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2016年12月

2016年12月30日 (金)

自撮り棒

Img_20161230_111801417あるところで自撮り棒をもらいました。自分で買うことはないけど、あればあったで便利かな、と思っていた製品でした。今後、海外の撮影風景などを自ら撮影し、ブログにアップしていくのもいいかもしれません。
海外の観光地では、ほぼ全員が自撮り棒を使って記念写真を撮影しています。大都市ではカメラを離れたところに置いたり誰かに頼んだりすると盗まれる危険性があるので、自分で操作できる自撮り棒が流行るのでしょう。

ここ数年、僕のような風景写真家がいらだっているのは、ドローンです。絶景と出会ったとき、ドローンが飛んでいたりします。特にテレビ局の人たちが飛ばしている業務用のドローンは、大きいので大迷惑です。
大自然豊かなカナディアン・ロッキーのある湖で、ドローンを飛ばしている白人がいました。写真を撮るとどうしても白い点として映ってしまう。
自分がもっと若ければ飛ばしているヤツと大喧嘩するのですが、もちろん今はしません。こんな時に来て運が悪かったな、とすぐに諦めます。
その湖では、ドローンが視界から外れるまで辛抱強く待ちましたが、「このまま撮って、フォトショップで消すか」と考えたりもしました。この場合の加工は、許されるでしょう。
もちろん、ドローンを全面否定しているわけではなく、僕もいつかはドローンを使って空撮してみたいな、と思っています。その作品が写真集に一枚入るだけで、だいぶ雰囲気が変わってくるでしょう。

2016年12月28日 (水)

ひたすらプリント

毎年12月はあまり仕事が入りません。よって、写真集の準備や原稿書きを進めることができます。
出版が決まっていなくても、自分である程度構成を考えていけば、「足りない写真」が見えてくるのです。次の旅ではそれを撮りに行く。
すでにある写真を、もう一度撮りに行くことはしません。たとえば、秋に出したカボチャの写真集。発芽のシーンや収穫のシーンなど、狙い撃ちで千葉の鴨川に足を運びました。
仕事場に籠もっているときは、朝から晩までプリンターが稼働しています。構成を考えたり、色見本を作ったりと、1日でA4の紙を150〜250枚出力します。
仕事場のテーブルや壁は、今追い掛けているテーマの写真で溢れます。また構成を考えるとき、名刺大の小さな写真を500枚くらい壁に貼り付け、パズルのように移動を繰り返します。この光景を見たらきっと感動すると思う。
大型インクジェットプリンターなので、インクの持ちはいいです。2〜3週間はいける。ただ交換となると、12色あるので6〜7万は掛かります。
出力しているとき、30分〜1時間の空き時間が生まれます。メール専用のパソコンで、メールの返事を書いたりします。近頃メールの返事をすぐに出すので、「えっ、吉村さん珍しいですね」と皆さん驚かれます。いつも返事は1〜5日後なので。
普段はニュースしか見ないので、世間の流行をまったく知りません。今日はネットで今流行っている歌を勉強しました。なるほど、なるほど。恋ダンスというのもはじめて知った。日本は平和でいい国だなあ〜と思いました。
PPAPは知っていた。これ、面白いと思う。

2016年12月26日 (月)

Instagram(インスタグラム)のテスト

「ツイッターやフェイスブックはやっていないけどインスタグラムはやっている」という人がたくさんいます。また、講演会で色々な人と会う度に、「吉村さんもインスタグラムをはじめてください」と言われます。
もちろんすぐにでもスタートできます。でも写真家である以上、スマホでパチリではなく、「作品」を発表していきたいな、とずっと考えていました。
出来ればカメラも、自分がよしと認めるいいカメラとレンズ。スマホを使うとしたら、最高のカメラが搭載されたスマホを使って作品を生み出していきたいです。
今日デスクワークの合間に30分ほど時間を生み出すことができたので、パソコンからインスタグラムに写真を送り込んでみました。
まだテストの段階です。
https://www.instagram.com/kazyoshimura/?hl=ja

2016年12月25日 (日)

