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2018年7月

2018年7月31日 (火)

フォトエッセイの印刷

Djzvhh6wwampovo今日からフォトエッセイ集の印刷です。
朝、神楽坂の印刷会社さんへ。
30分おきに仕上がる一台一台をチェックしていきました。早いです。小さな本なので一度に24ページ刷れるのです。
色を見ている時、「やっぱり紙の本はいいな」と思いました。デジタルと違って、存在感があるのです。紙の質感、インクの匂い、そのすべてが好きです。
でもこれからの時代、紙の文化を残していくのは大変です。最後の最後まで続けますが、何となく限界があるような気もしてきました。なぜなら、紙の本を作るには手間とコストが掛かるからです。
お昼までにオモテ面が刷り上がりました。明日はウラ面の印刷です。
8月9日に、数部の見本が出るようです。

2018年7月30日 (月)

快晴

Djtnmfw4aau9_7_2塩尻のエネオスで給油した後、高速を走って清里へ。
快晴です。カラットしていて過ごしやすい。本来の清里が戻ってきた感じです。これで涼しくなるでしょう。

今日の萌木の村はとても静かでした。バレエの期間中は人が増えるというわけでもないようです。

DIYして、入口に網戸を取り付けました。かなり難しかった。
網戸を閉めてしまうとお客さんがますます入らなくなるので、半分は開けておこうと思います。半分でも虫の侵入をおさえられます。今は大丈夫ですが、花が満開になる時期、時々ハチが迷い込むのです。

ペンション銀の森の高橋夫妻が訪れました。その後、ご近所のキャロルのオーナーがご近所トークにきます。カナダ人です。

シータを使ってギャラリーの全体像を撮影。
https://theta360.com/s/bVd1G2jZTUnJBGxjZjDimleM8

6時にクローズし、高速を走って東京に戻りました。

2018年7月29日 (日)

清里へ

今日も3時起き、土砂降りの雨の中、高速を走って清里へ。こんな時、4WDでよかったなと思います。巨大な水溜まりを時速100キロ以上で通過する時、FFやFRだったらハンドルを取られます。
6時清里着。朝は過ごしやすいです。Tシャツ一枚では寒いくらい。
まずは荷物を運び入れます。
この一ヶ月で数カ所空きスペースが出来たので、そこに新規の作品を展示していきました。プリンスエドワード島から届いたクラフトなどを並べていたら、あっという間に10時になります。隣のヴェッテル君が「おはよう」と元気に出勤してきた。

Img_20180729_100216清里は晴れると思ったのですが、雨は降ったりやんだり、そして晴れたりの繰り返し。
自分でギャラリーをやってみると、「写真」で人を呼ぶのがいかに難しいかを身にしみて感じます。それほど一般の人は写真に興味がないのです。
ギャラリーに入ってもらうには、努力をしなければダメ。何もしないと、おそらく永遠にゼロ人が続くでしょう。銀座の大通りにお店を構えても、何もしなければ誰も立ち寄らない。それと同じです。
まずはボードの文面を変えてみました。「吉村和敏フォトギャラリー」では多くの人にスルーされるので、メインを「プリンスエドワード島からの贈り物」にしてみた。そしたら次々と一般の人が入るようになりました(笑)。
もちろん写真を観るだけですが、立ち寄ってくれるだけでも嬉しいです。
最も多く出た質問は、「この展示、いつまでやっているんですか?」

今日からフィールドバレエが行われます。萌木の村はもっと混むのかなと思ったら、いつも通りでした。特に16時以降は誰もギャラリーに立ち寄らなかった。
バレエは19時から。皆さんチケットを持っているのでギリギリに来るようです。
フィールドバレエ、とても素晴らしいとのこと。「萌木の村」で働く人は関係者パスをもらえるので自由に観ることが出来ます。せっかくなのでいつか観る時間を作ろうと思います。
指定席はほぼ完売ですが、自由席はまだあるようです。バレエを観るためには清里に一泊しなければなりませんが、興味のある方は是非!

