« 2017年11月 | トップページ | 2018年1月 »
気がついたら年末です。
2017年は、今まで生きてきた中で、もっとも早く1年が過ぎ去った気がします。
3月に東京で写真展「MORNING LIGHT」を、12月に写真展「錦鯉×発電所」を開催しました。「MORNING LIGHT」は、北海道、大阪を巡回しました。
来年は、写真展の開催と写真集の出版はほどほどにし、撮影中心の年にしようと考えています。
スペインやスロヴェニアも引き続き追い掛けますが、第二の故郷カナダもテーマにします。まずは西側から旅をはじめ、秋にはプリンス・エドワード島にも行きます。
スマホは機種変更しました。取材先からスナップ写真をTwitterとInstagramに次々とアップします。
2018年もよろしくお願いいたします。
写真展、最終日です。
今日は気合いを入れ過ぎて、15分前に銀座に到着してしまいました。交差点を歩き、記録用にビルの外観を撮影します。
エレベーターで乗り合わせた4人の外国人に、6階で写真展をやっているので後で来てください、と声を掛けました。「おお、それは素晴らしいね、必ず行くよ」と言われました。
11時、いつも通り写真展がはじまります。
最終日だからと言ってお客さんは増えたりはしません。いつも通り15分に1〜3人くらい。会場の前に立ち、呼び込みをはじめます。前を通る人ほぼ全員を入れるので、時々会場内は7〜10人に膨れあがりました。
人の流れは、潮の満ち引きに似ています。3時頃と4時半頃は見事に誰もいなくなり、会場内は閑古鳥が鳴いていました。
予想はしていましたが、今日も仕事関係者はほとんど来ませんでした。仕事納めの28日なので、こればかりは仕方ないですね。
嬉しかったのは、「Twitterを見て来た」という方が、20人以上いたことです。2週間で150人以上は訪れていると思います。
フォロワー数の10%、つまり300人に情報が届いているとして、その半分の方が銀座まで足を運んでくれたという事実は、凄いことだと思うのです。
心より感謝いたします。
僕からは何もお礼することが出来ませんが、とにかくこれからも精力的に旅をし、まだ知らぬ海外や日本の姿を発表していきます。
TwitterやInstagramは、これからも精力的に使い続けます。
ブログも、今まで通り長めの文章をアップするスタイルを継続していきます。今流行の1〜2行空けるスケスケ文章にはしません。アレはやっぱりダメです。別にアクセス数が減ってもいいのです。
今回の写真展で一つ残念だったことがあります。
呼び込みによって、1000人以上の外国人に写真を観てもらいました。皆さんから、「素晴らしい」「ありがとう」と言われ、最後に感謝の握手を求められました。
ただ、写真集を買ってくれた外国人は一人もいませんでした。
物を売るためには、「この写真集、どうですか?」「是非買ってください」と、呼び込みとは別の声掛けをした方がいいのです。海外では、自分の思っていることや希望を「言葉」でしっかりと相手に伝えることが何より大切。積極的なセールスは、決して失礼にあたらないのです。買う人は買うし、買わない人はNOと言ってくる。
今回、会場の外で呼び込みばかりやっていたので、本の販売に力を注ぐことができませんでした。
夕方5時を過ぎると、呼び込みにも力が入りました。外国人の団体さんを全部入れた。
個展とは、表現者のすべてをさらけ出す行為だと思っています。個々の作品に想いを凝縮している。お金も相当投資している。当然、誰も入らないより、一人でも多くの人が入った方がいいのです。だから必死になる。アーティストはみんなそうです。
残り1時間を切っても、呼び込みを継続しました。誰かと喋っているときも、向こうから人がやって来ると、話を中断してどんどん入れた。
蛍の光が流れ、19時ぴったりに前の扉が閉まりました。
すぐに業者さんが入り、写真額の撤収作業を行います。30分程で元通りの白壁になりました。業者さんは、明日から始まる写真展の準備に取り掛かります。
今回お世話になったラボ、イーストウエストのMさんが、ハイエースを出してくれ、都内で借りている倉庫に写真額を運び入れました。
今日も11時から写真展会場に入ります。やはり残り2日となると、気合いが入る。
10時半頃まで外国人観光客が数名訪れました。
その後プツリとお客さんが途切れ、14時頃まで暇で暇で仕方ありませんでした。
呼び込みによって、前を通る日本人、外国人を次々と入れ、作品を観てもらいます。皆さん、とても喜んでいました。記念に案内状をサッと渡します。
写真雑誌の編集長さんは、皆さん来てくれました。年末年始で、とても忙しい時だと思います。であるにも関わらず、吉村なんかの個展に来てくれる。全く頭の下がる思いです。
この30年で出会い、年賀状のやり取りで繋がっている編集者さんも何人か来てくれました。皆さん、「私の定年までに何か本を一冊形にしましょう」と言ってくれます。何だか嬉しいです。
夕方、そろそろ終わりかな、と帰りの支度をはじめていたら、写真業界の方々、著名な写真家さんが立て続けに訪れました。
これからC社さんの忘年会があるとか。その前に「ソニーの写真展でも行ってみるか」と立ち寄ったみたいです。プラス8名は、C社さんのお陰です(笑)
最初はどうなることやらと思いましたが、後半盛り返したので、入場者数は昨日と同じくらいでした。
これからも1〜2年置きに個展を開催していくつもりです。
次回の告知をどうするか、真剣に悩んでいます。
今回、郵送の案内状は、約30万円分、お送りしました。
でも、案内状によって写真展に来てくれた人は、10%を下回りました。6〜7%くらいです。忙しい年末だった、内容が地味だった、というハンディがありましたが、今回、案内状の告知効果は、予想をはるかに下回りました。
実はブログの方も悩んでいます。
ブログのアクセス数は年々落ちています。ログを見ると、今は1日に250〜350人くらい。
なぜ人々はブログを読まなくなってきたのか。その原因ははっきりしています。吉村の文章がダラダラと長いからです。情報過多の時代、写真家の長い文章なんか読んでられるか、という感じなのでしょう。
ブログのアクセス数を増やすのは簡単です。芸能人がやっているように、あえて1〜2行空けて書く、スカスカの単文にすればいいのです。
写真展、残り2日です!!!
とっても素晴らしい個展なので、皆さん、来てくださいね(^_^)v
今回、人気あるのは、何と! 「松本城と鯉」なんです!! 意外
外国からのお客様は、作品の前で写メ撮っていますよ〜〜〜。皆さんも是非、是非!!