カナダが懐かしい

この時期、カナダの友人からクリスマスメールが届きます。
急にカナダが懐かしくなり、今すぐにでも飛んで行きたくなります。
20代の頃、年に5回、秋から冬にかけては10月に1ヶ月入り、12月中旬から1月中旬まで1ヶ月入っていました。
プリンスエドワード島、1月は樹氷が出やすいのです。写真集やカレンダーで使っている樹氷の写真はすべて1月初旬に撮影しています。
そう言えば当時はインターネットやスマホがない時代。それはそれで全く問題なく、仕事先、友人とのやり取りができました。
出版社や旅行会社から仕事が入るのは、3ヶ月に1回あるかないかです。それはそれでどうにか暮らしていけました。
20年ほど前、仕事(撮影など)のギャラは、1回50〜80万くらいでした。つまり年に4回やれば、200万は稼げたので、物価の安いカナダでは十分やっていけたのです。
ギャラは年々安くなり、今は同じ仕事でもだいたい10〜20万くらいです。つまり、今の写真家は、仕事の回数をこなさないと生き残れない。
当時、大きな買い物といったら、フィルムくらいでした。あと滞在中はレンタカー代。
今は写真機材の他にも、パソコン、ハードディスク、プリンター、用紙、インクなど、たくさんの物が必要です。シンプルだった頃が懐かしいです。

2016年12月24日 (土)

新しい三脚

カメラやレンズの手ブレ補正機能が年々よくなり、また、感度を上げても粒子があれなくなってきているので、今はかなりのシーンを三脚なしで綺麗に撮ることができます。
でも僕は、三脚をよく使います。風景は隅々までシャープな絵を求められるので、三脚がないと話にならないのです。ヨーロッパの村歩きでも三脚は常に腰に装着している。
車の中には3本のカーボン三脚が入っています。メーカーはベルボンです。
先月、Pro-Geo V630(足)とPHD-66Q(雲台)を手に入れました。縦位置にしてもカメラのセンターがズレないので安定感があります。
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2016年12月22日 (木)

写真選び

東京に戻り、朝から写真選びを行いました。
いつも1枚を決定するのに、悩みに悩みます。
いいな、と思う被写体を目の前にしたら、僕はたくさんの写真を撮る写真家です。時に、100枚以上になることもある。
適正露出はすぐに選び出しができますが、構図はどの写真も似ているので、そこからベストを選ぶのがとても大変なのです。5枚くらいまで絞り、プリントアウトして、 ベストを決めたりもします。
どの写真集もそうですが、実はセレクトだけで1ヶ月以上は掛かっているのです。
来年は、長野&岐阜をテーマにした写真集も出す予定です。まずは世界の美しい朝をテーマにした「MORNING LIGHT」です。

2016年12月21日 (水)

スマホについて

色々な方から「格安スマホにしたいんだけど、どこのメーカーがいい?」と相談されます。今までほぼ全メーカーの機種を買い、使ってきたので、良し悪しが何となくわかります。
結論から言うと、お勧めはHUAWEI(ファーウェイ)です。この会社、とてもいいスマホを作ります。
先日、Mate 9が発売になりましたが、これも素晴らしいスマホです。海外では700ユーロ近くするので、日本だと8〜9万かなと思っていたら、6万円台で出してきたのでびっくりしました。コスパが高いです。
格安スマホは、どのメーカーも、1〜2万円台、3〜4万円台、5〜6万円台と3つにわかれます。どれもAndroid 6.0だとしても、安い機種は機能をだいぶ絞っているので、あまりお勧めはしません。動きはカクカクでイライラするし、液晶もイマイチなので目が疲れます。
どのメーカーも、断然お勧めは5万円以上の機種です。
あと、格安スマホにするからといっても、docomo、au、SoftBankのsimは解約しない方がいいです。最低料金の契約にしてでも、3キャリアの回線は必ずキープしておきましょう。なぜなら3社のsimは、国際ローミングに対応しており、海外でも使えるからです。
simは2枚持つことになりますが、こんな時に役立つのが、ディユアルスタンバイ機能がある格安スマホです。
HUAWEIのMate9、とても惹かれています。今持っているスマホを全部売ってでも乗り換えたい。ヨドバシカメラに行きました。案の定、Mate 9は注文殺到で、次の入荷は1月下旬になるとのこと。予約しました。

2016年12月20日 (火)

素晴らしいカレンダーが雑誌の付録になっています!

