厳しい状況でも、作品をどんどんと生み出していく
今日も「お客さんはゼロでした」という報告がアルバイトさんから入りました。
もちろん厳しくなることは最初から予測していました。
昨年も、平日で開けていたときはゼロが続きました。東京や地方で開催する吉村の個展だって、ゼロの日があったりします。
ゼロが続くとすぐに臨時休業したくなりますが、テナントは常に開けなければいけないという契約がるのです。これは八ヶ岳リゾートアウトレット、星野リゾートリゾナーレも同じです。
毎月の固定費の支払が大変ですが、頑張って営業を続けます。数ヶ月で潰れれば、それはそれでいいのです。
いずれにしても、もっとたくさんの魅力的な作品を増やさなければ……と強く感じています。写真家に出来るのはただそれだけです。たとえ厳しい状況でも、作品をどんどん作っていく。
今、メインとして展示販売している1万円のオリジナルプリント写真額は、どんなに頑張っても、これ以上価格を下げることは出来ません。量販店やホームセンターで売っているような大量生産の額とマットを使えばあと2000円くらい下げることが出来ますが、プロとして作品の質を下げることだけはしたくないのです。
新しい作品のラインナップを作ります。キャビネサイズでプリントした写真をオリジナルマット(サイン入り)に入れ、その状態でクリスタルパックに入れて販売します。(1点、3000円くらいにします)
実は海外のギャラリーでは、このようなスタイルが主流です。
額は別売りで用意します。ポストカード額と同じ4色です。もちろん皆さんが作品を額屋さんに持っていって、オリジナルの額を作られてもいいでしょう。
まずは40点作りました。今後、風景、人物、モノクロ、拘り作品と、様々なジャンルから作品を選び、100点、200点、500点、1000点……と、ギャラリー内に常にストックするようにします。
写真はキャビネサイズと小さいけれど、厚めのオフホワイトのブックマットに入っているので、作品自体はとても素晴らしいです。
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