メリークリスマス(*^_^*)
そう、こんな感じで、忙しい人でもスクロール中に即座に読める単文にすれば、アクセス数は飛躍的に伸びるでしょう。
でもこのスタイル、僕自身、どーしても嫌なのです。昔の人間なので、文は文としてしっかり書いて、読ませたい。出版業界の人間として、1〜2行のアキを作ることにも抵抗があります。
加えて、アメブロのサイトの構成やデザインが、イマイチ好きになれません。やっぱり今使っているニフティの方が好きです。
いずれにしても、今回の写真展で、ツイッターの告知効果は確実にある、ということがわかりました。1日に3〜5人、ツイッターで写真展の情報を知ったという人が訪れるのです。これって、凄いことだと思う。
ツイッターやインスタグラムは、スマホから簡単に写真や単文を送れるし、僕自身も好きな世界です。何より、取材先で出会った感動を、即座にネットにアップできるという点が気に入っています。
これからもツイッターとインスタグラムは力を入れていきます。
11時から会場にin。12時の予定でしたが、残り3日となると気合いが入ります。
軽くランチを済ませたあと、会場の前に立ち、呼び込み開始。平日なので前を通る日本人も外国人も少なかったのですが、積極的に声を掛け、写真を見てもらいました。
カナダ、アメリカ、フランス、イタリア、オーストラリア、メキシコ、ベネズエラ、インド、中国、インドネシアと国籍はざまざま。今日は3割が外国人でした。
やはり皆さん、銀座のど真ん中でヘンな日本人に声を掛けられ、喜んでいるようでした。ベネズエラ人、中国人の親子とは結構会話した。
オランダ人のイケメンの青年は、航空会社に勤務しており、限られた24時間、東京見物をしているとか。声を掛けたら、用事を済ませてからわざわざ会場に来て、写真をじっくり見てくれました。
最後、外国人のほぼ全員と握手をします。向こうから求めてくるのです。
もちろん、日本人も訪れます。通常、BlogやTwitterの告知効果は小さいのですが、今回に限っては大きいような気がしています。
「Twitterを見てきた」という人が毎日確実にいるんです! これって、凄いことだと思う。
今日、発電所で働いていた人が訪れました。詳しい話を聞くことができた。
ある方から、ある作家が発電所について書いたエッセイのコピーをもらいました。興味津々で読みました。
「夢見るアンの島」からのファンです、という方がいました。「ローレンシャンの秋」「五島列島」もいた。僕ですら忘れていた写真集のタイトルが出てきたので、感動します。
ソニーイメージングギャラリーでの写真展は初めてです。
ここは歴史が浅いギャラリーということもあり、訪れる人は少ないです。写真業界、出版業界はほとんど来ません。
今回、吉村の仕事関係、友人知人も少ないです。皆さん、年末で忙しいのでしょう。こればかりは仕方ないと思っています。
会場に閑古鳥が鳴いてしまうという悲しい現実、写真展が始まってから3日で理解しました。
ただ僕は、何か危機に直面したら、「だったらどうする」をすぐに考え、行動に移すことができる人間です。
今回は「積極的に呼び込みをし、前を行く人を入れるしかない」と結論が出ました。
呼び込みは楽しいです。皆さん、写真展を見て喜んでくれるので。確実に効果が現れています。
吉村事務所の方に、写真額注文の件、写真集の件、登録住所の変更依頼など、何通かお問い合わせメールをいただいております。
吉村、もしくはスタッフから、1通1通確実にお返事しているのですが、メールがエラーで戻ってしまいます。
docomo、au、SoftBankの携帯アドレスをお使いの方は、デフォルトでは「PCからの送信メールを受け付けない」という設定になっています。それを、「受け付ける」に設定変更してください。
もしくは、パソコンのメールアドレスから改めて送信してください。これが一番確実です。
こちらが携帯メールのアドレスを持っていればいいのですが、吉村も、スタッフも、事務所も、携帯メールのアドレスを持っていません。よって、すべてPCのメールアドレスからお返事をお送りする形になっております。
よろしくお願いいたします。
午前中、池袋のジュンク堂さんに立ち寄り、ご挨拶。
作品額は何点か売れていました。意外な作品が売れ、意外な作品が残っていました。全体の傾向として、小さな額が売れるようです。
銀座の写真展が終わってから制作し、補充します。補充する写真額は、ブログで写真をアップします。
丸ノ内線に乗って銀座へ移動。12時ちょっと過ぎに写真展会場に入りました。
控え室で軽くランチを済ませた後、いつも通りギャラリーの前に立ち、呼び込みをはじめます。
懐かしい友達が訪れました。Aさんは5年ぶり、BさんCさんは小学校以来なので40年ぶりです。当時の担任の先生が、生徒を結びつけてくれたのです。先生とは年賀状で繋がっていました。
自分がこのトシになって感じるのは、年賀状の凄さです。たとえ印刷だけの年賀状でも、こうしてたくさんの人と何十年も繋がっているのです。電子メールでは絶対にない世界ですね。
3時頃からお客さんの入りが途絶えました。15分に1人か2人。
必死に呼び込みを行い、外国人を12人か入れます。皆さん、写真との思いがけない出会いを喜んでくれます。会場を出る時、案内状を差し上げました。
5時を過ぎると、ますます会場内は静かになりました。それでも諦めず、必死になって呼び込みを行います。
「写真展を開催しています。是非ご覧ください」と誘い込むと、「写真展? せっかくだから観ていこうかな」と、4〜5人の日本人が入りました。
じっくり作品を観てくれます。会場を出るとき、「とても素晴らしかった。声を掛けてくれてありがとう」と言われました。嬉しかった。
この写真展は、会場内でオリジナルの作品を観ないと、その良さがわかりません。印刷物とはまったく作品の雰囲気が異なるからです。
今回多くの人に、「これって、新製品カメラの広告?」と質問されます。
違います!!! 天下のソニーさんですよ。ソニーイメージングギャラリーは強いポリシーを持った写真ギャラリーであり、アートの発信地です。
「Pond & RIVER」は写真家吉村和敏の「作品展」です。1年も前に厳しい審査を通し、写真家自らがお金を払って作品額を制作し、発表しているのです。
ソニーの担当者さんも、数ヶ月前からきめ細やかな準備をしてくださいました。挨拶パネルやキャプションの完璧なレイアウト、英文作成など、見ればわかると思います。
毎日訪れる人が少ないので、だんだんとブログの文章が投げやりになってきました(笑)
気を取り直して、残り3日間、頑張ります!