写真雑誌『CAPA』1月号に、「吉村和敏オリジナルカレンダー」の付録がついてきます! 
作品点数は、小さいサイズの写真も含めれば30点以上、スペイン、スロヴェニア、フランス、インドでの撮り下ろしです。
Canonの最新レンズを使って、美しい風景や地元の人々などを切り取りました。レンズの描写力を最大限に引き出しています。
カレンダーはデザインにも凝っており、中には上下を使って大きく引き伸ばした作品もあります。写真集のように、最後に写真解説も入ります。
日付の数字が小さいので、スケジュールの書き込みは厳しいかもしれません。スケジュールを優先される方は、毎年制作している「吉村和敏オリジナルカレンダー」をお求めください。
いずれにしても、最新海外作品オンパレードの、素晴らしいカレンダーです。これを付録にしてしまうというのが信じられませんが、『CAPA』は売れているから大胆なことが出来るのですね。
毎年カレンダーが付録になっている号は確実に完売しますので、『CAPA』1月号は1日でも早くご購入された方がいいと思います。僕も先ほどAmazonで5部注文しました。保存版とします。もちろん『CAPA』は全国の書店でも購入できます。

Amazonはこちら 雑誌『CAPA』1月号 800円+税

クリックすると拡大します↓

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2016年12月19日 (月)

雑誌をもらう

午後、神田にある出版社へ。
今どの出版社も色々なことをやりはじめていて、以前のような「紙」だけのメディアではありません。出版社に行くたびに、「ああ、こんなこともやっているんだ」と勉強になります。
いつも「吉村さん、そこにあるの持っていっていいよ」とお土産をいただきます。今日も雑誌を何冊かもらいました。
帰りの電車の中で目を通すのですが、やはり紙媒体はいいですね。僕自身、どちらかというと、写真界ではなく、出版界の方にいます。紙に囲まれている生活が好きです。

2016年12月18日 (日)

感慨にふける

久しぶりに上野に出ました。
上野には思い出があります。初めてバイクを買ったのが上野でした。
バイクの免許を取得した次の日、上野のバイク屋に行き、ヤマハXTの中古を手に入れたのです。当時、上野といえばバイクの街でした。ヘルメットとブーツも上野で揃えた。
半年ほど乗り、やはり新車がいいなと思い、ヤマハのセロー225をローンで買いました。こちらの方は、北区赤羽にあるバイクショップです。
印刷会社で働いていた頃なので、カナダのプリンス・エドワード島と出会う前です。あれから30年も経ったんだ……と、上野の路地を歩きながら考えました。

2016年12月17日 (土)

東京に戻りました

秋頃から、生活の場を地方に移しています。東京、地方を行ったり来たりの繰り返しです。
東京の仕事場に戻ると、山ほどの郵便物が机の上に積み重なっていました。
優先順位を決め、開封していきます。まずは区の健康診断の申し込みをしました。ただ通常の健康診断では発見できないこともあるので、毎年、CTスキャンやカメラを入れるなどして、それ以上の検査をしてもらっています。
写真家は体が資本です。
この時期、忘年会のお誘いもたくさんいただくのですが、毎年1つか2つしか受けることが出来ません。でも昨日は六本木で、過去に一緒に本を出したことがある大学の先生、出版社の編集者さんとお会いしました。
皆さん、10も20もやりたいことがあり、それに向けて活動をしています。だいぶ刺激を受けました。
今年はあまり作品集を形に出来なかったので、来年は頑張ろうと思います。

2016年12月16日 (金)

ポケモンGOについて

45453ポケモンGOは9〜10月にやり、144匹捕まえ、コンプリートできました。
東京ではやっていません。どこでやったかというと、主に高速道路のサービスエリアです。秋は毎日のように国内の移動を繰り返していたので、150箇所以上のサービスエリアに立ち寄り、休憩しました。そこでせっせと取った。息抜きにぴったりでした。
時間短縮のコツは、最終進化までいったポケモンは取らないこと。必要なポケモンだけを狙うのです。

