。自分で買うことはないけど、あればあったで便利かな、と思っていた製品でした。今後、海外の撮影風景などを自ら撮影し、ブログにアップしていくのもいいかもしれません。
海外の観光地では、ほぼ全員が自撮り棒を使って記念写真を撮影しています。大都市ではカメラを離れたところに置いたり誰かに頼んだりすると盗まれる危険性があるので、自分で操作できる自撮り棒が流行るのでしょう。
ここ数年、僕のような風景写真家がいらだっているのは、ドローンです。絶景と出会ったとき、ドローンが飛んでいたりします。特にテレビ局の人たちが飛ばしている業務用のドローンは、大きいので大迷惑です。
大自然豊かなカナディアン・ロッキーのある湖で、ドローンを飛ばしている白人がいました。写真を撮るとどうしても白い点として映ってしまう。
自分がもっと若ければ飛ばしているヤツと大喧嘩するのですが、もちろん今はしません。こんな時に来て運が悪かったな、とすぐに諦めます。
その湖では、ドローンが視界から外れるまで辛抱強く待ちましたが、「このまま撮って、フォトショップで消すか」と考えたりもしました。この場合の加工は、許されるでしょう。
もちろん、ドローンを全面否定しているわけではなく、僕もいつかはドローンを使って空撮してみたいな、と思っています。その作品が写真集に一枚入るだけで、だいぶ雰囲気が変わってくるでしょう。