11時15分から写真展会場に入ります。
日曜日はお客さんは少なく、14時頃までせっせと呼び込みを行いました。呼び込みをするとすぐに会場内には5〜6人いるようになります。呼び込みをしないと0人。これが世の中の仕組みです。
銀座の街は、歩行者天国ということもあり、人で溢れていました。1〜2階のニッサンもたくさんの人で、3階のカフェは行列、4〜5階のソニーも人でごった返していました。ここ6階のギャラリーはいつも通り牧歌的ですが、それでも隣の免税品店を目指して来る外国人、間違えてエスカレーターに乗って来る日本人もちらほらおり、いつもよりギャラリー前を通過する人が多かった気がします。
14時、10人くらい集まればミニトークをしようと考えていたのですが、3〜5人だったので、やめました。
今日、「ブログを見て来た」「Twitterを見て来た」という人が何人かいました。とても、とても嬉しかったです。ありがとうございました。
今、ブログの読者は1日300〜400人くらいです。写真展などのイベントがはじまると、1日500〜600人くらいに膨れ上がります。
Twitterは、今日現在で2791人のフォロワーがあります。Twitterの効果は5〜10%と言われているので、実際Twitterのつぶやきを読んでいるのは、150〜200人くらいです。
Twitterの効果が現れるのは、10万人のフォロワーから、と言われています。10万人いれば、5千人〜1万人は確実に読むからです。
僕も頑張っているのですが、なかなかフォロワーは増えません。。。
何故フォロワーを増やしたいかというと、海外では、ジャーナリストの評価基準がSNSのフォロワー数になっているからです。
今でも毎日のように海外と撮影許可書やタイアップ依頼の英文メールのやり取りを行っています。その申請書には、Twitter、Instagram、Facebook、YouTube、Google+などSNSのフォロワー数を記載する欄があります。
つまり僕のようなTwitterで2700人しかいないとなると、写真が「趣味レベル」と判断され、撮影許可やタイアップ費用が下りにくいのです。
そう、今の時代、仕事の実績ではなく、フォロワー数なんです。
その点、今の日本の若手写真家は、積極的にSNSを活用し、2万、5万とフォロワー数を増やしています。ユーチューバーと言われる人たちも凄いですね。
僕のようなオジサン、つまり古い写真家は、時代の流れになかなかついていくことが出来ません。でも頑張ります。まだまだ若者には負けられないので(笑)
11時から会場に入ります。
すぐに5〜7人のお客さん。会場内に人がいなくなったら、呼び込みによって7〜9人入れます。そう、このギャラリーは入場者数をコントロールできるのです。これが魅力の一つでもあります。
14時からのギャラリートーク、人が集まるだろうか……と不安でしたが、10分前から15人、20人、30人と膨れあがり、はじまったときは約40人、途中から60〜70人になりました。うしろの方は出入りが激しいので、何人聞いていたか、正確な数はわかりません。
一点一点の写真を解説するのではなく、定位置で喋るスタイルは、この写真展がはじめてです。40分間、錦鯉と発電所のことを好き勝手ペラペラ喋りましたが、こんな感じで本当によかったのかな、、、と多少不安も感じていました。
16時からのギャラリートーク。いつも2回目は人が少ないのですが、今日は30人程集まりました。最後、質問がたくさん出た。
明日日曜日は、訪れる人が少ないと思います。14時頃、もし10〜20人集まればミニトークを行いますが、おそらく2〜3人です。
せっかくの日曜日なので、朝から会場前での呼び込み、頑張ります。日本人、外国人をたくさん入れます。
日増しに、前を通る人に声を掛けるのが楽しくなってきました。
多くの人に、「吉村さんの生き方って、何だか楽しそうで、羨ましいです」と言われます。写真という好きなことを仕事にし、どうにか30年、生きることができました。いや、正確には20年です。写真だけで食べられるようになったのは30才の頃なので。
フリーランスの仕事って、常に綱渡りです。でもいつもどうにかなっていく。
「捨てる神あれば拾う神あり」
実はこれって好きなことわざです。よって、迷っている若者は、どんどん挑戦してみてください。
「清里フォトギャラリー」は、はじめてはみたものの、何かと大変で、今度どうするか、まだ結論が出ていません。
今のところ、頑張って冬を乗り切り、春頃に2階をミニギャラリーにし、まずは1週間くらい営業する、という感じにしようと考えています。
いずれにしても、秋には完全に閉めます。
10年以上お世話になった熊本の阿蘇白水郷美術館。
館長さんは経営から離れ、美術館は村に寄贈。その後、3年ごとの公募の形を取る、という連絡が入りました。
阿蘇白水郷美術館は、吉村の作品を九州で唯一発表できる場所だったので、とてもとても残念です。
アート施設を運営していくことは、どこも大変なんです。アートはお金にならないので。
今日も12時に会場入り。
14時頃まで、驚くほど暇でした。
それでも10分に1〜3人は前を通るので、声を掛けてほぼ全員を写真展に誘っています。皆さん観てくれます。
日本人には、「写真展開催しています」「是非ご覧ください」だけでいいのですが、外国人には「写真展開催しています」「これは私の写真です」「私はフォトグラファーで、私の個展」「とても素晴らしいので、是非観てよ」「写真集も売っています」「これ、買いませんか?」と、出来るだけ多くの情報を提供することが大切。過剰な主張は、決して失礼に当たらないのです。
15時頃、また暇になりました。声を掛けようにも、会場前を通る人がいないのです。
もしかしたら銀座に人がいないのかも……と思い、1階に下りてみると、大通りを埋め尽くさんばかりの人、人、人でした。クリスマス時期なので、いつもの2〜3倍に膨れあがっている感じがします。
なるほど、銀座のユニクロって、ここにあるんですね。写真展に来る外国人で、ユニクロの袋を持っている方が多くいます。どこにあるのか気になっていました。
会場に戻り、写真展会場の雰囲気をスマホで撮影します。
そうそう、今日ある方に、「最近のTwitterやインスタの写真、綺麗ですね」と言われました。鋭い。そう、先週新しいスマホに乗り替えたのです。
スマホに関しては、昔のように拘らなくなりました。最新のスマホより、使い勝手がいいスマホを選んでいます。いつかブログで詳しく書きます。
1日7時間以上立って呼び込みをやっていると、タフな自分もさすがに疲れます。倒れそうなくらいクタクタ。今日は早く寝ます。
明日土曜日は、またトークショーがあります。
14時は30〜40人くらい、16時は5〜20人くらいと予測しています。
日曜日は、またガクンと入場者が落ちると思います。
もし銀座に出る用事がありましたら、是非お立ちよりください。プリント作品、とても美しいです。
1週間経過。残り1週間です。
一階に案内板があります。随分と綺麗だなと思ったら、TVのブラビアを縦で使っていました。さすがソニーさんです。
今日も12時ちょうどに会場in。
すぐに会場の外に立ち、呼び込みをはじめます。
日本人は軽く会釈して通り過ぎていく人もいますが、外国人は全員入ります。
カナダ人のご夫妻が来ました。20代の頃カナダ東部で暮らしたことがあると言ったら、「ほんまか!」と驚いていました。
スキー旅行で訪れたブラジル人の家族、ドバイで仕事をしているビジネスマン、息子の大学選びをしている中国系オーストラリア人、日本の松山で英語の講師をしているアメリカ人、彼は冬休みを利用して東京見物をしていました。「ドイツで鯉が人気と書いてあるけど、何故なの?」と質問してきたドイツ人の女性。逆に「なぜドイツ人は鯉が好きなのか」と質問してみました。
こんな感じで、今日もたくさんの外国人が訪れました。
なぜ外国人が6階まで来るかというと、ギャラリーの横にSONYの免税品店があるからです。でも声を掛けないと、外国人はギャラリーに入りません。スッ〜とギャラリーの前を通り過ぎてしまいます。
ソニーイメージングギャラリーは、新しいギャラリーなので、まだまだ入場者は少ないです。でも外国人の訪れる率は日本で一番高いです。まるで外国で個展を開催しているような気分になる。ソニーさんは、このことでギャラリーをアピールすればいいのにな、と思いました。
もちろん日本人も訪れます。だんだんと、口コミで訪れる人が多くなってきました。
錦鯉の撮影では、広島の小西養鯉場さんにお世話になりました。小西さんからこの個展を教えてもらったという錦鯉ファンの方がいらっしゃいました。
かつて木曽の発電所に部品を納入していたという方もいらっしゃいました。
