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2018年4月10日 (火)

静かな清里

Img_20180410_160515清里フォトギャラリーは、連日ゼロが続いているので、今日はアルバイトさんをお休みにし、吉村が店番をすることにしました。
店内でパソコン仕事をし、午後は近くのショップの店主さんとよもやま話をして過ごします。
3時頃、二人のお客さんが訪れました。嬉しかったです。
東京でも、人が入らないギャラリーは山程あります。だから焦ってはいません。
ただアルバイトさんは、6時間ずっと暇しているので、何か仕事を与えなければいけないな、と真剣に考えています。Macをもう一台買おうかな。

夢は、叶えるまでが楽しいのです。ギャラリー&ショップをつくるという夢を叶えてしまうと、途端に現実に引き戻されます。
これから先の事を考えると怖くて仕方ないのですが、まあ人生、なるようにしかならないでしょう。

今から30年前、バブルの頃が懐かしいです。
カナダで生活している時、お金が底をつきました。ある出版社に電話したら、すぐに40万送金してくれた。「フィルム代で落としておくから、活動費として自由に使っていいよ」という感じで。
ある広告の仕事でトロントを取材した時、「吉村さん頑張ってくれたからギャラは0を一つ多くしておいたよ」と、びっくりするくらい大きなお金が振り込まれた。
いい時代でした。
もしかしたら、バブルの頃のアバウトな感じを知っているから、今、思い切った行動ができるのかもしれません。
今の若い人たちは、最初から考え過ぎてしまうのです。維持費が大変だから、という理由で、車を買わなくなってきている。僕らが若い頃は、維持費なんてことは一切考えなかった。ボーナスが入ったらそれを頭金にして車かバイクを買う、ただそれだけです。
若者は、もっとハチャメチャになって、色々なことに挑戦した方がいいと思います。

そんなことをぼんやり考えながら、車を運転して東京に戻りました。

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