2018年7月28日 (土)

写真額の制作

今日は東京で写真額の制作を行いました。台風と重なったのは偶然です。
まずは都内のラボから仕上がった写真額をピックアップ。全紙サイズのアクリルも完成しました。思わず目を見張ってしまうほど、素晴らしい出来映えです。やはり作品は大きいと迫力がありますね。1点はお客様からの注文でしたが、自分でも1点作りました。ギャラリーに見本として展示し、注文を受け付けます。(明日、インスタで写真をアップします)
その後、仕事場に8時間籠もり、プリント写真と写真額のセッティングを行いました。今回も洒落たデザイン額がたくさん入荷したのです。

29日(日)と30日(月)はギャラリーにいますので、是非お立ち寄りください。
フィールドバレエの期間中は、毎日18時までOPENしています。

2018年7月27日 (金)

珍しく遅刻

電車が遅れ、約束の場所に20分遅刻しました。
遅刻は絶対にしない派です。どんな時でもいつも15〜30分くらい早く着き、近くの喫茶店や書店で時間を潰しています。
でも海外では、遅刻常習犯です。友達との約束や、担当者さんとのミーティーングは、いつも15分〜1時間くらい遅れます。なぜなら写真を撮っているから。
人と会う約束がある時に限って、魅力的な被写体と出会ったり、美しい夕景が出たりするんです。そんな時は、当然、撮る方を優先します。
撮影後、思いっきり車を飛ばせば、30分を15分遅れにできますが、どんな時でも安全運転を心掛けています。
欧米の夏は、夕食の約束が難しいです。太陽が沈むのが21〜22時。誰かと夕食の約束をしてしまうと、夕陽と夜景を諦めなければなりません。

【お知らせ】
清里「萌木の村」は、明日からフィールドバレエがはじまります。しかし明日の公演は中止になったようです。
「清里フォトギャラリー」は18時までOPEN予定ですが、台風が直撃しそうになったら早めにクローズします。
29日(日)、30日(月)は吉村が行って店番をします。18時までOPENしています。

2018年7月26日 (木)

カレンダーの制作を行っています

Djaovgrwwaa9zoa朝、文化堂印刷さんへ。カレンダーの色校を行いました。あと1ヶ月ほどで完成します。
今、「絶景」ブームです。Amazonなどでカレンダーを検索すると、絶景カレンダーが山程出てきます。そのため、僕が作っているような作家性のあるカレンダーは、埋もれてしまっているのが現状です。でも毎年楽しみに待ってくれている人もいるので、これからも作り続けます。

各制作会社が出している「絶景」カレンダー、正直言ってクオリティはあまりよくありません。どっかから無料で使える絶景写真を引っ張ってきて、フォトショップでガンガン補正し、12カ月のカレンダーを形にしています。いわゆる作家性のないものですが、それでも何千、何万と売れるから作るのですね。いわゆる利益優先です。
本でもカレンダーでも、作家性のある作品が埋もれているのが現状ですが、大切なのは、たとえ少部数でも、クオリティの高いものを「作り続けること」だと思っています。

エッセイ集にしても、紙の本に拘り続けます。
今電車内を見渡してみても、紙の本を読んでいる人は誰もいません。みんなスマホを見ています。紙の本は、一部の作家をのぞき全く売れていないのが現状です。だったら紙の本なんて作る意味ないじゃん、とよく色々な人に言われますが、僕自身、紙が好きだから仕方ないのです。だから頑張って作り続けているのです。
まあでも、このような考えを持つのは昭和の人間だからかもしれませんね。時代と、人の心は移り変わっていく。おそらく10年後は、さらに紙媒体が縮小していることでしょう。

2018年7月24日 (火)

プリンスエドワード島から荷物が届く

清里は、夏の観光シーズン真っ只中です。
「萌木の村」は連日たくさんの観光客ですが、吉村フォトギャラリーにはなかなか人が立ち寄ってくれません。特に平日が厳しく、1日2〜3人。アルバイトさんはずっと暇している状態です。
「写真」で人を集めるのがいかに難しいかを身にしみて感じています。
やはりギャラリー存続の意味でも、もっともっと「他の物」を取り揃えていかなければなりません。
最もいいのは手作りパンです。1日3万円は売れるでしょう。でも吉村が毎日パンを焼く、というのは現実問題として不可能です。
プリンスエドワード島の「ペンダント」「鍋つかみ」「コースター」は、ギャラリーに置くとポツポツ売れます。
昨日国際便で、プリンスエドワード島から荷物が届きました。数点商品が追加されます。次回吉村が行く29日からギャラリーに並べます。

●ブルーウインズ、マークさん手作りの裁縫箱(お勧めです)
●ブルーウインズのペンダント&手作り額、コースター
●友人の陶芸家スタンレー氏のミニ花瓶
●プリンスエドワード島の豆皿
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2018年7月23日 (月)