発電所とダムの撮影では、関西電力さんにお世話になりました。電力会社さん、近年とても静かですが、このような素晴らし「歴史遺産」を持っているのだから、もっともっと積極的にアピールすればいいのにな、と思いました。
先日NHKで、女優さんが東部カナダを旅する旅番組があったみたいですね。あるおじさまが、その番組のことを30分くらい語ってくれました。そう写真展では、テレビ番組のことを語る方が意外と多いのです。
残念ながら、僕はあまりテレビを観ません。観るのは朝7時のNHKのニュースくらいです。
仮に、そのカナダの番組のことを知っていたとしても、まず観ることはないでしょう。なぜなら表現者は、テレビに影響されるのが嫌だから。
新しい企画は、自分自身で見つけています。テレビ番組を観て、「面白そうだからテーマとして追い掛けてみよう」と考えることは、100%ありません。
日本人の多くが誤解していますが、テレビ企画より、出版企画の方がはるかに先をいっているのです。
ただテレビは影響力が絶大なので、何故かテレビの方が偉くなってしまう。
お笑い芸人がセメント工場をルポする、という番組がありました。すると、吉村さんはその番組に影響されてセメント工場を撮ったんですね、という感じになってしまう。
BSで、「イタリアの美しい村」を紹介する番組をやっているようです。吉村さんはその番組に影響されイタリアの美しい村を追い掛けているんですね、という感じになってしまう。
「Youは何しにニッポンへ」という番組で錦鯉を特集したようです。なるほど、吉村さんはその番組を観て錦鯉をテーマにしようと思ったのですね、と、今回も多くの人に言われました。
そう、現実はこんな感じなんです。テレビこそナンバーワン。
僕には出版人としてのプライドがあります。これからも新企画は自分自身で見つけていきます。
個展が始まるとすべての仕事がストップしてしまいます。各メールの返事はしてないし、原稿の締め切りも全部過ぎている……。
今日はさすがにこれではマズイと思ったので、午前中は仕事場にこもり、パソコンに向かいました。
12時から写真展会場に入ります。
しばらくは会場内で仕事を行いましたが、14時くらいからいつも通り入口に立ち、呼び込みをはじめました。
「こんにちは。写真展を開催しています。是非ご覧ください」
と声を掛けると、皆さん吸い込まれるように会場に入ります。「急いでいるので、、、」と断られたのは4〜5人でした。今日も外国人は100%入りました。
時々来る警備員や、清掃の女性にも声を掛けました。もちろん、「仕事中なので、、、」と断られました。この生真面目さ、日本人って感じです。外国だったら、絶対に入り、写真家としばらく世間話をしていく。
都内各地で写真展を行って来ましたが、その度に感心させられるのは、地元で働くOLさんたちの情報源の凄さと確かさです。
たとえば、「美味しく、リーズナブルで、雰囲気のいいランチのレストランは?」と質問すると、すぐに幾つか教えてくれます。どのお店もハズレがありません。
OLさんたちの情報と比べると、ネットの何とかサイトに載っている情報なんて、全然ダメですね。あと、企業で働くおじさんたちの情報も、意外とダメなんです。言う程美味しくないし、高すぎたりします。
日本のOLたちの感性はとにかく凄い。
今日は15時から編集者さんと打ち合わせがあったので、「静かで雰囲気のいい場所は?」と尋ねてみました。そしたら、このビルの9階にある時間貸しのラウンジを教えてくれました。早速行ってみると、確かに雰囲気がよく、人も少なく、リーズナブルで、完璧な空間でした。もちろん一般の人も入れます。
終了後、写真展会場に戻ると、40〜50人のヨーロッパからの団体さんが入ったことを教えられました。残念、記録写真を撮りたかったです。
水曜日はノー残業デーの企業が多く、18時を過ぎてからもポツポツお客さんが入りました。
今日一日で、写真集「錦鯉」が4冊も売れました。ありがとうございます。
写真展がはじまり、1週間が経ちました。外国人は500人以上入りましたが、写真集を買ってくれた外国人はまだ一人もいません。
目標は1冊です。もし1冊売れたら、Twitterですぐ皆さんにお知らせします。
1月12日、13日にジュンク堂さんで行うトークショー、どちらも満席になり、予約を締め切りました。各40名、教室のような感じになるので、僕も椅子に座って語るスタイルにしようと考えています。もうこうなったら、写真集作りの裏話とか全部語ります。ご期待ください。
今日は3階の喫茶店で打ち合わせがあったので、10時に銀座プレイスに到着しました。終了後、11時から写真展会場に入ります。
13時半頃まで普段仕事でお世話になっている方が何人か訪れ、会場内でずっと話をしていました。
ランチ終了後、15時頃から会場の前に立ち、呼び込みをはじめます。
通路を歩く数百人に声を掛けましたが、9割以上の人がギャラリーに入りました。今日も外国人は100%です。
何となくですが、外国の方は、日本人に声を掛けてもらって嬉しいのかもしれません。日本を旅していて、誰かと話が出来ることは滅多にないわけですから。
僕も海外を旅していて、地元の人に声を掛けられると、やはり嬉しいです。時には話が弾み、それがとてもいい旅の思い出になるからです。
そう言えば、中学校の修学旅行は、京都奈良の旅でした。一つの課題で、「外国人観光客に声を掛け、会話をする」というのがありました。
僕らの班は、それがなかなか出来ず、それでもついに清水寺で班長のN君がアメリカ人に声を掛けたのです。謙虚な吉村君もHalloくらいは言えた。修学旅行で思い出に残っているのはこれだけ。このような課題を与えてくれた当時の先生は偉かったなあ〜とつくづく思います。
今日本では、英語を取得するのに、高いお金を払ってNOVAとかの英語学校に通っています。別に学校に行かなくても、今日本を旅している外国人に積極的に声を掛けるだけでいいのかもしれません。誰もが喜んで会話してくれます。「日本を旅したけど、日本人とは一度も会話できなかった。残念だった」という人がたくさんいるんです。
コミュニケーションこそが英語習得の一番の近道だと思います。
まずは池袋のジュンク堂さんへ。
やはりクリスマスの作品が売れていました。年内に一度補充するつもりです。でもまだいい作品がたくさん残っています。
オリジナル額は1点物なので無理ですが、30㎝×30㎝の基本の額(見るとわかります)でよければ、注文も可能です。今日も「BLUE MOMENT」と「PASTORAL」の表紙の写真の注文が数件入っていました。制作します。
丸ノ内線に乗って銀座へ。
写真展会場は閑古鳥が鳴いていました。
すぐにギャラリーの外に立ち、呼び込みをはじめます。すると次々と人が入るようになりました。「写真展を開催しています〜。是非ご覧ください〜」と爽やかな笑顔で案内すると、老若男女、皆さん会場に吸い込まれるように入るのです。今日も日本人は9割、外国人は100%入場しました。
よくよく考えてみれば、1〜2階のニッサンでも、4〜5階のソニーでも、スタッフの方々は積極的にお客さんに声掛けをしています。電気自動車のリーフに興味を示すと、すぐに誰かが寄ってきます。
声掛けは、とても、とても大切なこと。今日も一人一人に声を掛けることによって、100人以上会場に入れることができました。
写真展を見て、外国人はみんな喜んでくれるんです。今日はイスラエル、オーストラリア、オランダ、中国の人と話をしました。
でも皆さん、僕のことをソニーの社員と思っているみたいです。これを撮った写真家本人だと言ったら、びっくりしていました。誰もが握手を求めてきた。
外食しようと7階のフレンチに行ったら、ランチコースは18,000円からでした。おそらくディナーは、ワインなどを注文すると一人4〜5万はいくでしょう。
何だか急に怖くなり、すぐにエスカレーターに乗って下におりました。仮にドアを開けて入ったとしても、このラフな服装では失礼にあたりますね。
で、今日もセブンのおにぎりと肉まんとカロリーメイト。デパ地下とか行きたいのですが、時間がないのです。
夕方、ギャラリー前を通過する人がいなくなったので、早めに写真展会場を後にしました。
山手線に乗って目白へ移動。イタリアンレストランで行われた某出版社の忘年会に参加します。
店内を物色したら、やっぱり吉村の本がありました。そう、美しい村シリーズは、決まってレストランに置かれているのです。この前入った半蔵門のイタリアンにもありました。お店に自分の本があるって、何だか嬉しいです。
12時に写真展会場に入りました。
日曜日ということもあり、お客さんは2〜3人と少なく、昨晩急遽ブログでお知らせした14時からのギャラリートークは行わないことにしました。