36123正直、ポケモンGOにはあまり惹かれませんでした。何事も、第三者にコントロールされるのが嫌なのです。運営側の、どこそこにラプラスを大量に出すから行ってください、というのはすごく抵抗があります。映画を観たり、小説を読んだり、写真を撮っている方が何倍も面白いし、奥が深いです。
ただこのゲームの素晴らしい点は、何事もコツコツやっていればいつかは終わる、ということを教えてくれます。今、多くの若者はポケモンGOをやめてしまいましたが、出来れば最後までやってからやめてもらいたかった。

46823海外では、ポケモンGOをやっている人はほとんど見掛けませんでした。ニュースとはだいぶ違った。
ヨーロッパでは、同じく高速道路のサービスエリアで3度ほどアプリを立ち上げ、バリヤードだけを取ってきました。ニュースでは、なかなか見つからない、と書かれていますが、どこにでもたくさんいた。これもニュースとは違う。

645312なぜポケモンGOを最後までやったかというと、一度はじめたことは最後までやらないと気が済まない性格だからです。そう、性格です。
この前、メタモン(ポッポ)を取っただけで、この1ヶ月アプリを立ち上げていません。
今朝、金銀のポケモンが追加されるというニュースを見ました。でも次はやらないと思います。やりはじめたら、最後までやらないと気が済まなくなるので。

↓クリックすると拡大します。
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2016年12月14日 (水)

旅の途中

Czdjowvuqaepsl_旅の途中でも、メールが次々と送られてきます。早く返事をしなきゃと思っていながらも、夜は原稿書きの仕事があるので、どうしても返事は2日、3日と遅れてしまう。
ランチは、よくファミレスに入ります。大きなテーブル席を使えるので、ランチを食べながらパソコン仕事が出来るからです。午後2時前後のファミレスは、僕と同じ考えを持ったサラリーマンがみんなパソコンを叩いています。
それにしても、ガストのランチはすごいと思う。このボリュームで499円というのが信じられません。
今年のスタバのクリスマスブレンドは、とても美味しいです。1400円の豆を買い占めたくなります。
スタバで4時間過ごし、新聞連載2本のエッセイを書き上げました。
Czixuvukaaohhkセブンイレブンのコーヒーは、1日3回は飲んでいます。最近、バニラ香る濃厚カスタードシューを見掛けなくなりました。終わってしまったのかも。とても残念です。定番のとろりんシューと、ダブルクリームのシューがありますが、この二つは買いません。
長野の田舎道がツルツルに凍っていました。車のタイヤ、スタッドレスに履き替えていないので焦りました。
朝の光の中で見る車の色は、とても美しかったです。スマホでパチリと一枚写真を撮りました。
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2016年12月10日 (土)

講演会

写真集『MORNING LIGHT』の発売に合わせ、東京で写真展を行います。
期間は3月15日〜3月27日。講演会も行う予定です。おそらく3月25日(土)になると思います。
会場はなかなか決まりませんが、都心のどこかです。作品の裏に隠されたストーリーを1時間ほど語ります。
講演会は先着順となりますので、Twitterで募集開始を知ったら、すぐに申し込んでください。1月か2月に告知します。
写真展の会場では、いつも通りギャラリートークを行います。

2016年12月 9日 (金)

書店巡り

いま空前の新規書店出店ブームで、全国各地に個性ある小さな書店が次々と誕生しています。
出版不況で大型書店、従来型の書店は厳しい状況が続いていますが、逆に個性ある小さな書店、セレクトショップのような書店はとても元気なのです。
各雑誌でも書店特集が組まれるようになってきました。その雑誌は必ず買い、情報収集を繰り返しています。
また、日々の生活の中で頑張って時間を生み出し、新規書店に足を運ぶようにしています。どこも店内のインテリアが素敵で、品揃えにも個性がある。流行る理由がなんとなくわかります。都内にある新規書店を全店チェックしてみようと考えています。
今日は都心で打ち合わせがあったので、その後時間を作り、東横線に乗ってある新規書店に足を運びました。住宅街にある小さなブックショップでしたが、とてもいい雰囲気でした。
そう言えば、15年ほど前の僕の夢は、映画「ノッティングヒルの恋人」に出てくるような旅行書専門店をやることでした。
新規書店巡りは、今のマイブームです。これからも続けます。

