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2017年11月

2017年11月19日 (日)

海外です

スペインを取材中です。
時々、スマホで撮影した写真を、InstagramTwitterにアップします。
帰国は12月上旬の予定です。
吉村和敏

2017年11月18日 (土)

清里フォトギャラリー、冬眠に入りました

朝、中央道を走って清里へ。このところ毎日高速を走っています。今月も高速代とガソリン代で15〜17万はいくでしょう。
Img_20171118_165939213_hdr清里フォトギャラリーの冬支度です。書籍はすべて箱の中に入れました。
最後に「水抜き」を行います。やり方がわからなかったので、管理事務所の職員さんに教えてもらいました。
まず元栓のバルブを閉めます。その後、水道の蛇口を開いて水を全部出す。このとき、蛇口を閉めないことがコツだとか。空気の通り道が生まれるからです。
次はトイレ。タンクの水を空にします。大変だったのが、ウオッシュレットの水抜き。側面に水抜き用の栓があることを始めて知りました。
便器の水をポンプで吸い出し、そこに不凍液をドボドボと入れます。この不凍液が高い。1リットル600円もしました。
これでいつ氷点下になっても大丈夫です。夕方5時には外気温が5度まで下がりました。明日の朝、マイナス2〜3度になるかもしれません。今日来てよかったです。
Img_20171118_165742629ドアに「CLOSED」のはり紙をし、電気のブレーカーを落とし、ギャラリーは冬眠に入りました。
もちろん冬の間使わなくても、毎月、高額なテナント料は発生します。これはどんな不動産だってそう。仕方ありませんね。

借金してでも、あと1年は頑張ってみます。そして、来年の秋の終わりに、ギャラリーを閉じることにしました。
本当は今すぐにでも解約した方がいいのですが、せっかく始めたので、もう少しこのギャラリーをキープしておきたいのです。
自分のギャラリー&ショップを持つことは、20代の頃からの夢でした。毎日のように夢見ていた。
今年、頑張ってその夢を叶えたのです。だから、もう少しその夢を味わっていたい。少なくともあと1年は。
そして来年の秋の終わり、夢を断ち切ります。そして、ギャラリー&ショップの夢は、一生見ないことにする。

まあでも現実問題として、夢ばかり見ていられないので、まずは今年の冬どうするかを真剣に考えます。東京で写真額の展示即売会を行います。今、ある書店さんと打ち合わせを繰り返していますので、会期の発表はもうしばらくお待ちください。
来年の春は、先日ブログで書いたように、2階の倉庫を作品展示のギャラリーにします。今、釘打ち出来そうな安いパーテーションをネットで探しています。8枚ほど購入すれば、本格的なギャラリーになるでしょう。

2017年11月17日 (金)

栃木、代官山、銀座、神保町

まずは栃木県で打ち合わせ。いつもは車で1時間ですが、東北道事故渋滞で3時間半も掛かってしまいました。もちろん渋滞とわかったらすぐに高速を下り、国道を走ります。でも今日は国道も工事渋滞でした。
東京に戻り、車を置いて、電車で代官山のラボへ。14時の約束が、2時間半遅れの16時半になってしまいました。
写真展「Pond & RIVER」の本番プリントの仕上がりをチェックします。10枚ほど焼き直しをしてもらうことにしました。
錦鯉も発電所も、全紙サイズに伸ばすと迫力が全然違います。これぞ作品って感じです。写真集の小さなサイズでは決して伝えることの出来ない「何か」が作品に宿っています。だから写真家は写真展をするのです。12月の写真展、是非お越しください。
「清里フォトギャラリー」の東京展も、別の場所で同時期に開催できるかもしれません。
銀座に出て、別のラボで、現像済みのフィルムを受け取ります。フィルムを使う努力をしています。銀塩という素晴らしい写真文化を大切にしていきたいのです。
Do0lownw4aaoy5hクリスマスツリーを見掛けると写真を撮りますが、このスマホのカメラ、夜は全くダメなんです。ピンが合わないしブレる。写真家なので、やはりいいカメラ(スマホ)が欲しいです。ナンバーワンは間違いなくアレです。日本で発売になったらすぐに買います。ヨドバシカメラのポイントはすでにたまっています。
神保町の出版社へ。ある雑誌の企画で、ウェディング専門の写真家さんと対談を行いました。その道を極めている人は、凄いですね。僕も頑張らないといけません。

2017年11月16日 (木)