そう、ネットでの告知力って、僕に言わせれば、まだまだなんです。おそらく10〜20%くらい。今の若い人たちは、ネットがすべてと考えていますが、決してそんなことはないのです。
やはり、郵送で送る案内状に勝るものはありません。しかし案内状の問題点は、高額な送料が掛かることです。葉書1枚62円になったのはかなり厳しい。吉村事務所は写真展のたびに50〜60万円くらい郵送料を支払っていましたが、今は写真界も出版界も景気が悪いので、せいぜい30万の支払いが限度です。
30万だと登録者全員に送ることは出来ないので、東京の個展だったら「東京」「神奈川」「埼玉」「千葉」で検索し、さらにそこからランダムに1/3選ぶやり方で、案内状を送っています。時々、「私には案内状が届かなかった」とクレームが寄せられますが、こればかりは仕方ありません。
確かに、郵送で送る案内状をやめてしまえば、経費が浮きます。しかしネットだけではまだまだ告知力が弱いため、なかなか案内状を断ち切れずにいるのです。そう、今、迷走しています。
ここソニーイメージングギャラリーは、おそらく場所と雰囲気は日本一です。
ただ、新しいギャラリーなので、ギャラリー巡りを趣味としている写真愛好家や業界人はほとんど立ち寄りません。よって、どのギャラリーよりも、入場者は少ないです。
今日、あまりにもお客さんが来ないので、3時頃から、会場の前で呼び込みを始めました。
「こんにちは。写真展をやっています。どうぞご覧ください」と前を通る人に声を掛けたら。何と7〜8割の人が写真展会場に入り作品を見てくれるようになりました。30分ほど続けたらコツを覚え、9割以上の人が入るようになったのです。
自分には、呼び込みの才能があることを、今日はじめて気づきました。生まれ変わったら渋谷か新宿でスカウトマンになれそうです(笑)
「Hallo! Photo exhibiton, This is my work」と、外国人にもどんどん声を掛けたら、外国人は100%入るようになりました。そして、誰もがじっくりと作品を見てくれます。呼び込み時に心が繋がったのでしょう。会場内で声を掛けると、話が弾みます。今日はドイツやインドの方と錦鯉や写真について話をしました。
皆さん会場を立ち去るとき、「Beautiful work!」と言って、握手をしてくれます。僕は「Thank you very much」と言って見送ります。
ギャラリーでもお店でも、「呼び込み」「声掛け」がいかに大切かを学びました。
月曜日からも精力的に会場前で呼び込みを行います。もしかしたら、このソニーイメージングギャラリーで、何百人という外国人と会話が出来るかもしれない。そう思うとワクワクします。
いずれにしても、写真展の会場で、写真家は会場内のカウンターの椅子に座っているだけではダメ、ということですね。そう、外国のように、自分のやった仕事をどんどんと他人にアピールしていくことが大切なんです。アートの世界は、黙っていたら埋もれてしまいます。
この国際的な銀座という地、ソニーという企業は、アーティストが生きる上で大切なことを気づかせてくれました。
10時半頃銀座に着きましたが、相変わらずたくさんの人でした。特に、日本で一番当たりが出るという有楽町の宝クジ売り場の前は長蛇の列。おそらく購入できるまでに3〜4時間は並ぶのでしょう。
今日も11時ぴったりに写真展会場に入ります。
13時頃まで、訪れる人はポツポツで、会場内はとても静かでした。たまに外国人観光客が立ち寄ります。「あっ、何かやっている」とフラリと入り、写真をさ〜っと流し見するとすぐに出てしまいます。皆さん、写真には全く興味がないみたい。じっくり見た人は一人もいませんでした。
14時からのギャラリートークは大丈夫だろうか……と不安になりましたが、10分前になったらお客さんが集まりはじめ、60〜70人ほどに膨れあがりました。
今日は移動せず、定位置で喋ります。きっかり40分で終わりました。
16時から2回目のギャラリートーク。こちらの方は30〜40人でした。
今日はアルバイトさんを入れました。時給1000円。
清里フォトギャラリー、夏はアルバイトを入れ常にOPENすることも考えたのですが、今日のように人がたくさん来る場所だったら人を雇っても問題ないでしょう。しかしあの森は、観光客が日に一人来るか来ないかです。月10万円の人件費はどう考えても厳しい。やはり時々吉村本人が行ってOPENするスタイルが一番いいのです。
いずれにしても、来年のことは来年考えます。
写真集「錦鯉」は、3700円と高い本なので、販売は苦戦するだろうな、と思ったのですが、意外と売れます。この本、初版は500部。つまり皆さんのお手元にあるのは1/500です。
「Sense of Japan」の頃は、まだ出版業界も元気だったので、1000部刷りました。でも今は、400〜600部くらいが普通なんです。
今日も多くの方に、「いい場所ですね〜」と言われました。「こんな銀座の一等地で個展をやって、吉村さんお金は大丈夫なのか?」と心配してくれる人が何人もいました。
ご安心ください。審査に通れば使用料は無料です。写真額の展示費用で、業者さんから6万円ほど請求書が送られてくるだけです。
ギャラリーの天井は、今流行のスケルトンです。空調ダクトのSFっぽい雰囲気が、「発電所」の作品にぴったり合っています。
明日日曜日は、お昼の12時頃から会場に入ります。
14時頃、もしお客さんが10〜20人ほどいたら、ミニギャラリートークを開催するかもしれません。
夕方は、状況をみつつ、18時前後に会場を後にします。
11時ちょうどに3階エスカレーター前のロープが外され、写真展会場に入ることができました。この「ぴったり11時」というのがいかにも日本らしいですね。
初日ということもあり、会場内には常に2〜8人いるという状態が続きました。
17時からトークショーがはじまります。今日は平日なのでどうかな、と心配していましたが、それでも30人ほど集まりました。
会場内にT字の可動壁があるので、いつものように個々の作品を巡っての解説は難しいです。全体としてのトークと、見える範囲内での作品解説になりました。錦鯉の方はこのスタイルでいけましたが、発電所の方はスペースが狭いので、無理かあったのかもしれません。
明日はお客さんが多いと思います。錦鯉の方で発電所のトークもするかもしれません。トークショーは14時〜と16時〜です。時間は約40分、どちらも同じ内容です。
「場所がいいですね〜」と多くの人に言われます。確かにそうですね。ここは銀座の中心地。おそらく日本で一番出やすい場所です。
そのためか、滅多に写真展に来ない人が来てくれたりもします。吉村さんの個展は富士フォトサロンの「光ふる郷」以来です、という方が3人もいました。
仕事関係の人も多く訪れます。写真や出版業界は銀座や日比谷での打ち合わせ多いので、その足でフラリと立ち寄ってくれるのでしょう。
あと、やはり外国人が多いです。1割、いや2割はいっているかもしれません。皆さんさ〜っと見てすぐに会場を出てしまいますが、中にはじっくり時間を掛けて作品を見てくれる方もいます。英語のキャプションも読んでいます。
初めての光景なので、何だかとても嬉しいです。
すべてが高い銀座なので、問題はお昼です。
でもちゃんとスタッフからコンビニの場所を聞き出しました。セブンは地下に、ファミマは徒歩2分ほどのところにあります。今日はファミマでおにぎりと肉まんを買いました。
お客さんが切れたとき、コーヒーでも飲もうと3階のカフェに行きましたが、一杯750円もしたので、「あっ、また今度にします」と言って注文するのをやめました(笑)
でもこのカフェ、とても雰囲気がいいんです。バリバリとパソコン仕事が出来そう。せっかくなので、いつか入ってみます。
会場の片隅であるものを発見。何とアンケートに答えると、エコバッグをもらえるのです! このエコバッグ、偶然にも写真集が入るサイズです。今日はかなり多くの方が、アンケート用紙に記入していました。そのためか、会場内にある吉村が用意した「感想ノート」には、まだコメントがゼロです(笑)
写真展「錦鯉×RIVER」の展示です。20時から始まりました。
構成案に合わせ、業者さんが手際よく作業をしてくださいます。
事前に机上で考えたレイアウト案があるのですが、僕の場合、現場でかなり写真の並びを変更します。今日も15点ほど、作品を移動しました。
3時間後、素晴らしい会場が完成しました! 思わず自分で感動してしまいます。
どのプリントも美しく引き立っています。一つの会場で二つのテーマをやるという大冒険をしてみましたが、全く違和感ないです。錦鯉と発電所、2人展みたいな感じです(笑)
写真展は明日からです。15日は17時から、16日は14時からと16時からギャラリートークがあります。
是非お立ち寄りください。池袋ジュンク堂さんの方も是非!
