ギャラリーOPENまであと4日
新しくなった「清里フォトギャラリー」は3月31日にOPENします。
それほど費用は掛からずに、移転することができました。什器はすべて流用です。新しい壁を作ったり、電気の配線工事は大変でしたが、前回の物件の敷金の戻りをあてることができました。6ヶ月分と高額だったからです。
店舗の面積は1/3になりました。2人がすれ違うのもやっとのサイズです。でも工夫すれば、前回と同じくらいの作品を展示できることがわかりました。
一番の大きな違いは、ここ「萌木の村」は、たくさんの人が訪れるということです。ツアーバスも毎日のようにやってきます。観光客が作品やポストカードを買ってくれるかもしれない……という淡い期待を込め、人を雇って、通年で開けることにしました。
1年間の実績があるので、何をどのようにすればいいか、というのはだいたいわかります。作品額の制作に関するお金の流れも把握している。
今の品揃え、商品の価格では、利益を出すのは100%不可能です。ただ、商品が動きさえすれば、継続していくことはできます。これは、銀行が見方についている他の企業と同じです。
最大の目標は、個人ギャラリーを持つ、という夢の実現です。ここを拠点に、今まで以上に写真活動に邁進していきたい。「萌木の村」の撮影テーマはてんこ盛りです。写真集5〜6冊はできる。
夏に新聞連載をまとめたフォトエッセイ集を出す予定ですが、9月頃、小さな写真展をここ「萌木の村」で開催しようかな、と思っています。トークショーも行います。実は素晴らしい会場があるのです。
清里は首都圏から行ける日帰りの観光地。清里を訪れる多くの人が「萌木の村」に立ち寄ります。ロックのカレーやオルゴールなどが有名ですが、ポール・スミザー氏が生み出す山野草のガーデンはとてつもなく素晴らしいです。この自然のガーデンを目にすると、何とか公園のガーデンがつまらなくなります。
今年、彼が新たに生み出す水のガーデンは、吉村ギャラリーのすぐ横です。ただ花の見頃は3年後らしいです。プロフェッショナルは焦らないのです。
3年後、吉村ギャラリーはないかも……(笑)。
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