一つの夢

清里フォトギャラリー、はじめてはみたものの何かと大変で、実は11月いっぱいで閉店することも真剣に考えました。
でも先日、もう少し頑張ってみよう、と結論を出し、12月のテナント料を振り込みました。
当面の課題は、「営業できない冬をどう乗り切るか」です。東京で清里フォトギャラリーの展示即売会やトークショーを企画するなどして、1万円でも2万円でも売り上げを確保していけたらと思っています。

実は来年の春、ある構想があるのです。それは、建物の2階の屋根裏部屋を、ギャラリーにすることです。8畳くらいの広さがあり、4〜5人は入ることが出来ます。
問題は、今ある写真額や書籍の移動です。2トントラック1台分くらいあるので、近場で倉庫を借りなければいけません。
切妻屋根なので、すべての壁が斜めです。垂直の壁を造る内装工事も必要になってきます。イーゼルを使って作品を展示する方法もありまが、少しイメージが違うかもしれません。
あと、スポット光などの照明設備も必要です。これにお金が掛かる。
改装工事費用は40〜50万といったところでしょうか。
2階がミニギャラリーになったら、定期的に写真展を開催できます。2カ月に1回くらいのペースで、「雪の色」とか「観覧車」とか、拘りテーマのミニ個展を行います。
2階のギャラリー構想、これは夢の一つです。
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2017年11月15日 (水)

「日本で最も美しい村」の連合フォーラム

イタリア文化会館で、「日本で最も美しい村」の連合フォーラムが行われました。
トーク・セッションのパネラーとしてお呼びが掛かったので、出席します。
前半は、浜田哲町長と、ジャンカルロ・ダッラーラ氏の基調講演。「アルベルゴ・ディフーゾ イタリアの小さな村における空き家の再生」についてお話をお聞きしまた。
後半、トーク・セッションが行われました。コーディネーターは臼井冬彦氏、パネラーに長谷川昭憲氏、佐竹正憲氏、菊地マリエ氏とそうそうたる顔ぶれ。ここに写真家の吉村なんか加わっていいの?って感じでした(笑) まあでも、海外の最も美しい村で、見て、感じたことはいくらでも語れます。
会場には、全国から300人ほど集まりました。たくさんの人が美しい村に感心を寄せていることがわかります。
早く日本の美しい村の取材を開始したくて仕方ないのですが、問題は時間です。
海外ではスペイン、スロヴェニア、インドと忙しく、来年はカナダとスイスのあるテーマも始まります。でも必ず日本の美しい村を取材します。やると決めたらやります。

2017年11月13日 (月)

Mac mini

朝、松本を出発、清里へ移動します。
昨日売れ残った写真集を2階の倉庫に入れた後、1時間ほどギャラリーの冬支度をしました。
東京に戻ります。慣れというのは不思議なもので、松本—清里—東京間の車の移動が苦ではなくなりました。問題は高すぎる高速代です。
午後は銀座と六本木で打ち合わせ。
途中、アップルストアに立ち寄り、Mac mini不調の相談をしました。修理に3〜4万掛かるとしたら、新調した方がいいかもしれません。仕事道具なのですぐに買ってもいいのですが、何となく来年新しいMac miniが出そうなんですよね。

2017年11月12日 (日)

塩尻でトーク

お昼ちょっと前に、講演会場となる塩尻市市民交流センターへ。
ここの図書館はとにかく凄いな、と来るたびに感じます。快適な環境の中、学生さんたちは必死に勉強していた。確かに家でやるよりはかどりますね。
3階の多目的ホールで、パソコンのセッティング。演台の横に、普段使っている8×10カメラを飾りとして置いてみました。
14時からトークが始まります。予約で86名、当日参加10名ほど、約100名のお客さんが集まりました。
今回、「世界の美しい風景を求めて」というタイトルが与えられました。僕が考える「美しい」をテーマに1時間半ほど語ります。「プリンスエドワード島」から「発電所」に繋げていくのは結構難しかったです(笑)

最後の質疑応答では、やはり撮影技術に関する質問がたくさん出ました。
僕はテクニカルの写真家ではないので、この答えが難しい。実際のところ、「プログラム」か「絞り優先オート」しか使わないのです。「マニュアル」なんて面倒なモードは、ストロボ撮影のときしか使ったことがない。
風景を撮るとき、絞りはフィルム時代の流れでf 22かf 32です。回折現象を気にして撮ったことはありません。

