写真家ショップ 02日目
7時に松本を出発、8時には清里に到着しました。約55分のドライブ、快適です。
まだ、清里の美しい自然に目を向けるゆとりがありません。立ち止まってカメラを向けることが出来るようになるのは、1年後くらいでしょうか。
今日、「私のカントリー」の元編集長、江原さんがヘルプしてくれました。
開店から2時頃まではかなり忙しかったです。
途中、「萌木の村」の舩木社長がお立ち寄りくださいました。このプロジェクト、舩木社長にだいぶお世話になったのです。色々な方を紹介していただいた。
昨日のブログにも書きましたが、やはりいつも開催している写真展と同じ感じがします。
訪れる皆さんは、「写真を選ぶ楽しみの他に、額を選ぶ楽しみもある」とおっしゃいます。そう、まさにその世界を目指していたのです。
もっともっと作品を増やしたい。グッズもたくさん作り、海外でよくあるショップのように、写真家の個性があふれる魅力的な空間にしたいです。
今日はかなり売れたので、写真額は1/3くらいになってしまいました。
次、8月か9月にOPENするとき、また壁一面に写真額を飾ります。その前に、額の買い出しにも行かないといけません。オリジナリティあふれる額をたくさん探してきます。
毎日かなりの売り上げですが、やっていけそうだな、と感じたことは一度もありません。お店経営はそんなに甘くない。
時々、地元でお店を経営しているオーナーが立ち寄りますが、商売が出来ない冬の季節を乗り切ることがいかに大変かを教えてくれます。吉村ショップも、冬から春にかけ、テナント料など約100万のランニングコストがのしかかってきます。
そもそも、この世の中で、美術館とかギャラリーを経営していくのは100%無理なのです。
一つだけ方法があるとすれば、行政や企業から助成金、協賛金、寄付金をもらうことです。たとえば普段お付き合いある各メーカーさんから一口20万でもいただくと、年間300万くらい集まり、ギャラリー経営は上手くいくでしょう。
でも僕は、そこまでビジネスマンにはなれないし、なりたくもないです。やはり、作品を売ったり、写真集を売ったり、講演料をいただいたりするだけの写真家でありたいです。
いずれにしても、自分のショップを持つという夢は叶えたので、これから先の難題は少しずつ解決していきます。