フォトエッセイ集の初校戻し

Dixociwaaa2qog先日、フォトエッセイ集「朝の光とともに、世界を巡る旅がはじまる」の初校が上がったので、今日はその戻しを行ってきました。
新聞連載時、写真はモノクロでしたが、本の方はオールカラーです。72枚の写真&72篇のエッセイです。1800円。
来週印刷で、再来週製本。お盆前には3部の見本ができるはずです。
8月9日〜16日、吉村が清里フォトギャラリーに行くときに販売できればいいのですが、まだ厳しいかもしれません。8月25日頃には、清里フォトギャラリーをはじめ、全国の書店に並びます。Amazonなどのネット書店は9月に入ってからだと思います。
「萌木の村」で行う写真展、トークショーなどのイベントは、秋を予定していますが、まだどうなるかわかりません。担当者さんと、その打ち合わせができないのです。このところずっと1時間刻みのスケジュールで動いています。

今までのフォトフォトエッセイ集です。
1作目「緑の島に吹く風」(「輝く季節への旅」を改題)
2作目「こわれない風景」
3作目「小さな村は、聖なる鐘の音につつまれていた」

2018年7月22日 (日)

東京に戻る

お昼頃に清里に立ち寄り、1時間ほど過ごした後、東京へ向かいました。
今、かなり時間に追われています。

Img_20180721_165851清里、人が集まっているのは、ここ「萌木の村」と「清泉寮」くらいです。
40〜50年前、清里ブームというのがありました。その名残りはまだ至る所に残っています。多くの芸能人がお店を出していた。北野印度会社、懐かしいですね。

高速に乗る前、勝沼のセブンイレブンに立ち寄りました。車から出た瞬間、熱風に包まれます。外気温は40度近くあったのではないでしょうか。
今の時代、カーエアコンがない車って、考えられません。でも昔は、ないのが普通だったのです。40年くらい前、どの車もエアコンはオプションでした。
18歳の時、東京で借りたアパートにもエアコンはなかった。夜になると涼しくなったので、必要性を感じなかったのです。
中央道を走りながら周辺の山々を眺めたら、植物の成長の勢いが凄まじく、まるで熱帯のようでした。日本の気候、確実に変化してきています。

2018年7月21日 (土)

清里へ

時差ボケです。1時に寝たら、2時半に起きてしまいました。仕方ないので3時に東京を出発、中央道を走って清里へ向かいます。
Img_20180721_1545483週間ぶりに訪れる清里フォトギャラリーです。
早朝、清里は涼しくていいな、と喜んでいたら、10時頃から気温がグングン上がりはじめ、お昼頃ついに30度越えます。午後は暑くて暑くて仕方ありませんでした。隣のヴェッテル君も、店内の日陰で涼んでいます。
アマゾンから扇風機が届きましたが、店内のよどんだ空気をかき混ぜているだけでまったく効果なし。

Img_20180721_135527今日、お客さんはとても少なかったのですが、錦鯉の作品額とアルミプリントが売れました。アルミプリントはこれで完売です。あと、台湾からの観光客がポストカードを3枚買ってくれた。
夕方、Googleから、清里フォトギャラリーの場所の変更完了メールが届きました。地図で「吉村和敏」と検索するときちんと出て来ます。
次はしっかりしたギャラリーのホームページを作らないといけません。あまりに時間がなくて、なかなか手をつけられないのです。

4時半にクローズ。松本へ移動します。
御嶽海の優勝、凄いですね。ずっと応援&サポートしていたのが同級生の会社ムラカミ自動車です。地元の人は誰もが知っています。喜んでいるだろうなあ〜と思いながら国道沿いにあるムラカミ自動車の前を通って松本の実家へ移動しました。

↓新しいポストカードが2種、追加になりました。
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2018年7月17日 (火)

簡単なカナダ取材記

今年はカナダをテーマにすることに決め、1月から精力的に足を運んでいます。
3度目となる旅のスタートは西のビクトリアから。
ビクトリアは25年前に一度訪れたことがあります。バンクーバーでレンタカーを借り、フェリーで島へ渡りました。でも旅の詳細は綺麗に忘れている。残っているのは当時撮った写真だけ。
空港でレンタカーを借り、まず向かった先がブッチャートガーデン。事前に取材申請書を提出していましたが、受付まで下りていなかったらしく、高い入場料を支払うことになりました。それでもプレスパスを見せると10%OFFにしてくれた。(事務局からはその日の夜にお詫びのメールが来ました)
今の季節はバラが満開でした。庭園を2周し、200枚ほど撮ります。
ダウンタウンへ移動しました。駐車料金の高さにびっくり。コインでは足りず、クレジットカードで支払いました。
街中のホテルはどこも150〜200ドル。信じられないくらいの高さです。
夕景と夜景を撮影し、空港近くのホテルにチェックインしました。