終了後、写真集の販売とサイン会。30冊以上も売れました。ありがとうございました。清里フォトギャラリーは冬営業できないので、今日の売り上げはとても助かります。
夕方、関係者の皆さんにご挨拶し、市民交流センターを後にしました。
例のエネオスでガソリンを満タンにし、国道を北上していたら、アサヒサイクルがあったのでふらりと立ち寄ってみます。自転車が好きなんです。
地方のお店は何でも巨大ですね。スーパーもホームセンターもスタバも、東京の2〜3倍はある。平田で「からあげセンター」を発見。気になります。いつか入ってみます。

2017年11月11日 (土)

長野県へ移動

Dovhe_gx4aascpz明日講演があるので、長野県へ移動。途中、清里に立ち寄ります。
周りの木々は葉を落とし、冬枯れの風景が広がっていました。不思議な寂しさを感じます。
1時間ほどギャラリー内で作業を行いました。講演会場で販売する写真集の選び出し。イタリアやベルギーなど、2〜3冊持っていこうと思います。
今店内にある写真集は、すべて出版社から買い取っているのです。トーク終了後、1冊でも売れると嬉しいです。
高速を走って松本へ移動。清里より寒く、外気温9度でした。北アルプスはうっすらと雪化粧しています。
35年前、高校生だった自分はどんな写真を撮っていたか……。綺麗に忘れていますが、確か朝霜にカメラを向けていたのがちょうど今の時期だったと思う。
早起きして郊外に出掛け朝霜を撮る、というトレーニングが、写真集「ローレンシャンの秋」に繋がったのかもしれません。

2017年11月10日 (金)

もしかしたら東京で開催するかもしれません

朝、代官山へ。
写真展「Pond & RIVER」のテストプリントが仕上がったので、赤を入れてきました。錦鯉はまずまずでしたが、発電所の方はイメージが違ったので、もう一度プリントをし直してもらいます。
写真展の準備、とても大変です。ただ経験上「何をいつまでにやる」というのがわかっているので、上手くスケジュールを組んでいれば無事に開催までこぎ着けます。
駅まで歩きます。ビルやマンションの一階にお洒落場お店がたくさんありますね。いつかこんな感じでギャラリーを持てたらいいのですが。駅近くの不動産屋で物件チェックをしてみたら、どのテナントも月20万以上でした(笑)

「清里フォトギャラリー」、12月9日、10日は営業を行わないことにしました。
冬の期間は、東京のどこかで展示販売を行うつもりでいます。午後、ある場所で打ち合わせ行ってきました。
すべての写真額を持ってくるつもりでいますが、問題となるのは価格です。清里の価格はギリギリです。ここから販売手数料が差し引かれると、売れば売るほど赤字が拡大していきます。1点あたり5000円くらい高くしないと厳しいかもしれませんが、それでは吉村のポリシーに反するので、頑張って1000〜2000円くらいのアップにとどめようと考えています。12月に電卓を弾きます。
でも逆に、清里は安く、東京は高くするような価格差を出してもいいのかもしれません。僕は販売の素人なので、この辺りがよくわからないのです。関西の友人に相談してみようかな……。

2017年11月 9日 (木)

倉庫で作業

写真家は物が増えていく職業です。
近場で4つの倉庫を借りているのですが、毎月の支払いがとにかく大変です。倉庫代のために働いていると言っても過言ではありません。
今日、思い切って埼玉の倉庫を解約しました。
書店から返品された傷んだ写真集を出版社から買い取り、いつか売れるかもしれないと思い倉庫にキープしていたのですが、いつかは来ないことがわかったので(笑)、思い切ってすべての写真集を断裁処分することにしました。たとえ汚れた本でも在庫扱いになるので、税金が掛かってきます。よって、いつまでもキープしていくことは難しいのです。

夕方、都内で借りている別の倉庫に行き、額から作品を外す作業を行いました。全紙サイズだったので結構大変でした。2時間半も掛かってしまった。腰が痛いです。
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2017年11月 8日 (水)

1本のレンズ

先日、一眼デジカメに単焦点レンズを装着し、つまり1本のレンズだけで旅を行いました。
撮りはじめたとき、もっと広角が欲しいな、とか、そんなことばかりを考えていましたが、焦点距離が決まっていると被写体を工夫して撮るようになるので、意外な作品が次々と生み出されていくのです。自分にもこんな写真が撮れるんだ!と新鮮な驚きを感じました。
よくよく考えてみれば、写真に興味を覚えた高校時代、50mm1本しかな持っていなかったのです。それでもたくさんの写真を撮り、撮る行為が楽しくて仕方ありませんでした。
海外取材では常に3〜4本のズームレンズを持っていきます。いつか35mmか50mmの単焦点レンズ1本だけで旅をしてみたいです。

