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2017年9月

2017年9月17日 (日)

お知らせ

海外(スロヴェニア)を取材中です。
TwitterInstagramで、現地からスマホで撮った写真をアップします。帰国は10月5日前後の予定です。

2018年カレンダー「SEASONS OF SPLENDOR」、あと少しで完成します。
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「日本カメラ」10月号に「清里フォトギャラリー」が紹介されました。表紙を捲ってすぐ、1ページ目です。
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「EOS 6D MarkⅡ」MOOKで、先日のインド取材の写真を発表しています。
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次回、清里ギャラリーのOPENは、10月21日、22日です。

12月中旬、東京で「錦鯉」と「RIVER」の同時写真展を開催します。詳細は10月

2017年9月16日 (土)

雨の高速

清里、朝夕はひんやりしています。気温は12〜15度くらい。
そろそろ石油ファンヒーターが必要です。
今日は何となく「OPEN」にしていましたが、お客さんは一人も来ませんでした。というか、「清里の森」自体、観光客はほとんど来ないのです。どのお店も固定ファンに支えられています。
例えばこのアートギャラリーが東京にあったとしても、立ち寄るお客さんはゼロだと思います。道行く人がフラリと立ち寄るお店は、飲食店か雑貨店くらいです。だから清里にあっても、東京にあっても同じです。(実は昨年、今流行の清澄白河でも物件探をしました)
今回、想定外だったのは、高速代とガソリン代です。まさか月何十万も掛かるとは思ってもみませんでした。
今、この費用を半分におさえようと必死です。移動は、深夜割引か休日割引の時間帯にしました。高速に乗っても、いつも長坂まで行かず、韮崎で下りています。
今日は休日30%割引。大雨の中、甲府から中央道に乗り、東京に戻りました。

2017年9月15日 (金)

東京から清里へ

海外取材前で慌ただしくしています。現地とのメールのやり取りだけでもかり大変です。
東京にいるときは、何件か打ち合わせが入ります。今日は13時と14時に編集者さんとお会いしました。
東京の仕事場は狭く、MAX2人しか入れないので、僕が会社や編集部へ出向くスタイルです。
でも皆さん、清里に来たがります。「清里で打ち合わせしましょうよ」と言います。都会で働く方の多くは、気晴らしを求めているのかも。清里だと、日帰り出張が可能だし、交通費も往復で1万円弱なので、会社に申請しやすいのでしょう。
そんな意味からも、清里にギャラリーをつくってよかったな、と思います。
今ギャラリー内は椅子が不足しているので、次は4人座れるピクニックテーブルと傘を買います。朝夕かなり冷え込むようになりましたが、日中はまだまだ大丈夫。秋の青空と風は心地いいです。
もちろんギャラリー内でなくても、洒落た高原カフェが山ほどあります。

30分でも1時間でも時間が出来ると、宅急便の荷物を出したり、銀行に行ったり、病院に行ったり、喫茶店で原稿を書いたりしています。
フォトコンの講評一つにしても、かなり時間が掛かる。新幹線や喫茶店で書くことが多いです。近年、アマチュアの方々の写真のレベルが上がってきているので、評価する方も大変です。
明日から3連休です。これから3時間仮眠し、朝3時に起き、夜の高速を走って清里へ向かいます。土曜日はギャラリーに長野県からお客さんが来る予定。よって臨時OPENします。

2017年9月14日 (木)

額の買い付け

拘りのあるシェフは、自ら漁港や農場を訪ね、「自分がよし」とする食材を買い付けに行っています。以前からこのスタイルに憧れていました。
自分のギャラリーを始めるにあたり、作品の良し悪しを決める写真額は、自分でセレクトし、購入しようと考えていました。
今日はその額の買い付けの日。朝7時に東京を出発し、高速を走って地方都市へ向かいます。懇意にしている額屋さんに行き、たくさんの額を見せてもらいました。
「これは買う」「これは難しい」と、その場で瞬時に結論を出し、25点ほど額を購入します。風水を考慮して額を選ぶ人が多いので、黄色い額も数点手に入れました。
20170914_112204この額屋さんには何度も足を運んでいるので、担当者さんはとてもよくしてくます。特別に倉庫も案内してくれました。フレームのカーブが美しいイタリア製の洒落た額があったので即決で購入します。