※吉村は、明日11時から会場にいます。途中、1時間くらいお昼で外出します。土日もフルでいる予定です。平日は、いたりいなかったりですが、可能な限り毎日会場に行くようにします。ジュンク堂にも時々立ち寄ります。
※会場では、写真集「錦鯉」と写真集「RIVER」のみ販売しています。あとカレンダー「Seasons of Splendor」もあります。
明日は写真展「錦鯉×発電所」の展示です。
今、準備でとても、とても忙しいです。
やることが山積みで、まだ仕事関係先への案内状も発送できずにいます。
今日はブログの更新を休みます。
デジカメウオッチで「清里フォトギャラリー」が取り上げられました。
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1096570.html
今日はジュンク堂さんで展示です。
午前中は仕事場で納品書の作成。当然のことながら正式な書類が必要です。
吉村の弱点は、エクセルが使えないことです。エクセルのファイルを見ただけで、アレルギー症状が出ます。
結局、納品書の書類はWordで作成しました(笑)
午後、ジュンク堂さんへ。まずは検査員の方が、商品一点一点と納品書のリストをチェック。2つの写真額で、吉村の入力ミスが発覚しました。やはり検査は大切です。
2時頃から展示作業を行います。
ピクチャーレールのワイヤーにタンザク式で写真額を取り付けていくスタイルです。全パネルの総重量は200kg以上。耐久性があるのかな、と心配していましたが、全く問題ありませんでした。力が分散されるからですね。
3時間後、無事に展示が終わりました。何と、清里に展示してあった全パネルを展示することが出来ました! 壮観な眺めです。
写真は見慣れているかもしれませんが、額に個性があるので、作品を選ぶのが楽しくなると思います。
清里同様、その場でお持ち帰りできます。(今回、発送はお受けしておりません。申し訳ありません)
明日から、ポツポツ売れていくと思います。1〜2週間後に、空いたスペースに補充します。新規のパネルはこれから制作しますが、何を補充するかは、必ずこのブログで写真をアップします。
夕方、お店の方が、出版社から取り寄せた写真集を棚に並べてくれました。
「えっ、30年間でこんなにたくさんの本を出版したんだ!」って感じ。自分の作品集を一堂に見るのははじめてなので、驚きました。
書店さんは委託販売が可能だから、このように大量に集めることが可能となるのです。でも著者の場合は買い取りになるので、たとえ清里ギャラリーでの販売が目的であっても、この規模で自分の写真集を集めることは100%不可能です。仮に全部買い取ったとしたら、間違いなく自己破産です。
いずれにしても、今までで一番大きなブックフェアです。絶版本はもちろんのこと、普段滅多に見ることの出来ない「五島列島」や「雪の色」などの写真集もあります。明日から1月31日まで開催しています。是非お立ち寄りください!
360°を撮影できるRICOH THETA(リコーシータ)というカメラがあります。
スロヴェニア取材で使ってみたのですが、その時に生み出した作品を、先週発売になったMOOKのグラビアで発表しています。表紙は、スロヴェニアの首都リュブリヤナです。是非ご覧ください。
Amazonはこちら↓
http://amzn.to/2kOfVph
写真額を愛車でジュンク堂さんに運び入れました。
自分が生み出した「作品」なので、業者さんに任せるのではなく、自分自身で慎重に慎重に移動しています。段ボール箱もすべて縦で移動。横にはしません。
今回、1点売れたら、その空いたところに、補充していく形を取ります。状況を見ながら、新規のパネルも次々と制作していきます。実はスペインに旅立つ前に額屋さんに行き、気に入った額を発注してきました。年末年始があるので、今からのオーダーでは制作が間に合わないのです。
夜は新宿歌舞伎町へ。ベルボンさんの忘年会に参加。
12月はたくさんのお誘いがあるのですが、日本では1時間刻みで動いているので、ほぼすべてお断りしています。しかし三脚のメンテナンスでお世話になっているベルボンさんだけは、毎年頑張って時間を生み出すようにしているのです。昨年はフランス取材のため参加できませんでしたが…。
7人だけのこぢんまりとした会というのもいい。うち写真家は吉村を入れて3人。僕はやっぱり大きな会は苦手です。
写真でも絵でもイラストでも、アーティストは個展の会場で決まって仕事関係を招いた有料のオープニングパーティーを開催します。僕は自分で開いたことがありません。人前に立つのが苦手、という理由もあるのですが、自分の写真展にただでさえ忙しい皆さんを呼ぶというのが何だか申し訳ない気がするからです。
今日の忘年会では、製品に関する色々な話を聞くことができました。写真家さんたちとの情報交換も楽しかった。
そうそう、ベルボンさんの山梨工場は、清里ギャラリーの近くにあるのです。偶然です。
ジュンク堂さんで打ち合わせがあったので池袋へ。
トークショー、1月13日(土)の方はあと残り2〜3席で、12日(金)の方は平日の夜なのでまだ10席以上OKでした。
今回、追加のトークショーは厳しいです。トークショー終了後、すぐに海外取材に出掛けるからです。
池袋。懐かしいです。青春時代の街でした。通りを歩いていたら、何だか涙が出てきた。
高校を卒業し、東京に出て来て、板橋区にある小さな印刷会社に就職しました。凸版印刷の下請けの、株式会社りゅう工房、版下を作っていたのです。
正直言って、田舎もんの吉村青年にとって、東京という街は怖かった。よって、週末遊びに行く街は池袋どまり、新宿、渋谷は怖くて行けなかった。
当時、バブルでした。会社の同僚と、ディスコも行きました。もちろんナンパ目的。何人もの女性に声を掛けたけど、失敗しました。そう、こんな吉村にも、青春時代があったのです。
写真でも勉強しようかと思い、夜間専門の現代写真研究所に入学しました。ここは、モノクロのドキュメンタリーです。
最初はまじめに通っていたのですが、3カ月でやめてしまいました。四谷まで行くのが大変という理由もありましたが、集団で何かをする、というのが苦手だったのです。
バイクに目覚め、ヤマハのセローを買い、週末になると埼玉、山梨の林道を走りました。
2年で印刷会社をやめ、住民票も松本に移し、カナダへ旅立ちました。プリンスエドワード島と出会い、約1年暮らした。
そう、プリンスエドワード島のお陰で、写真家になることが出来たのです。断言してもいい。
来年はカナダの年にします。島にも立ち寄ります。
「清里フォトギャラリー」、冬の間は営業することができず何かと大変です……と相談したら、何と、ジュンク堂書店さんが、9Fの壁を貸してくれることになりました。ピクチャーレールでつり下げる方式のため、何点作品を飾れるかわかりませんが、東京でも展示販売が可能となりました。
どうせなら「吉村和敏書店」も作りましょうということになり、今までに出版したほぼすべての写真集を出版社から取り寄せてくれるそうです。