2017年11月 7日 (火)

講演の準備

東京の仕事場にこもって週末の講演の準備をしています。
実は講演は準備が大変なのです。最低でも3日は掛かります。
Mac miniの調子が悪く、イライラしながら仕事をしています。スリープの状態で放置しておくと、電源が落ちてしまいます。うんともすんとも言わなくなり、ONにするには一度ACケーブルを抜かないといけない。
おそらく内蔵ボタン電池がなくなっているのでしょう。分解し自分で交換するのは大変なので、秋葉原の専門店に持っていくつもりです。その時間がなかなか取れません。
清里ギャラリー、次回のOPENは12月9日〜10日を予定していますが、清里はかなり寒くなり、車もスタッドレスタイヤでないと厳しいので、もしかしたら中止にするかもしれません。
すべての写真額を東京に持ってきて、どこかで展示販売することも同時に検討しています。
決まり次第、このブログでお伝えいたします。

2017年11月 6日 (月)

清里に立ち寄る

午前中、清里に立ち寄りました。
荷物を置いたり、引き上げたり。ちょうど中間に位置する清里は、意外と便利です。
本格的な冬の季節を前に、清里ギャラリーの今後のことをずっと考えています。
継続するとしたら、固定費の支払いで春までに80万は必要です。
仮に閉店するとしたら、揃えた本棚やテーブルなどの什器を処分するだけで30万ほど掛かり、引っ越し費用や新しい倉庫の契約費用を含めると、だいたい同じくらいの金額が必要です。
お店をはじめても、6〜7割が1年以内に潰れると言われています。東京でも特に飲食店はそうですよね。そこそこ上手くいくのは、持ち家の1階で店舗を構える人たち。固定費の支払が最小限に抑えられるので、売り上げが乏しくても継続できるのです。
いずれにしても、自分のお店を持つというのはとても楽しいことなので、迷っている方は是非はじめてみてください。
通販サイトを早く作りたいのですが、その時間がありません。冬は、東京のどこかで清里フォトギャラリーの展示即売会をすることも考えていますが、その場所探しや打ち合わせをする時間も取れないでいます。
すべてが動き始めるのは、海外取材が終わってからになりそうです。

2017年11月 5日 (日)

牛の角突きを撮影

早朝、松本から新潟の長岡へ移動。昔は6〜7時間掛かりましたが、今の時代は高速を走れば2時間です。
随分と早く着いたので、セブンイレブンでコーヒーとドーナツ。セブンのドーナツは、とても美味しいのですが、どんどんと規模を縮小し、取り扱い店舗が少なくなっています。失速の原因は、お得感を感じないからだと思います。今の1.5倍くらいの大きさにすればもっとヒットするはず。
時間があったので、昨年錦鯉の撮影でお世話になった松田養鯉場さんにご挨拶。今池上げの時期で忙しいらしく、事務所には一人しかいませんでした。
Img_20171105_125437333_hdr闘牛場へ。11月5日は千秋楽。今年は海外取材とぶつかりなかなか来ることが出来ませんでした。
次のテーマとして「牛の角突き」を検討しています。
300〜400mmの望遠レンズを使い、牛が激しくぶつかり合う迫力あるシーンを狙うのではなく、別の方法(レンズ)で撮影しようと考えています。

長岡で一泊することも考えましたが、高速を走って松本に戻りました。
僕はかなり飛ばす方ですが、今日はおとなしく自動運転モードにしてトラックをフォローしました。アイサイトの自動運転は結構優秀で、燃費はリッター16キロくらいまで跳ね上がります。ただ、道を譲って欲しいと割り込んでくる車に対しては弱いです。認識が遅れるので、相手をムッとさせてしまいます。

2017年11月 4日 (土)

木曽を撮影

まずはガソリンから。
信州にいるときはいつも塩尻の国道沿いにあるエネオスです。ここが126円と最安値。たとえ10円の違いでも、50リッター以上となると、500円は違ってきます。そう、ランチ代が浮くのです。
木曽へ移動しました。雨の中、宿場町をデジカメで撮影します。
連休なのでたくさんの観光客がいると思ったら、ポツポツでした。
観光案内所にペッパー君がいました。外国人観光客に随分と受けていた。
20171104103252その後、山の方に移動し、今年の夏、木曽町を取材したときに教えてもらった滝をと清流にカメラを向けます。ここは誰もいない。静かです。ふと、スロヴェニアで見た森を思い出しました。
4時を過ぎると早くも薄暗くなってきました。中津川のビジネスホテルに一泊することも考えましたが、国道を北上し、松本へ向かいました。

2017年11月 3日 (金)

清里、臨時OPENしました

早朝、清里へ移動。
ギャラリーは11時からOPENしました。
今日も途切れ目なくお客さんが入りました。このギャラリーだけが目的で清里まで足を運んでくれる方がほとんどで、何だか申し訳ない気持ちでいっぱいです。是非どこかを観光されてください。近くにはあの「清泉寮」があります。「萌木の村」にはたくさんのアーティストショップがあり、カレーも有名です。黒井健氏の絵本ハウスも素晴らしいです。
写真額は、とてもよく売れます。ただ売れても、固定費で相殺されてしまいます。これが商売というものなのですね。すべてがはじめてのことばかりなので、何かと勉強になります。
お客さんがゼロとなる冬をどうするか。清里ではこれが一番の問題です。時間がある時に電卓を叩いていますが、なかなか結論が出ません。でも僕の場合、決めたら早いので、ご安心ください。
月15万以上掛かる高速代、ガソリン代に関しては諦めています。どんなに節約しても、国内取材の方もあるので、どうしてもそのくらいはいってしまいます。明日は長野取材で、明後日は新潟取材、その後清里に写真額を取りに戻り、東京へ移動します。たった3日間で4〜5万は使います。
写真額の価格は、東京のギャラリーや百貨店のイベントで買うより、グッとお安く設定しています。皆さんが清里まで来てくれる交通費くらいは浮かせるようにしたい、という思いがあるからです。
でも今日訪れた、東京でレストラン経営をしている社長さんに、「だから吉村さんは商売がダメなんです」と怒られてしまいました(笑) 最も経営者に向かないタイプの人間だとか。
まあでも、僕の場合、商売に関してはどうでもよく、ただ夢を叶えていきたいだけなのです。外国でよくあるような個人ギャラリーを持つというのは、20代の頃からあたためつづけてきた夢でした。
個人美術館を持つことは100%無理なので、こちらの方は全く興味がありません。
いずれにしても、清里フォトギャラリーは、頑張れるところまで頑張ってみます。
お店って、お金持ちの人しか持てませんが、普通の人でもやる気になればお店が持てることを証明したいよね、と友達になったお隣の「森の日曜日」のオーナーとよく話をしています。森の日曜日さん、ここで15年くらいお店を続けているんですよ。凄いですね〜
夕方、長野県へ移動します。塩尻で打ち合わせ。

2017年11月 2日 (木)

お知らせ02

「日本で最も美しい村」フォトコンテスト2017年の審査結果が発表になりました。今年も数多くの力作が寄せられ、審査はとても大変で、かなりの時間が掛かりました。
http://beautifulvillagesofjapan.tokyocameraclub.com/photocontest2017/results.html

塩尻市立図書館で、「プリンスエドワード島」のミニ写真展がはじまりました。
https://www.library-shiojiri.jp/event/662.html

11月3日(土)AM11:00〜PM4:00、「清里フォトギャラリー」はOPENしています。吉村は2階の倉庫やバックヤードで作業をしたり、町に行ったりとしょっちゅう留守にしていますが鍵は開けておきます。

2017年11月 1日 (水)

青山にて

青山でランチミーティング。
カナダの話になったとき、「吉村さんの本の中で『こわれない風景』が特に好きですよ」と言われてしまいました。
前も書きましたが、この本は絶版で、どこにもありません。
しかし先日、光文社さんから版権を吉村事務所に移行する手続きを行いました。いつか時間の取れそうなときに、事務所のスタッフに協力してもらい、どこかの出版社から復刻版を出すつもりです。もうしばらくお待ちください。
同じく光文社さんの『緑の島に吹く風』も絶版ですが、こちらの方は復刻版を作らないと思います。吉村が20代の頃に書いた文章を読みたいという人はいないと思います(笑)

ミーティングが終わって駅に向かっているとき、「そういえば内田さんの個展、明日からだったな」とふと思い出し、内田さんの携帯に電話したら、ちょうど立ち上げでギャラリーに入ったところでした。
ギャラリーに行き、3年ぶりに内田さんとお会いします。30分ほど立ち話。僕の方は、「清里ギャラリーをはじめてみたものの、何かと大変です、、、」という話ばかりになってしまいました(笑)
内田新哉氏の個展、明日から8日までです。お時間がありましたらお立ち寄りください。
http://uchida-shinya.net/

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