20170914_112636ついでに、額の制作工場を見学させてもらいました。木は1本1本色味が異なります。このように加工してから色を揃えているのです。感動しました。
これからも額の買い付けは続けていきます。

Imgp1011海外では、よくアーティストが路上で自分の作品を販売しています。作品を裏打ちしてマットに入れ、それをビニールで包んで売るスタイルが主流です。(この写真はカナダのケベックです)
実はギャラリーを始めるにあたり、このスタイルも検討しました。しかしお客さんがマットのみの状態で作品を買われても、最終的には額装することになります。寸法指定の特注額は、東急ハンズでも世界堂でも、1万円以上掛かります。
だったら、最初から額をつけた状態で販売してみようと思ったのです。額も一つの作品と考えれば、写真家の個性が反映されます。
まあでも、こんなことをやっている写真家は一人もいません。僕もこれから先のことはわかりませんが、ギャラリーを始めた以上、頑張ってみようと思います。

2017年9月13日 (水)

次のOPENは10月21日、22日です

やることが山積みなので、日帰りで東京に戻りました。さすがに体力が限界で、眠いです。
次回、清里ギャラリーのOPENは、10月21日(土)、22日(日)を予定しています。
この2日間、萌木の村で「カントリーフェスタ」が行われます。
17年前に雑誌「私のカントリー」が立ち上げたイベントで、今では清里を代表する秋の祭典になりました。全国から3万人以上訪れます。
駐車場は大混雑すると思いますが、もし長蛇の列だったら、吉村ギャラリーのある「清里の森」がお勧めです。こちらにも大きな駐車場があり、比較的空いています。
ただ「清里の森」から駅までは徒歩12分、駅から「萌木の村」は徒歩10分です。もしかしたらシャトルバスが出るかもしれません。
「カントリーフェスタ」を目的で訪れる人が、5〜10人でも吉村ギャラリーに立ち寄ってくれるといいのすが……。何となくゼロという気もしています。「写真」と「カントリー」はなかなか結びつかないですね。
いずれにしても、早く吉村ギャラリーのチラシを作らないといけません。そろそろ積極的にアピールをしていかないと、埋没してしまいます。

2017年9月12日 (火)

清里へ

20170912_104809朝4時に起きることが出来ず、結局6時起きとなりました。
中央道を走って清里へ。渋滞はなく、3時間で到着しました。
今日は冷たい雨。
タイミングよく宅配業者さんが訪れ、写真額や網戸などの荷物を受け取ります。入口の大きな2枚網戸は、ネットで見つけた富山の会社で特注。16000円+送料でした。でも網戸だけです。今後、DIYで上下のレールを作ります。一日作業なので、10月にじっくりやります。
20170912_144035額の出荷作業。先日のOPENのとき、ひとまわり大きな写真額の注文が4点入りました。近日中に出荷します。
大阪の写真展会場で、イタリアのこの2枚組の写真額の注文が入りました。今日引き上げますので、こちらも近日中に出荷します。
20170912_134450午後、地方に貸し出していた大量の写真額が届きました。冷え冷えした2階の倉庫で組み替え作業を行います。本当はここも展示スペースに出来ればいいのですが、残念ながら三角屋根なので、壁がナナメです。垂直の仕切りを造ると、また何百万も掛かってしまいます。
今回、色々なことが勉強になります。いつの日か個人ギャラリーを建てるとき、今の経験が大いに役立つでしょう。

清里フォトギャラリー、次回は10月21日、22日にOPENしようと思っています。毎年萌木の村で行われる大人気のイベント、「カントリーフェスタ」にぶつけます。
今年のカントリーフェスタの詳細は、9月8日発売の『私のカントリー・秋号』をチェックしてください。
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2017年9月11日 (月)

