OPEN 3日目
清里に宿泊すると、5時間はぐっすり眠ることができます。
今日は6時起床、宿をチェックアウトし、8時半にギャラリーに入りました。
結構どのお店も、この時間から開店準備をしています。今月OPENする隣のオルゴール制作体験工房のN氏も、内装工事を行っていました。
何とN氏は僕のカナダの友人の友達でした。世間は狭いですね〜という話でもりあがります。
アルバイトのO君が到着します。写真が好きな大学生のO君。吉村初のアシスタントということになりますね。今後、撮影にも連れていきます。
そうそう、箱ですが、昨日ある方から作り方を教わりました。早速トライしてみたら、簡単にできました。ベロの部分を谷折りにし、最後に挟み込めばよかったのです。まずは吉村が1つ作り、残りはO君に任せました。あっという間に5セット完成します。
ギャラリー、10時に開店しましたが、平日ということもあり、お客さんは訪れません。
観光バスは次々と着き、中国からの団体さんは「萌木の村」に入って行きます。ただ吉村ギャラリーには、まだ看板がないので、誰も気づかず素通りです。
看板は今作っています。これだけでも、すごくお金が掛かるので、何かと大変なんです。
今日はあまりに暇なので、O君が「店番だけで大丈夫でしょうか……」と心配してくれましたが、今はまだ何も仕事がないんです。今後、住所のデータ入力とか、写真展の案内状シール貼りとか、ネット通販とか任せていこうと思います。
今日はお客さんゼロがずっと続いたので、13時頃、O君に任せて、吉村は清里を後にしました。
おそらく今週はお客さんゼロが続くでしょう。週末は少しお客さんが入ると思いますが、来週は再びゼロになると思う。ギャラリー経営は甘くありません。
写真家の個人ギャラリーなんて「100%失敗する」と多くの人に言われ続けています。何人かうまくやっている人がいますが、皆さんパトロンや企業スポンサーがついているのです。そう、アーティストに必要なのはパトロンです。これは昔からそう。
個人ギャラリーを持つというのは長年の夢でした。夢は待っていても絶対に来ません。
夢を実現させるには、思い切って行動するしかない。でもいざ行動してみると、やはり何かと大変なので、もう夢なんかどうでもいいや……と思うようになるから不思議ですね(笑)
まあでも、今年は頑張ってみます。今、頭の中にギャラリー存続のための、プランA、プランB、プランCがあるのです。
上信越道、関越道を走り、額屋さんへ。
洒落たデザインの額を15点ほど買い付けました。シェフの食材探しと同じです。
その後、担当者さんに、プランAの相談をした。
夜、東北道を走り、東京に戻りました。仕事が山積みです。
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