缶バッチ
清里フォトギャラリーには普段仕事でお世話になっている方々も来るのですが、皆さん、「吉村さん、経営は大丈夫か?」と心配してくれます(笑)
先月、編集者のFさんから、「吉村さん、もっと低価格の作品を用意した方がいい。缶バッチはどうですか?」とアドバイスを受けました。動物写真家はみんな缶バッチを作り、写真展の会場などで販売しているそうです。
缶バッチ、確かにいいと思うのですが、風景写真の缶バッチはあまり聞いたことがありません。例えばプリンスエドワード島の灯台で缶バッチを作っても、まず売れないでしょう。
その時ふと、「そうだ、アザラシがある!」と閃きました。
清里フォトギャラリーにはよく家族連れが訪れますが、子供たちはみんなアザラシの写真に「きゃー、かわいい」と心躍らせています。ただ1万円もする写真額は、さすがに4〜6歳の子供たちには買えません。「わたしこれ買うわ」と言ってお小遣いで写真額を買ったらすごいことだと思うのですが、そんなお子さんはまだ一人もいません。
すぐにMacで缶バッチのデザインを作り、ネットでオーダー。ようやく完成し、今日届きました。
全く売れない可能性もあるので、とりあえず作ったのは10個だけです。仮に動くようだったら50個くらいオーダーします。
底は、安全ピン&クリップにしました。一個350円です。