今日もギャラリートークは盛況でした

大阪の地下鉄の乗り継ぎもだいぶ慣れてきました。10時半に会場へ。
まずは新しくなったリコーイメージングスクエアをじっくり見学。自分もギャラリーをはじめたので、什器に興味があるのです。
Djalzpbxuaapwrzやはり億単位でお金を掛けると素晴らしい空間が出来上がりますね。さりげなく置かれている椅子一つとってみても、デザイナーの拘りが活かされていました。
すべてデザインが違う椅子はAD CORE。カウンターの椅子はカッシーナ。椅子だけで数百万です。
ちなみに清里ギャラリーのカウンターの椅子は、ホームセンターのセール品。980円(笑)

Djckc9txkaafeta今日は平日なので訪れる人は少ないかな、と思っていたら、13時半過ぎから次々とお客さんが入りはじめ、14時からの部は50人ほど集まりました。
でも面白いことに、16時からの部はガクンとお客さんが少なくなり、何と3人です! しかしトークショーをはじめたら20人ほどになりました。

最初、マイクなしで喋ったのですが、声がかすれ、ああ1時間は持たないな、と思ったので、途中からマイクを借りました。リコーさんにはしっかりしたマイクがありましたが、マイクがないギャラリーもあるのです。やはりマイクは必要です。いつかMYマイクを買おうと思っています。

3日間、あっという間でした。たくさんの方にお越しいただき、ありがとうございました。写真集も、1万円の写真額も、たくさん売れました。何と「RIVER」は6冊も売れました! 
希望の額が手に入らなかった方は、もうしばらくお待ちください。吉村ギャラリーで購入できるようにします。
またいつの日か、関西の地で、皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。
お世話になったペンタックスさんにご挨拶し、地下鉄に乗って新大阪駅へ。18時16分発の新幹線で東京に戻りました。
明日は額の搬入があるため、朝5時起きで清里です。

2017年9月10日 (日)

写真展2日目

11時少し前に写真展会場に入りました。
関西で写真展を開催すると、普段お会いできない仕事関係の人と再会できるのが嬉しいです。ここ数年、すべてメールのやり取りになっているので、中には5年10年と会っていない人がたくさんいます。

今日も14時ぴったりにギャラリートークが始まりました。40人ほどだったので、作品の前で話をするスタイルでいきました。
16時から2回目のギャラリートーク。こちらも40人くらいでした。
最後に質問コーナーを作りました。写真の撮り方、旅するコツ、写真展の構成など、鋭い質問が出たので面白かったです。
2回目のギャラリートーク後、微かな疲れを感じました。今まで一日に2〜3回一気に喋っても何ら問題なかったのですが、吉村もついにおじさんになってきたのかも……。

今日もたくさんの人が、「2ヶ月に3日しか営業しなくてやっていけるのか」と、清里ギャラリーのことを心配してくれました。関西の方は、商売に関してすごくシビアな目を持っているようです。
ご安心ください。冬は越せると思います。というか、越せるように11月から努力します。
もちろんギャラリーだけで生活していくとしたら、100%無理でしょう。僕の場合、写真の仕事もあるので、そのギャラで、ランニングコストを穴埋めしていけるのです。たぶん。
いずれにしても、利益を出している企業は少ないと思います。多くの企業が、銀行から借りたお金で成り立っています。吉村事務所も法人です。つまりどうにでもなるのです。
プリンスエドワード島に一年住むとか、フランスやイタリアの美しい村を全部撮るとか、どこかで決断し、ズバッとやらないと、夢はいつまで経っても実現しません。ギャラリーに関しても、先のことを考えず、まずはズバッとやってみたのです。

2017年9月 9日 (土)

大阪での写真展、はじまりました

_img0932地下鉄に乗って会場へ。
リコーイメージングスクエア大阪は今日からOPENです。
写真展「MORNING LIGHT」はこけら落とし。「朝」は、すべてのはじまりにぴったりのテーマです。
それにしても、このような素晴らしいショールームを造ってしまうリコーさんって、やっぱり凄いですね。