2016年12月 8日 (木)

歩く

ヨーロッパの村巡りでは、毎日何キロも歩きます。朝から夕方まで歩いているような感じ。
東京に戻るとデスクワークが中心になるので、途端に動かなくなります。動いていたのに動かなくなると、何故かイライラしてくるのです。
そこで今日は打ち合わせと、仕事場に行くのに、5駅前で電車を降り、歩いて目的地へ向かいました。トータル8キロくらい歩いたと思う。
この東京でも、写真を撮りたい被写体とたくさん出会うことができました。

2016年12月 7日 (水)

上五島フォトコンテスト

平成28年度「ざぁーまに撮って! 五島列島上五島フォトコンテスト」の結果が発表になりました。
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2016年12月 6日 (火)

フランス旅行記

各国の「最も美しい村」は毎年のように再審査があり、増えたり減ったりしています。この8年間で追加になった村を撮影するため、フランスに行くことに決めました。
今回はANAです。215便は羽田を離陸。機内では「君の名は。」「シン・ゴジラ」「フラワーショー!」を観ました。
定刻より40分も早くパリに到着。レンタカーを借り、パリ市内に入ります。案の定、大渋滞。たった30キロの移動で1時間以上も掛かりました。道が複雑で、交通量が多いパリ市内の運転は緊張します。
パリを斜めに横断し、高速A11号に乗ります。夜の高速はみんな飛ばします。ゆっくり走っていると事故に繋がるので自分も飛ばす。
ヨーロッパの高速の料金所は無人になりました。料金を徴収する機械は、日本のように賢くない。チケットやお札やコインを認識しないことはしょっちゅうです。スムーズに通れるかは運。今日も高速を出るとき、チケットが認識せず、マイクで呼び出してもフランス語なので何を言っているかわからない。後続車からはクラクションの嵐で「どうしよう、どうしよう」とかなり焦りました。
夜遅く、高速近くのホテルに入ります。