2日後、飛行機でトロントへ移動します。出発が40分ほど遅れたので、トロントでの乗り継ぎは出来ませんでした。次の便は6時間後。Kindleで小説を購入し、空港内で本を読んで過ごします。その便も2時間遅れ。スーセントマリーに着いたのは深夜2時でした。
翌朝8時出発のアガワキャニオン行きの電車に乗る予定だったので、そのまま寝ないで過ごします。
ビクトリアでも時差ボケで眠れなかったので、3日間寝ていない計算になります。

2日後、飛行機でトロントへ移動し、プリンスエドワードカウンティのワイナリーを取材しました。ここはワインの産地として注目されており、次々と新しいブドウ園&ワイナリーが誕生しています。
取材に行くとテイスティングを勧められますが、飲んでしまうと写真が撮れないので、グッと我慢しました。赤ワインは大好きなので、飲めないというのは辛いですね。
キングストンへ移動します。この街も何度か訪れたことがありますが、本格的な撮影ははじめてです。
今回のテーマはサウザンドアイランド。ガナノクエから出ている遊覧船に乗り、午後はヘリで空撮を行いました。

オタワから飛行機でノバスコシア州ハリファックスへ移動します。この地を訪れるのは7年ぶり。
翌日からペギーズコーブ、チェスター、マホーンベイ、ルーネンバーグを巡り、撮影を行いました。過去に何度も撮影したことのある被写体なのであまりときめきませんでしたが、「2018年の風景」という作品は生み出せたと思います。
どこで夜景を狙おうか迷いましたが、結局ルーネンバーグにしました。
日中あれほど吹いていた風は夕方になるとピタリとやみます。ゴルフ場から望遠レンズで狙いました。

第2の故郷プリンスエドワード島へ移動します。島を訪れるのは3年ぶり。
今回、ノバスコシアからカーフェリーで島に入りました。
シャーロットタウンに到着すると、いつものコインランドリーに立ち寄り、洗濯物を預けました。おばさんが洗い、乾燥、畳みまでやってくれるサービスがあるのです。
いつもの中華でチャーハンを食べましたが、オーナーが変わっていたので、味は自分好みではありませんでした。そう、カナダのお店や宿って、次々とオーナーがチェンジするのです。
洗濯物をピックアップし、シャーロットタウン郊外のホテルにチェックインしました。

翌日から島の撮影をはじめます。ティムホートンのコーヒーを啜りながら、まずはニューグラスゴウ村へ。
プリンスエドワード島の道はすべてわかります。224号線を走っている時、先週もこの島を走っていたような不思議な感覚になりました。
そうそう、シャーロットタウン郊外のほぼすべての交差点が、ヨーロッパのようにロータリー式になりました。信号機がないのでスイスイ走れます。日本も早く真似してもらいたいです。渋滞も事故も減る。何度もブログで書いていますが、交差点に信号機は必要ないのです。

プリンスエドワード島の景観に大きな変化はありませんでした。
ただし、20〜30年前にベストショットを生み出した景観はもう残っていません。樹木が育ち、民家や教会が隠れてしまったからです。
ときめく風景とはなかなか出会わない。何故なら、近年の民家はモダンな2×4建築になっているからです。切妻屋根を持つ民家は確実に少なくなっている。
自分が二十歳で、写真家を目指す青年で、仮に今島に入ったとしたら、はたしてこの島の風景に一目惚れをし、住んでみたいと思っただろうか……。プリンス・エドワード島各地を巡りながら、そんなことばかりを考えていました。
20〜30年前に生み出した作品の価値に気づきます。
風景写真は誰でも撮れるので芸術的価値はない、とよく言われますが、過去の「記録」としてとらえると、その価値は高まっていきます。
これからも当時の作品を積極的にプリントし、作品額を生み出していこうと思います。

太陽が西の空に傾く時間帯になると、風景の色彩が増していきます。大気がクリアなので、遠くの風景がはっきり見える。色も形もストレートに目に飛び込んでくるのです。
写真集を見て、「本当にこんなに色鮮やかななんですか?」と質問してきますが、実際はもっと色鮮やかです。
この色鮮やかな島をベルビアというフィルムで撮ると、それはそれは美しい作品が生み出せました。
今の時代はデジタルです。デジタルは逆にこの美しい色彩を100%表現することは出来ません。かといってフォトショップで彩度を強めると、いかにもデジタルっぽい作品になってしまいます。
どんなに時代が進んでも、色彩表現力はフィルムの方が上ですね。