写真展、13時30分くらいまでお客さんはポツポツでした。ギャラリートークは人が集まるだろうか……と心配していましたが、45分を過ぎると次々と人が入りはじめ、あっという間に100名近くに膨れあがりました。
予定通り14時からギャラリートークを行います。
超混雑した会場で、吉村が動き回ってトークを行ったので、さぞかし聞きにくかったと思います。本当に申し訳ありませんでした。やはりこの会場でのギャラリートークは無理がありました。
明日14時の部は、会場内に設置した巨大なモニターに作品を映し出し、それを見ながらトークを行う方式に切り替えます。講演会のような感じになります。

16時から、全く同じ内容でギャラリートークを行いました。こちらの方は30名ほど。
明日も、14時からの部は混み、16時からの部は少ないと思います。16時からの部がお勧めです。
月曜日は、平日なので、かなり人が少なくなるでしょう。

ギャラリートーク終了後、サイン会を行いました。多くの方から「大阪での開催、楽しみにしていました」と言われました。皆さん、待っていてくれたんですね。とても嬉しかったです。
吉村の写真集を山ほど抱えて持ってきてくれた方がいました。リュックの重さは10キロ以上。感激です。もちろんすべてにサインを書きました。
_img0928入口横に、本の展示コーナーがあります。ここに吉村の写真集やエッセイ集が置かれています。
「ローレンシャンの秋」が欲しい、と多くの方に言われました。清里ギャラリーで販売している最終在庫を持ってこればよかったです。
本って不思議です。絶版になると、皆さん欲しくなるようです。

_img0947 1万円で販売している小額に入ったオリジナルプリントは、10点以上売れたと思います。やはり一番人気はアメリカのポートランドの作品。もしかしたらこの作品、吉村の代表作の一つになるかもしれません。
今後、清里ギャラリーでも、この作品でオリジナルプリントを作ります。今回買えなかった人は、もうしばらくお待ちください。

多くの方から、「今度清里にも行きます!」と言われました。はい、是非来てください。お待ちしております。
清里ギャラリー、なかなか営業できませんが、頑張って2〜3ヶ月に一度は開けていくつもりです。冬の期間はクローズするつもりでしたが、石油ファンヒーターで何とかならないかな、と思いはじめてきました。
でも清里の標高は1300m、マイナス10度以下になる日もあるので、訪れる皆さんは覚悟が必要かも。

2017年9月 8日 (金)

写真展の準備

大阪です。
リコーイメージングスクエア大阪へ。3時頃からギャラリーの展示がはじまりました。
写真額は強力なマグネットで固定する方式でした。これだと自分達で展示できるし、何より壁に穴が空くことはありません。時代は変わったなあ〜という印象を受けました。清里ギャラリーで採用したくなりましたが、壁は特注。鉄の壁だけで何千万もするそうです。
みんなで作業したら、2時間ほどで展示が終わりました。素晴らしい写真展会場が完成します。ギャラリー面積は新宿会場より狭いのですが、天井が高いので、不思議と広く感じます。中にもう一枚壁を作ることにより、新宿で展示したすべての作品を展示することができました。
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2017年9月 5日 (火)

国道を走る

昨年から、東京—清里—松本間の中央道を何度も走っています。
中央道には問題箇所があります。小仏トンネルです。ここは必ずと言っていいほど渋滞する。週末は20〜35キロ渋滞が当たり前です。
清里から東京に戻るとき、小仏トンネルが30キロ渋滞だと、東京まで5〜6時間掛かります。つまり18時にギャラリーを出ると、東京の家に着くのは23時になるのです。
渋滞がないと、2時間で着ける。つまり清里を21時に出れば、23時に家に到着できるのです。