朝8時はまだ薄暗いです。9時から活動を開始。高速を走り、150キロほど先の村へ。
高速を出る際、「チケットはエラーが出ないだろうか……」と緊張します。2つ前の車がトラブっていました。案の定クラクションの嵐。僕のチケットとお札は無事認識。15ユーロ。10年前と違い、高速代も随分と高くなりました。
Cyv0glpwqaab2es村に到着。なかなか魅力的な村でした。さすがに今の時期、お店は開いていませんが博物館がオープンしていたので入ってみます。自然、歴史、産業とすばらしい展示でした。
寒くて寒くて大変でしたが、3時間ほど村を歩いて撮影を行います。
再び高速に乗り、200キロ西へ移動し、次の村へ。すでに夕方になっていました。
取材をはじめます。教会に入ることが出来たので、時間を掛けて撮影を行いました。
4頃頃、太陽が沈みます。村に一軒あったホテルはクローズ。でも焦りません。フランスはホテルが多いので、いつも何とかなるのです。
Cyxqxtrxcaa0uta40キロほど北上したところにある町にイビスがありました。イビスはフランスを代表するチェーンホテル、日本のルートインのような感じです。
横に、少しお手軽なイビス・バジェットがありました。パスワードでのチェックインですが、今日はカウンターに人がいたので、普通のホテルのように手続きができました。部屋はイビスとほぼ同じです。
翌朝、まずは昨日の村へ行き、2時間ほど歩いて撮影を行いました。
次に目指すのはスペインとの国境近くにある村。約850キロのドライブです。近くのインターから高速に乗り、南下していきました。
フランスの高速の最高速度は110〜130キロ。僕はギリギリの130キロで走ります。
夕方、サービスエリアで休憩し、今日はどこまで行こうかと検討します。あと100キロほど走り、ボルドーの街で一泊するこに決めました。
高速を降りると大渋滞。ノロノロ運転をしながら、ホテル探しを行います。あるホテルにコンタクト。残念ながら満室。コンベンションか何かのお祭りがあるらしく、他のホテルも厳しいかもよ……と言われました。しかし隣にあるホテルにコンタクトすると、すんなり部屋が取れました。80ユーロもしましたが、疲れていたので即決します。いずれにしても、大都市に宿泊しようとしたのは失敗でした。
Cygo8mxaaars5h_2 翌日、260キロ南下し、スペインとの国境近くにある村へ。白壁の建物がポツンポツンと建つ、とても美しい村でした。
まずは適当な場所に車を停め、目抜き通りを歩いてみます。写真家は無意識のうちに「メインカット」となる風景を探しはじめます。絵になる風景はすぐに見つかりました。この魅力的な村に一泊したくなったので、ホテルを探します。
インフォメーションが開くのを待って、スタッフの女性に尋ねてみました。冬でも2軒のホテルがOPENしているとのこと。カントリー調のホテルにコンタクトし、一部屋押さえることができました。
近くのレストランでランチを食べた後、3時間ほど村歩きを行います。路地にはたくさんのお店が連なっています。マカロン専門店がありました。あのマカロンと違い、クッキーのようなマカロンです。これなら甘くないので食べられそう。一袋買って、お店の中を撮らせてもらいました。
城壁を歩いて、高台に建つ大きな建物(城ではない)まで行ってみます。見晴台から村を一望することができました。
夕方は夜景を撮影します。川に映り込む建物の窓明かりが美しかった。
翌日、700キロ先のプロヴァンスへ向かいます。
高速に乗り、最高速度130キロをキープしながら車を進めていきます。
フランスの高速は何カ所も料金所があります。料金所が近づく度に緊張します。
日本のETCのようなゲートもありますが、見ていると結構エラーが出ていますね。バーが開かないので、窓から手を出し、カードをセンサーに向けているドライバーがたまにいます。そんな光景を目にするたび、日本は何でも凄いなと思います。高速のETCもそうですが、通勤ラッシュ時のスイカの認識って、日本が世界に誇れる技術ですね。
マルセイユに入るとかなり交通量が多くなりました。海外での運転のコツは、スピードを緩めずに車の流れに乗ること。混んできたらギアを4速に落として運転すると、メリハリの効いた車線変更と追い越しができるようになります。ヨーロッパの道は、絶対にマニュアルでないとダメなんです。オートマは危険。だから今の時代でもマニュアルが主流。
Cysrnvwxgaace4l夕方、プロバンスの拠点となるアヴィニヨンに入りました。街中は大渋滞。10年前よりも車の量が増えている感じがします。
今朝スマホで予約したホテルにチェックイン。今の時期はガラガラで、別に予約する必要はありませんでした。
歩いて城壁内に入ります。オペラ座や法王庁宮殿などあり確かに魅力的な街ですが、あまりときめかない……。やはり僕は街には興味がなく、村の方が好きです。
デジタルカメラをモノクロモードに切り替え、路地や広間でスナップ撮影を行います。時に人も撮影しました。
高台の公園まで行ってみました。やはり今の時期、訪れる観光客は少なく、ベンチに座っているのは地元の人だけでした。
Cyvmdzixuaasm8lすれ違いざまふとスマホを見ると、一人の若者がポケモンGOをやっていました。夏からインド、スペイン、スロヴェニア、フランスと旅しまたが、ポケモンGOをプレイしている人を見るのははじめてです。海外で大ブームというニュースを時々目にしますが、報道とはだいぶ違います。
このゲーム、海外ではあまり受けないと思う。いずれにしても、ポケモンGOに関する吉村の見解は、いつかブログでしっかりと書きます。
寒くて寒くて、体が心底冷え切っています。これでは風邪を引いてしまう。
ベトナムレストランを見つけたので入ってみます。ヌードルスープを食べたら、これがとても美味しかった。メインのチキンカレーはいまいちだった。明日はスープ二つとライスにしようと思います。
翌日、この街から30キロほど離れた村を取材しました。とても素朴な村だった。
路地に猫がいました。柴犬派というのがわかるのか、猫はいつも速攻で逃げます。でも今日の猫は逃げませんでした。何枚か写真を撮ります。
高速に乗ってリヨンに移動しました。営業所でレンタカーを返却。走行距離は約3000キロ、近くのホテルにチェックイン。明日の便に乗って帰国します。
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