「赤毛のアン」の家に行ってみます。営業時間を過ぎると、訪れる人は誰もいません。そう、ここは早朝か日暮れ時がお勧めです。
皆さんもご存じの通り、キャベンディッシュ村には以前の素朴さは残っていません。今は超がつくほどの観光地です。今年またアンの家の横に大きな建物を建設していました。おそらくレストランかギフトショップ、もしくは博物館ができるのでしょう。
家の前にポツンとあったリンゴの木は、残念ながら枯れていました。この木がないと、アンの家はなかなか作品になりませんね。
森の方へ移動し、手前に木の枝をぼかして入れる工夫をしながら、何カットか撮影しました。どんな状況でも雰囲気のいい作品を生み出せるのがプロです。

3日後、橋を渡ってニューブランズウイックへ移動しました。
まずはホープウェルロックスへ。
ここも超観光地になっていました。昔は小さな広場に車を停め、スッと岩の前に出ることができたのです。今は巨大な駐車場の先にゲートがあり、そこで10ドルの入場料を払い、2ドルのシャトルに乗って岩まで行きます。森の中を歩くと15分です。
岩は浸食されているだろうと思ったら、昔のままでした。少しホッとした。

ニューブランズウイックはカバーブリッジ(屋根付きの橋)が有名です。
観光局のサイトに「橋マップ」というのがあり、それを参考にすると橋が簡単に見つかります。
Apple CarPlayとAndroid Autoに対応したレンタカーも増えてきました。今年欧米で7台借りていますが、うち4台は入っていた。
スマホとUSBで繋ぐだけでナビも音楽も即使えるようになります。運転しながらNHKのラジオニュースをよく聴きました。

20代の頃、州の中央部にある小さな村でたくさんのベストショットを生み出しました。25年ぶりに訪れてみると、建物がモダンになったせいか、ときめきはありませんでした。2枚撮って終わりです。
フレデリクトン郊外に定宿をしていたモーテルがありました。オーナーの拘りが感じられるとても雰囲気のいい宿で、一泊40ドルと低価格でした。
残念ながらオーナーがかわっており、当時の面影は微塵もありませんでした。今は1泊90ドルです。
掃除はいい加減で、虫(蚊・ハエ・蛾・蜘蛛)もたくさんいました。
もちろん虫に関しては気にしません。これは世界共通です。以前イタリアで蚊が20匹以上いた安宿に泊まったことがあります。アジアの安宿は、ベッドに入ると体が痒くなる虫がたくさんいました。
蚊に関しては、以前、濡れタオルを壁に投げる方法で退治していましたが、今はワンプッシュ蚊取りを一吹きするだけでOKです。ただしクモは退治できません。クモは2〜3回プッシュが必要です。
でもこの殺虫剤、何となく人間にも悪い気がするので、使い過ぎには注意しましょう。

フレデリクトンの空港でレンタカーを返却します。
外国人の事故が多いので、レンタカーの保険は年々高くなっていきます。今回もかなりの金額を払いました。
モントリオール行きの便は1時間半遅れでしたが、奇跡的にモントリオールで乗り継ぎできました。
今年就航したモントリオールー成田直行便は連日満席です。アメリカや南米の各都市に行くハブ空港としても使えます。今まで直行便がなかったのが不思議なくらい。

予定通り日本に戻りました。やはり2週間以上の海外取材は疲れますね。。。(笑)


2018年7月 2日 (月)

カナダを取材中です

カナダを取材中です。
時々、スマホで撮影した写真を、TwitterInstagramにアップします。今回、2日間だけプリンスエドワード島にも立ち寄ります。現地からの写真、ご期待ください。
帰国は7月18日頃の予定です。

「清里フォトギャラリー」はOPENしています。高原の夏、心地いいです。先日、作品額と写真集を補充しました。是非お立ち寄りください。定休日は(木・金)です。

2018年7月 1日 (日)

海外取材の準備

海外取材の準備に追われています。
今の時代はデジカメなので、SDカード、バッテリーなど、何か一つ忘れると撮影ができません。銀塩の頃は単3電池やフィルムなど現地で買うことができましたが、デジタルは大都市の専門店のみです。
旅は、機材だけでなく、衣類も持っていかなければなりません。以前は6日分持っていきましたが、年々少なくなり、今は3日分のみです。現地でせっせと手洗いしています。
洗剤は持っていきません。シャンプーで洗うのが一番いいです。泡切れもいい。旅慣れた人はみんなシャンプーを使っています。
機内預けのスーツケースは23キロまで。いつもぴったりにおさめています。

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