9月3日の最終日、ギャラリー内で出荷作業を行い、20時に出発しました。
渋滞が解消したら中央道に乗ろうと、渋滞情報を逐一チェックし、国道20号を南下していきます。しかし22時を過ぎても渋滞は収まりません。
結局、八王子まで国道で来てしまいました。八王子から高速に乗ったら、首都高はガラガラだった。
確かに国道20号は時間が掛かりましたが、嬉しかったのは、高速代4000円が浮いたことです。すごく嬉しかった。往復で8000円セーブ出来るとしたら、10回で8万円、20回で16万浮くことになります。国道を走れば最新のMacのノートブックをすぐ買えるじゃん、という感じでした。

iPot-touchには500曲くらい入っていますが、さすがにどの曲も聞き飽きたので、今はFMばかりを聴いています。喋りが下手なDJはイライラしますが、J-WAVEのピストン西沢氏の軽快な喋りは、やっぱりいいな、と思います。
近頃流行の歌も、だいぶ詳しくなりました。ラジオでしょっちゅう流れている「君はロックを聴かない」もいい歌だと思う。
いずれにしても、吉村は昭和の人間です。今、80年代に流行った曲を車の中で流しています。

2017年9月 4日 (月)

次は大阪です

土曜日から大阪で写真展がはじまります。
関西では8年ぶりの本格的な個展。是非お立ち寄りください。

吉村和敏写真展「MORNING LIGHT」
リコーイメージングスクエア大阪
〒540-6591大阪府大阪市中央区大手前1-7-31 OMMビル1階
お問い合わせTEL 050-3534-6188

会場内で行うギャラリートークは9月9日、10日、11日です。
どの日も1400〜と16:00〜。つまり計6回行います。すべて同じ内容です。
参加無料、予約不要。ご都合のいい日時にご参加ください。
会場で販売する写真集は「MORNING LIGHT」「MAGIC HOUR」「BLUE MOMENT」の3種類です。
関西に関連がある最新写真集「RIVER」(木曽川で作られた電気は関西に送られています)を、10冊ほど抱えていくかもしれません。
東京展で好評だった額付きオリジナルプリント(1万円)の販売もする予定です。
今週末、皆さんとお会いできるのを楽しみにしております!
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2017年9月 3日 (日)

03日目

セブンイレブンのコーヒーを飲みながら清里へ。
10時ぴったりにOPEN。今日も1時間に1〜5名といった感じでした。
夕方、自分自身が、建物前の階段でこけそうになりました。
くれぐれもご注意ください。

皆さん、拘りを持って写真額を選んでいるのが、すごくよく伝わってきます。ご自宅の壁紙とのマッチング、風水、予算などなど。
今後も、作品の絵柄や額の買い付けを慎重に行っていこうと思いました。次回は少し大きめの額も用意します。

今回、不思議と同年代から共感を得ています。
「50になると、何か新しいことにチャレンジしたくなるんですよね。吉村さんのお気持ち、よーくわかります。頑張ってください」と、多くの人から言われました。
今のところ、このギャラリーが上手くいくかどうかはわかりません。営業できない冬の期間をどうするか、という大問題も待ち構えています。月15万×5ヶ月のランニングコストは、ネット通販で補填していくつもりですが、果たしてどうなることやら。
僕はこのギャラリーで利益を出そうとは思っていないのです。ただ、プラスマイナスゼロを目標にしています。

趣味がない人間です。一つあるとすれば、バイクです。
いつかセロー250を買って、日本一周撮影の旅に出るのが夢です。セローは10代の頃に乗っていたバイクで、僕にとっては世界一のバイクです。他のバイクには興味なし。バイクはセローです。
昨日、ショッキングなニュースが飛び込んできました。ヤマハはセローの生産を終了するとのこと。しばらく何も手に着かなくなるほど、ショックを受けました。

3日間、たくさんの方々にお越しいただきました。心より感謝いたします。
ヤマト便を希望された方は、明日東京の事業所から発送します。新規の写真額の制作の方は、2週間ほどお待ちください。海外取材前には必ずお送りいたします。

これから東京に戻ります。中央道は30キロ渋滞なので、夜10時過ぎに清里を出発しようと考えています。

清里に到着しました

清里ギャラリーは、観光とセットで訪れる人が多くいます。
「お願いですから吉村さん、もっと早めにOPENの日を出してください」とよく言われます。
実はこれが一番難しいのです。やはり写真家である以上、海外取材を優先に考えないといけないので、先のスケジュールがなかなか立ちません。
次回は、カントリーフェスタが行われる10月21日、22日を目標にしていますが、正式にはまだ未定です。あと少しお時間をください。

20170703_22473320170703_224913自分の作品が、洒落た額との組み合わせによって、さらに輝くことがわかりました。
額は全国の額屋さんで買い付けているので、基本的には一点ものです。すでに生産終了している額もたくさんあります。
真っ青な額とブルーモーメントとか、白と金の額とクリスマスとか、自分でキープしておくべきだったかな……と思う作品もいくつかありました。
今回、驚いたのが、風水インテリアを考えながら写真額を選ぶ人が意外と多くいることです。
「もっと黄色い写真を探しているんだが」「富士山のような山の写真はありませんか」とよく質問され、理由を尋ねると「風水」でした。
僕自身も、黄色やロッキー山脈やドロミテの風景は好きです。次回、写真額をもっと増やそうと思いました。
いずれにしても、風水のことは全く知らないので、少し勉強してみます。

先程、清里に到着しました。今日も気持ちのいい青空が広がっています。
今日も10時からOPENします。
地図です。森の日曜日さんの横の建物です。
407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545-1 清里の森
吉村和敏 清里フォトギャラリー+Books
電話 0551-30-7720
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2017年9月 2日 (土)

02日目

20170902_101301疲れが出はじめたのか、早起き出来ませんでした。よって、ギャラリーに入ったのは8時半。大急ぎでセッティングし、床掃除をし、10時OPEN。
清里はよく晴れます。外に出て空を見上げたら、美しい秋雲が流れていました。
今日は土曜日なので混むかな、と思ったのですが、夕方までお客さんの流れはスローでした。1時間に2〜5人くらいです。

写真人生30年の経験から、今展示販売している額のサイズは、日本の住居にベストサイズだと思っています。でも中にはA2以上のサイズを希望される方もいらっしゃいます。大きな額を制作するには、制作費が高額になってしまうので、なかなか踏み出せません。過去に百貨店からの注文で痛い目にあったことがあるからです。半分以上売れ残り、吉村事務所は大赤字でした。(東の壁にOUTLETで展示している額がそれです・笑)
今後も、大きな額の展示販売は行いませんが、もちろん、注文は受け付けています。制作期間は1〜2ヶ月です。

よくギャラリーでは、ピクチャーレールを使って作品を展示しています。そのピクチャーレールがあまり好きになれません。だから自分のギャラリーは、作品展示は釘打ちでいこうと最初から決めていました。今、気兼ねせずにガンガン穴を開けています。
欧米の家によくある壁に無造作に作品を展示するスタイルは、ピクチャーレールでは絶対に無理なんです。
20170902_084848もちろん壁には、釘の穴がどんどん空いていきます。そんなとき活躍するのが、ジョイントコークA(ライトアイボリー)です。色々試したけど、これが一番いいです。Amazonで買えます。

実は数字に弱いのです。レジ打ちがとても難しい。やり方は覚えたのですが、間違えてはいけないという焦りから、動きが超スローになり、その間に会話したりすると、どこまで打ち込んだか忘れてしまうのです。
数字とは無縁の人生だったので、例えば10055円とか受け取った場合、中に0がいくつくるのか咄嗟にわかりません。
今のところ、慎重に慎重にやっているので、間違いは一度もありません。一日の終わりにレジから出てくる集計表も、きちんと受け取っています。
いずれにしても、「消費税って高いよなあ〜」と思います。お客さんに申し訳ない気持ちでいっぱい。消費税を上げないと国が大変なのはわかりますが、理想は5%ですね。