驚くことに、絶版となった「Sense of Japan」「光ふる郷」「林檎の里の物語」「小さな村〜」「CEMENT」「カスタムドクター」もどこからか探し出してくれました。さすが天下のジュンク堂さんです。
これほど規模の大きな書籍の販売イベントは、写真人生30年の中ではじめてのことです。
1月12日、1月13日(どちらも同じ内容です)に、書店の片隅でこぢんまりとしたトークショーを行います。ギャラリーや写真集制作の裏話を語ります。
すでに予約が始まっています。40名×2なので、早めに予約された方がいいと思います。
朝、仕事場にダイキンさんのカレンダーが届きました。素晴らしい仕上がりです。やはり写真は大きくすると迫力がありますね。現地の光や空気を感じます。
10部もいただくことが出来ました。3部ほど永久保存版にしようと考えています。
午後、車のエンジンをスタート。中央道を走って清里へ向かいます。
今回も時差ボケに苦しめられています。年々ひどくなっていく感じがする。昨日は20時に15分ほどうたた寝をしたのがいけなかったのか、それからずっと起きています。
車を走らせると、5〜10分後に激しい睡魔が襲ってきます。歌おうが叫ぼうがコーヒーを飲もうが、その睡魔は消えません。サービズエリアが現れる度に車をとめ、外に出て眠気を飛ばしました。
4時間後、どうにか清里に到着します。
激しい雪が降っていました。フォレスターは、待ってましたとばかりに喜んでいるのがわかります。雪や氷の坂道もグングン登っていく。
雪化粧したギャラリーを見て、やはり12月の営業は無理だったな、と改めて思いました。
東京から持ってきた写真集の在庫やパネルなどの荷物をギャラリー内に移動し、その後、夏に東京から持ってきてバックヤードの段ボール箱に詰め込んでいた不要な物を引き上げました。
今日、ハードオフに売ります。Wi-Fiルーターとか、HDケースとか、液晶モニターとか、使っていないものをすぐに手放すことが好きなのです。
夜、中央道を走って松本へ移動。例の塩尻のエネオスで給油。どこよりも安い134円でした。
夕方、銀座へ。
30分ほど時間が取れたので、各所を回ります。
まずは新しくなった東急プラザに立ち寄ってみます。どのお店も超お洒落で、すごいなあ〜と思いました。
例えば僕に3000万あったとします。この3000万をフルに使って清里ギャラリーを造っても、こうはいきません。そう、店舗デザインは、その道のプロに任せなければダメなのです。プロなら、その3000万を使って、最高の清里ギャラリーを生み出してくるでしょう。
いずれにしても、お店を経営している人は凄いです。自分ではじめてみると、色々なことがわかってきます。
銀座通りを歩きます。
銀座の夜景は美しいという人がいますが、僕はそうは思いません。
この通り、照明のデザインがイマイチなんです。このカクカクした照明、モダン過ぎて風情がありません。何でこんなデザインの照明にしたんだろう…。
銀座は、裏通りの方が断然いいです。照明のデザインも凝っています。
銀座の中心となる銀座4丁目交差点へ。
この和光の反対側、銀座プレイスに写真展会場があります。
1〜2階は、ニッサンのショールーム。GTRも展示してあるので、車好きにはたまらないでしょう。
3階は雰囲気のいい喫茶店です。今回、ここで編集者さんと打ち合わせが出来そうです。
4〜5階は、ソニーのショールームになっています。今日も、今予約が殺到している例のデジカメをさわってみようという人たくさん訪れていました。新型アイボを探しましたが、見つからなかった。いつから展示するのか、ソニーさんに聞いてみます。
6階が写真展会場です。とても素晴らしい会場です。来週からここで個展が出来るというのは、夢のようです。
今、石原さくらさんのネコをテーマにした写真展が開催されていました。
12月15日からはじまる写真展「錦鯉×RIVER」、是非お立ち寄りください!
青山で2件の打ち合わせ。といっても2件目は、先方が吉村の都合に合わせてくれました。
30分の待ち時間があったので、ホンダのショールームで時間を潰します。小さなカフェがあり、200円でコーヒーが飲めるのです。
バイクをじっくり見ました。やはりときめきます。Africa Twinに乗って、世界一周、日本一周をしたいですね。もう一度20代をやり直せるとしたら、間違いなくバイクの旅を選ぶと思う。
Africa Twinのシートに跨がってみました。思った以上に大きかったので、びっくり。足は、つま先しかつきませんでした(笑)
近くに新しいカブが展示してありました。青も黄色も、僕の好きな色です。いつか時間があったら、カブで北海道から沖縄まで旅をしてみたいです。もちろん写真を撮りながら。
僕の愛するバイクは、セローです。やはり日本一周はセローかな。
そう言えば、18才の時、セローではじめて旅をした先が、山梨県清里でした。行きは国道で、帰りは林道を走って秩父の方から戻ってきた。
30年後、清里にギャラリーを造るとは思ってもみなかった。
先月、クレジットカードの有効期限が切れました。新しいカードが届いたので使用に関しては何ら問題ないのですが、先月からエラー表示に苦しめられています。
クレジットカード番号を、20を超えるサイトに登録しています。よって、毎日のように「情報を更新してください」というメールが届くのです。スペイン滞在中、更新作業ばかりを行っていました。
今日は駅の改札を通るとき、スイカのカードでエラーが出ました。クレジットカードからオートチャージが出来なかったようです。
確かにカードは便利ですが、有効期限の更新は実に面倒ですね。
今までの人生で、クレジットカード被害にあったのは1回だけです。予約したホテルが、実は架空のホテルで、偽ホームページからカード番号が盗まれました。
海外にいるとき、ガード会社からすぐに連絡が来ました。勝手に使われたのは15万くらい。カード会社が補償してくれました。
海外に行くとき、カードは最低でも3枚は持っていった方がいいです。いつ何があるかわりません。
「スペインの最も美しい村」の旅です。
今回訪れるのは、アンダルシア地方にある「白い村」。11月はシーズンオフですが、スペイン南部は暖かいので、おそらく大丈夫だろうと勝手に判断し、旅することに決めました。
航空券、まずはANAとルフトハンザで探してもらったのですが、相変わらず高くて手が出せません。ホントここ数年、航空券が高騰しているのです。これでは20代の若者はますます海外へ行かなくなりますね。よって今回もトルコ航空を利用し、まずはイスタンブールへ飛びました。トルコ航空は早めに予約すればかなり良心的なプライスです。今回も往復で13万円ほど。
イスタンブールから5時間のフライトでスペイン南部のマラガへ移動。マラガは巨大な空港です。
レンタカーをピックアップ。レンタカーは日本で予約するのですが、希望通りの車が来ることはまずありえません。小型4ドアで予約しても決まって大型車になる。大型車は予約する人が少ないので、大量に余っているのでしょう。もちろん大型車の運転は好きですが、美しい村の取材はコンパクトでないと厳しいのです。毎日の給油で100ユーロも入れていたら取材費がいくらあっても足りないし、大型車だと村の細い路地に入っていくことができません。