清里はとても素晴らしい場所です。何よりネーミングがいい。滞在が長引くにつれ、ますますこの地に惹かれていきます。毎日、ご近所さんや犬を散歩している方々と、たくさん会話をします。プリンスエドワード島で暮らしていた頃を思い出します。
ギャラリーが清里でよかったと思うのは、日本のほぼ中心にあるということ。新潟や名古屋で暮らす人たちとグッと近づいた感じがします。

大切なお知らせ

ギャラリーの前は、3段の階段になっています。
入るときはいいのですが、出るときに、ここに段差があることに気づかず、こける人が多くいるのです。「どうもありがとうございました」と言ってギャラリーを出た直後に、「おっと危なかった!」「ギャー!」と声が聞こえます。
お隣の「森の日曜日」さんは段差にカボチャが、レイスリーさんはベンチが置かれています。その意味がようやく理解できました。
吉村ギャラリーも、この階段に関しては、対策を練らないといけません。
「ギャラリーの前には階段あり」です。
皆さん、くれぐれも注意してください。
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2017年9月 1日 (金)

追加の額

サラリーマン時代を思い出しながら、今日はギャラリー内で残業をしています。
週末の件を心配されている方が多いと思いますが、くれぐれもご安心ください。今日売れたのは12点で、まだ100点近い作品があります。また、明日午前(9時半頃)のヤマト便で、10点の作品が到着します。2階の倉庫にある額とドッキングし、すぐに展示します。
20170901_203642現在2階に在庫であるのは、こんな額です。基本の白い額はあと23個あります。
ただ日曜日は、東京から届く便がありません。いずれにしても、明日の状況は、また明日の夜にブログで報告します。

今日は多くの方が、ここに来るのに道に迷ったようでした。
清里の駅からは徒歩15分くらい掛かるようです。駅前に案内所がありますので、地図をもらってください。
Googleさんと電話で話しました。Googleマップには、一週間くらいで正確な場所が反映されるそうです。助かります。

01日目

20170901_0802057時にギャラリーに到着。
朝から快晴の青空です。でも風が冷たく、秋の気配を感じます。
9時から、ギャラリー内の写真撮影。店内のイメージ写真が欲しいという媒体が多いので、三脚と広角レンズを使って本格的に撮影しました。インテリア撮影は得意です。
10時OPEN。
11〜13時にかけ、切れ目なくお客さんが入りました。東京、神奈川、群馬、大阪、滋賀など遠くからお越しいただきました。心より感謝いたします。
電車の方は皆さんヤマト便を希望されました。海外取材前に必ず送りますので、もうしばらくお待ちください。
30cm×30cmの基本の白い額でしたら、写真の組み合わせは自由です。今日もオーダーされた方が何人かいました。制作後、ヤマト便で送ります。

夕方3時を過ぎると、お客さんが切れました。
近くの別荘で暮らす方がいらしたので、清里ライフについて話を聞きます。お勧めレストランを幾つか教えてもらいました。「森のレストラン イゾルデ」(要予約)、「おいしい学校」に今度行ってみようと思います。

夕方、Googleから電話。新しいお店の場所を地図に正確に表示させたいので、営業時間など詳しい情報を教えてください、とのこと。こちらからコンタクトしようと思っていたので、ちょうどよかったです。
いずれしても、Googleは凄い会社だと思います。Amazonもそうですが、急成長している会社は、スピードが全然違う。

20170901_173436今日は、写真額が12点ほど売れました。やはり「額」と「写真」のマッチングがいい作品はすぐに売れてしまう。
正直言って、額の買い付けのとき、高い額を買うのは少々怖いのです。作品の価格が上がってしまうので。でも、今後はもう少し増やしていこうと思いました。
大切なことは、「作り手自らも欲しいと思う作品を生み出すこと」です。でないと、皆さんの心には響かない。
どの世界でも、アーティストは自分の作品を所有していません。次から次へと手放していくのが基本。自分の作品を自分で所有しはじめたら、アーティストは終わりです。


ギャラリー内の写真

9時に気合いを入れて店内の写真を撮りました。
プロに頼むと高いので、自分で(笑)

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