案の定、今回も7人乗りの巨大なバンになっていました。こんなデカイ車は嫌だと言って、小型4ドアに変更してもらいます。小型が残っていたからラッキーでした。繁忙期はありません。
カローラを予約したらカローラが用意されている。これ、日本だけです。他の国はどこもアバウト。90%の以上の確立で、予約したグレードと違う車になる。
300キロほどいっきに高速を走り、まずは最初の村にやって来ました。シーズンオフのため、ホテルは難なく見つかります。
初日からはりきりすぎると後半バテるので、まずはスローペースで撮影を行いました。大好きな夜景の撮影もほどほどにします。
ホテルのチェックアウトはお昼の12時。朝食後、2〜3時間、村内をじっくり巡ることが出来ました。
3日後の夕方、ある村に入りました。まずは歩いてホテル探しを行います。
向こうからポリスがやって来たので、「村にホテルがありますか?」声を掛けてみます。そしたら「今の時期はあそこしか空いてないな、案内してやるよ、車に乗りな」と、パトカーの助手席に座らせてくれました。
ホテルに向かう途中、ちょっと用足ししてくるから待っていてくれ、と車内で10分ほど待たされます。エンジンをONにしたまま、ポリスのスマホとか無線とか車内に置きっぱなし。大丈夫かなと余計な心配をしながらポリスの帰りを待ちました。この大らかさ、カナダやアメリカと一緒です。
で、ポリスから紹介してもらったホテルは、オイオイどう見ても友達の家だろと思うほど簡素なホテルでしたが、今晩の寝床を確保できただけでもよかったです。
ちなみに夕食も、ポリスから紹介してもらった「村で一番美味しい料理を出すレストラン」でタパスを食べました。味は普通だった。
ある村に到着しました。
ホテルはいくつかありましたが、どこも倒産と冬期休業中。
少し手前に小さなホテルがあったのでコンタクト。オーナーと息子は無愛想、実に怪しげなホテルでしたが、今までの経験からこの感じなら大丈夫というのがわかったので、宿泊することに決めました。部屋はまあまあ快適です。シャワーのお湯も奇跡的に出た。ちなみに、日本人はシャワーのお湯が出ないとすぐにホテルに文句を言いますが、安ホテルの場合、お湯が出る出ないは運なのです。それほどたいした問題ではない。インドでは、そこそこのホテルでもお湯が出ませんでした。
問題は今晩の食事です。近くにはバーしかない。息子に尋ねると、8時過ぎであればこのホテルでも食べることができるとのこと。
で、8時に下りていくと、宿の女将さんがいて、料理を作ってくれました。シンプルなチキン料理でしたが、感動するほど美味しかった。この日の晩はぐっすり眠ることができました。
崖の上に教会がある村へ。
この村は、バリバリ観光地でした。目抜き通りには土産物店が連なっています。ミュージアムの前で入ろうかな、と迷っていたら、すぐに受付のおばさんが出て来て、「中はとても素晴らしいわよ。上と下のミュージアムの共通券があるの。6ユーロ。とってもお得、あなた買いなさい」と言いました。誘われるまま入場してしまいます。
呼び込み。やはり商売では大切ですね。僕はこれが出来ないから、清里ギャラリーを上手く経営していくことができないのです。
村の入口には、観光客の顔写真を撮る写真家もいました。僕も知らぬ間に撮られたらしく、村を出るときキーホルダーになっていました。1個5ユーロ。
「これ買うよ」と言ったら、途端に焦りはじめ、「ちょっと待て」と急にキーホルダーの金属部分の加工をはじめました。写真は簡易的に貼り付けているだけでした(笑)
この商売、遠目で少し観察します。ご主人が写真を撮り、奥さんがプリント、加工、販売をしていました。
この路地を通過する人のほぼ全員の写真がキーホルダーになっていましたが、買っていくのは10人に1人いるかいないかです。でも子供たちの写真は、親が100%買っていた。
1日40個売るとして、1ヶ月の売り上げは60万円です。う〜ん、この写真家さん、結構稼いでいるかも。
この商売、吉村が清里駅でやっていたら、結構うけるかも。ギャラリー存続のため、真剣に考えようかな(笑)
スペインは広大な国です。よって、1日1村しか旅が出来ません。毎日300〜400キロの移動を繰り返しています。
利用するのは高速道路です。高速が網の目のように張り巡らされているので、一般道を30分も走れば高速に乗ることが出来ます。
スペインの高速は無料です。大都市の近くは有料ですが、どの区間も5ユーロ以下。結構走ったなというときでも10ユーロはいきません。
仮に日本のように高速が高額だったら、美しい村の取材はスムーズにはいかないでしょう。取材費も10〜20万円は余計に掛かる。
このブログで何度も不満を述べていますが、日本の高速は高すぎです。異常なくらい高い。もっと無料区間、割引区間をつくってもらいたいです。
食事はきちんとレストランで食べるようにしています。なぜならこれも取材になるから。ローカルフードを、と言うとウエイターはすぐに理解してくれ、お勧め料理を出してくれます。他の旅人も伝統料理をオーダーしています。村では地元料理を食べる。これが旅の楽しみなのかもしれません。
スペインは毎日、肉、肉、肉です。これを1週間続けていたら、蕎麦や寿司を食べる夢を見ました。
赤ワインをグラスで注文すると、決まってボトルが1本出て来ます。グラスもボトルも値段は一緒の店が多い。で、いつも1本飲んでしまう。1本2〜3ユーロでも、不思議とハズレがない。どれも美味しいです。
あっという間の2週間でした。
今回、雨は2日間だけ。まずまずの取材成果でした。
最終日はマラガのホテルに一泊。翌朝空港へ移動し、イスタンブール経由で日本に戻りました。
トルコ航空も、映画は100本以上ある。行きと帰りで8本の映画を見ました。
今回よかったかな、と思った映画は、「マリーゴールドホテル 幸せへの第二章」でした。数年前、第一章の方も観ていました。
優れた映画は、何より原作がいい。あと、その土地のことを上手く描いているのです。この映画を観て、インドがますます好きになりました。
写真展の準備、頑張っています。
今回、プリントは、代官山のラボ、イーストウエストさんにお願いしています。銀塩プリント、美しい仕上がりです。
担当者さんがハイエースを出してくれ、倉庫から額を引き上げ、新横浜の工場に運び入れました。ここで、プリント&マットとセッティングを行います。
額の色は4種類。作品とのマッチングを考え、組み合わせを決めていきました。結構時間が掛かった。
イーストウエストさんの工場は巨大です。たくさんの人が忙しそうに働いていた。普段目にしないようなプリント用の大型機械が何台もあったので、興味津々で見学させてもらいました。ビルの屋上にある巨大な写真など、このような工場内で生み出されているのです。
帰りは中目黒駅まで車で送ってもらいました。
目黒通りをはじめて見ましたが、お洒落なインテリアショップや外車ディーラーがたくさんあり、何だか楽しそうでした。ここには色々なアイディアが溢れていそう。いつか折りたたみ自転車で走ってみます。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |